この辺りからわけわからなくなるやつ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2021年日本映画
結局テレビ版の完全版かよ!
監督
富野由悠季
・機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者
・ガンダム Gのレコンギスタ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダム
あらすじ
2021年7月22日劇場鑑賞
2021年41本目
『閃光のハサウェイ』の延期の影響で前作から1年半後の公開
5部作の3作目である本作。
TVシリーズの12話から18話をまとめている。
前作の公開が2019年11月からの3ヶ月
という短いスパンでの公開だったが、
ちょうど世界的な新型感染症の影響で
業界がすっちゃかめっちゃかに
なってしまい。
当初2020年6月に公開予定だった
『閃光のハサウェイ』が
2021年6月まで延期となってしまい、
当初の公開スケジュールは
『閃光のハサウェイ』後だと思われた
本作も1年以上も公開されないまま
現在に至り無事公開された。
それ以外にもベルリ役の石井マークの
休業と復帰などのタイミングもあったと思うが。
このタイムラグについては、
元々話がどんどんわかりづらくなる
テレビシリーズなわけですが、
全く予習もせずに鑑賞したけど
しっかり話がわからなくなった
大筋変化なし
3作目になった本作
1年以上期間が空いて熱も冷め気味。
富野監督の遺作なのかなぁと思うが、
テレビシリーズもBlu-ray全巻
持っているが、見直していないまま
劇場版で再視聴する形になってる印象。
テレビシリーズは毎週放送で
間隔が毎回空いていたのだが、
今回は7話一気見+αという感じ。
2作目と同じ作り
一気見のおかげで
劇中のありえないぐらい変動していく
組織の動きが
ちょっとわかりやすくなっている。
組織としては
1.主人公チームメガファウナー
2.友軍アメリア
3.敵軍キャピタル・アーミー
4.敵軍ドレッド艦隊
と4番目の組織が追加。
どこかザンスカール帝国の趣向を
引き継いだ艦隊デザインや服装やMS。
MS戦も超兵器が多数増え
見応えたっぷりになるのだが、
上記の4チームの流れが
ひどいことになっている。
1+2が基本なのだが、
1+2+3vs4の構図が序盤に行われ、
その後バラバラで移動、
1+2VS3が勃発
全員仲良しパート勃発
1VS2VS3VS4が急に勃発、
そして5番目の
トワサンガ防衛隊も追加
そのままなし崩しで
それぞれがバラバラ。
みたいな感じなのだ。
そしてその流れもなかなかわかりづらく、
トワサンガの老朽化で
壊れた部分のゴミを回収するために
みんなで回収することになるが、
その前にメガファウナーのラライヤが
暴走して戦い勃発。
トワサンガで皆仲良しの件は、
3が4に内通など、
話が込み入りすぎ。。。。
そして特にストーリーラインは
変更なしで、
メガファウナ組が
フォトン・バッテリーの開発と
MSの設計図を供給する
ビーナスグロゥブに向かう。
そこではさらなる組織が。。。。
もっと話が複雑になっていく!!
追加シーンは印象的なベルリの吐露
TVシリーズからの追加シーン
正直ほとんどよくわからなかった。
色々とラグがあるし、
基本本編の焼き直しなので、
わざわざTVシリーズ見直しては
見に行かないよなぁ。
そんなわけで、
今作の印象的な追加シーンは、
ベルリがアイーダと姉弟だという
ことが発覚し、
地面でのたうち回る。
TV版だとあっさり受け入れる
独特なケロッとしたドライな
展開が本シリーズの見どころだったが、
流石にエモい方向に変更、
そしてそれ以上の追加要素としては、
ノレドが女としてのアピールを
初めてベルリに行う。
オチとしてはノレドなしの
ベルリ一人旅で終わりますが、
もしかしたらそこが
『星の鼓動は愛』のように
変更あるかな???
そして4作目では
大幅に追加シーンがあると
2作目の時点では公言されていたが、
どうなのだろうか?
パンフが一気に劣化
紙質は上質だが、
中身が一気に劣化。
ストーリーのあらすじは特になく、
作品の登場人物の解説などが、
少しあり声優さんの
各コメントがあるのと
一部裏側スタッフのインタビューだけ
前作までの追加シーンがどこに
あったかのタイムラインのような
物は一切なしで、
とても残念。
さらに次回作の公開時期の情報も
載っていなかったし、
なんだか不安になりました。
ガイトラッシュのマントが凄かった
とTVシリーズを劇場で見た程度の
感想になってしまったが、
追加の敵機体のガイトラッシュが
まぁオーバーマンにしか思えないが、
ビームマントの性能が
めちゃめちゃ凄かった。
劇場映えする閃光と音。
見たこともない無重力戦闘シーンと
Gセルフも含めた超性能の数々に興奮。
終盤は毎回特殊なMSが出てきて戦闘はすっごく面白いんだよね。
次回作でもそこは期待しています。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 6.5/10
66点
次回作の感想もあります。
映画感想リンク:◎【80点】劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」【解説 考察 :怒涛のオリジナル展開】◎
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おまけ
Gレコ感想記事リンク一覧
・ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版
・◎【78点】劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け! コア・ファイター」【解説 考察 :ガンダムへの回帰】◎
・△【64点】劇場版『Gのレコンギスタ II』「ベルリ 撃進」【解説 考察 :TVシリーズの焼き直し】△
・○【66点】劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」【解説 考察 :これTV版の完全版ですね。】○
・◎【80点】劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」【解説 考察 :怒涛のオリジナル展開】◎
・◯【70点】劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」【解説 考察 :って結局TV版の完全版かヨォ!】◯
もう事象を見守り
唐突なやばい展開に期待する
という鑑賞スタイルだったなぁ。