◎【84点】ヒックとドラゴン 聖地への冒険【解説 考察 :堂々の完結】◎

製作

2019年アメリカ映画

この物語に
出会えて良かった

監督

ディーン・デュボア
・リロ・アンド・スティッチ
ヒックとドラゴン
・ヒックとドラゴン2

あらすじ

ドラゴンを洗脳し使役するドラゴの襲撃により族長のストイックを失ったバーク島。
ドラゴの襲撃はヒックとトゥースにより退けることに成功し、それから1年の月日が経った。

新たな族長になったヒックは仲間のドラゴンライダーやストイックの親友で恩師で鍛冶屋のゲップに支えられ、
彼らはドラゴンを捕まえる人間を襲い、ドラゴンを保護してはバーク島に持ち帰るドラゴン解放活動を行なっていた。

ドラゴンと人間が共存する楽園となったバーク島だったが、
多過ぎるドラゴンに島の面積が足りなくなっていた。
そしてドラゴンを解放することで、ドラゴンを利用しようとする近隣の島の戦争を行う軍事国家は、
ヒックとたちを疎ましく思っており、
ドラゴンハンターとして有名な毒流使いのグリメルを雇う。
グリメルは過去にトゥースの種族であるナイト・フューリーを絶滅まで追いやった実力者で、
生き残りであるトゥースを殺せることを渇望していた!!
そんなトゥースを殺すために、ちょうど手に入れたナイト・フューリーの亜種でメスで白色のナイト・フューリーを用いて、
ヒックとトゥースを負かせようとする。

数日後のバーク島。
ある日、トゥースは森にて白色のナイト・フューリーと出会う。
先導しようとする白色にトゥースは興奮するが、自力で飛行ができないトゥースは、彼女を満足させることができなかった。
そして彼女のそばにはトゥースを捕らえる罠が仕掛けられていた。
罠の存在をしったヒック。
その夜ヒックとトゥースのもとにグリメルが襲来。
彼はヒックに宣戦布告とトゥースの毒殺を目論む。
しかし待ち構えていたヒックは、仲間たちとともにグリメルを撃退しようとするが、
グリメルが使役する毒竜は毒だけにとどまらず強力な酸と火炎がを吐き出し、
ヒックの家を焼き尽くし、グリメルは去っていく。

凄腕ハンターグリメルの力やその裏にいる軍事国家の存在にドラゴンと島の人々を守ることを考えたヒックは、
島から旅立ち、ドラゴンたちが住んでいる伝説の地への旅立ちを決める!!
しかしその判断を島の人々は不安に思い、
またグリメルは正確にヒックの行き先を予測していた。

2019年12月29日劇場鑑賞 2019年105本目



5年越しの『ヒックとドラゴン』続編で完結編日本公開!!

2014年に公開された『ヒックとドラゴン2』の続編がアメリカから公開後10ヶ月後に日本公開!
前作は日本公開しなかったので、
今作はとりあえず公開してくれて感激。
基本的に空中が舞台の作品は一際映画映えする。
なんだかんだ監督は3作とも『リロ・アンド・スティッチ』の人。
ぶれることなく完結編となる本作を映画版はまとめ切っててすごい。
前作が4年という歳月を経た作品だったのに対して、
今作は前作から1年後の物語と短期間しか経過していないことに驚いた。
前作の母との再会と母の意思であるドラゴンを解放することに存在意義を見いだしたヒックは、
レジスタンスとして島の幼なじみたちドラゴン使いと特殊部隊を結成。
前作で試作品を身につけてたヒックの装備が、仲間全員に浸透し確かな進化を感じさせてくれた。

唐突な展開だったが、堂々の完結を楽しんだ!

ヒックたちの活動が活発化し過ぎて、
大国に目をつけられたのとドラゴンを保護しすぎて、
島が手狭なので、かつてストイックがヒックに聞かせた御伽噺をもとに、
伝説のドラゴンの楽園に旅立つというわけで、
突如増えてきた軍事国家。
ドラゴンを兵器化して、世界征服を目論む強大な連合軍にヒックたちは狙われる。
それと同時に新キャラのトゥースの同族のメスとの出会いで、
もともと多種多様で個性的なドラゴンの数々が魅力的な作品だったが、
今作ではドラゴン同士の恋愛というシリーズファンには至高の展開。

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そしてトゥースが伝説のドラゴンとして、
伝説の地で王と君臨がドラゴンたちの中で渇望される。

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障害のあったトゥースは、ヒックの技巧によりついに独立して高速飛行が可能に、
さらに新たな技を習得などなど、
前作同様のトゥースの進化やそして大きな別れの物語として『ヒックとドラゴン』シリーズの型式を感じながらも
確かに完結へ向かっている。

3度目の大きな喪失

1作目ではトゥースは尾翼を失い、そして最終的にはヒックは片足を失い、
お互いがいなければいけない存在になり2人揃うことで完璧へとなる。
そして2作目では、
母と再会し、父を失い、彼自身が島のリーダーとして成長を促される。
もうドラゴン好きではいられなくなってしまう幼き日々との決別と母と出会ったことで新たな使命を覚える。
そして3作目でも大きな物語のうねりに翻弄される。
自身の行動の責任、そして親友の幸せと自分自身の幸せという、
そして人間とドラゴン二つの種族の幸せ。

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ヒックの気持ちとの決別。
それぞれの幸せに向けた喪失の選択の物語になる。

この決断と喪失をシリーズを通して味わえたこと、
ヒックという頼りない少年が立派な大人として成長し、
親友のドラゴンとずっと最高の関係でいて、
そしてエピローグでの再会、
その全てがある種のシリーズを見納めたご褒美のように蛇足なくひたすらに感動し尽くせたこと
映画ファンとしては幸福だったなと思います。

早く家でもう一回見たいなぁ。

妄想:そして『ゲーム・オブ・スローンズ』へ

この映画のラストで消え去ったドラゴンの生き残り、
そしてヒックたちの子供たちの子孫が後のターガリエン家となり、
ドラゴンの力によって大陸を支配。
という妄想。
無駄にニタニタしてしまう。

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hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8.5/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 9/10

84点

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