Multiplex広告:記事は下部から

○【71点】ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!【解説 考察 :この瞬間もエクセレント・イーチ・アザーであれ】◯

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

製作

2020年アメリカ映画

Face the Musicを探して

via GIPHY

監督

ディーン・パリソット
ギャラクシー・クエスト
REDリターンズ

キャスト

キアヌ・リーブス
マトリックス
・スピード
・マイ・プライベート・アイダホ
・恋愛適齢期

ウィリアム・サドラー
・ダイ・ハード2
・ショーシャンクの空に
・ミスト

サマラ・ウィーヴィング
・レディ・オア・ノット
・スリー・ビルボード
・ガンズ・アキンボ
ザ・ベビーシッター

あらすじ

2020年アメリカ。
ビルとテッド(キアヌ・リーブス)
はアラフィフになった。
彼らは現在も音楽活動を行なっているが、
未だに世界を一つにする歌、
ユートピアへの歌はまだ作ることが
できていなかった。

逆に音楽に対して本気で向かいすぎた2人は、
ロックとは離れた奇抜な音楽に傾倒していた。

そして未来の世界は同様に彼が
それを作ることができないため、
時空の崩壊が始まっていた。

さらにビルとテッドはかつての成功で家を
購入しているがまさかの隣同士。
いつも一緒にいる2人に
妻で元15世紀からきた姫たちは、
夫婦セラピーを一緒に行い、
異常な男同士の愛情に嫌気がさしていた。

セラピーから帰らされた2人の元に
未来から来たルーファスの娘のケリーにあう。
彼女はビルとテッドに今日の午後7時7分までに
その歌を生み出さなければ世界が滅んでしまうため、
ビルとテッドを未来に連れてきて、
彼らに音楽を作らせようとするが、
2人にそのネタはまったくなかった。

ビルとテッドは以前のように
未来に行けば作っている自分がいるはずだと考え
少し先の未来に行くことにするが、
時空の歪みが原因か
その世界の自分達は音楽を作ることが
できていなかったのだ。
挙句に妻には捨てられ
テッドはアル中のクソ野郎になっていた。。

現代に戻った2人は、
セラピー中の2人に再会し、
未来に行ってはいけないと告げるが、
2人が去った後未来の妻が現れ
2人を未来へ連れて行く。

もっと未来なら音楽があるはずと
さらに未来へ行くが、
もっとクソになっている2人が。。。

ところ変わりビルとテッドは
お互いに娘がいた。
ビリーとシーア(サマラ・ウィーヴィング)は
ビルとテッドの大ファンで、
音楽が大好きで有名な音楽をいっぱい
聞いていた。

未来から戻ってきたケリーに会った2人は、
父たちの助けをしたいと考え、
偉大な音楽家たちに協力を仰ごうと
3人で過去に向かう。

未来の世界ではルーファスの元妻は、
この世界の統治者で、
ビルとテッドではあの歌を作ることが
できるわけがないと考え、
時空の歪みの原因をビルとテッドと考え、
2人を抹殺するロボットを送り込む。
しかしドジばっかりするロボットは、
間違えて未来のテッドの父親や
有名音楽家を集めたビリーとシーアとケリーを
殺してしまうのだった。

老衰直近のビルとテッドに会った2人は、
ついに2人が音楽を生み出したことをしり、
そのデータをもらうが、
ロボットに追いつかれてしまう。
ロボットはミスを犯して2人の娘とケリーを
殺してしまったことを白状し、
テッドはそれなら娘たちを救いたいと願い、
ロボット一緒に死ぬことにする。

ビルとテッドは再び地獄へ還ってきた!

2020年12月19日劇場鑑賞 2020年75本目



29年ぶりの続編が公開

via GIPHY

何故今なのか?
まぁ背景にはアメリカのトランプ政権による
アメリカ国内の分断によるディストピア。

ビルとテッドが音楽で
未来をユートピアにするという
映画が描く夢を今のアメリカには必要だ。

前2作を脚本したエド・ソロモンはペンを取り
ビルことアレックス・ウィンターはもう一度
おバカで緩いビルに戻り、
イケイケのアクションスターに回帰した
キアヌをテッドに戻した。

今こそ世界の崩壊の前にもう一度
おバカで緩い2人が音楽で未来を救う必要がある。

せめて映画の中ではユートピアの実現をするのだ。

ビル…お前映画監督になったのか

ビルとテッド以外では映画でみたことない
アレックス・ウィンターさん。
どうやら現在は音楽系のドキュメンタリー映画を
監督しているようです。

本作との出会いがきっかけでガチで
音楽と向き合っていったのでしょうか?

むしろこんなおバカで快活なキャラだった
キアヌがマトリックスやら、
太ってジョン・ウィックのような映画に
出ていくのだからそれもそれで変な話だよな。

それでもちゃんと本作に還ってきた2人。

特にビルは今も昔も変わらず
ビルはビルのままで声もそのままで
まじで感動。
キアヌは流石に寄せてはいるけども
ちょっと変わってしまった気もする。
歩き方がのそのそしてて
足悪そうだった。
でも老いたが表情は置まさにテッドだった。

ルーファスは残念ながら亡くなってしまったので、
娘さんが2人を導く。

何年経ってもビルとテッド

まさか結婚してもお隣さんで
いつも一緒にいるとは思わなかった。
前作のグランドキャニオンライブや
宇宙ライブで世界を一つにしたと
ずっと思っていたが、
あれは商業的成功でしかなかったようで、
本当のユートピアを生み出したきっかけが、
今作で明かされる。

しかし死神は不在、
しかも2人は音楽に真剣に向き合い
その曲を生み出そうとずっと取り組んでるが、
全く違う方向性の音楽ばかり作ってしまう。。。

迷走する2人だが、根本は変わらない。
お互いにエクセレントであれ。

その気持ちはビルがテッドを思う気持ち
だけではない。
父親と継母は苦手だが、
お互いの嫁を思う気持ち、
そして大事な娘を思う気持ちは負けない。

いつだってお互いのために、
みんなのために

何十年変わってもゆるくてバカだけど
憎む要素一切なし。
そんな彼らに立ちはだかるのは
世界を救う音楽に出会えなかった
未来の自分。
でも少しだけいいやつ。

2人が見つけたフェイストゥミュージックは
本物だったのか?
それは結局わからなかったが、
2人は映画の最後に自分たちの
世界を救う音楽。
それはお互いにいや時空を超えた全てを
超えた人々がその瞬間にエクセレントになれる
無限の音楽の瞬間を導けるのは
思いやる心が人一倍強いおばかな2人だった。
恨むはずのロボットも許し、
一緒に楽しい時間を過ごす。
2人は救世主たるそんざいだ

クレヨンしんちゃんの映画を見た時のような褒め言葉

娘たちが前2作と同じ展開に陥っている構造に気づく

via GIPHY

見ている最中には何も感じなかったが、
シナリオを文字起こしすると
娘2人が父と同じような自体に陥っている。
過去に戻って歴史的な音楽家に出会い続け
行動を共にし、
運悪く地獄に落ちてしまう。

無駄な尾鰭のようなものはついてるが、
彼女たちは2代目ビル&テッドとして、
お互いを思い、
そして父を思う。

やっぱり奇抜でちょっとバカだが、
女性に意思が継がれるのは現代的。

結果的に音楽を見つけたのは娘2人で、
ビルとテッドの愛の結晶。
2人は確かに奇跡を生み出した。
自分以上に素晴らしい娘たちを。

2人だけじゃ決して辿り着けないという

本作が3作目として至極真っ当な続編であり、
2人のエクセレントイーチアザーの
本当のゴールが映画として具現化する。

via GIPHY

あれ。見ている時より、感想書いてる方が感動するんだけど

この真相はもう一度
Blu-rayを購入して再鑑賞しよう。

見ている時は、
前2作よりも楽しめなかったんだよなぁ。
CGが妙にしょぼいからか???
おバカなギャグが悪ノリよりだったからか?

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.7/10
・映像のアプローチ 6/10
・映画の美術面 6/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.4/10

71点

3作それぞれ違った魅力のある本作。
脚本家は全部一緒だし、
キャストは奥さんが変わってしまったのは切ない。
死神も再登場

via GIPHY

娘2人は美人で魅力的。
そして衝撃のデイブ・グローリーの登場に
テンション爆上がりでした。
最後一緒に演奏してくれても良かったんやで。

そしてあのラッパーなのに学者系の人
何者だったのだろうか。
シリーズで一番チグハグしたキャラで謎だった。

でもあのロボットなんで遠目から見ると
フリーザに似てるようにしたんだろう。
近くだと『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』
のフリーズなのに。笑
名前が未来人の娘の元旦那という悪意がたまらない。

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA