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【海外アニメ】リック・アンド・モーティ シーズン8【解説 考察:課題を感じるシーズン。ドラマ面が印象的】

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2025年5月〜7月アメリカ

あらすじ

あらすじ

天才科学者のリックは別次元のリックにより次元移動装置の開発をさせられるため、家族を奪われた。そしてその別次元のリックは全次元のリックの妻の存在そのものを消し去ってしまった。リックは別次元の孫のモーティと絆を深め、さらに別次元のリックとモーティが死んだ次元に行き家族として成り済ますのであった。そしてリックは遂に娘と妻の仇を追い詰め復讐を遂げた。復讐を終えたリックは相変わらず孫のモーティとサマーと一緒に冒険を続けている。

2025年7月29日U-NEXT鑑賞完了

his0809
まずは4から復習と行きますか。
感想リンク:【超人気記事】リック・アンド・モーティ シーズン4 完走しました!【解説 考察:全話レビュー!単発系でまとめ切った】
リック・アンド・モーティ シーズン4 2

メインストーリーが無くなったけどどうなる??

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感想

前シーズンで遂に物語の核であったリックの復讐の物語が完結し、新たなる物語も追加されるかと思いきや全くそういうこともなく、ひたすら単話完結というシーズン8が始まり完結しました。

his0809
ちなみにシーズン7まではNetflixで最新話配信でしたが、今作で遂に日本ではU-NEXTが先行配信になったようです。そもそもリック・アンド・モーティの会社であるアダルト・スイムがHBOの参加になったので、そのHBOの配信会社HBOMAXがU-NEXT契約しているので当然と言えば当然ですね
今後マジでどうするんだろうとかなり不安になりました。

それでは以下各エピソードの感想です

エピソード1:恐怖のサマー

原題はSummer of All Fears。元映画タイトルはThe Sum of All Fears。で2002年にベン・アフレックとモーガン・フリーマンしゅつでんで映画化された『トータル・フィアーズ』。映画では核攻撃を受けたアメリカが、その犯人を追い詰めるというお話の模様。もちろん今作とは関係ないし、いつもの混沌と狂気が入り混じった通常回です。モーティとサマーがリックからモバイルバッテリーを黙って借りた罰で、マトリックス空間にモバイルバッテリーを借りることをいけないと洗脳される地獄のシュミレーション内で30年ぐらい過ごして、脱出に成功して通常回が幕開け。その記憶が残ったままの2人、大人になって世界の指導者になったサマーは実の母と同じ精神年齢で楽しく過ごすかに見えた?逆にモーティは逮捕され地獄の日々に追われ戦地に赴き精神がやられ、まだ心の中は戦争状態という『ランボー』オマージュでダムに突撃してしまうというわけわからん展開。

通常運営のリック・アンド・モーティという感じの混沌とした作風が普通に始まる。面白いのだが何か違和感を覚える。

エピソード2:バルクリック


原題はValkyrick。トム・クルーズが主演した映画『ワルキューレ』のパロ。邦題にするあたりでワをバニして読んでしまっている。

珍しいリックとスペースベスの冒険会

☆☆☆

エピソード2の感想
この次元にはベスが2人いて、家に残ったベスと宇宙に旅立って自己解放されたベスがいるというわけ。スペースベスの命の危機にリックを呼び出し2人で宇宙の危機を救うというお話。お馴染みの虫のやつが出てきたり最終ミッションにはリックの親友のメカバードパーソンと成長した娘が活躍し、二つの親子が登場。感覚麻痺っててすごいことずっとやってるのに、あ。今回はスペースベスとのコラボレーション回ね。で済ましてしまう自分もおかしい。
☆☆☆

エピソード3:ザ・リック ザ・モーティ&アグリー

早速番外編!シーズン6で滅んだモーティとリックが大量にいる世界のその後のスピンオフ

原題はThe Rick, The Mort & The Ugly、元ネタはThe Good, the Bad & the Ugly。『続・夕陽のガンマン』ですね。わかりづらい。タイトル理解できると今作がガンアクションものだっていう理解ができる。

☆☆☆

エピソード3の感想

早速番外編開始。ようやくメインストーリーに絡むかなぁと思ったら、主役を今まで扱ってなかった別次元のリックとモーティというやつ。なんとも消化試合のような気持ち。いや毎回奇想天外ですごいんですけどね。滅んだリックの惑星付近で独自の文化で発展を遂げている謎の農場を作るリック。モーティたちが営む酒場にリックたちで形成される悪党軍団たちがモーティを連れ去る襲撃に現れる。リックは悪事を止めるために調査をする。がそのリックたちはモーティのクローンを生み出していた。

もちろんこのエピソードにも大ドンデン返しがあり、それらのリックもまたこの農場リックが作ったクローンだったというクソやば展開。リックによる壮絶な襲撃の結果、リックは皆死亡し、モーティが残るという渋めのお話。

☆☆☆
面白いんだけどコレジャナイ感がやっぱりあるのよね。

エピソード4:ジェリーの最後の誘惑

ジェリーが大活躍!その1

原題はThe Last Temptation of Jerry。The Last Temptation of Christのパロディ。1988年のマーティン・スコセッシ監督の『最後の誘惑』から取っており、復活祭を扱っている。イースターバニーが大好きなジェリーがイースターバニーの怪物になるだけじゃなく、謎の宇宙からのイースターバニー討伐部隊の登場という奇妙な展開。
☆☆☆

エピソード4の感想
イースターが大好きという絶妙なキモさを更新してくるジェリー!部屋中をイースター飾りまみれにする気持ち悪さが素晴らしい。そんなジェリーが、謎のイースターバニーの怪物を地球で轢き殺してしまい(ゲロもぶっかけ)、血液にふれた影響かジェリーが次なるイースターバニーの怪物に変貌してしまう。とその秘密を探りジェリーを元に戻そうとするリックとモーティだったが、イースターバニーは元々宇宙生物で、その卵の殻を元に戻そうとすると、宇宙からの謎の教団の襲撃に遭遇、さらに怪物化するジェリーはムキムキになりつつも骨格も変貌し、怪物になるという謎のSF大作エピソードへと作品が変質していく。イースター島の隠された秘密やら、
イースターバニーの思考を操る力で至る所がセックスまみれというどっかのぬきたし化やら、映画『プロメテウス』をオマージュした展開やら、ラストの祝日 全ての否定という荒ぶった展開
エログロアホ展開も随所にあり、シリーズらしさこそあるのだが展開が早すぎるのとそもそもSF作品を揶揄したような作風にそこまで楽しめなかった。いやジェリーが活躍するからこの満足度なのか?その鑑賞者の思考さえも手のひらに転がしていると言っても過言ではない。。。
☆☆☆

エピソード5:クリオ・モート・リック・バー

ジェネリック・リック・アンド・モーティという所感

原題はCryo Mort a Rickver。
これ邦題も余計に分かりづらいけどcry me a riverという楽曲のパロディだが、邦題でリックバーをリック・バーにしてしまってる、邦題担当のミスで訳のわからなさが極まってるの作品愛なくて辛い。

そんなことはさておきこのレベルの内容で良いのか?という悩ましい内容のエピソード。面白いには面白いが、往年の映画ネタ特化のノリというか。

やはり本筋のヴィランを安易に削除した前シーズンからの再構築ができてないんだわ。ファンとして終焉の足音が聞こえて、自分の加齢も含め悲しいです。
☆☆☆

エピソード5の感想
リックとモーティがある大きな宇宙船に辿り着くがそこでは人々が冷凍睡眠されていた。お宝強奪して遊ぼうと考えた2人だが冷凍睡眠が解除されることになり、2人は冷凍睡眠に失敗していた死体とそれぞれ入れ替わる。

リックは上流階級の住民の息子。モーティは労働者階級へとそれぞれ分かれる。今まで味わうことのなかった家族の愛に感動するリックと対極で反乱を率いるリーダーになってしまったモーティ。反乱テロ直前で正体がバレた2人は追われながらも金庫を破るが、そこは空。実は死体になりすまされた2人が住民を出し抜き強奪した後だった!財宝を奪おうと住民達はチキチキレースを開始!

というスペースアドベンチャーありの命をかけたレースが開始。

どっかで見た緩めのお話に狂気の物足りなさで満足度は低い。根本的には面白いのだが作品が生み出したハードルが高過ぎる。

☆☆☆

エピソード6:ベスジャミン・バトンのリック的人生

今シーズンはベス推しだ!!

原題はThe CuRicksous Case of Bethjamin Button。
言わずもがなフィンチャー監督とブラッド・ピットの主演映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が元ネタ。今話はしっかり元ネタとかかっており、ベスとスペースベスが小学生ぐらいに若返ってしまい暴走してしまうというお話。同時並行で宇宙の彼方の人間をモチーフに生み出したテーマパークで遊ぶベス以外の家族とそこでの狂気の暴走と脱出劇。

今シーズンではリックの精神的な弱さについてフューチャーをしている節があり、彼の弱さであり今一番大事にしている家族という存在に対してのアプローチとして、狂気を孕む娘(本質的には別次元のリックと入れ替わり、血のつながりはない)のベスを良心を維持するために宇宙を旅するベスと普通のアメリカ人として暮らすことになるクローンのベスの2人いるというクレイジーな設定の本作。その2人が息抜きに再会したら(既にジェリーとは3P済み)、幼少期に戻ってしまう悪戯をしたら大変!2人とも小学生に戻ってしまった。しかしその時期のベスは、少年を異世界に閉じ込めて殺すほどの危険人物。2人はお隣さんを拷問したりと大暴れという最悪の展開!!

☆☆☆

エピソード6の感想
いつものリック・アンド・モーティという印象だが、流石に小学生ベスが2人はマジでハラハラ。2人で殺しあったりするし、リックを殺そうと計画しちゃうクソやば展開。モーティたちは宇宙の彼方のテーマパークで危機一髪状態というよくある展開ではある。リックとダブルベスとのまとめ方もとても良く、

☆☆☆
シリーズファンは納得のエピソードだったかなぁと思う。

エピソード7:フィクションよりリック的

驚愕のジェームズ・ガン参戦!

原題はRicker than Fiction。
Stranger than Fictioをパロったもので2006年のウィル・フェレル主演の映画『主人公は僕だった』からの引用。

ジェームズ・ガンの映画『マキシマム・ベロシツリー9』をTVで鑑賞したリックとモーティはクソっぷりに激昂し、続編制作中のワーナーブラザーズスタジオのジェームズ・ガンに殴り込み!!50回書き直しているという脚本を強奪し映画を作り直そうとするが、その映画の中に入ってしまうという奇妙すぎる物語。

制作会社のアダルト・スイムの親会社のワーナー・ブラザーズの新作映画でジェームズ・ガン監督作品である『スーパーマン』の宣伝も兼ねてかジェームズ・ガンが参戦!ネタとしてザック・スナイダーも登場!

☆☆☆

エピソード7の感想
クソ映画『マキシマム・ベロシツリー』植物生物VSロボットの木のチームというクソ映画。今作を改変するために脚本を書き直してた2人は映画の中に入ってしまう。
悪役をうっかり殺した2人はモーティが悪役の息子になり代わり、リックは憎んでたクソキャラと親しくなって映画の結末に向けて珍道中するが、全部バレてしまい彼らに命を狙われる戦争モードへ。合間に『ワイルド・スピード』っぽいネタもあったりと楽しいし、クソキャラたちが狂って強くなるリック・アンド・モーティらしい展開も楽しい。逆にジェームズ・ガンがやたら出てきてノイズなのだが、そのオチのクソっぷりが素晴らしいエピローグのジェリーのオチとかも笑える。
☆☆☆

エピソード8:ノモートランド

驚愕のジェリー回2

原題はNomortland。
アカデミー賞受賞作品の『ノマドランド』のパロディですが、内容は無関係ですね。

別次元のリックやらモーティやらがいるんだからジェリーもいるというわけで、悪いジェリーもいたり破天荒なジェリーもいるというわけで、ジェリーとジェリーで冒険しちゃう全く需要のない回。

☆☆☆

エピソード8の感想
マルチバース的なネタが満載の回。気弱なリックがいたり、オープニングのヤギの一家だったりが登場する。しかしこのジェリー回需要あるのか?シーズン9でジェリー回が3話あったらどうしようと不安になる。
☆☆☆

エピソード9:モーティ・ダディ

モーティの息子7シーズンぶりに登場

原題はMorty Daddy。
元ネタはBaby Daddyという2012年から6年放映されたアメリカのシットコム。流石に日本には輸入されませんでしたね。
シーズン1の7話に登場したセックスロボットから生まれたモーティの子供、エピソード最後にモーティを恨み旅立ったが、そのまま作家になりモーティ家の悪口を書いて成功していた模様。そんな彼の寿命が近いということでモーティに連絡し、モーティは母親の骸に彼を合わせるため、リックのゴミ箱の異世界へ彼を連れてく。
同時並行の物語では、リックとサマーの冒険。トム・クルーズとスピルバーグの近未来SF映画『マイノリティ・リポート』をパロった食べたいものを予測してふるまうレストランを舞台にその秘密を暴き、まさに『マイノリティ・リポート』のような展開になるが、それも予知能力者たちの陰謀だったという見応えたっぷりな展開。

☆☆☆

エピソード9の感想
なぜ今更モーティの息子が登場するんだよ!な展開。トランスフォーマーっぽいディストピアな展開と父親になれないモーティと死にそうな息子のチグハグな物語と同時並行でサマーとリックの物語が楽しく進行。結局どっちの物語も命を狙われる展開で、大変ながら息子は新たなディストピアの住人として満足しモーティは帰還。

☆☆☆
なんじゃこりゃ!という内容だが悪くはなかったです。
ちなみにこの世界のモーティの息子とモーティは血が厳密には繋がっていなくて、シーズン6で類似した次元にスミス家はやってきているという設定。

エピソード10:ホット・リック

シーズン・フィナーレはダイアンとベスと心優しいメモリー・リック

原題はHot Rick。
シーズン5のエピソード8で登場した記憶のリック。サイボーグ化し悪の存在へと落ちたバードパーソンを元に戻すべく記憶の世界に入った際にリックと出会い、リックの脳内に潜んでいたがシーズン7の2話でリックとジェリーが入れ替わったり合体した展開でジェリーの中で生きていた模様。

そんな彼を捕まえたリックは発明品の中に閉じ込めるが、記憶のリックの策略によりベスの脳内に脱出してしまいベスの脳が狂い出してしまう驚愕の展開。

同時並行でリックが実は亡きダイアンのわずかな記憶を厳重に匿っている事実が判明。全次元に存在が消えた彼女を唯一見れるということ。同時並行でダイアンの記憶を消したことを今の彼女に告げたことで関係がおかしなことになるという人間味が出てしまうリック。
最終的にはベスの危機を救うために再びベスとのもの悲しい展開に。。。

☆☆☆

エピソード10の感想
結果的に記憶リックと記憶のダイアンが合流し、幸せに暮らすという展開。これがシーズンフィナーレなのかというもの寂しさ。

シーズン8 個人的まとめ

この後どうするんだろうという不安いっぱいになったシーズン8。大きなシーズンの物語が不在になってしまって、ネタでブービーバットがいるが、それも期待できないし、契約としてはシーズン12まで製作は決まってるし、もちろんシーズン8も面白かったが、面白さは徐々に右肩下がりになりつつある。
オリジナリティのあるネタは難しく過去の掘り返しやまさかのジェリーを2回もメインに据える愚行もあったりとネタ切れも甚だしい状態で残り40話面白く作れるのか??ファンとして不安ではあるが次シーズンも期待したい。

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his0809
育児と喪中とデススト2とスパロボYで更新頻度落ちてます。

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30代後半のおっさんです。 結婚して3歳の娘を育てて家事手伝ってます。 家でUHD見たり、映画館で注目映画見たり 伝説的な映画を再視聴したりしてます。 自分の備忘録目的でブログやってます。 好きなアニメはガンダムです。 洋画が好きです。洋楽も好きです。PS5でゲームしてます。邦訳アメコミのバットマンを読んでます。バットマンが好きです。