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◎【76点】インターステラー【解説 考察 :愛は次元を超える】◎

インターステラー

ラストシーンも構成が一緒だけじゃないノーランの映画構成は似てきている

『インセプション』や『ダークナイト』同様に、
かっこいい音楽が流れて、中途半端な感じで映画が終わる。
それがいい!!
それがいいんだ!!むしろ恒例すぎて笑えてくる。
今作もいい感じに音楽が響いていた。
ちなみにジマーさんは最高の仕事をしてくれた。
さらにちなみに冒頭に映画の終盤の要素を
持ってくるのも『インセプション』と一緒です。
わかりづらくやってますがね。

his
このあたりから2020年9月追記です。

また『テネット』を見て気がついたのですが、
作品の盛上ポイントでは、
クロスカッティングでモンタージュさせるのは、
どの作品も一緒でノーランの流されない古風で
伝統を愛する姿勢を感じます。
終盤のエピローグが唐突に終わる感じがも似ている。

あと謎のプレゼン時間で会話で難しい設定を
描いちゃうあたりも似ていて、
映画の根本的理解を妨げる点も似ている。

his
それなのに上映時間がクソ長くてしんどい。

円環

これもノーランあるあるとも言えるが、
円環を意識している。
今作ではワームホールからの重力波があるが、
これを未知の生命体としているが、
映画のラストではそれが生き延びた人類の技術
だったことが、終盤のクーパーにより自覚される。
だからこそクーパーの家に信号が届き、
人類は救済されるという、
とんでもない設定だったわけ。
ノーランはそれがなぜいつから?という部分は、
映画的なマクガフィンとして証明を避けるため、
この現象の起点の詳細は明かされていない。

本作の先のいつかの未来に人類は、
ワームホールとマーフィーの部屋の5次元世界と
通信網を生み出すというわけで、

his
文字にすると指先が震えてくる。

ちなみにこの要素は最新作の『テネット』でも
あります。

また『プレステージ』でも同じ死の1日を
味わうというヒュー・ジャックマンもループ系。
『インセプション』と『ダンケルク』は
同じ時間軸を違う時間で描く、
そして今作でもブラックホールの重力の影響で、
同じ時間軸ながらすぎる時間に差があるという
設定がある。
『メメント』も異色だが、15分をやり直し続ける、
逆行映画としても近似要素あり。

his
ノーランの一環したテーマ熱い

2020年9月IMAXGTにて再鑑賞

2020年9月の『テネット』公開に先駆け、
ノーラン作品のIMAXリバイバル開始。
前回は『ダンケルク』と『ダークナイト』を鑑賞、
勿論『インセプション』も公開したが
IMAXカメラでの撮影がない為、スルーした。
今回はIMAXカメラでの撮影比率が多い為、
IMAXGT版を鑑賞してきました。

正直3時間という上映時間は2回目でもつらく、
中盤の打ち上げ後から土星までの下りで、
意識を失ってしまった。。。

ここでおもったのが

IMAXカメラのシーンは本当に上下がカットされているのか?

このIMAX鑑賞の魅力としては、
上下カットされてないノーランが撮影した本当の
映像を拝むことができること。
そしてGT版に関しては、通常のIMAXとは違う、
正方形に近い状態で投影され、
より本来のサイズに近くなるのだ。

his
何度もいうが、日本のIMAXはミニIMAXの廉価版で本物はもっとでかいし、フィルム上映されている。今日本で近い状態で鑑賞できるのは、大阪のEXPOシティと東京の池袋だけ!

まぁもともと前回はIMAXで鑑賞したのだが、
そんなに切られているのだろうか?
むしろダウンコンバートして
縮めている印象なのだが?
また自宅でのUHDでの再鑑賞を見逃した部分のみ、
行なったが、IMAXシーンフルサイズになり、
フィルムシーンはシネスコサイズで小さくなる。

劇場でiPhone片手に動画流しながらなんて
見ることはできないので、
その審議は記憶の中でしか解決できない。。

その他IMAXで見た感想としては、
爆音がすごい。
劇場が揺れる。
映像が綺麗。
と別に1回目の鑑賞だけで堪能できていた。

his
IMAXGTも慣れてしまうんだなぁ。
『ダンケルク』を初めて大阪で見たときの感動は
今でも残り続けているのになぁ。

オープンワールド的ではない狭量な映画的舞台

これもノーラン映画あるあるかもしれないが、
舞台に対しては部分のみで全景を見せようとしない。
空撮があるものもあるが、
周辺だけのほんの少し描く、
世界観が狭量で広がりがない。
監督としての物語への注力でプレゼンテーション
としての表現でしかないことの弊害なのか、
他の映画では舞台を映画の構造として
描くことも多いと思うが、
今作ではそれが感じられない。

his
そういう映画としての縦構造があるかないかで、記憶に残るか、愛せるかなどあるんだけど、それが欠如しているんだよなぁ。

部分の苦労が山ほどあるようです

感想書く前にBlu-ray特典DISC鑑賞。

映画としてはワンシーンの描写でしかないが、
TARSのシーンでのデザインや合成、
その裏では人形遣いや、特殊車両。
畑のシーンでは実現のためにドローンを用意したり、
音楽ではジマーさんが父が娘を思う悲しい気持ち
を具現化していたりと、映画よりもテーマを
具体化していて、逆に映画は設定考察に時間を
割いててチグハグしている。
船内の作り込みもすごいのに、
それを活かした人間描写が一切ないのが、
ノーランの弱点というのも実感。
本物に見える小道具じゃなくて、
本物の何かを作って映画撮って、
スタッフ報われなさすぎなのでは?
と思わずにはいられないが。。。

また古い技術を用いてその技術を進化させる
ことなく好きなのように実物を作りまくてて、
すごく変な感じがした。

てかそっちより主体は親子の話???
だったのでわぁ?と。

5次元のシーンもセット製作。
CGオンリーだと思ってた。
テッセラクトという正八胞体のようだ。

his
映画本編から読み取れない苦労の数々。どんだけ製作費あったんだよ。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

76点

HALの暴走のようなシーンを思わせる不穏な演出があるけども、
そのまま普通に進んだりする思わせぶりな感じはいいです。

でも舞台裏の人たちの奮闘に美談が全く
無さそうで報われているのかさえ
映画見ただけではわからないな。

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his0809
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