スタントマンが楽しく作ってそうな最高の映画
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年アメリカ映画
アナ・デ・アルマスさんはアクションスター路線?
監督
レン・ワイズマン
・アンダーワールド
・トータル・リコール
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年8月23日劇場鑑賞
2025年39本目
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概要:映画の番外編始まる
2014年に一作目が劇場公開された『ジョン・ウィック』も2023年に4作目で小休止状態になりましたが、番外編として同じ時代でデビューすることになった女暗殺者の暴走が描かれる『バレリーナ:The World of John Wick』が製作され公開。主演は過去にキアヌ・リーブスとハニートラップエロサイコとして共演し彼をボコボコにしたアナ・デ・アルマス。監督をレン・ワイズマン、脚本の1人にはエメラルド・フェネルも参加。製作はスタントマン出身のチャド・スタエルスキと凄まじい面々が揃っている。
事前情報では全く話題はなかったが、なんだかんだ本編主役のジョン・ウィックが序盤と終盤に参戦して圧倒的な力を披露してくれる。
最高:やっぱりこのシリーズ面白いよ!
と2017年の『ジョン・ウィック:チャプター2』で世界観を確立させた本シリーズ。世界各国には殺し屋達がわんさかしていて、登録制の賞金稼ぎシステムで日夜異次元の肉弾戦が勃発されている異世界っぷり。今作では、追加設定の殺し屋達を率いる組織の舞台裏とそれらの抗争の歴史やその種類などの片鱗が垣間見られる。ジョン・ウィックが所属していた組織の概要や、ジョンと同じ立場の人、また別組織には殺し屋の部下達を集落に済ませて宗教化させてカルト集団として運営している組織もいたりと世界観の拡張を実施。新人暗殺者の過去と復讐を通して1つの組織の壊滅と新たなる地獄の日々へ旅立つ物語としてめちゃめちゃワクワクする話展開でした。

最高:アクションでも笑わせにくる方向性
シリーズでも馬フーやらナイフ投げネタとか貫通弾とか色んなネタを盛り込んで楽しませてくれるこのシリーズ。
新人暗殺者への仕打ちは集落全員から命を狙われる途切れない死闘の連続という凄まじい展開。殺し屋がいっぱいなんてもんじゃなくて殺し屋の巣窟。武器庫を襲撃して火炎放射器を盗んだと思ったら驚愕の火炎放射器アクションを披露して炎VS炎だけに止まらず炎VS水まで披露する面白さ。また体格的に差のある男性に対しては容赦なく手榴弾での爆殺の連続と男への圧倒的な残酷さで蹂躙していく様の面白さ、エメラルド・フェネルのスキルも感じますね。
再来:美女をアクションスター化させる監督再び
監督名でピンと来たがこの監督は吸血鬼女性ヒーローアクションでヒット作を連発させた『アンダーワールド』シリーズの監督!!主役だったケイト・ベッキンセールと結婚し合計5作も監督したがシリーズ衰退により金の切れ目は縁の切れ目か最終作品と共に離婚。映画としては13年ぶりの監督復帰でまたも美女をアクションスターへとプロデュースしてる面白さよ。アナ自身、アクション映画での活躍を進路としていたのか、アクションもできるベンアフと付き合ったりしてたが、アクション映画界の重鎮に上り詰めているトム・クルーズと婚約を発表。年齢差もあるがプロデューサーとしての人脈も手にし、エミリー・ブラントのような成功を描いているのだろうか?ハリウッド映画ファンとしては大注目です。
変な興奮:ノーマン・リーダスを毎日操っていた
物語の重要人物であるダニエル役を演じたノーマン・リーダス。実は2025年6月に発売した『デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ』を筆者はめちゃめちゃプレイしていて、この記事を書いている10月4日に攻略の節目であるプラチナトロフィーをゲットしました。毎日のようにプレイヤーとして操作するノーマン・リーダスがいざ映画館のスクリーンに映されると妙な親近感があり、まるで自分が映画に出ているような違和感もあって、なんかめっちゃ興奮した。中盤で退場してしまうが、ショットガン捌きで活躍し素敵でしたし、絶対死んでないと思ったら…でした。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7.6/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
85点
レン・ワイズマンの復帰作としても良かったと思うし、ジョン・ウィックのスピンオフ映画としてのクオリティーの高さに満足した。Amazonプライムのシリーズはスルーしてるのでわかりませんが、今後もジョン・ウィックシリーズには期待できると思いました。

悪役側の組織が見てくれは面白いが中身が雑であるのが批評家受けは悪いか。荒唐無稽すぎて批評家受けが悪いのは仕方ないか。組織の成り立ちのリアリティのなさとかボスが何をして組織を大きくしたのか?とかは海外ドラマとかでほんのり描いたりするんですかね??それにしてもボスが非道過ぎて安心して復讐を見てられましたわ。
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