△【Netflix映画:47点】ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー△

製作

2019年アメリカ映画

監督

ダン・ギルロイ
ナイトクローラー

出演

ジェイク・ジレンホール
ナイトクローラー
ブロークバック・マウンテン
・プリズナーズ
・ドニー・ダーコ
レネ・ルッソ
ナイトクローラー
・トーマス・クラウン・アフェアー
・リーサル・ウェポン4
・身代金
トニ・コレット
ヘレディタリー/継承
・リトル・ミス・サンシャイン
・アバウト・ア・ボーイ
・シックス・センス
ジョン・マルコヴィッチ
・マルコヴィッチの穴
・仮面の男
・ザ・シークレット・サービス
・危険な関係

あらすじ

現代のアメリカのロサンゼルスの美術界隈。
芸術家の作品を評論するモーフ(ジェイク・ジレンホール)。
彼の審美眼をたくみにつかい美術品を購入し展示し、販売する美術商のロードラ(レネ・ルッソ)。
ロードラの下で働くジョセフィーナやグレッチェン(トニー・コレット)、ロードラのライバルであり若手美術商のジョン。
彼らは日夜、美術を商売としてどう稼ぐか日々考えているが、お互いを利用し合っている不気味な関係だ。

ある日、ジョセフィーナは自分の住むアパートの住人の老人が死んでいるのを目撃する。
彼の部屋を見ると彼はおぞましいが才能のある絵画をいくつも書いているが、その一部を焼却しようとしていた。
それに目をつけたジョセフィーナは、交際中のモーフに依頼し評論を依頼する。
たちまち美術商界隈で話題になったジョセフィーナの見つけた作品。
だがその亡くなった画家には、辛い過去があり、父親を殺して精神病院に入院し、最近まで工場で働いてたという、訳ありの作品群だった。
また彼の意向では芸術作品を処分してもらいたかったが、ジョセフィーナとロードラは彼の作品を高値で売ろうとする。
たちまち話題になった彼の作品だったが、彼の絵には画材として血が使われていた。

そして彼の作品で利益を得ようとした人々が1人ずつ身の回りで不思議な現象を起こし、命を落としていくのだった。

2019年2月4日自宅Netflix鑑賞 2019年13本目



ダン・ギルロイ最新作がNetflixで限定配信!!

傑作サイコパス映画『ナイトクローラ』同様に監督・脚本にダン・ギルロイ。
出演にジェイク・ジレンホール。
そして助演にレネ・ルッソ。
また『ヘレディタリー/継承』で話題のトニー・コレットや、
『ストレンジャー・シングス』のナタリア・ダイアー。
とかなり豪華な顔ぶれのシニカルなゴシックホラー映画を製作。

ダン・ギルロイと言えば兄のトニー・ギルロイが『ボーン・〜』シリーズの脚本で有名。
ダン自身も脚本家として色々とやっており、父親もまた著名ではないが脚本家として活動していたので、
映画一家のギルロイ次男の最新作なわけですが、
結局のところ、本作は面白くなかったわけです。

シニカルなゴシックホラー

前作『ナイトクローラ』がめちゃめちゃ面白かったので、
本作をとても期待したのですが、
あまりにも普通のホラー映画過ぎてなかなか微妙でした。
呪い?怨念?のようなもので、
美術を金儲けに利用している人々が
超常現象的なことをきっかけに行方不明にあったり、
謎の幽霊?の仕業で死んでしまったり、
芸術作品に何か特殊な力が宿、殺されてしまったりなどなど、
そのざっくりとした呪い的なものにとりとめもなく殺されていく、
キャストたちのホラー映画というか、
そこを突き詰めているわけでもなく、
芸術的価値というお金では計り知れないものを資本主義化してしまうそういう思想が、
嫌だから殺そう程度の中身のない映画だったなぁ。

無駄にジェイク・ジレンホールを出しているのに、
変なバイセクシャルの評論家という、
コメディとも言い切れない立ち回りで、
さらには彼が恋するジョセフィーナが特別美人ってわけでもなく、
性格的にも問題ありでいまいち理解できず
微妙でした。

死に方の構図などは面白いんだけど、
作風があまりにも単調すぎるし古典的過ぎる。
近年のヒットホラーである、その現象との対立での、打開や敗北などなど、
視聴者に対する映画的提案が少なすぎて、
普通に面白くなかったんですよ。
絵画なら絵画で恐怖の絵のビジュアルをもっと突き詰めたホラーモンスター要素があったら嬉しかったけど、
その幽霊的な何かは終始全体像を描かれず、ただただ呪いや怒りに奪われていく愚かな人々の話だったのが、
単調すぎる。

まぁ根本的に美術というもので金稼ぎしたり、物作りに対して批評をするという
そういう2次的なものへの批判のような立ち位置の作品であることはまぁわかるのですが、
それ以外の奥深さが一切なかったのは惜しかったなと思う。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 3/10
・映像のアプローチ 5/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 5/10
・音楽 5/10
・上映時間と個人的趣味 5/10
47点

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