製作
2005年アメリカ映画
「非現実を圧倒的に現実的に描いた大傑作!」
監督
クリストファー・ノーラン
・プレステージ
・インターステラー
・インセプション
・ダンケルク
キャスト
クリスチャン・ベール
・ダークナイト
・バイス
・アメリカン・ハッスル
・ターミネーター4
マイケル・ケイン
・プレステージ
・サイダーハウス・ルール
・愛の落日
・ダークナイト ライジング
リーアム・ニーソン
・愛についてのキンゼイ・レポート
・シンドラーのリスト
・THE GREY 凍える太陽
・スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
ゲイリー・オールドマン
・裏切りのサーカス
・ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
・ドラキュラ
・ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
モーガン・フリーマン
・セブン
・インビクタス/負けざる者たち
・ミリオンダラー・ベイビー
・ドライビング Miss デイジー
キリアン・マーフィー
・28日後…
・インセプション
・サンシャイン 2057
・レッド・ライト
トム・ウィルキンソン
・フィクサー
・イン・ザ・ベッドルーム
・グランド・ブダペスト・ホテル
・フル・モンティ
渡辺謙
・ラストサムライ
・インセプション
・GODZILLA ゴジラ
・ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
世界の映画オタク編102 36位
2013年95本目 8月6日Blu-ray自宅再鑑賞
概要
バットマンの誕生の秘密を明らかにした本作。御曹司のブルース(クリスチャン・ベール)は、自分の非力さや、自分自身に憤りを感じ故郷ゴッサムシティから、単身旅立ち、中国の刑務所でやさぐれていた。しかしそこに影の軍団のスカウト(リーアム・ニーソン)が現れ、彼をスカウト。そこでブルースはだんだんと自分の中にあるトラウマ達と向き合いながら戦闘技術を向上させていた。そして影の集団のリーダーになることになったブルースだが、自分の中の正義が影の集団に対して疑念を抱き影の集団から脱退し、父の愛した故郷ゴッサムに帰り、ゴッサムシティの復興を誓う。しかしゴッサムシティは旅立ったあの日よりも状況は更に悪化犯罪の絶えない街のまま。ブルースは、己を悪に対する恐怖の象徴とするため、幼少の頃のトラウマであったコウモリを基にしてバットマンになるのであった。
感想
2008年ぐらいにDVDで見たときの感想です。下の方に2013年の再鑑賞書きます。
見る度にこの映画は好きになってく。スパイダーマンみたいに格好良いとかそういう好きというよりも、アカデミー賞的深さがこのヒーロー映画にはある。まず俳優陣が、非の打ち所がない。
みんな本物。キリアン・マーフィーなんか年数が経てば経つ程、見てると安らぐ。次にstory。
バットマンというヒーロー映画なのに、なんだこの1人の人間の強い思い。そして深い深い暗い葛藤。
そんでもって、バットマンになる経緯の完璧さ。
変態コウモリ男が誕生した理由に、納得するしかないよ。
それになんだこの目まぐるしいカット割りは、濃厚なドラマもありながらアクションシーンにとても素早い編集も盛り込まれてるじゃないか。クリスチャン・ベールがめちゃめちゃ筋肉マンじゃないか。つうかなんだよあのコスチューム。しかも手作りだし、1つ1つ細かく説明してくれるし。つうか1つ1つが本当に細かい。
薬物でパニックになるシーンもすごい演出だし、コウモリよんじゃうのすごい。空飛べないから、ワイヤーでビューンとか。実は空飛んでるように見えて落ちてるだけとか、何気にバットマンはただの肉体派の金持ちというのが、また素敵。
なんでこんな完璧なバットマンが生まれたんだ?
得点
10点
非現実をたくさんの嘘で現実に思わす。
オレが考える映画の中で一番熱い要素。
多分何度見ても、オレはすごいと思う映画。
ここから2013年95本目の短評
ふと映画みたいなーって思って、手に取ったのが、本作『バットマン ビギンズ』最早クリストファー・ノーラン監督の大出世作とも言える、本作。後に本作の出演組は度々ノーラン映画に出演したり、続編『ダークナイト』は世界的に最高の評価を得た偉大な映画となってしまったのだが、その原点である本作も最高に面白い。
非現実を現実に変えた魔法の詰まった映画。
これまでの『バットマン』映画はアメコミを利用した荒唐無稽なSF映画のようになっていた。
どこか現実とは遠い世界の偉人変人のイリュージョンのクライム映画になっていたのだが、それが観客に受け入れられず、衰退に向かって行った。
だがスタジオは再度のバットマンのリブートを企画し、その結果生まれたのが、本作になるというわけだ。
『バットマン』を現実の延長線上の存在にし、バットマンはヒーローという立ち位置ではなく、ただの人間が、コスチュームを纏い、悪人たちと戦う物語を現実的にそしてパワフルに大作映画らしいのに、やはりリアルさを持って描いた。
特に個人的に好きなのは、バットマンが出来るまでの件の細かさ。
修行として忍者軍団に弟子入りし、鍛錬したり、ゴッサムに戻ってからは、登山用のベルトや防弾チョッキを手にし、マスクを色々な手段で輸入して、人間としての鍛錬と存在し得るハイテク装備をお手製で色を塗って仕上げる。その後に自身の恐怖の源であるコウモリをモチーフにしたりして、ヒーローになる。それが気持ちいい。ヒーローが現存するような、そんな憧れと喜びを感じさせてくれる。
またそのウェインを演じたクリスチャン・ベールの演技へののめり込み具合などが、最高で、それも相まって、映画に説得力がある。
全体的に俳優陣はみな、どこか派手さに欠ける、演技馬鹿が集まっているように見える。
そんな彼らが真剣にヒーロー映画を生み出したというか、もはやヒーローを超越した犯罪映画が正しい見方かもしれない。
バットタンブラーやらも最高にかっこいいしね。
何度見ても楽しい映画。今でもバットマンに憧れている。
68点
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