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【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1【感想】

製作

2011年アメリカ海外ドラマ

出演

ショーン・ビーン
ロード・オブ・ザ・リング
ジュピター

エミリア・クラーク
ターミネーター:新起動/ジェニシス
・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
・世界一キライなあなたに

ジェイソン・モモア
・アクアマン
ジャスティス・リーグ
・コナン・ザ・バーバリアン

レナ・ヘディ
300 〈スリーハンドレッド〉
ジャッジ・ドレッド
・高慢と偏見とゾンビ

ソフィー・ターナー
X-MEN: アポカリプス

アルフィー・アレン
ジョン・ウィック
ザ・プレデター

ピーター・ディンクレイジ
X-MEN: フューチャー&パスト
・スリー・ビルボード
ピクセル

ニコライ・コスター=ワルドー
・キング・オブ・エジプト
ヘッドハンター
・モルグ/屍体消失

あらすじ

中世のヨーロッパ風世界観のファンタジー物語。
架空の大陸ウェステロスが舞台。
大陸北部のウィンターフェル城を治めるスターク家。
城主のエダード・スターク(ショーン・ビーン)は長男次男三男と長女次女、そして妾の子、他家の子を育てていた。
またスターク家は北部の壁という城壁を攻めてくる北部に住む化け物ホワイトウォーカーから守っている。
ある日、王国の王の側近の王の手が死去。
王のロバート・バラシアンは、親友であるエダードを側近として迎える為、南部の居城から家族総出でやってくる。
バラシアンの妻は裕福なラニスター家の人間で。妻のサーセイ(レナ・ヘディ)は、双子の弟のジェイミー(ニコライ・コスター=ワルドー)、そして小人症のティリオン(ピーター・ディンクレイジ)がいる。
しかしロバートとサーセイの関係は冷めており、裏では前任の王の手を殺したのはラニスター家ではないかと噂されており、
王の唯一の頼れる人物が、王になる前、共に戦い王国を乗っ取ったエダードだった。
親友のために南部に行くことにするエダードだったが、次男のブランはある秘密を知ってしまい、殺されそうになってしまう。。

またウェステロス大陸から海を挟んだ大陸では、元王族だったタイゲリアン家の未亡人が2人。
ドラゴンの力が隠されているという伝説のある家系だが、いまは軍も無き家。
兄と妹の2人兄弟のみだが、兄は今でも王の地位を狙っており、妹を政略結婚に使い軍隊を手に入れて玉座を取り戻そうと画策している。
道具としての運命に心をすり減らす妹のデナリース(エミリア・クラーク)。
デネロスは野蛮なドラスキ一族に嫁ぐことになるのだった。

ウェステロス大陸を舞台に王の座を狙う水面下の戦いが始まる。

2018年9月鑑賞



感想

『ブレイキング・バッド』を凌ぐ高評価ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』

2018年現在、IMdbではついに『ブレイキング・バッド』を超える高評価を得たテレビドラマになった。
ドキュメンタリー科学番組を除くと『バンド・オブ・ブラザーズ』に次ぐ作品になっている。
2018年には、シーズン7が完結し、2019年放送予定のシーズン8が最終シーズンになる。

2011年から製作されている本作品は、1シーズン10話と24話が普通の海外ドラマに比べ短くて完走しやすい。
本作は原作小説の映像化だが、原作者が脚本に参加したために原作小説よりも話が先に進んでしまっていることも特徴の一つ。
エミー賞の作品賞の常連であり、またゴールデングローブ賞をピーター・ディンクレイジが受賞している。

シーズン7までとかなり長いが、この度見ることに踏み切った。

登場人物多すぎ

この手のドラマにありがちな、登場人物が多すぎ問題。
しかもみんな名前が横文字で顔と名前が一致しないし、それぞれの生まれに特徴があり過ぎて、
全然頭に入ってこない。
6話ぐらいまではだらだらとした会話劇などで、キャラクターを描くことがベースで、誰が誰だかわからないまま全然面白くなかったわけだが。。。

ネタバレだらけのデスゲーム

このキャラどんな設定だっけ?でググるとうっかりネタバレを踏むぐらい、人が死ぬ。
もうすっごいすっごい色々ある。
ああ。このキャラウケるなって思ったら、死ぬ。

推しが死ぬ!

ちょっとしたデスゲームものかと思うぐらいキャストが切られて行く。
その潔さがすごい。

6話ぐらいから話が動き出して、これまで作ってきたものが一気に崩れ始め、推しキャラなども出てきて、
かなり面白かった

複数の場所での物語を同時に描くタイプのドラマ

第一話では、キャラクターが北の城で皆揃うが、2話後半ぐらいからバラバラになる。

ストーリーとしては、
・南部の王都編
・北部の壁でのナイトウォッチ編
・別の大陸の亡国のデナリース編
・小人症のインプことティリオンの珍道中編
・最後にウィンターフェル編

とかなり散々した舞台でのキャラクターのドラマが描かれる。
一応テーマこそはゲーム・オブ・スローンズ。
王座を狙うものたちの話。
ただ最序盤で怪物ホワイトウォーカーが王国を攻めてくる的な話が出てきたが、それは今後のシーズンの伏線のようで、
今シーズンではドロドロした人間ドラマに終始している。

多くの俳優の出世作になった本作

個人的にお気に入りだったのが、
インプことティリオンの小人症の彼が、馬鹿にされながらも貴族としての金銭の力以上に、べしゃりの力で、人々を交渉し、
難を逃れていく様。
さすがゴールデングローブ賞を獲るだけあって、魅力的な描かれ方をしていたし、シーズンを通して成長をして、力を手に入れて行く姿がよかった。

またエミリア・クラークの裸体を出しまくる体当たりな亡国のデナリースのくだりも印象的。
最初は男の道具に成り果ててる弱い女性から、徐々に成長して行くが、自身のイデオロギーである王の生まれのせいか、
段々と傲慢さも顕著に出てくるが、最終盤でのネタはインパクトもあり、非常に魅力のあるキャラクター。
その夫になるモモアマンことジェイソン・モモア(映画『ジャスティス・リーグ』のアクアマンと足されてる。)
彼が侵略するゾォ!!となって荒れ狂って演説をするとこすごくカッコよかった!!超期待できる!と思った2話あとに
うっかり傷口が化膿というアホな展開には本当にびっくりした。
なんだこのデスゲーム!!

また主人公だと思っていたショーン・ビーンにもびっくり!
このドラマ一体誰が主役なんだ状態。

高齢の俳優の方は結構キャリアがあるが、ショーン・ビーン以外の俳優の方は本作が出世作とも言える。
すごいぞゲーム・オブスローンズ!!

ファンタジーとは言い難い低予算な骨肉の争い系のドラマな作風

テレビドラマにしては『ロード・オブ・ザ・リング』のような中世ヨーロッパにファンタジーを盛り込んだ作品。
しかし今作は王位をめぐる人間ドラマがメインの為、戦要素もあるが、駆け引きメインで、
絶妙に低予算で作られている。
派手な殺陣はなく、上手く端折られたり、一対一の戦いがわずかにあるようで、
鎧と馬で誤魔化していたり、屋内のシーンが多めにあったりとしている。
最強と思しきジェイミーがあっさり捕虜になるとこは丸々カットなど、大胆な予算カットをして物語を描いている点にはびっくり。
だが大人向けを終始意識作品であるのか、毎回女性の裸体や性的なシーンがあり、同性愛のシーンなども盛り込まれており、
今まで見たことのない作風で非常に興味深い。

このデスゲーム要素も相まって、シーズンが進むごとに物語がどうなって行くのか非常に楽しみ。

また映画を5本ぐらい見てから、
シーズン2を鑑賞しようと思う。

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