ゴッドファーザー(世界の映画オタクが選んだ映画編ラスト8 6位)2010年度96本目

「この映画を生み出したことが個人的には偉業。」

$果てしない未来へ~seasonⅤ~-ゴッドファーザー

アメリカ1972年アメリカ制作アメリカ
監督
フランシス・フォード・コッポラ
(地獄の黙示録)
出演
マーロン・ブランド
アル・パチーノ
(スカーフェイス)
予告

叫びSTORY叫び
第二次世界大戦直後のアメリカでのお話。
NYに存在する犯罪組織、コルレオーネ一家、そのドンである、ヴィトー(マーロン・ブランド)は、多くの人から敬意を受け、多くの人の面倒をみていた偉大な存在であった。
だがある日、彼らのファミリーの下に、ソロッツォがある取引が持ちかけられる。
それは、コルレオーネファミリーの縄張りで薬物を取引しないかということであった。
だが、ヴィトーはそれを悪しき物と拒否する。
だが、取引を持ちかけたソロッツォは、長男のソニーは乗り気だったと感じ、ヴィトーの暗殺を画策、一命を取り留めたヴィトーだが重傷を追ってしまう、ファミリーの結束が試される中、一家のドンになったソニーは血気盛んで、冷静な判断は下せず、またその他の犯罪組織はこれをチャンスと思い、一気にマフィアの抗争が始まっってしまう。
そんな時、三男のマイケル(アル・パチーノ)は、ヴィトーから堅気として大事に育てられていたが、彼は、自分から父の仇をうつため、マフィアの世界に入り込もうとするのだった…。
2010年10月29日鑑賞
映画感想映画
今更だけど、映画好きだけど、初めて見たのです。
近所の映画館が再上映してたので、映画館で観ました。
3時間もある映画だったけど、かなりあっという間に終わりました。
それだけで完全に偉業だと思いますが、それ以上に現代の映画と比べると歴然と違く、「こんな映画を作れたことが偉業」と思いました。
内容じたいはそこまでたいしたこと無かった気がするし、どことなく意味不明な気もする。
これだったら、以前観た「グッド・フェローズ」の方がすっごく面白かったし、ギャング映画としてあっちの方が凄いし、スッゴイロックしてたと思う。
それでも凄い映画だと思うのです。
監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
一応デビュー作は結構前で、2000年代は一本しか映画を撮って無くて、プロデュース業が最近の主流みたい。それでも大ヒットには縁もなく、映画家としての腕は大部落ち目みたい。
んでーこれと地獄の黙示録が彼の全盛期にあたるわけですが。
この映画とそれがまさに神映画になったので、彼は完全に伝説になったというわけです。
映画自体の個人的な評価は、偉業。
どう偉業かと言うと、普通だったらセリフを多用したくなるシーンを、とても寡黙に過ごす本作。
重厚な空気感と沈黙が苦しく、それでいて渋い。その選択を監督が取れるのがすっごい。
逆に言うなら、最近の映画はセリフが多過ぎると思うし、無駄にはしゃいだり叫んだりと、映画=テレビと言っても過言ではないかな、そんな映画を一風できるぐらい「映画」なゴッド・ファーザーは、大事なことを思い出させる作品だと思う。
だが、その面が見る人によっては、淡々としている、それでいてもの静か、面白くない。
そう思う節もあると思うし、本作の上映時間は異様に長い。
それでもそう言った異様な積み重ねの中に驚く程素晴らしいシーンが混じってしまえば、全ては指揮者の天才的な魔法へと変貌する。
個人的に驚いたのは、ヴィトーの死。あのシーンはスッゴイ。
後ラストの犯罪の多発。やばーい。
さてそれに続き凄いと思うのは、照明の使い方の恐ろしさ。
今このテクを使えば、俳優事務所からクレームがくるんじゃないかと思うぐらい、本作は暗いシーンが多く、それでいて俳優の顔があんまり見えない。
だがそのアプローチが更に映画自体の空気感を重厚にしている。常人が踏み込めない領域のアプローチが止まらないのだ。そのヴィトーの死も正に照明のパワーは素晴らしく、驚愕だ。
そして忘れては行けないのが、俳優陣の凄さ。特にやばいのが、マーロン・ブランドのヴィトー。
声出てないよ。あの動き何?
まさしくキングとしての貫禄を完全にものにしていて、誰が見てもマフィアのボスとして確立している。その他ソニーやトムなど恐ろしい程輝いたファミリー。人間が完全に作品内にぶち込まれている。
褒め言葉も容易に出てくる程だ。
だが、個人的にマイケルがどうも微妙である。
(それが映画自体のアクセントとして完全に確立しているのだが。)
どうもぎこちなく、薄気味悪く、何もわかっていない。結婚の話は正直だるかった。(意味ないと思ったシーンで有名な愛のテーマが流れた時は笑えた。)
そんなマイケルがまさかの次期ドンになること自体が驚きで、衝撃の結末として終わると言っても過言では無い。
だがそんな不満の矛先になること自体想定内の映画で、その不満が「不安」として映画を一筋縄では行かない存在に変えているというのだから驚愕だ。
この淡々として大したことの無い話だが、本作は2を見ることでまた本作の深みを知ることのできる恐ろしい映画である。何故なら2にマーロン・ブランドは出ないからだ!!
メモ得点メモ
9点
正直言って本作は特に見る価値のある映画でもない。だが映画とは何だと聞いたら、3番目位に本作の名前を出して、その後2001年宇宙の旅を挙げるべきなのかもしれない。
ゴッドファーザー PartI <デジタル・リストア版> [DVD]2200円<デジタル・リストア版> [DVD]
ゴッドファーザー PARTI<デジタル・リストア版> [Blu-ray]2700円<デジタル・リストア版> [Blu-ray]
余裕があったら購入しても良いかもね。おれはいらんが。(笑)

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA