◎【85点】ディザスター・アーティスト【カルト映画の誕生を体験】◎

製作

2017年アメリカ映画

監督

ジェームズ・フランコ

出演

ジェームズ・フランコ
127時間
スプリング・ブレイカーズ
・スモーキング・ハイ
スパイダーマン3
デイヴ・フランコ
ネイバーズ
グランド・イリュージョン
21ジャンプストリート
・NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
セス・ローゲン
・ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日
・スーパーバッド 童貞ウォーズ
・スモーキング・ハイ
・無ケーカクの命中男/ノックトアップ
ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー
ジョシュ・ハッチャーソン
ハンガー・ゲーム
キッズ・オールライト
ジャッキー・ウィーヴァー
世界にひとつのプレイブック
・アニマル・キングダム
イノセント・ガーデン
・ハッピーボイス・キラー

あらすじ

実在する映画俳優兼映画監督兼映画製作者の話。
1998年アメリカ、カリフォルニア州のサンフランシスコ。
19歳のグレッグ(デイブ・フランコ)はスタジオの演技の授業でトミー(ジェームズ・フランコ)と出会う。
トミーの迫真の演技に心惹かれたグレッグは、彼と演技について語り合い、トミーの演技にかける熱い思いにさらに心惹かれ、2人は友人となる。
しかしトミーは19歳とはいうものの風貌は初老前のおっさんだった。
トミーはロサンゼルスにアパートを所持しているというので、グレッグはトミーと共にロサンゼルスへ移住し、映画俳優になるべく、
売り込みを始める。

しかし全く売れない2人。トミーはグレッグのアドバイスに従い自ら脚本を書き、映画を製作することを決心。
自主制作ながらも映画の道具を購入。
そしてスタッフも雇い、映画製作を始める。
しかし映画撮影などいままでしたこともないのに主役と監督、そしてプロデューサーを務めることになったトミー。
脚本自体も不可解でお粗末、演技も全くできず、リテイクの繰り返し、更には毎日遅刻してくるは、スタッフとは揉めるはで、最悪の映画製作が続く、
しかし資金だけは尽きぬほどあるトミーにみんなは嫌々ながらも付き合うのだった。

2018年12月23日自宅amazonレンタル鑑賞 2018年125本目



2018年ゴールデングロブ賞主演男優賞受賞作品!!

『シャーロック・ホームズ』のロバート・ダウニーJr.や『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』のレオナルド・ディカプリオ、
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートン、『オデッセイ』のマット・デイモン、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングなど、
名だたる俳優が受賞し(その後アカデミー賞はほぼ取り逃がす)、ドラマ賞の作品賞の陰に隠れがちだが、笑えて楽しめる良作の看板のような主演男優賞。
それを2018年に受賞したのが本作『ディザスター・アーティスト』主演は監督も兼任するジェームズ・フランコ!!

#MeTooにより黙殺された傑作コメディ!!

とゴールデングローブ賞主演男優賞の受賞までは、本作への評価及びジェームズ・フランコへの評価は最高潮だった。
しかし後にジェームズ・フランコが演技指導塾で受講生へのセクハラをはたらいていた容疑がかかってしまい、
2017年当時の風潮により、アカデミー賞には全くノミネートされず、黙殺状態。
その後、ピタッと本作の話題は消え去ってしまった。
公開当時はとても好評されていた2018年を代表する映画になりそうだったのに、一気に地に落ちた結果、なぜか日本でも公開の話もレンタルの話も全く出ないまま、気がつけば、2018年の秋頃に配信でのレンタルが開始。
楽しみにしていたが、ちょっと重い映画なのかもしれないと敬遠していたが、3連休の余暇で鑑賞。とても面白かった!!

伝説のカルト映画『room』の舞台裏を描いた傑作コメディ!!

via GIPHY

主人公に当たるグレッグをジェームズ・フランコの弟のデイヴ・フランコが演じ、主役であり謎多き年齢不詳の金持ち映画製作志望のおっさんのトミーをジェームズ・フランコが演じる。
あらすじは前述に記載したが、まじでぶっ飛んだ話。
どう見てもおっさん(当時50代のようだ)のトミーが19歳のグレッグと意気投合して、ハリウッドに乗り込み、誰も相手にしてくれないならお金あるから映画を取ろうと決めて始まる、素人映画製作。
あまりにも常識がないトミーのダメダメ過ぎるしやりたい放題な映画製作の日々。

そのダメダメさもめちゃめちゃ笑えるのだが、そもそも論のトミーが金がありすぎる故に何事も金が解決できた彼が、純粋そのものの。
かなりおかしな人だが、ベクトルはみんなと同じ方向を向いている。

カルト映画が誕生する瞬間を一緒に体感できる奇跡の映画

結果的に上映会では、当然の結果になるが、彼はあまりにもショックを受けるわけで、その姿は正直泣けてくる。
しかしその後の展開は、このダメダメな映画がダメの向こう側を超えて、
あまりにも滑稽すぎて、製作者の意図は誰も理解できないが、
あまりにもクソすぎて、面白すぎる!
撮影風景を見ていた視聴者である自分も通しで映画としてみると、めちゃめちゃ笑えてくれる。
カルト映画というと自分は『悪魔の毒毒モンスター』を見たことがあるが、
とてつもなく酷くて、だんだん笑えてくるのだが、
それが本作のでもまさにあるのだが、その誕生秘話をちゃんと映画化してるのが、やっぱり映画としてすごいなぁと。
そのカルト化する奇跡の瞬間が見事に映画として成立していて、今作のコンセプトやコメディ映画としての笑いの多さ、
更には、トミーを怪演するジェームズ・フランコの本気ぶり、トミーまじはんぱない。
エンドロール後に登場する本人との会話もびっくり。
あとエンドロール中に実際の『room』のシーンとの見比べがありますが、そこもめっちゃ高い質で再現していて、
本当にやばい映画。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 9/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 9/10

85点

終盤爆笑が止まりませんでした!!

もしかしたら1回目よりもカルト映画が完成したあとに本作を見直した方がめっちゃ笑えるのかもしれないという。

今作以降一気に評判が落ちたジェームズ・フランコ。
監督作2作目は無事公開されたが最低評価。
再起はあるのだろうか?

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