◯【75点】機動戦士ガンダム【解説 考察 :シネマ・コンサート行ってきた】◯

製作

1981年日本映画

シネマ・コンサート
のことちょっと勘違いしてたガノタの感想です。

監督

富野喜幸
・機動戦士Ζガンダム
機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者
ガンダム Gのレコンギスタ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

あらすじ

人類は宇宙に巨大コロニーを建設し、階級に低い人々を率先して宇宙に移民させていた。
宇宙にも地球以上の人口が移り住んでから半世紀以上が過ぎて宇宙世紀79年。
地球から1番遠いコロニーに住む人々は独立国家を作成、彼らは自らをジオン公国と名乗り、
思想家のジオン・ズム・ダイクンの人類は宇宙での生きることによって進化するという提唱を利用し、宇宙に住む人々こそ地球に住む人々より優れており、宇宙と地球という構図での戦争が始まる。

当初物資不足や人口不足が懸念された宇宙側のジオンの敗北が想定されていたが、
ジオン側は人型兵器ザクⅡを開発し、大量配備。
地球の地球連邦軍側は戦闘機と戦艦でのみの編隊。
さらに新たに発見されたミノフスキー粒子によりレーダー群は全て無効化され、
戦争は目視での戦闘が優位化、戦争は原始時代に戻った。
高機動なジオン軍の人型兵器ことMSの縦横無尽な動きにより的確に弱点を突かれ地球連邦軍は敗北。

ジオン軍はさらに地球に味方する人々の住むコロニーを制圧し、地球の地球連邦軍の本拠地に向けて
落下させるが、地球連邦軍の激しい抵抗により軌道がそらされる。
その結果地球の人口の半分が減少、そしてジオン軍の地球侵攻と連邦軍の敗北で早期に決着がつくかに思えたが、ジオン軍の物資不足により戦争は停滞し泥沼化してしまう。

そして戦争が始まり半年が過ぎたある時。

地球近郊のスペースコロニーの中立の立場のサイド7。
この地では地球連邦軍の極秘作戦V作戦が行われていた。
それを察知したジオン公国軍のエースパイロットのシャア・アズナブルが指揮する部隊は、
彼の部下を偵察に送る。
その地で地球連邦軍の新型MSのガンダムを目撃した彼らは出世欲に彼ら独断で攻撃を開始。
この地の民間人を巻き込む中、ガンダムの開発責任者のテム・レイの息子のアムロ・レイは、
以前から父が作るガンダムに興味を持っていた。
避難の途中に逃げ場を失った彼はガンダムに乗り込み、起動させる。
ザクⅡはガンダムを攻撃するが、高性能なガンダムはザクⅡの攻撃を耐えて、
赤子のように破壊する。
そして民間人であるはずのアムロの起点によりザクⅡのコックピットのみを破壊し、
ジオン軍の襲撃は収束。

生き残ったサイド7の民間人はガンダムを受け取り予定だった新造艦ホワイトベースに避難。
しかしホワイトベースの乗組員たちのほとんどはシャアの襲撃により死亡。
操縦士や救護係、オペレーター、そしてパイロットはサイド7に住む生き残った若者たちが一時的に行うことになった。

出航したホワイトベースに対し、シャアは自らの専用機を出撃させ迎え撃つ。
圧倒的な強さに動揺するアムロだったが、ガンダムの性能により襲撃を免れ、
連邦軍の上層部の司令により、ホワイトベースはこのまま地球にある連邦軍の本拠地である
ジャブローに向かうことになった。

シャアの度重なる襲撃を退けて地球にやってきたホワイトベース一行だったが、
シャアの策によりジオン軍の総司令官の末っ子でシャアの友人のガルマ・ザビの部隊が待ち受けていた。

2019年8月17日東京オペラシティ シネマ・コンサート鑑賞 2019年68本目



シネマ・コンサートに初参加


「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の企画の一つとして、
劇場版『機動戦士ガンダム』シネマ・コンサートが開催されると聞いて、
きっとガンダムを彩る楽曲を生オーケストラが演奏してくれると勘違いして、
迷わずSS席を予約したわけです。

しかしこのシネマ・コンサート。
歴史ある映画イベントでして、
映画を流しながらBGMを生オーケストラが演奏するというイベント。
何も知らなかったわけですが、劇場版『機動戦士ガンダム』、つまり1作目を上映し、
音楽は生演奏という特殊な上映。
まぁー『スター・ウォーズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ハリー・ポッター』ではおなじみのイベントなのではないかな?
それがこの度ガンダムでやるというのだから、それはそれでプレミアムなイベントなんだろうな。
しかも東京オペラシティという上流社会なところに貧民オタクが堂々と音楽を鑑賞できるのだから、
映画オタとしてもありがたい機会。

訓練されたガノタなので、会場20分前には会場に着き入場待機、入場後はすぐに物販列にとりあえず並び、コンサートパンフと40周年パンフを購入。
その後は、特別展示「THE MEMORY OF GUNDAM」を閲覧。
まぁこれまで多数のガンダムイベントに参加している訓練されたオタクとしては、
見たことあるようなものも多数見受けられるが、見たことないようなものも多数あったりして、
結構面白かった。
写真OKなのだが、見事に展示物の表面に光が当たって反射してまともに写真が取れなかった。

生富野拝んだ

今回のイベントは本来なら前日の金曜日のみに富野監督がゲストで来る予定だったが、
なんと土曜日も参加していただける。
オープニングでの生富野を初めて拝んだ。
あと何故か市川紗椰さんがオタク代表の美人タレントとして参加。
富野監督の作品はもちろん見ているというハイスペックオタク。
海外在住時に聖戦士ダイバインを見て育った発言に御大将が大感激。
俺の作品は海外でも通用していたのか!とめっちゃ喜んでいた。
しかし生富野、実際に仕事では絶対絡みたくないマイペースイキリおじさんだ。
メンタルはまだ現役発言も納得いくパワフルさ。
司会進行を妨げ、強引に進行させるパワーも発揮。
すごいぞ!!
ちゃっかりGレコのキャップを被ってるのもすごいぞ。
僕らのおかげで東京オペラシティという上流社会での上映ができてマジ感謝とのこと。

本編鑑賞

もう6回ぐらいは見ているのではないか本作。
正直言えば、1作目の劇場版はあまり好きじゃない。
物語としてはプロローグで、ロボットアニメとしての戦闘ものよりも、
人物描写に焦点を置いた作風。
人の所作や目線や、動きなどの細かさや、
極力BGMを減らした静と動を意識した演出など、
冴え渡っているが、
その分静か過ぎて退屈。
冒頭のガンダムの60mmバルカンの威力のインフレや、シャアのヘルメットがおっきくなったり小さくなったりなどの中途半端な質の作画などツッコミどころ満載。
一部の色塗りも中途半端で当時の制作背景の過酷を感じたり感じなかったり。

コアファイターのミサイルだけでジオンの補給基地を壊滅させたりといろいろ無茶苦茶。
しかしシャアのシャワーシーンなどもお色気シーンもあるにはあるが、
まだまだアムロが戦士として覚醒しておらず、PTSDを発症したりと、
生々しい展開が神経質で繊細な作風。
ドラマ面は関係づくりがメインでいまいち足りないなぁと。
ここでの丁寧な描写ひとつひとつがロボットアニメのレベルを一段階高めたのかなと思ってしまう。

秀逸な設定の数々がこの時点で何度見ても感動。
また当時のアニメ業界の洗礼のようにジオン軍士官の服やジオン公国の居城が禍々しいのが、
現代でも違和感なくなってるのがすごい。

エポックメイキングな作品としてガノタとしてもすっごく偉大。
でも自分としては2作目、3作目の方が哀戦士やらめぐりあいやビギニングとかニュータイプ論の盛り上がりとかスピリチュアルで好きなんです。

色褪せてるようで色あせなくてすごい。
でも眠かった!

ガンダム見たいけど演奏も堪能したいがアンバランス

初めてのシネマ・コンサート。
本編はBGMが抜かれて台詞のみに再編集された特別版が上映。
これの弊害で、セリフがオーケストラの演奏でかき消されてしまうわけ。
まぁ何度もガンダム見ているから、そんなセリフきこえなくても、
大体はわかるんだけどね。
それでも集中が途切れてしまうとこもある。

Gジェネ1作目の感動を呼び起こされる

ガンダムの音楽に対してはむしろビームライフルの音という魅力ぐらいしか気づかなかったが、
そんなことよりもガンダムの活躍するテーマの曲では、
PlayStationで発売された『Gジェネレーション』で初めてガンダムでザクを攻撃した際に、
戦闘デモを再生したあの感動を思い出した。
本編よりもゲームでよく耳にする楽曲が、目の前で演奏され、
とても感動的だった。
ただ楽曲こそそんなに多くないんだよなぁ。

エンディングのやしきたかじんさんの砂の十字架がむっちゃ盛っててかっこよかったです。

富野VS福田

本編終了後は富野監督とガンダムSEEDの福田監督と司会者と市川紗椰さんのトークショー。
富野監督はどうやらガンダムSEEDが好きじゃないようで、
そりゃまぁ自分の作ったガンダムを似通った感じで平成用にリメイクして、
平成のスタンダードにして大金を稼いだガンダムですからね。
そりゃあ富野監督の妬みの原因です。
彼のおかげで今でもガンダムが作られるとは言ってるものの、
あまり仲良く話したくないご様子。
当初は参加しない予定だったようで、ガンダムSEEDでの劇中音楽の裏話などを想定していたが、
福田監督の気を使いまくった感じで話が動き、是非ガンダムファンとして2作目も、
そして哀戦士を生オーケストラで拝聴したいと第二弾開催を提案していた。

個人的にはガンダムSEED destinyが駄作過ぎるので福田監督は好きじゃないが、
流石にちょっとかわいそう。
同じアニメーション監督としての楽屋話がすっごく気になったが、
その話題はとても少なめ。

服部隆之さんのプロの音楽家視点でのガンダムが熱かった。

ガンダムの音楽という全く別視点でのガンダムの楽しみ方。
テレビゲームをやっても音楽にフューチャーはしない。
映画音楽もハンスジマーやジョン・ウィリアムズ、マイケル・ジアッチーノは鮮烈で印象が強いが、
それ以外はそこまで詳しくない。

今回のイベントでは実際に数々の楽曲をオーケストラ用に編曲しているなんて見ていて気がつかなった。
そもそものオリジナルでは当時シンセサイザーが全盛期。
電子音の魅力をガンダムという作品に内包していたことに驚く。
その音の再現が現代のシンセサイザーでは難しく、
かなりこだわりを持って再現をしたことを知るのであった。
またガンダムという作品がフランス映画のような音楽を極力減らした構成にしている点については、
服部さんの指摘で初めて気がついた。
確かにオーケストラコンサートなのに全然演奏しなかった。
普通の映画に比べたらかなり音楽が少ないようだ。
それに関しては富野監督は若気の至りと考えている部分もあるらしいが、
やはり才能がある人は当時の流行にも敏感で、アニメーション以外にも
自分の作品として強いこだわりがあったんだなと感激した。
何気なく愛する作品であるガンダムは掘れば掘るほど魅力のあるものなのだなと、
違う魅力に気がつけてガノタとして至福でした。

まぁでもガンダム100周年とかは90歳なので祝えないなと思いました。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

75点

そいえば新宿でガンダムの謎解きゲームもやったし、
家でガンダムのボードゲームもやって今年の夏のお盆休みはガンダム一色でした。
現在RGのνガンダムつくってますが、
いつから骨組みの部分も組み立て式になったんですかね?技術力がすご過ぎる。

パンフレットはサントラからの楽曲抜粋のCDと音響さんと指揮者の方のインタビューのみです。
これで4000円は高かった。
40周年のパンフも10年ごとにガンダムの作品をまとめてあっさり紹介した冊子で残念だった。

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