その歌の秘密が明かされる時
はじめに
製作
2017年アメリカ映画
「ココ」「なぜその名を知っている!」
監督
リー・アンクリッチ
・トイ・ストーリー3
・モンスターズ・インク
ネタバレ あらすじ
2023年1月12日Disney+自宅鑑賞
2023年3本目
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近年のピクサー最高傑作
コロナに家族でかかってしまいまして
娘と一緒に見れる映画を探して
たどり着いたのが
今作『リメンバー・ミー』
まぁ1歳の娘は途中で寝ましたけども。
本作は2023年3月12日の時点で
IMDbTOPP250にて
73位という超高評価映画。
『ウォーリー』に次ぎ
ピクサー作品では2番目。
2018年に本作は劇場鑑賞してましたが
ちょうどブログを休止していたので
その時は感想を書かずでしたが
すっごく面白かったものの
年間ベストには入らなかったです。
しかしまぁ泣けるはぁ。
話のプロット思い出すだけでも
泣けますわぁ。。
子供が出来てからだと余計に泣けますわぁ。
監督はピクサー初期作から
共同監督として活躍し
『トイ・ストーリ3』も監督した
古株だとけどあまり目立っていない
リー・アンクリッチ。
今回は吹き替え版を鑑賞しました。
原題が最高
そんでまぁ個人的に最高なのが
原題の『ココ』。
これひいおばあちゃんの名前やん。
映画の中では非常に大事な
ワードでして
その言葉で
ミゲルとヘクターの矢印の向きが
一緒になるというわけで
BVSのバットマンがスーパーマンを殺すのを止めるのと一緒!
ママココという家族のために
奮闘するミゲルと
最愛の娘にもう一度会いたい
ヘクター。
そして2人は親戚だったという
最高に愛しい展開で
現在の父親としても
ヘクターを応援したくなる気持ちが
増しちゃうし
エルネストを許せない気持ちがいっぱい。
それでも物事はうまくいかないんだが
現世にてもう一ミゲルが
ボケて記憶を無く仕掛けたママココに
ココとヘクターの思い出の曲である
リメンバー・ミーを
ヘクターの娘を思う気持ちを
代弁して歌うことで
奪われてしまった甘美な父との
記憶を再び甦らせ。
失われた一家の音楽との縁を
再びつなぐという
最高のプロットが本当に
泣けます。
映像美しすぎ
メキシコの死者の日を題材にした
本作の舞台はほぼ死者の国なのですが
その世界が幻想的で最高。
もちろん骸骨ばっかなのですが
情景はお祭りのような光や
伝統かな?と思われる
コミカルな絵の模様も素敵。
華やかだけども
チルアウトした光が
あたり一面を照らしていて
そのカラフルさは凄まじく。
近年のドルビービジョンや
HDRで何度見ても美しさに
興奮する。
2010年代後半のピクサーの大傑作
物語やキャラクター、音楽、
そして映像までもが最高値に
達しているわけでした。
リメンバー・ミー
この歌の意味がやっぱり
いい感じに作品のシナリオを
盛り上げていて最高なんだよなぁ。
吹き替え版でも歌のクオリティは
高くてびっくり。
英語だとガエル・ガルシアさんですが
吹き替えだとイケメン俳優の
藤木直人さん。
ミュージシャン経験もあるし
絶妙な優男感がどハマり。
劇中でのメキシコの
サボテンブラザーズ調の
古めかしく楽しい楽曲の数々が
見事だし
イメルダの音楽参戦も
胸を熱くするし
エルネストのリメンバー・ミーの
オペラ調での荘厳な感じと
ふざけた転調も良くて
ショウが終わることを
名残惜しい感じにしている
楽曲のミスリードと
ヘクターが
愛する幼い娘を残して
出稼ぎに行くことを
つらく思いながらも
この曲がいつも君と
繋がっているよという
大切な娘を思う歌だったという
のが発覚して涙腺崩壊待ったなし。
歌詞読んでこの記事書くだけでもうるうるしてる。
歌というのものは
その時折で
その歌詞の意味の受け取り方が
違うという個々の物語と
作者の意図という真実という
歌にまつわる深さを知る
ノンフィクションの面白さ。
誰もが納得できることを
たくみに物語に織り込み
大スペクタクル作品にしているの
本当に激ヤバ。
メキシコが舞台というのも
そっちが前に出過ぎるわけでもなく
物語において必要なガジェットとして
本当にうまいなぁと。
『リメンバー・ミー』すっご
魅力的な巨大動物。
骸骨家族のチームアップの
ドタバタ劇という
ファミリー映画あるあるも
もちろんあって楽しい作品。
しかもマジでみんな
幸せになるの最高。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 10/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 10/10
・キャラクターの魅力 10/10
・音楽 10/10
・上映時間と個人的趣味 10/10
100点
純粋にピクサー映画
大好きだったんですよ。
※過去形
4K配信ありがとうディズニー+。
Remember me
Though I have to say goodbye
Remember me
Don’t let it make you cry
レンタル
通販
あれそういえば久しぶりの100点では?
100点の記事今のとここれ含めて3つ。
『ダークナイト』
『her/世界でひとつの彼女』
以来。。。。。
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