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△猿の惑星: 創世記 2011年度80本目△ 再アップ

「もしB級ホラー映画として見たらかなりの傑作モンスター映画。」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-猿の惑星:創世記(ジェネシス)

アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ
出演
ジェームズ・フランコ
(127時間、スパイダーマン3、デート&ナイト)
トム・フェルトン
(ハリー・ポッターと死の秘宝PART2)
心だよあらすじ心だよ
アメリカのフランシスコの製薬会社ジェンシスの新薬開発部門の研究所に務めるウィル・ロッドマン(ジェームズ・フランコ)は、アルツハイマーの特効薬を開発していた。
彼は、アフリカから連れてこられたチンパンジーを被験体にして、新薬の効果を調べていた。
その内の一匹のチンパンジーが薬により脳が飛躍的に発達。
知能が凄まじく上がったのだった。
これをもとにアルツハイマーの特効薬が開発できると意気込むウィルと上司のジェイコブス。
しかしプレゼンの最中にそのチンパンジーがトラブルを起こし、結果的にプレゼン場に乱入し射殺されてしまう。
その結果、研究は強制終了。やはり動物への薬物投与や知能を上げることは危険に思えた。
しかしそのチンパンジーが暴れた原因は別にあった。チンパンジーは妊娠しており、子供を産んでいたのだった。子供を守る為に暴れたのだった。
しかし残されたチンパンジーたちはジェイコブスの命令により殺害が命じられていた。
だが飼育担当の男は、生まれたてのチンパンジーを殺害する事が出来ず、ウィルに押し付けてしまうのだった。
家に帰宅したウィルを待っていたのは、アルツハイマーに苦しむ父親だった。
そしてチンパンジーの赤ちゃんを見つけた父は興奮し、チンパンジーを大事にした。
3年後、ウィルはチンパンジーを処分することなく育てて、シーザーと名付けた。
シーザーの知能は驚くことに非常に高く、言葉は話す事はできながい人間同様に考え感じることが出来る程だった。
また父のアルツハイマーは更に悪化していた。ウィルは新薬の効果は完全なことをシーザーの成長に実感し、苦渋の決断の末父親に対してあの薬を投与することにした。
そして翌日、驚くことに父の知能は以前同様、いやそれ以上のものになっていた。
そしてシーザーは外の世界に興味を持つようになった。
そして5年後。
シーザーはより成長したのだが、チンパンジーとは少し違う異形さを備えていた。
そしてウィルには悲しい現実が直面する。それは父親のアルツハイマーが再発。新薬の効果に対しての抗体が発生してしまったのだ。そして逆にアルツハイマーの進行を早めてしまうマイナス要素も出てしまった。
ウィルは、父親を救う為に、更なる新薬を開発する為にジェイコブスに今までの成果を披露することにするのだが…。
2011年10月13日鑑賞
心だよ感想心だよ
とりあえずこれまでの「猿の惑星」をwikiを見ながらまとめてみた。
もともとは、1963年にフランスの小説でして、イギリスでは猿の惑星。アメリカではチンパンジーの地球。そしてその5年後にアメリカで映画化され世界的に大ヒット。猿と人間を白人と黒人。
はたまた当時の脚本家が赤がりにあった際の体験を注いだとも言え、また当時としては精巧過ぎる猿の特殊メイクの出来は、アカデミー賞に特殊効果部門を増設させる程だったそうだ。
結果的にプロデューサーは、続編を2年後に製作、邦題は「続・猿の惑星」原題の直訳は「猿の惑星の地下の世界」。筆者も小学生の時見たが、生き残っていた未来の人間達が猿たちと最終決戦をするという内容だが、最終的には核を爆発させてしまい世界が滅ぶというなんじゃこりゃ映画。結果的に成績も評価も前作の半分程になってしまうが、プロデューサーは負けじと続編を製作、「新・猿の惑星」直訳は「猿の惑星からの脱出」。前作のラストから脱出に成功した3匹の猿が逆に過去の地球に来るという1の逆バージョン。ますます成績は悪くなるが、評論家からは好評されている作品だが、観客からはやっぱり不評。確かに猿の感動物語はちょっとね。そしてようやくプロデューサーは猿の惑星を完結させた。
ここでなんと11年版のシーザーの元ネタの猿のリーダーのシーザーが登場。邦題は「最後の猿の惑星」直訳は「猿の惑星の為の戦い」
地球人と猿が核戦争を行うことを知ったシーザーは人間との共存の為に戦う。
ん?と思うが、あくまでも猿の惑星は社会派SF映画。根底にある差別の形がここまできたのだ。そういう視点で見ることが出来れば、多分楽しめるが、勿論成績と評価は著しく低い。
そんなネタにつきたハリウッドは40年後の2001年に再び映画化。監督は個性派監督のティム・バートンを起用し、内容は原作を忠実に再現した内容にしたようだ。筆者はこの映画劇場で見て、続編を楽しみにしたし猿の惑星ブームがきたのだけど…未だに続編はできず。また興行成績的には、シリーズで一番の大成功。しかし当時とのお金の価値が違うため、その部分はあやふやだ。60年代のの猿の惑星は相当大ヒットしたかもしれない。
しかし評価的には不評で、そこが伴って続編が作られなかったのかもしれない。
そして2011年。またも猿の惑星が映画化。
今回は、猿の惑星の前日譚。猿達がいかにして蜂起したかということを描いた作品。
さてさてその成績なんですが、意外にも比べてみると北米圏内では、01年版と同じくらいのもの。だが世界興行を加えればとても大ヒットしていますね。まぁ-今アメリカ不況なので、ちょっとあてにならないかもしれませんが。
また評価に関しては、総まとめで見ても、初代に次ぐ好評価。公開当初は絶賛が相次いだものの、現在では、不評も均等に出たようでそこそこな好評な映画になっています。
また監督がまさかのハリウッドでのデビュー作になりまして、もともとはイギリス出身の監督で、3年前のサンダンスで好評だったらしいが、今更メジャーデビューというのはなかなか。
またキャストとしてはヒロインがまさかの「スラムドッグ$ミリオネア」のヒロインだった俳優さん。
見ていて「なんでグローバルな俳優にしたんだろ?しかも誰?」って思ったけど、そこからの起用だったのか…。綺麗だったけど、「ソーシャルネットワーク」のラストに出た弁護士の女性の方が良かったのでは?
というわけでここから感想を書いて行きたいと思います。
まず始めに言うべきだと思うので、言いますが
自分は本作を楽しめなかった側の人です。
一応Yahoo!映画では否定的な人も多くて、案外楽しめない人も多いみたいですね。
そもそも「猿の惑星」が別に好きじゃなかった。
うん。まぁー「猿の惑星」っていう映画は小学生の時に見たけど、1のネタは既に常識だったので、大まかには楽しめなかった。今見るとSF要素や差別社会の投影、細かな作り込みなどが楽しめるかもしれませんが、本作の鑑賞に際しては予習、復習はしませんでした。
また
そもそも「猿の惑星」は日本人よりアメリカ人向けなのでは?
脚本の根底にあるものは異種間の対立です。差別だとかそういうのは映画的にはやっぱりアメリカの文化が有名だと思います。そういった設定込み込みで楽しめるのは、やっぱり日本人よりアメリカ人だと思うんだよね。
そんなこと言っても今回差別とかないけどね。
はい。そうです。今回は差別だとかは一切なく
チンパンジーが好きなら楽しめるが、チンパンジーに好感が持てない人は別に面白くない映画だと思う。
厳密に言うと主役は、ジェームズ・フランコが演じる科学者だと思う。
でもこの映画は猿の惑星であって、シーザーがいかにして人間と対立するか?反乱を起こすかがキーなのではないでしょうか?まぁーそこもなかなか微妙だったと思うんですけどね。
尺短過ぎて、テンポ早過ぎてちょっと無茶してる。
本作は、最初のチンパンジー捕獲から3年。シーザーが成長するのに5年。となるわけですが、猿が蜂起するのはなんと1日
これはちょっと退いた。
また本編がエンドロール抜くと96分程。前作のティム・バートンが110分あり初代も110分あるだろう。そう考えると何故短くしたのだろうか?もっと色々じっくり見せてくれても良かったと思うし、流石に時間軸の扱いちょっと無茶があっただろう。
その時間軸の大幅の変化に耐えられたのは、俳優でもジェームズ・フランコと父親ぐらいだと思われるが。父親のアルツハイマーの演技は怖かったな。
怖いつながりで言うと
この映画は多分ホラー映画。
ジャンルは勿論モンスター系のホラーですよね。
ただホラーと見せかけておいて、そもそも知能の高くなったシーザーが「スプライス」や「スピーシーズ」などの単純な怪物などではなく、あくまでもリーダーと君臨としている為、そこまでホラーではないけど結局人間への攻撃や、まさかの新薬がああなるという余計過ぎるエピローグのせいで、ジャンルはどちらかと言えばホラー。
先に言っちゃうと、大事な「いかにして猿が人間を滅ぼしたか?」などの前日譚が描かれているわけではない。
どちらかと言えば、猿が成長したり、人恨んだり、猿がうほうほしてうほーして最後喋ったりと猿の成長映画としてはなかなかの映画です。いやまぁーだからこそモンスター映画的側面が強いんだけど。
この映画好きな人は完全にモンスター映画好きだと思うんだよ。人間じゃないものが人間のように成長したり苦しんだりするの見て共感するようなさ。そもそもシーザーが終盤で何をしたかったがいまいちわからないのと、シーザー自体は人間を恨んでいなかったりするわけで、その内の2体ぐらいが危険なのですが、最終的にシーザーが死んで、その2体が猿の覇権を得たら完全に人間が滅んだと思うが、結局シーザーは人間を見守ることを選んだわけで、じゃあ猿の惑星できなくね?あと「そもそも期待していた要素なくね?」となりますが、猿の惑星が出来た原因が、まさかの「宇宙戦争」の宇宙人が滅んだ理由と一緒というわけ。
これまじで、猿の惑星に不必要な要素だと思うんだけどな。ゾンビ映画に近いけどやっぱり厳密には未来は猿を選んだ方式になってるわけだけど。
それを考えた理由は「人間は行き過ぎた行動を起こしていつか自らを滅ぼすだろう?」という暗示なんだろうか?それがこの映画の内容に必要だったかがいまいち自分は納得できなかったかな。
そもそもジェームズ・フランコの演じたウィルが悪い奴じゃないのが割り切れない原因だと思われる。
彼がもっと研究に没頭したりする気違いだったり、逆に行動的になってシーザーまたは研究を止めようとする存在だったら良いのだけど、いまいちぱっとしないへたれな存在でして、彼のせいでシーザーは猿のリーダーになってしまったわけで、シーザー自体は本当はウィルと一緒に行きたかったけど、自分が起こしたプロジェクトを辞退することなど出来ず、シーザーは責任をとったわけです。
そこらへん結講熱いけどね。
まぁーウィルは相当悪質な人間であることは確かなんだけど、いまいち見えてこない悪事でして、そこにどん欲さを持った上司が関わってくることで、世界滅亡に繋がるわけだが…。
それにしても本作はご都合主義過ぎだろう。
もしかしたら本作には「世界は猿を選んだ。」という暗喩が隠された変な映画だったのかもしれない。
まるっきりすれ違う事の無いウィルと猿の飼育員。
1日だけで色々やっちゃったシーザーたち。
タイミングよく霧がかかった猿有利過ぎる橋での戦闘。
やたら弱い警官隊。いやそもそも軍隊来るだろ普通。
タイミングよく来たジェイコブスが嫌いなチンパンジー。
やたら感じの悪い猿の留置場を運営する人たち。本当にそういう人しか働いていないのだろうか?
あのジェネシス製薬ジェイコブスの典型的さが退く。
喋るなよシーザー。笑えるだろ。
90分という賞味にこういったご都合主義さを盛り込まれると流石に自分は楽しめなかったかな。
ほとんどの猿は人間が演じたCG
筆者が見たのはデジタル上映だったようで、とても映像が綺麗に見えたのだが、その分CGらしさが際立ってしまっていたと思う。
本作の目玉とも言える、シーザーをモーションキャプチャーで演じた怪物俳優のアンディー・サーキス。彼は完全にチンパンジーだったらしい。
また猿が集会を開くシーンなども全部に人間が演じたし、橋での戦闘も人間の動きを取り込んでチンパンジーの映像を重ねたわけです。
つかそれが妙だったというのが筆者の意見だったりする。
モーションキャプチャーもやり過ぎは良くないと思うんだよね。
全部CGだと何を見ているのかよくわからなくなる。
アニメーションとしての個性がいまいちなくなってしまうと思うし。
あと妙に浮いていたと思うんだよね。
調和が取れていたとは思えなかった。
実際にいるものをCGにするのってちょっと微妙…。
個人的にはシーザーが謎だった。
シーザーって薬を使ったチンパンジーの子供で、天然の天才チンパンジーになるんだけど、それがなんであんなに巨体になるんだろう?DNAに異常があるとかの描写が無かったし。猿に詳しかったらもっと楽しめたのかもしれない。
あと襲撃シーンでの猿が異常に強かったと思うんだけど、もともとあいつらすごいんだろうな。
まぁーでもそれだったら余計ホラー要素が増すと思うんだけど。
B級ホラー映画だったと考えたら、相当よくできた傑作映画だったと思うな。
そもそも自分は、猿の惑星の新作が出来ると知って酷く残念に思ったわけだが、第2弾のシーザーなどが出てくる予告編を見た時非常に感動した。
だが予告編を見過ぎたせいで、映像に驚かないという最悪の展開に陥った痕跡もある。
思うに本作は情報そんなに無い方が楽しめるかもしれない。確かに初めて見た時の猿たちの反乱の映像は非常に驚いた、だが予告編が結講長いのに対して本編が短いというバランスの無さがあるせいで予告編を見過ぎたらアウトな映画だったと思う。
また意外にも予告編で使われた映像が本編だとそこまでかっこよくなかったりしたり。
そうそうディズニーアニメの「ターザン」のオマージュあったよね。
あのシーザーが大人になる描写、完全に「ターザン」だったよね?カッコつけてやってたら相当ださいと思うな。
やっぱり本作の終了後の世界は、ひたすらシーザーが他の猿どもの不満を「まぁーまぁー」っていったりウホってしたりして共存派を表明し続けるんだけど、人間のようにいついしか野生のルールが破られてどうとかこうとか、になるんだろうなぁー。でもそこへの追求に行けるような幹が正直物足りなかったと思うよ。ウィルだったその内死んじゃうだろうし。
メモ得点メモ
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【10点満点の採点です。】
結講低いですが、まぁーこの映画がいまいち好きじゃなかった人の感想ですので、面白いと思った人には申し訳ないです。
もっとソリッドにホラー映画だったら結講好きだったかもしれない。
そもそもシーザーは人間を殺さない主義だからこれ以降の話が、結果的に人間が死んじゃって猿しかいなくなったから猿のユートピアが出来た。というのはねー。しかもそれをエピローグでわずか2分でやることがまじで終わってる。それがないと前日談としていまいち繋がらないのもあるけど、そんなものだったのかよ。と落胆したかな。
まぁーでも期待が大き過ぎたのかもしれないなぁー。
そういえば結講大ヒットしましたよね。前売り券がチケット屋で売り切れて驚いた。
もう少し上映時間あればもっとすごい映画になったと思うのにな。

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