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◯【74点】西部戦線異常なし【解説 考察:この不条理と恐怖はもう身近】◯

2022年ロシアのウクライナ侵攻の危機から

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2022年ドイツ映画

戦争の地獄をもう一度思い出す必要がある時代

キャスト

キャスト一覧
ダニエル・ブリュール
ラッシュ/プライドと友情
・グッバイ、レーニン!
・イングロリアス・バスターズ
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1917年西ヨーロッパ。
ドイツとフランスは戦争中だ。

戦地の情報は正しくドイツ国内に
伝わっていなかった。

プロパガンダの影響下にある若者は
戦争へ自ら志願するのだが
多くの人々は戦地に行ってその間違いに
気づくのであったが
ほとんどの人はそこで死んでしまう。。

17歳のパウル・ボイマーは
学友たちと愛国心と高い志を持ち
軍隊に入隊し戦地に向かうが
聞いていた話と全く違い
地獄のような環境や
死と隣り合わせの塹壕の雰囲気。
その夜彼らはこの場所に来たことを
非常に後悔したが
砲撃にあい友人はなくなってしまう。

1918年11月7日ドイツの上層部は
敗戦を実感し始め和平交渉の動きがあった。

ポールは入隊直後に出会った
年上の兵士のキャッツと親しくなり
辛い日々を生き抜いてきた。

彼らは戦地から離れていて
辛い日々の中でも
喜びを見つけることができた。

だが彼らは再び戦地へ赴くのだが
そこでのフランス軍の攻勢は
凄まじいものだった。
そしてドイツ軍の中でも
敗戦の話は出始め
生きる希望を見つけ出す2人
だったのだが。。。

2023年2月5日Netflix自宅鑑賞
2023年9本目



2022年に公開される意味

「西部戦線異状なし」の原作者は誰ですか?

1929年にドイツにて発行された
エーリヒ・マリア・レマルクさんの
小説『西部戦線異常なし』の
3度目の映画化作品。

1930年版は今でも高い評価を
得ており機会があれば見たいなぁと思う。

監督や主要キャストは
ドイツ映画に馴染みがなく不明。

「西部戦線異状なし」のリメイク映画がありますが、その評価はどうですか?

しかしアカデミー賞では国際長編映画賞で
作品賞を受賞し撮影賞と美術賞と作曲賞を受賞。

2022年を代表する映画になりました。

Netflixが配給権を獲得したので
国内ではイオン系列の映画館で上映。
自分はゴールデングローブ賞ぎりぎり
という時期にNetflixにてヘッドホンをして
鑑賞しました。

普段ドイツ映画を見てないので
監督の人も主演の人も知らないし
彼らの作品にもピンとこなかった。

情報統制された世界で

第一次世界大戦末期のドイツの
新人兵士に焦点を当てた物語。

ドイツの若者は戦争が人生を輝かせる素晴らしい場所だと思っていた

という情報統制された世界で
生きていた青年が
戦地という地獄で
人間性や人生を失う
凄まじい作品。

西部戦線異常なしのタイトルの意味は何ですか?

本作のタイトル通り
敗戦が濃厚なドイツでは
「西部戦線異常なし」と
プロパガンダされており
むしろ勝っているとさえ
思わせられている大卒者たち。

そんな彼らが国のため
勇んで戦場に行くと
士気の下がって
やる気のない人たち
ばかりではないか。

意気揚々と最前線にくれば
そこは一瞬で人生が終わる
聞いてた話と全く違う

地獄だった

一夜にして友人は亡くなり
この地に来たことを後悔する
主人公たち。

運よく生き残った彼らは
すっかり戦場に囚われる。

と戦場がない日々では
野生動物のように
現地の女性で性欲を発散したりと
襲撃者としてしっかり
しているわけですが

次のシーンでは
敵味方問わず大虐殺の餌食に。

一兵士としての無情で無常な暴力の数々に飲み込まれる

また戦争映画あるあるの
対峙して殺した兵士が
普通の家庭のある人間。
自分と変わらない
日常が崩れてしまった人。
生きるために殺し
ただの殺人鬼に成り果てる。

「西部戦線異状なし」を観ると感じるもの

戦争という異常さを克明に描くことで戦争そのものの恐ろしさを
見ている人に教示してくれる。

2022年にロシアのウクライナ侵攻が開始し
6万人以上の人が亡くなり
5万人以上が負傷し
1万5000人以上が行方不明になり
1700万人が避難民になった。

そしてロシア側はドイツのように
情報統制を行い
実際の負傷者数や死亡者数は
全くもってわからない。

ただ現代ではソーシャルネットワークや
インターネットの普及により
誰もが複数の情報に触れることができる。

それでも共産主義国という
上層の指令は絶対という
国民の義務化された
ロシアの人にとっては
この映画の主人公たちのように
ならざる終えない恐ろしさがある。

今もう一度
戦争の恐ろしさを実感しないと
いけない時がきていると思う。

それだからこそ
映画は数々の賞に輝いたと思うし
アカデミー賞も一部受賞した。

そしてロシアだけじゃなくて
中国とアメリカの経済的対立による
代理戦争の可能性とか。

戦争の危機に直面している中
一国民としてこの恐怖を理解
しないといけないし
止めないといけない。
政治家や軍の上層部は
自分が死なない
ゲームのプレイヤー感覚だから
本当に怖い。

不条理と恐怖が身近だし
誰かが味わってる恐怖。
今は機械が発展してもっと
無機質なのかもしれない。

権力持った老人の傲慢さで死ぬ若者や低階級層はもはやユニバーサルデザイン

『プライベート・ライアン』と『1917』

映画としては
上記の作風に近かった印象。

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『1917』の1人の青年の戦場の
追体験を通す感じと
『プライベート・ライアン』の地獄っぷり。
ドラマパートもあったり
兵士じゃない一人間としての側面で
戦争が殺人の連続であることを
明確にしたり。

あとイギリス軍が戦車乗って
襲ってくる地獄は
『プライベート・ライアン』の
冒頭並に地獄。

最終盤の上官の鬼畜な行軍の
胸糞展開も既視感はなんかあった。

his
あと戦争映画より
テレビゲームの演出が結構エグくてね。

絶望に次ぐ絶望がヨーロピアンに淡々と描きつつ生々しく。

作曲賞についてはちょっと疑問

アカデミー賞の作曲賞を
受賞した本作。

個人的にはそこまでピンとこなかった。

冒頭から映画以上に主張する
違和感のある音楽が
むしろ不協和音で
ネタっぽさがあったが
ジャンル映画としての
戦争ホラーとして
際立たせていた印象もある。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8.7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 7.5/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

74点

思ったより
ピンとこなかった。

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