F1レーサーの老ブラピが至福
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年アメリカ映画
CGなのか実写なのかわからない素晴らしい映画
監督
ジョセフ・コシンスキー
・トロン: レガシー
・オブリビオン
・オンリー・ザ・ブレイブ
・トップガン マーヴェリック
キャスト
音楽
ハンス・ジマー
・グラディエーター
・DUNE/デューン 砂の惑星
・インターステラー
・インセプション
ネタバレ あらすじ
2025年6月27日IMAX版鑑賞
2025年31本目
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概要:空の次は陸だ!ブラピ主演でF1映画だ!!
2022年アメリカでの最大のヒット作『トップガン マーヴェリック』は2025年7月時点でアメリカ歴代興行成績No.5の記録を樹立。パラマウント最大のヒット作だし、トム・クルーズの最大のヒット作。そしてジェリー・ブラッカイマーの最大のヒット作だし、ジョセフ・コシンスキーの映画監督としての格をめちゃめちゃ爆上げさせた。そんな奇跡の映画チームはトム・クルーズに代わりブラッド・ピットが合流。空を制したトム・クルーズに対して、ブラッド・ピットはF1のルイス・ハミルトンも製作に加わり、陸の最速のスポーツで史上最高にお金のかかるスポーツであるモータスポーツの最上位のフォーミュラー1を題材にした映画を生み出した。F1業界全面協力で映画のレースチームを実際のF1に交えたりF1カーに専用のカメラを搭載したりと凄まじい熱量の映画が生まれてしまった!!
ここが熱い:ブラピかっこいいよ!ブラピ!
ブラピ好きとして、とてもとても良かったです。現在61歳のブラピですが、そうは見えない素晴らしさ。あの肉体とか出立とか、確かに合間合間にご老体感は出ているのですが終始かっこよくて渋いブラピなんです。劇中ではレベッカ・ファーガソンに似てるケリー・コンドンがブラピと恋に落ちるわけですが、実年齢は20歳ぐらい離れているのに妙に同世代に見えちゃうマジック。60歳でF1は流石に無理だろ!そう言った夢物語である本作ではブラッド・ピットの魅力を追求したブラッド・ピットを理解された素晴らしい映画が再び生まれてしまったのである。

ここが凄い:実写なのかCGなのかわからないレースシーン
たくさんの映画を見ていると思っている自分ですが、今回のF1レースシーンがどこまでがCGなのか?実写なのかわからなかった。実際に特注のマシーンを製作してF1レースで走らせている映像がちらほら出てくる。その凄さ本当にやばいし、何度でも見れる面白さがあると思う。
ここは妥当:話はありがちか
ブラッド・ピットありきの話ではあるが、レースバカのベテランレーサーが過去に負傷して引退したF1に再び帰ってくるという展開。F1レーサーの平均年齢が30歳以下ということを考えるとありえない。ただ1950年代には50代のレーサーがいたり、40歳でも優勝しているレーサーもいるというわけだが、あくまでもブラッド・ピットありきというコラボ案件という印象。人生経験豊富なブラッド・ピットことソニーが利己的な若手レーサーを諭したり、チームを育てたりという、往年のスポ根映画にとてもお金のかかかった見応えたっぷりのレース映像が融合というちょうどいい内容。
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コテコテともいえる女性との恋愛の描写
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※キャラクターは現代的で技術系キャリアで成功しているという存在は熱い
や実はソニーは事故ったら全身付随という映画あるあるのリスクとそれをガッツリ無効化できてる映画というありえねぇ確率バッファ。流石に話に深みがない分2時間30分の尺が長く感じるところはあった。現実感があるかわからないマシーン開発の描写など見ている時は楽しかったが、終わったあとではコテコテのシナリオの一部でありがちだったなぁと。それでも予算のかかった映像やブラッド・ピットの存在感などを考慮すると満足できるラインの物語でした。
ここが熱い:ノリノリのハンスジマー節
今作プロデュース陣のパワフルさもすごいが音楽はハンス・ジマーが担当。映画の内容を先取りしてシーンに対して感情作りをさせる音楽。今回はEDM重視でアップテンポ。レースシーンも聞き応え抜群な音楽が多くとても良かったです。著名ミュージシャンたちが曲を書き下ろしたり、劇中でのパーティーシーンも豊富にあったりアブダビのシーンではクリス・ヘムスワーズが一瞬でてきたりと面白。
ここが最高:名脇役?ハビエル・バルデム
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『デューン』に続き主役を支える助演キャラのハビエル・バルデム。とっさのリアクションや称えるシーンの圧の凄さがたまらない。序盤からソニーを誘いにくる雰囲気も最高だし、後半のソニー負傷後の真実を知って激昂するのも味があるし、最後のソニーが優勝したシーンのガッツポーズも良かったし、最後のシャンパンシャワーも良かったです。ハビエルさんのエモパワー。観客の感情を湧き立たせる存在感。彼のおかげで映画が1.1倍面白くなってる。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 9.3/10
・映画の美術面 8.5/10
・キャラクターの魅力 8.3/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
78点
アカデミー賞の撮影賞ノミネートしそうな作品。
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ラスベガスのネオンとか『オーシャンズ』のオマージュかな??
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