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【アメコミ】バットマン・アンド・サン【感想】

「中級者向け」

バットマン・アンド・サン
アメリカ1987年、2006年9月~12月、2007年4月~2007年7月アメリカ

8年に及ぶグラント・モリソンサーガ開幕!!
グラント・モリソンという鬼才のライターが描く、バットマンサーガ。
グラント・モリソンのバットマンの特徴としては、過去の何気なく出された要素を大きな設定として再利用すること。
本作は、1987年のバットマンとタリアの肉体関係から生まれた息子ダミアンの要素を19年の歳月を経て、再利用し、現代のバットマン本編にも大きく影響を与える設定になった。
ちなみに本作はその元ネタである1987年のサン・オブ・デーモンも収録されている。
本作は作品としても特徴的。
・87年の過去作を収録
・00年代の本編を収録
・合間にはジョーカーとの戦いの活字作品を収録
活字作品というのには、衝撃を受けた。
作品として、ジョーカーのおどろおどろしさを前面に出した文章はとても読みづらいのだが、ジョーカーの内心という複雑さを文字に起こしたのがとても印象的で、やはり過去作からの流用などもあり、さすが、グラント・モリソンという内容。
息子、ダミアンの登場以外に、三人の偽バットマンの登場、新恋人の登場等、多くの伏線を残して、2巻、3巻へと続く。
2015年にも邦訳作品が新作として出版される中、本作は重要な一冊であり、登竜門とさえ思えるのだが、いかんせん初心者には読みづらいとこもある。
現代の絵のタッチなどは自分も大好きなのだが、87年の絵のタッチや小説などは、かなりマニア向け。
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