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◎【82点】フリー・ガイ【解説 考察:GTAOにてシンギュラリティ】◎

レゴムービーの二番煎じかと思うじゃない?

製作

2021年アメリカ映画

真っ当なSF人間ドラマで感動した

製作

ライアン・レイノルズ
デッドプール2
デッドプール

監督

ショーン・レヴィ
・インターンシップ
ストレンジャー・シングス 未知の世界
・ナイト ミュージアム
リアル・スティール

キャスト

キャスト一覧
ライアン・レイノルズ
デッドプール2
デッドプール
・[リミット]
・あなたは私の婿になる

ジョー・キーリー
ストレンジャー・シングス 未知の世界
・モリーズ・ゲーム

タイカ・ワイティティ
シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
・ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル
ジョジョ・ラビット
・マイティ・ソー バトルロイヤル

チャニング・テイタム
ホワイトハウス・ダウン
21ジャンプストリート
フォックスキャッチャー
・22ジャンプストリート

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
現代。
フリー・シティの銀行で働く
ガイ(ライアン・レイノルズ)。
彼は毎日同じブルーシャツを着て
同じコーヒーを飲み、
親友の警備員のバディと出勤している。
毎日を楽しく幸せに生きている彼は、
ある日、理想の女性に出会うが、
彼女はすぐにどこかへ消えてしまう。

銀行についた彼は、
多くの人の融資を許可するが、
彼の銀行に銀強盗が現れ言いなりになる。
これはバディと彼にとっては日常だ。

だが翌日彼は、いつもと違うコーヒーを
飲みたくなった。
彼は理想の女性のことが気になりすぎて、
いつものルーティンから抜けようとしてしまう。

そして彼はついに
ルーティンから抜けてしまう、
そして彼は銀行強盗からサングラスを奪う。
サングラスから見た世界は、
これまで彼が見ていた世界とは全く別の
ゲームの世界だった。

フリー・シティは、
オンラインゲームだった。
ガイはオンラインゲームのNPCの
モブキャラだった。
彼は自我に目覚めてしまい
プレイヤーと同等の力を手にしてしまう。
ガイは運営のメンテナンス担当の
キーズ(ジョー・キーリー)とマウサーの
アバターによりプレイヤーのチート行為
と誤認されて攻撃されるが、
ガイは死ぬが生き返ることに成功。
キーズは異変に気付きつつも
マウサーはそれを相手にせず、
会社社長の
アントワン(タイカ・ワイティティ)に
媚を売ろうとする。
会社は2日後に続編の
フリー・シティ2を発売。
だが続編の開発はうまく行っていなかった。

ガイはついに理想の女性モロトフ・ガールに
接触に成功するが、
低レベルのガイを彼女は相手にしない。
レベル100になるまで相手にしないという
ことでガイはレベル100になるために
フリー・シティで善行を働きレベル上げを
行うのだった。

そしてモロトフ・ガールには目的があった
彼女はミリー。
かつて自分で判断し行動するAIを盛り込んだ
ファンタジー系のオープンワールドを
キーズとともに開発したが、
アントワンのゲーム会社に売り込んだところ
開発の途中で売れそうにないということで
プロジェクトは中止になってしまった。
ミリーはそれを恨み会社を去ったが、
キーズは残りアントワンの下で
プログラマーではなく
デバッカーとして働いていた。

そしてフリー・シティには、
二人が開発したシステムが盛り込まれた
技術盗用であるとして
ミリー裁判を起こしており、
その証拠を見つけるために
プレイしていた。

証拠と思われるデータは、
古参プレイヤーが持っているという
情報を手にした彼女は、
そこに侵入しようと考えていた。

レベル100越えしたガイは、
ミリーと合流し、
ついにミリーに認められ、
任務は失敗したが、
ミリーと意気投合するのだった。

現実ではブルーシャツガイことガイが、
何者かと話題になっていた。
そのせいでフリー・シティ2の予約は激減、
アントワンはガイを恨むようになり、
ガイの削除をキーズとマウサーに
命令するのであった。

2021年8月13日IMAX版鑑賞
2021年48本目



ライアン・レイノルズ製作でオープンワールドオンラインゲーのモブキャラが覚醒する映画見た

『デッド・プール』2作で
プロデューサーとして大成功を収めた
ライアン・レイノルズが、
ハリウッド大作緩めヒューマン映画の
成功者で現在では
『ストレンジャー・シングス』等で
Netflixで大成功を収めてる
ショーン・レヴィがタッグを組んだ。

本作はオープンワールド系オンラインゲーム
を題材として、
プレイヤーではなく、
その世界の住人でひたすらに同じ行動を
撮り続けるモブキャラNPC
いやゆるゲームの一部を主役とし、
彼が自我に目覚めてしまったらと
このオンラインゲームに隠された秘密を追う
悲劇に見合った男女のオンラインゲームを
通したアドベンチャー映画だ。

プレイヤーを題材にした映画は
スピルバーグが監督した
『レディ・プレイヤー1』が記憶に新しい。

あれは近未来のディストピアにて
成功を手にするためにオンラインゲームに
傾倒する世界が舞台だったが、
今作はまさに現実社会をモチーフにし、
多数のプレイヤーが参加する
オンラインゲーム。
娯楽にて人がプレイする程度。

GTAO風

というわけでオンラインのオープンワールド。
作品の世界観としては摩天楼を舞台に
日夜犯罪ミッションを繰り広げている様は
『グランド・セフト・オート・オンライン』
を彷彿させる。
製作者であるライアン・レイノルズも
参考にしたと語っていた。

沢山のかっこいい車やら
ヘリコプターやら購入しちゃうのを
車庫で再現されてて
現実ではできない高級車などが
なんだかんだ車庫に揃っちゃう感動を
わかっていると言えばわかっていて良い。

ただフリー・シティの作風としては
GTAよりはGTAをオマージュして作った
『セインツロウ』の方が
やりたい放題で超能力とか使ったり
武器無駄に乱射したりするゲームだから、
近いのが皮肉。

ゲーミングブームの一過性映画かと思いきや総合的に面白くてびっくり

制作背景としては、
eスポーツの発展とか
YouTubeの実況文化など
ゲームがオタクだけのものじゃなく
世界的にも注目される
大衆文化になってきたところも
あるのだろうなぁと思うが、

今作は

SF映画でヒューマン映画だったんです

オンラインゲームでシンギュラリティ

プログラムが自己学習に目覚めるという本作。
その裏側について
意外と練られたシナリオも秀逸だが、
その彼らが自ら意見に交わし合い、
最終的に自己のあり方や
このオンラインゲームの世界に
どう向き合うべきかと討論姿には感動した。
その考え方は結局のところ
現実の人間となんら変わりない、
彼らにとっては
れっきとした現実であり、
このゲームの世界が現実じゃないとか
無意味とかそういう意味ではなく、
全てのことに全て意味や価値はあるという。
同じ日常をプログラミングされた
彼らもまた現実を常に感じ、
それを大事にしている。
私たちに対して
それを映画という作り物中の
さらなる作り物が語るという
なんともメタ構造的に
我々の人生について
どうあって欲しいかを訴える
願いがあるのだ。

そういうしっかりとした
SF映画カタルシスを盛り込んだ
作品なんだなぁと感動した。

予告を見た時は『LEGO® ムービー』の実写版だと思ってたんです。

『LEGO® ムービー』の
モブキャラの彼が選ばれしものだった。
という類似性があり、
彼が世界を変えるという点では
まぁ結局一緒なんですけども
今作は現実とゲームの
相互間交流があり、
本質的な課題は、
現実にあり、
その課題を解決するストーリーラインを
補助するガジェットして
ガイというキャラが重要になってくる。

人間ドラマとして現実パートでも
ちゃんと感動の山があるのだ。

ラブストーリーとして絶妙

本作の感動したところは
ショーン・レヴィの製作の
『ストレンジャー・シングス』の
バットマンことジョー・キーリーこと
キーズともう一人の主人公ミリーの関係。
長年連れ添ったプログラマー同士の男女だが

キーズの気づかれない片思いがある本作。

via GIPHY

ガイが覚醒した理由としては、
彼らの作った自動思考し進化する
ゲームソフトを元にして
フリー・シティ使ったことが原因として
ガイにとってのその発動条件が
ガイの理想の女性に出会うことだった。

それはガイを生み出したキーズが、
かつて何もない根暗オタクの日常を
全く違う日常に変えたミリーへの
愛の告白そのものだったのだ。
ガイの趣向はミリーの趣向で、
二人の愛の結晶だったという。

ポップな大作見に来たらいろんな要素がしっかりしててめっちゃ感動

そしてその恋愛につきましても
本作には絶妙なすれ違いがあるが
最後には。。。

サプライズなメタネタがやばい

さすがライアン・レイノルズ。
『デッド・プール』を
地で行ったんじゃないか?

今作でもあのアウトなメタネタの趣向が発揮。

終盤に一気にぶっ込んできたのには驚き。
前半でロックマンのネタが盛り込まれたが、
まさかMCUとスター・ウォーズを利用すると。

映画としては20世紀フォックスの作品で、
現在はDisneyの傘下。
権利的には確かに可能だと思うが、
まさかこれをサプライズで観れるとは。
『レディプレイヤー1』とは違う面白さ。

そしてその決闘相手の倒し方と
その顛末も意外性があってよかった。
あくまでも今作のガイの在り方に
沿っててよかったなぁと。

タイカ・ワイティティ

なんだかんだ引っ張りだこな
映画製作者タイカ・ワイティティ。

今作では悪役として
金にしか興味のないゲーム会社の社長を演じる。
よくある悪役にはユーモアが溢れている。
でもやることはなかなかに暴力的。

ライアン・レイノルズとは
2011年の『グリーン・ランタン』
で共演済み。

2016年頃からDisney作品に関わり始め、
2017年にはMCU作品を監督し大成功。
2019年にはコメディ路線でありながらも
アカデミー賞を受賞。
そしてスター・ウォーズを起死回生した
『マンダロリアン』の監督メンバーに抜擢。
ジェームズ・ガンや
ジョン・ファブロー等々。
多くの一流映画製作者たちが
こぞってコラボしたい俳優兼製作者として
やっぱり今一番旬なんだろうなぁ。

ポップ過ぎるし今しか楽しめない映画かも

イケイケな音楽がいっぱい流れて
カラフルな映像も多数で、
ほっこりするような展開も多数。
ユーモアも満載で、
意外性なギャグもあり。

でもそれを表現するのは
モブとして無表情に近い
ライアン・レイノルズの狂気を超えた
無のようなやばめな演技が
根底に支えているが、

やっぱりポップなんだなぁと。
金のかかった映像が多数なんだけども
オンラインゲームの
映像表現の仕方は既視感を感じた。

時代を現在にして流行のゲーム実況者等多数出したこともあって、
鮮度が重要な映画だと思う

その辺りスピルバーグは
時代とかを近未来にし
ディストピアにしている分
数年後でも楽しめる映画にしている。

その他のネタ

久しぶりに見たチャニング・テイタム。
今作でも踊りまくっって面白かったし、
役柄がなかなか最低。

2010年代末期までは彼が大活躍してたのに
末期の離婚での調停の関係か
映画の仕事がほぼなかった。

またそのチャニング・テイタムを操る
プレイヤーが『ストレンジャー・シングス』
のビデオ店員からゲームセンターの店員の人。

ライアン・レイノルズらしい
ひどい展開がやばかった。
でも意外と良いやつ。
そういえばYouTuberいっぱい出てたぽい。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 9/10

82点

ゲーム内のアバターのコスチュームとか
めちゃ凝っててすごかったなぁ。

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