ピクサー全盛期の神映画
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2008年アメリカ映画
メカ好きにはたまらないディストピアSFよ
監督
アンドリュー・スタントン
・ファインディング・ニモ
・ファインディング・ドリー
ネタバレ あらすじ
2022年5月7日Disney+自宅鑑賞
2022年22本目
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ピクサー最盛期の最高傑作再鑑賞
このブログ運営でやっている企画
IMDbTOP250の作品を見直すってやつ。
今回は2022年5月31日時点で58位という
超好評作品の『ウォーリー』を見直しました。
2008年時に劇場鑑賞した作品です。
今回3度目ぐらいの鑑賞か?
14年前の作品
ピクサーマジで凄すぎぃ
昔この記事あったんですけど
1回目のブログ移転時に
運営会社に強制削除されて
当時の感想は忘却の彼方へ。
ちなみに
今作がピクサー作品でIMDb内では一番評価が高い作品です
ほら、映画ファンSF好きじゃない?
(自分も例に漏れず)
過去のSF作品のオマージュもあるがピクサーデフォルメが秀逸過ぎ
と廃墟になった地球を舞台に
1体取り残された
地球最後の男状態のお掃除ロボット
というかゴミ圧縮ロボットの
ウォーリーさんが
次世代高性能ロボットと
出会い恋に落ちて
世界の真実と
地球への人類帰還を導くという
壮大過ぎる物語。
いやはや
プロットが面白過ぎ
もう面白すぎて
ついつい時間が過ぎ去ってしまって
あっさり再鑑賞できました。
特にウォーリーのレトロなギア駆動描写がマニアの心をくすぐる
キャタピラなのも最高だし
ガッツリ目がレンズ式だったりと
アナログ感がものすごい。
中に基板があってその回路で
動いている感じも強くあっていい。
映画ファンとしてDNAに自動で刻まれてる
『ショート・サーキット』のあのロボ
ナンバー・ファイブに似てて
そういう過去作の雰囲気を
うまーく取り込むピクサーの全盛期の凄さよ!
次世代のEVEが逆に未知の存在すぎるし
最強過ぎてそこをそうする
作り手のバランス感覚マジでヤベェ。
舞台の廃墟の地球も面白いし。
そして宇宙空間での
退化した人間のうまさ。
アニメ的なアプローチを
退化として見せる面白さ。
そして悪役として
人工知能のオートの存在。
『2001年宇宙の旅』の
中盤に立ちはだかる
HALLを彷彿させる
デザインや行動など。
そういう過去のSF作品のDNAが
しっかり生きてて
映画ファンなら絶対愛したくなる作品。
ウォーリーという存在のおしゃべりも
『E.T.』のようで
とことん映画ファンの心を掴んでくる。
忘れがちな傑作
監督はアンドリュー・スタントン。
『ファインディング・ニモ』の監督で
近年はピクサー・スタジオに所属しながら
他社の実写作品
『ストレンジャー・シングス』
『ベター・コール・ソウル』
『フォー・オール・マンカインド』
等も監督している。
2010年以降
『トイ・ストーリー3』以降は
過去作の続編
ピクサー作品のフランチャイズ化が
進みキャラクタービジネスの
商業主義傾向な気がする。
その結果
複雑な映像や物語
そしてディティールを持つ
ウォーリーは如何にもこうにも
倉庫の奥においやられてしまっている印象。
むしろキャラクターも
四角形よりも丸形を意識した
デザインのもので
線の数そのものを減らして
工数削減の傾向にあるか?と思ったり
そんなわけで
どうしてもトリビュートが
難しいが個人的には
ピクサー最高傑作と思う。
毒もありますぜ
とやはり美味いのは
プロットに潜む毒か。
汚染された地球ということで
物質主義の日本批判から
ロボットによる
人間の最低限の運動による
維持という
マイルドな
『マトリックス』状態の実情。
生々しくボコボコになる
ウォーリーなど
愛くるしさで包まれているが
ピクサーらしい毒の効いた
物語はやっぱり魅力だ!
また気がつかなかったが
舞台は2700年代なんだな。
そしてうっかり
シンギュラリティが起きてて
ロボットは普通に自我が
ある世界なのね。
アニメ的なご都合主義的でもあるが
ウォーリーが再起動したら
旧世代だからかその心が無くなってたから
ウォーリーは特別な存在なんだろうな。
影では600年間の孤独的なのもあったんだろうか?
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 9/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 10/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
93点
UHDで見直してもいいが
Disney+が普通に4K
なのやばいんですよね。
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