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△【50点】機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート【解説 考察:物語要素薄めの総集編販促映画】△

中途半端な総集編という映画

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

1998年日本映画

Endless Waltzの客層向けのPR映画

監督

加瀬充子
・機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・TIGER & BUNNY 2
・最終兵器彼女

「機動戦士ガンダム/第08MS小隊 ミラーズ・リポート」のストーリーはどのような内容ですか?

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
宇宙世紀079。
人類は宇宙に巨大コロニーを建設し、
階級の低い人々を率先して
宇宙に移民させていた。
宇宙にも地球以上の人口が
移り住んでから半世紀以上が
過ぎて宇宙世紀79年。

地球から1番遠いコロニーに住む
人々は独立国家を作成、
彼らは自らをジオン公国と名乗り、
思想家のジオン・ズム・ダイクンの
人類は宇宙での生きることによって
進化するという提唱を利用し、
宇宙に住む人々こそ
地球に住む人々より優れており、
宇宙と地球という
構図での戦争が始まる。

当初物資不足や人口不足が
懸念された宇宙側のジオンの
敗北が想定されていたが、
ジオン側は人型兵器
ザクⅡを開発し、大量配備。
地球の地球連邦軍側は
戦闘機と戦艦でのみの編隊。
さらに新たに発見された
ミノフスキー粒子により
レーダー群は全て無効化され、
戦争は目視での戦闘が優位化、
戦争は原始時代に戻った。
高機動なジオン軍の人型兵器こと
MSの縦横無尽な動きにより
的確に弱点を突かれ地球連邦軍は敗北。

ジオン軍はさらに地球に味方する
人々の住むコロニーを制圧し、
地球の地球連邦軍の本拠地に向けて
落下させるが、
地球連邦軍の激しい
抵抗により軌道がそらされる。

その結果地球の人口の半分が減少、
そしてジオン軍の地球侵攻と
連邦軍の敗北で早期に決着が
つくかに思えたが、
ジオン軍の物資不足により
戦争は停滞し泥沼化してしまう。

しかし地球連邦軍は極秘裏に
製作したMSガンダムと
そのパイロットであるアムロ・レイの
おかげで貴重な戦闘データを入手し
量産型MSのジムを開発。
地上専用ジムや
強化した陸戦型ガンダムを開発し
地球連邦軍は各地に派遣。

物資の乏しいジオン軍にとっては
それらは脅威であった。

士官のシロー・アマダは
宇宙から地球へ
東南アジア地域の
MSと戦車の混成部隊の
MS08小隊の
隊長として赴任。

自らの部隊員は誰も死なせないと
誓った彼だったが
彼らの守備する地域に
ザクと超高火力ビームを放つ
空中浮遊するMAのアプサラスが
現れるのであった。
アプサラスは地球連邦軍の本拠地
ジャブローを攻略するための
特殊機体だ。

アプサラスの撃退に臨む彼らだが
シローはアプサラスとの戦闘中に
パイロットが
以前宇宙で遭難した際に
協力しあったジオン軍のパイロット
アイナ・サハリンであることに気づく。

制御をうしなったアプサラスは
雪山に墜落。
アイナを救助したシロー。
2人は思いもよらぬ再会に
ときめきお互いの想いを
確かに実感する。

しかし再びそれぞれの戦場に
帰ることになった2人。

シローは戦闘中の会話記録により
ジオン軍のスパイであることを
疑われてしまうのであった。

その調査に来たのは
アリス・ミラー。
彼女はシローに当時の状況を
自白剤を隠れて混入し
聞き出し彼が
スパイである可能性を特定する。

そんな最中
MS08小隊の協力者のゲリラ
キキの住む村が
ジオン軍の偵察部隊に占拠された。
救助のため
軍法会議中にも関わらず
シローたちは出撃を決めた。

2023年3月11日U-NEXT自宅鑑賞
2023年14本目



抱き合わせ商法

『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』
と同時上映された本作。
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』
が90分と映画1本分に対して
今作は50分という中編。
もはや総集編の領域。

▼個人的関連記事
映画感想リンク:△【感想】新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 57点△

△【感想】新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 57点△

いや総集編だけども。

今作はSDガンダム祭りを除けば
1992年の
『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』
以来の劇場公開作品。

と言っても完全オリジナル作品ではなく
前作同様にOVAの総集編であることに
関わらず。

2010年の
『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』
まで完全オリジナル作品の
ガンダムはダブルオーの劇場版まで
なかったので相当下火だったと思われる。

▼個人的関連記事
映画感想リンク:◎【80点】劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-【解説 考察:時を経て異色さが払拭されたハイスペックガンダム劇場】◎

◎【80点】劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-【解説 考察:時を経て異色さが払拭されたハイスペックガンダム劇場】◎

「機動戦士ガンダム/第08MS小隊 ミラーズ・リポート」を視聴するための方法はありますか?

というわけで
自ブログについては
ガンダムの記事が人気なわけで
他にもとりあえず簡単に見れて
感想の書きやすい
劇場版を見て
感想でも書こうと思い。
まだ感想がない劇場版作品
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート』
をU-NEXTにて鑑賞しました。

いやぁU-NEXTは
ガンダム作品見放題で
映画館の割引や
新作映画もレンタルできるし
HBOの高品質な海外ドラマも
見放題だしお得やわぁ。

今作は1996年より発売された
OVA作品
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』
の第8話の話を
再構成した作品で。
第1話と第6話の終盤と第7話を
再編集し新規カットを追加した。

his0809
劇場版なのにクソ中途半端じゃなねぇか!!

となんじゃこりゃ状態ですが
公開した1998年8月時点では
最終話直前の
震える山(前編)が発売した直後。

むしろ1997年後発で短期間で販売完結した
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』
をOVA3話を1本にまとめ
ガンダム生誕20周年記念作品とし
『GUNDAM THE MOVIE』として
強引に劇場公開。
あっさりと完結したガンダムWの客層を
現在絶賛発売中で
最終巻も製作中のWのファン層にも
08小隊を楽しんでもらうべく
超中途半端なコマーシャル作品を
2本立てとして上映した印象が強い。

自分は当時リアルタイムに
レンタルして鑑賞していたが
7歳から見始めて10歳で完結というのが
スパンが空きすぎて
記憶に乏しいが
おそらく今作もレンタルで鑑賞した。

his0809
え?今から25年前の作品なの。。

製作ゴタゴタだった08小隊

08小隊と言えば
ガンダム版ロミオとジュリエットだと
自分は思ってるし
1年戦争の時代に
アプサラスなんて作れたの
やっぱりおかしくね?とも
思ってはいるわけだが
それ以上のこのゴタゴタ感。
90年代末期のアニメOVA
暗黒期のようなものを感じさせてくれる。
80年代末期からの90年代前半の
手書きアニメのアニメーターの
命の削り方を感じさせる
素晴らしいアニメーションの数々。
特にSF系は凄まじく
その熱量はUHDで見るとより
鮮明に感じさせてくれる。

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その反動なのか今作では
ストーリーも担当していた監督が
5話の途中で亡くなってしまい、
その後しばらく製作休止の中
再開したもののかなりペースは悪く
作品としてもまとまりに
かける部分もある。
テコ入れのように
震える山でのノリスの阿修羅のごとく
殺戮やシローの捨て身の戦いなど
見応えのある終盤はあるものの
前半のなんとも言えない展開の
数々には脱ガンダム感さえ
感じさせてくれる。

まぁガンダムは大体終盤に
テコ入れで見応えある戦闘描写
盛り込みがちですからね。

飛び飛びな内容に辟易

裁判後の事情聴取にて
新キャラのミラーのレポートを
ナレーションとして
1話と7話の総集編。
ゲリラとの戦いも
かなり飛び飛びながらも
人が爆死したり
コックピットにバズーカだったり
襲いくる人々を特殊な爆弾で殺したりと
かなりのゴア表現で
ゲリラ戦の恐ろしさを描くものの
そもそも合間の話を
切って貼ったしてる無理な
内容なので全くもってしんどい。

また物語自体も引き続き
続いていく中途半端な間の話なので

なかなか地獄な内容

流石に今作はリマスターされて
UHDになっても絶対買わないわ。

上質な絵の数々こそあるが
むしろこの後のノリス戦などの方が
面白いわけだし。
冒頭に熱砂の攻防の
アプサラス攻撃シーンは
かなり書き込まれていて
見応えたっぷりではあったが
やはり接着剤としての物語が
飛び飛びで鑑賞に耐えられなかった。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 3/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 5/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 4/10

50点

映画というフォーマットに
当時は価値を見出せてなかった
サンライズの製作者の意向を
感じてしまうのでした。

レンタル

通販

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his0809
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