○【73点】モダン・タイムス【映画感想:チャップリン可愛凄過ぎだが…】○

製作

1936年アメリカ映画

監督

チャールズ・チャップリン
・ライムライト
・独裁者
・殺人狂時代

出演

チャールズ・チャップリン
・ライムライト
・独裁者
街の灯

あらすじ

1930年代ぐらいのアメリカ。
工場に勤めるチャップリンはベルトコンベアの流れ作業をしている。
利益を高めようとする重役の意向で、ベルトコンベアを利用した流れ作業の生産ラインの速度は一気に上がる。
速すぎる速度についてけなく疲れてしまうチャップリンは、他の流れ作業をする人に迷惑をかけながらも、
必死に業務をこなすが、徐々に精神を病んでいってしまう。

そんな最中、工場に昼飯を自動で食べさせる機械を作る会社の営業がやってくる。
試しにチャップリンが使うことになり、食事をしながら働くことになるが、食事自動機械は暴走をしてしまい、
チャップリンの精神は余計に追い詰められてしまい、
工場で暴走をしてしまう。
後日。
工場は大恐慌の影響で、閉鎖。
無職の浮浪者になったチャップリンは、政府の資本主義政策や人への配慮を欠いた工場の機械化などのデモに巻き込まれてしまい、
挙句に間違って中心人物だと思われ警察に逮捕されてしまうのだった。

獄中でも必死にはたらくチャップリンは事故に巻き込まれながらも、看守たちに協力し脱獄事件を防いだことがきっかけで、
刑務所で好待遇をされる。
浮浪者でいるよりも刑務所にいるほうが豊かな生活を過ごせたチャップリンだったが、
事件のことがきっかけで恩赦をもらい、また社会に戻り浮浪者になってしまう。
再度犯罪を犯し、刑務所に入ろうとするチャップリンは無事に警察に逮捕される。
チャップリンは移送中の車内で1人の少女と出会う。
彼女は貧しい家庭で育ち、父親が亡くなってしまったことをきっかけに、
児童相談所に引き取られることになったのだが、彼女はそれが嫌で家出をし、
腹をすかせて盗みをはたらいたところ警察に捕まってしまったのだ。

移送中の車が横転したことで、脱走する少女。
そんな彼女と意気投合したチャップリンは、
2人で暮らすことを考え、職探しを始めるが。。

2019年3月13日自宅Blu-ray鑑賞 2019年25本目



感想

以前もHuluを使って途中まで見ようとしたが断念した。
今回はBlu-rayを購入しての気合を入れた鑑賞!

チャップリンの映画では『街の灯』に次ぐ高評価の映画である『モダン・タイムス』。
北米の映画データベースサイトのIMDbではトップ高評価映画として、
250位中38位(2019年3月29日現在)という超高評価。

映画としては、スラップスティックコメディ。
チャップリンが毎度おなじみの愉快でドタバタな浮浪者を演じるが、
今作ではかなり風刺が効いた作品になっている。
と言ってもチャップリンの映画は『街の灯』ぐらいしか見たことないので、
それぞれの違いについて論じられるわけでもなく、
今作がドタバタコメディでありながら風刺の効いた社会性の高い映画で、
面白いとしか言えないわけです。

タイトルからして現代という資本主義を描いたわけで、
そこで仕事をするための歯車になってしまった人間、
お金のために働く人間としてのチャップリンと貧困に陥った少女との物語で、
豊かな心が仕事に壊される様をギャグを交え描き、
働かないことで貧しいことに遭遇してしまう悲劇を喜劇として描く、
絶妙な矛盾感が面白い。

珍しくチャップリンが真面目に働いてると思いきや、

via GIPHY

その働く動きがまた愛くるしく可愛らしい、
時折にはとても高い身体能力というか、
持って生まれた表現者としてのセンスを発揮し、
とんでもない高等な曲芸を披露したり、
劇中で歌ったりと、
大いに盛り上げてくれる。

しかしヒロイン演じるポーレット・ゴダードが26歳という年齢のため、
全く少女に見えないという映画の質全体を落としてしまう怒涛のキャスティング。
この時点で彼女はチャップリンの恋人だったようで、
そういった色眼鏡が作品のストーリーを破綻させてしまっていると思えた。

しかしポーレット・ゴダードはとても綺麗な女優さんで、
素晴らしく整った歯並びでスーパー笑顔を披露してくれるが、
チャップリンの作風とミスマッチだと思えた。

シナリオが後半のまとめが全く機能していなくて、
よくわからんオチだった。
しかし最序盤の工場での大掛かりな舞台装置や、
チャップリンの面白体当たり演技。
その演技は最終盤まで続き、
あのレバーを押すときのめちゃめちゃな可愛さは本当に秀逸。

via GIPHY

これで映画監督もやって音楽も担当しているんだから、
本当に天才であり、完璧主義なんだなと思う。

少しチャップリンに興味が持てたわけです。



hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.8/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.4/10

73点

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