伝説の映画の舞台裏はやばかった
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
「ジ・オファー」は何年に公開された作品なのか?
製作
2022年4月〜6月アメリカ作品
エミー賞取りまくるはず
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キャスト
「ジ・オファー」の主人公は誰か?
ネタバレ あらすじ
2023年1月28日U-NEXT鑑賞完了
「ジ・オファー」は何の話を描いているのか?
マフィア映画の裏で巻き起こるマフィア抗争
伝説の映画
『ゴッドファーザー』
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その映画が製作開始前から
映画完成直後までの軌跡が
脚色されたTVドラマ
『ジ・オファー』を見ました。
めちゃめちゃ面白かった
『ゴッドファーザー』は見たことは
もちろん何度もあるのだが
その製作背景については
全くもって知らなかったが
それがなかなかの波瀾万丈。
もちろん脚色はしていると思うが
マフィアの犯罪レベルの嫌がらせ
マフィアの協力
マフィアの抗争
などなど
同時進行で起きる
スタジオの親会社との軋轢。
面白い最高の映画を作りたい
男たちの前に立ちはだかる
社会背景と予算という
エンタメ級の難題を
見事にドラマとしてまとめていて
無茶苦茶面白かったわぁ。
見たの2023年1月末で
感想を書くのを5月まで先延ばしにて
その温度感も低いのが
今更すげぇ後悔しています。
エミー賞は大体1年遅れだから
2023年のエミー賞は本作が作品賞と主演と脚本と撮影とか諸々全て獲得するのではないか?
と思っています。
また今作の主人公のラディさん
普通に今でもご存命で
今作の製作総指揮という
めちゃめちゃ美味しいポジション
すぎて笑える。
絶対脚色をしていると思うが
大ヒット映画を
『ゴッドファーザー』以外にも
『ロンゲストヤード』を製作脚本。
『ミリオン・ダラー・ベイビー』にて
アカデミー賞作品賞を
再び受賞している
めちゃめちゃやり手。
2021年には『クライマッチョ』を
製作しているし生ける伝説感やば。
癖ある製作陣
勿論TVドラマとして大幅に脚色されているが
登場人物めちゃめちゃ一癖ありすぎ。
主人公の唐突に
転職してきたラディーという
視聴者に近い真っ白で
能力値の高い人を通して
描かれる
当時のハリウッドの異常さ
を面白おかしくスリリングに
描いているわけで。最高なのですが。
イケメン俳優の
マシュー・グッドが演じる
先輩にあたるスタジオ社長の
ロバート・エヴァンスは
直近にて
『ローズマリーの赤ちゃん』で
大成功しているやり手の
プロデューサーだが
パーティ大好きのややちゃらめながら
それと同等に映画が大好きな
仕事人間。
しかし弱点たる
若手女優を妻に持っており
溺愛しているという隙がありながらも
ラディの危機にはラディと対立しながらも
傑作映画製作に向けて
適格な意見を出す男。
監督フランシス・フォード・コッポラは
コメディ俳優よりのダン・フォグラーが
演じるのがこれがなかなかに凄みと気弱さと
そしてこだわりがあってわがままで最高。
彼の相棒になる原作者のマリオ・プーゾも
でかいことばかり言う割には
仕事をしないというなかなかの強者。
そしてマフィア映画の製作を阻止しようと
ガチのマフィアのジョゼフ・コロンボ。
しかしラリーの男気をとても気に入りつつ
収入もちゃっかり得ようとする
悪人の鏡ながらも
さりげなくラリーの後ろ盾になってしまう
という奥深いキャラクター。
ポリコレ要素もあるぞ
現代のポリコレ女性要素を
『テッド・ラッソ』でも
可愛い系若手女社長という
めっちゃ新しいポジションを
演じているジュノー・テンプルが
突如ラディの秘書として現れ
男気溢れる体を張って
マフィアたちや重役たちに
渡り合い映画の成功に向けて
めちゃめちゃフォローをする
ポリコレ目配せが完璧。
しかも実在の人物がモデルなので
ドラマのラストも結構最高で
ラディの株の揚げ方も以上
最後に製作を邪魔しつつも
作品の価値は存分に認め
どうにかコスト抑えたいし
作品の価値よりもお金を稼ぎたい
親会社の社長のチャールズ・ブルードーンと
バリー・ラピダス。
しかしチャールズはガチの
映画好きで陰ながらめちゃめちゃ応援
しているというクソ熱い展開。
逆にバリーは会社のために
悪に悪にそまりながらも
ロバート・エヴァンスの宿敵ながらも
お互いの仕事の実力は
認め合っている節もあって
悪役とは言い切れない絶妙な立ち位置がいい。
そんな彼らの苦闘が10時間もある面白さ
そして登場時間は少ないが
キャラが濃すぎて面倒臭い
マーロン・ブランド。
無駄に似ているアル・パチーノ。
初顔合わせのご飯ですでに
役になりっきている
マーロン・ブランドに
呼応し唐突に一家の
夕食の寸劇を始めると言う
ファン涎ものの面白さ。
印象的なシーンの舞台裏おもしろ
まぁ映画の撮影が始まるのは
6話という製作までの
地獄の日々では
アル・パチーノを出演させたくない
親会社をラディがロバートを説得して
ロバートが大活躍。
撮影場所が手に入らなくて
ギャングが一般人を拷問など
舞台裏自体がギャング映画。
濃過ぎるマーロン・ブランドの演技にて
謎の野良猫が撮影に参加。
ソニーが妹の旦那をボコすシーンは
まじでコッポラの妹が暴力を
演技の最中にふられたことを
きっかけに俳優さんが
気を利かせてボコる。
イマイチぱっとしない
アル・パチーノを
レストランのシーンで覚醒させたり。
シチリアのシーンが
実は製作できなかったかも
しれなかったり。
と凄まじい舞台裏に
映画ファンは感動すること
間違いない。
舞台裏でまじでギャングが殺し合いしてる
協力者のギャングの宿敵が
街に放たれるという
めちゃめちゃ映画みたいな展開が
現実でも勿論
本作でも起きてしまう。
それにより
ラディは後ろ盾をなくしたり
襲撃犯の脅迫を受けたり。
さらには頼みの綱の友人で
先輩のロバートは
妻をマックイーンにNTRたので
薬物依存で破滅寸前。
まじで窮地なのやばい
ここは勿論脚色でもあるが
そのギャロはコロンボの部下に
敵討されると言う
めちゃめちゃ熱い展開
一応ドラマ内では
その復讐により
シチリア行きの資金を確保し
コッポラの要望は叶えられた。
エピローグも面白い
シチリアでもマフィアの脅威から逃れ
9話の後半でついに映画は完成し
ほぼエピローグへ。
ギリギリの状態だった
ロバートは復活し
次回作『チャイナタウン』製作に向けて
活動を開始。
この映画はアカデミー賞を獲るわけで
2作品のアカデミー賞に関わる
胸熱な展開。
ラディもまた次回作の準備で
大ヒット映画『ロンゲスト・ヤード』の
製作を彷彿させる面白い展開へ。
地獄のような日々をクールに
切り抜けたラディさんは続編は
絡まず自分のやりたいコメディに
帰還するというくそ熱い展開。
それ以外にも
『ゴッドファーザー』が長過ぎるから
2時間にしちゃとおうという
悪夢な展開を
NTRで心が壊れたロバートが
止めるという最高の展開もあったりと
俳優人が脚本のおかげでめちゃめちゃ
輝いていた。
マイルズ・テラーさん。
同年に
『トップガン マーヴェリック』も
あって脂乗りすぎですわ。
結構面白い映画で
クールぶった非イケメンとして
いつもいいポジションにいるよな。
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