IMAXで観た結果、眼精疲労で熱が出た。映像は凄い。だが、しんどい。
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2026年日本映画
真っ暗
ネタバレ あらすじ
2026年2月1日IMAX鑑賞
2026年3本目
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約5年の歳月を経て紡がれる『閃光のハサウェイ2』
『機動戦士ガンダム 水星の魔女以降の供給過多の中で、ハサウェイだけ5年止まっていた』
2021年に見たときは、もっと早く続きが観れると思った。まさか公開後にTVシリーズで水星の魔女、GQuuuuuuXが放映され、劇場作品としては、Gのレコンギスタ III・Ⅳ・Ⅴ、ククルス・ドアンの島、SEED FREEDOM、GQuuuuuuX、鉄血のオルフェンズウルズハント、おまけにWEB作品として復讐のレクイエムと数多の作品が公開される中、そんで『閃光のハサウェイ』はどうなったんだ?という作られているかさえ謎だった中、突如公開日が決定。おまけに本編が前作の2日後から始まるという大胆不敵な展開!何事もなく始まって紡がれる物語は、5年の月日をかけたというのにも納得の高品質な実写に限りなく近いけど遠い、凄まじい技術で生み出されたアニメ映画だった。

監督、脚本。声優はもちろん続投。原作小説はもちろんありきの作品だが、36年近くも前の作品ではあるのだが、独特な作風はそのままで、現代的な人間になったケネスとギギの2人、そして宇宙世紀後半の物語が再び始まるのだが。。。というところ。
とりあえず5年は長かった。30代前半が30代後半になってしまったし、もし次回も5年後なら40代になってしまうぞ!
納得できるほどの映像は体感したと思うのだが、もっとどうにかできないものだろうか?ガンダム作品大渋滞というもの何かわかる部分もあるし、アニメ化すべき原作としてガンダムWの小説もあるだろうし、オリジナル作品もまだまだ製作中だろうし、ワンチャンでクロスボーンガンダムもありうるだろうしというところ。原作者の富野監督が存命の中どうにか完結編やってほしくもあるのだが。
感想:考察文化が作品を難解にすることを許す時代として
現象:一時停止して読む“考察時代”
個人的に感じるのが、2022年放送の『水星の魔女』以降、映像制作技術と予算規模が跳ね上がって、作り込みがキャラだけじゃなく背景やコクピット内のモニター表示にまで波及したこと。画面を拡大しないと読めない小さい文字が、ほんの2秒映るだけなのに、その情報が世界設定や画面設計とつながっている。
結果、ガチのファンは一時停止して情報を読み込み、SNSで提示し、そこから今後の展開予測が拡散していく。そういう循環で「考察が回る」状態ができたんじゃないかと思う。
制作側:考察を“仕向ける”作りが増えた
それと並走するように、作り手側も「あえて観た人に考察をさせる」ために、作為的に謎や余白を残す作り方を選ぶようになった気がする。
それによって映画やアニメに奥ゆかしさが生まれた、と言えなくもない。ただ同時に、何度も見て理解させる前提の、複雑で難解な設計が“正しい鑑賞態度”みたいになってきたのも事実だと思う。
苦手:作品が“消費物”になっていく怖さ
ただ、私はこれが全然良くなかった。話の理解が難しいのに、登場ネタや作り込みの凄さを読み取らせて、SNSで語らせたい意図が透けて見える感じが苦手だった。
もっとシンプルに、ロボットアニメとして楽しませてくれてもよかったんじゃないか?と思った。考察文化が「難解でもOK」を許してしまう時代になった結果、作品が“見る側の消費物”に寄っていくようで、そこに危惧がある。
ネタバレ感想:原作小説があることとアニメ化の同一性を見る側が見誤る
確かに原作コミックがある作品のアニメ化であれば、その違いについて議論すると思うが。その方針になったのも2010年代後半からだった気がする。近年は原作準拠のアニメ化が一般だが、昔はオリジナル展開など多数あった。今作は1988年に原作小説をガンダムの総監督の富野由悠季が務めたが、同じく小説版逆襲のシャアの続編として描かれた作品だった。しかしこのアニメ版はあくまでも劇場版逆襲のシャアの続編として新規に製作された作品のため、厳密には違う作品と考えるのがベストだが、上記の考察勢が原作からの引用をしっかりと提示し、本編内で語りきれなかったキャラクターの設定や描写などを捕捉していく異質な文化があることに疑念を抱いた。
もちろん本作は原作小説と違い、アニメ版の続編のため、原作小説ではクェスをハサウェイが殺すが、アニメ版はクェスを殺した味方でアムロの恋人のチェーンを殺したという二つのトラウマに苦しみ、鬱病を患っている描写がある。また今作の恐ろしい点は前作でもそうだったが、異常な文字の書き方で主人公ハサウェイの精神状態が狂っていることを暗示する考察があったが、

原作小説やGジェネレーションというゲームを遊んで設定を知ってれば理解できるが、ハサウェイは過去のトラウマで精神を病んで、その部分をつけ入れられて、
二代目シャア・アズナブルのような世直しをする道を選んで歩いているという。
その部分について、作品はおしゃれなセリフなしのダイジェストで、元カノとの出会いと別れをさらりと描いた。
アニメ版だけではそれだけなのだ。
しかし小説だと元カノは地球で住む権利のない違法滞在者だったため、連邦軍高官の息子とという特権階級の彼は結婚することができず、その最中で彼女の反政府運動に参加していく中で、元地球連邦軍の将軍で、彼らの人権のために地球連邦を倒そうとする教授の思想に触れて、ゲリラ組織に傾倒していくというリアルな人間の感情の変遷がある。
そういったドラマ的な描写やロボットアニメとしてのチャンバラ劇での感情のぶつけ合いを避けて、細かなアニメ描写の数々に力を注いでいるのが今作の特徴だ。
ハサウェイたちの母艦は、沈められるがそれについては描写しない。情報だけが急にくる。それについては2回目を見るかしっかりその理由を記憶し想像すればわかる。
しかしその乗組員たちの安否が描かれる描写は一切ない。
さらには先行していた仲間が殺されているが、その後の残骸しかないのだ。
じゃぁ何を描写しているか?というとギギの20代で大富豪の愛人となるとはどういうことなのかというのがわかる描写や、
苦しむハサウェイの姿。
わかりづらいカタカナでの地名を用いた会議の名称や合流地点の話など。1時間15分は分かりづらい会話の流れが多く、ハサウェイの壊れた心理とハサウェイの所属するマフティーの緩い学生運動感や、マフティに所属する女性はみんなハサウェイに色気を出すし、どこかクェスに似た女性を混ぜるハサウェイの弱さとリーダーに祭り上げられたような歪な空気感が終始漂う、悲劇への道程が感じられる。
しかし映画はアニメオリジナル展開で逆襲のシャアのアムロとシャアの戦いを新規登場したプレミアムバンダイで発売されたフィギュア、量産型νガンダムに大型スラスターを装備させνガンダムと勘違いさせるオタク向けな高等テクニックを披露し、ガンダムファンの心を捩じ伏せる素晴らしい展開で、これは原作小説とは違う道に進むかもしれないと提示させてくれる。
考察文化を逆手に取った製作者の知能犯的な作風は正直単純に楽しめない困った作品だと感じた。
苦手:画面が全体的に暗いというかよく見えないし、細かすぎて眼精疲労がやばい
IMAXで鑑賞したが、驚くほど画面が暗かった。しっかり見えるのだが意図的にそういう映像を作ったのだと思う。
序盤の船内での会話の外と屋内の明暗。照明もつけないのはマフティという貧乏屋台と偽装という意味なんだろうなぁと思う。
そして現実的に戦地での電気が通電していない事実や配線が壊れた状況などなどを感じさせる真っ暗な屋内での会話。
凄まじい作り込みに感動するが、いちいち目のピントを合わせるのが大変だった。
MS戦が夜の戦いが多くとても観づらい
単独行動、急襲というポケットの中の戦争のサイクロプス隊のような立ち位置のマフティ。もちろん基本は夜に行動しているわけでしかも人がいない地域を移動するのはわかるがそこまで現実よりに暗くする必要があったのか?近年のHDRという映像技術を用いることで人間の見る目のように暗さを段階的に見分けることを映像でできるというのがあるがその技術に溺れたような暗さ。モビルスーツたちの正しい色やその本体がよくわからないぐらい暗い。製作者たちのこだわりはわかるのだが、数年前のハリウッド映画がCGの描写を誤魔化すために夜での戦闘シーンを多用して、暗くてよくわからなかったと言われていたのを知らないのか??とそこは見る側へのサービスとしてチャンバラをしっかり見せてくれもよかったのではないかと思う。
暗いことに作品に現実感を与えてくれたのはわかるのだが、本当にそれが必要だったのか???単純にやりすぎだったのではないかと思う。
感想:戦後の閃光
宇宙世紀も100年になり遂にジオン共和国は自治権を放棄し地球連邦政府に帰属することになってしまい、これまでの宇宙と地球という対立もなくなり、戦争がなくなった世界。困るのはまぁ『ガンダムUC』で顕著に出てきたアナハイム・エレクトロニクスというMSを作る軍事産業の会社でしょう。
いつまでも人間同士がMSを用いて殺し合いをしてくれないと彼らは困るわけで、だからこそマフティたちにMSを横流ししているのでしょうし、彼らを駆逐するためにペーネロペーを研究開発する価値がある。
だがそれでも地球連邦軍の練度ももちろん落ちたし、NTの存在も減りつつある世界、MSは人間を圧倒するための軍事兵器に成り下がった。
戦争がなくなった世界の中で生まれる時代を間違えた天才パイロットであるハサウェイの居場所のなさ。
今シリーズから生まれたとも言える戦闘機同士の戦いに近い高速戦闘が終盤でも披露され、ハサウェイの異常な操縦技術に驚愕する。
同じく描写不足なのだが、連邦軍に所属していたハサウェイという説明が第一部にはあったが、その描写が小説とは曖昧で、逆襲のシャア直後に除隊なのか?しばらくシャアの部下たち残党軍と戦っていたのか?そのあたりはしっかり描写して欲しいほどハサウェイのスキルが異常すぎ。もしティターンズたちが暗躍するグリプス戦役にいたらどんなエースパイロットになっていたのか?そして彼の屈折はここまでにはならなかったのではないか?なかなか気になる。
作品の戦闘も一個小隊VS一機という寂しさもあり、戦後の戦争というのを感じさせる物寂しさ。
もはやこれはガンダムではない、ガンダムのエピローグなんだなぁと感じさせる切なさがまた作品全体の大河として面白いと思った。
しかしマフティという組織の全貌がやはりわからず、小説だと1000人規模という描きがあるが、今作見ると100人も満たない若者たちの情熱というか活動?と感じられる。
命をかけている人々?テロ組織??とは何か一線をかく甘さが妙に気持ち悪い。
またいままでどんな作戦をしていたのかも分かりづらい、第3部では過去の激闘やガウマンとの出会いなど知りたいところ。
期待:それぞれの仮面を脱ぎ捨てて
最終盤。ハサウェイとギギが再会するが、その際ハサウェイはギギに促されてマフティとしての黒いバイザーを取り、ギギに素顔を見せることを強要され、それを彼は受け入れる。ギギはすでに愛人としてのラグジュアリーな既得権益を全て捨ててハサウェイのそばにいることを選びジャンプして彼の胸元に飛ぶ。持っていた荷物は一部落としてもそれよりもハサウェイのそばで19歳の女性に戻りこの恋に全てをかけたのだ。そしてハサウェイもまたそれを受け入れた。
その後クスィーガンダムの顔が崩れお馴染みのガンダムの顔が顕が現れた。
もしかしたら原作小説とは終わり方が違う、何か今後の宇宙世紀を決定的に変えるガンダムの本当の物語がここから始まるのかもしれない。
アンチガンダムの主人公を背負わされたハサウェイがもう一度、王道のガンダムの主人公として輝きを見せるかもしれない。
IMAXの大画面を意識した空を流れるクスィーの映像がとても素敵でした。
とりあえず40歳になる前に完結編がみたいよぉおおおお。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 8.8/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 5.5/10
66点
観終わって眼精疲労が酷くて熱出て辛かった。流石に普通に面白い映画が見たいなぁと思った。
ケネスは第一部より描きが多かったけど結構キモい感じだなぁと。
職場に女呼び寄せててキモいと思った。
個人的には『SEED FREEDAM』の方が楽しめた。ガンダムなんだし、チャンバラや新型の登場というお決まりの展開あっても全然いいと思うし、分かりやすいトンデモ兵器のバトルがあってもいいじゃないかと思う。わざわざお金と時間作って見に行くわけだしいいじゃないか。
更には今作は物語あった??そりゃあ最終回に向ける準備回だってのはわかるけど、主人公の精神描写とかそれに絡むキャラの話とかで設定というか性格描写だけで目的も分かりづらくするようにカタカナ多すぎでは??日本語なのに異国語に思えた。更にはマフティの今回の作戦の明確な目的やその意味ってあった??というあくまで突き放して語ることをしない感じが作品として破綻しているように思えた。『ガンダムUC』の最終回直前もろくに戦闘無かったけど、どうにかこうにか物語とMSが絡まっていたと思ったし、その間の話でも事実や意思の決定などあったと思う。あえて今までのガンダムを突き放したことで、本来のロボットアニメの面白さがなくなってしまったそれこそハサウェイの精神のような歪な作品になってしまったと思った。
2月22日に2回目鑑賞します!
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