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◎【87点】BLUE GIANT【解説 考察:ジャズをアニメで黄金体験】◎

俺はジャズ王になる男だ

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年日本映画

10巻分を2時間にまとめました。

監督

立川譲
・モブサイコ100
・名探偵コナン ゼロの執行人
・名探偵コナン 黒鉄の魚影

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
宮城県仙台市。
18歳の宮本大は
真冬の夜に河川敷で
サックスを1人練習している。

彼の夢は世界一の
ジャズプレーヤーになることだ。

高校を卒業した彼は
単身サックス片手に東京に旅立った。

東京にて野外でのサックスの
練習場所を探し求め
隅田川の先
レインボーブリッジの近くが
彼の拠点になった。

そして高校時代の同級生の
玉田の家に転がり込んだ。

工事現場のアルバイトにて
収入を得た宮本は
ジャズが聴けるジャズバーの
TAKE TWOにやってきたが
しばらくはライブは行われないらしい。
しかしマスターのアキコは
宮本の卓越したジャズを聴く力に
何かを感じ今日ライブが行われている
ライブハウスを紹介し
宮本はすぐさまそれに向かうのであった。

そこでのライブに感動した宮本。
トイレにて
演奏していたピアニストの沢辺と
出会う。
沢辺は宮本の親指の大きなサックスたこ
に驚き声をかけた。

宮本は直後沢辺に一緒に
ジャズをやらないかと
誘うのであった。
実は同い年だった大学生の沢辺。
彼は4歳からずっとピアノを習い
プロのギタリストにも声をかけられ
一緒にライブができるほどの
スキルがあり作曲も独学で行い
将来はジャズ業界で成功することを
夢見ているのであった。

強引な宮本の約束を受け
アキコのいるジャズバーにて
宮本の演奏を聴く沢辺。

沢辺はたった1年ちょっととは
思えない凄まじい演奏スキルを持つ
宮本に衝撃を受けた。

沢辺は宮本と一緒に
バンドを組むことにしたが
肝心のドラムがいなかった。

玉田は大学生活の
サークル活動のやりがいのなさに
無常を感じていた。
高校時代は県大会まで進み
全力に打ち込めることがあった。
そんな彼は宮本の誘いで
ドラムに触れる機会を得る。

本気で演奏をする宮本と
沢辺に魅了された玉田は
ドラムに全てをかけ
彼らの練習に参加することを
志すのであった。
初めは玉田の参加を許せなかった
沢辺であったが
玉田の並々ならぬやる気と
上達に隠された全力の練習時間を
感じ取り彼と一緒に演奏することを
受け入れる。

そして彼らはJASSというバンドを結成。
初ライブを行うことを決めるのであった!

2023年10月28日DolbyAtmos版鑑賞
2023年45本目

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評判良かったのでリバイバル上映のブラッシュアップ版を劇場鑑賞

2023年10月31日時点で
映画・ドラマ・アニメのレビューサイトの
Filmarksにて
5点中4.3点という高評価。

映画ファンとして気になっていた。

Blu-rayソフトの発売を記念して
10月27日からの
リバイバル上映が決定し
劇場公開時の本編から、
200カット以上がブラッシュアップされ
ているとのことなので
この度劇場鑑賞をしました。

しかも今回は
Dolby Atmos版。

東宝のアニメ事業部の映画だけあって
TOHOシネマズでしか上映
してなくて
通常料金2000円に
200円も上乗せされて
半ばげっそりではあったのですが

逆にめちゃめちゃ良かったです

his0809
あと会社の福利厚生使えば1500円で鑑賞できることが判明。
チケット購入の12時間前に準備しないとミスするが。
めっちゃお得。

概要:JAZZで世界一になりたいの俺は!飛んでけ!

小栗旬が山登ってた映画
『岳』の原作者の漫画
『BLUE GIANT』のアニメ映画化。

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『BECK』の実写化の悲劇を忘れてはいけない。

監督は傑作青春アニメの
『モブサイコ100』の監督立川譲さん。

his0809
毎回シリーズ終盤で泣かされたし超能力のアニメ描写マジすごでした

原作は2013年〜2016年に
発表された全10巻の漫画。
高校生の少年が
ジャズとサックスに出会って
世界一のサックス奏者になる為
大学へ進学せずに
単身東京に乗り込み
バンドを組んで
ジャズ界の新星になるお話。

アニメ映画化に際して
高校時代が描かれる
1巻〜4巻は回想に一部と
冒頭が大晦日の夜だった模様。
5巻以降の東京編の映像化と
オリジナル要素というやつ。

音楽はジャズ・ピアニストの
上原ひろみさんが担当。
オリンピックの開会式に出てた
凄い人のようです。

劇中の主人公のサックスは
馬場智章さん。
『報道ステーション』の
オープニングとかやってる人。

声優は主役3名は何故か
芸能人を起用。

自分の知ってる人だと
間宮祥太朗さんぐらい。

2013年のアニメが今更映画化
と思うところもあるが
2023年現在でも
渡米編が続いているから
まぁ人気なんだなと。
読んだことないが
すっごく売れている漫画らしい。

his0809
正直漫画も読んでみたいが既刊数が多過ぎる。。

ジャズ。いいよね。

35歳にしてジャズいいよねぇと
言いたいわけです。

幼少から洋画ばかり見て
洋画→洋楽→サントラ→ジョン・ウィリアムズ
→クラシックいいよねぇ。

ですが
洋楽(Indie Rock重視)→他のジャンルも
もっと聴こう、EDMもいいけど
ジャズ。いいよねぇと。
特にKamasi Washingtonが好きです。

そんなこんなでJAZZアニメ。
ジャズで映画というと
ファキン・テンポの
『セッション』ぐらいか。

全然歴史もクソもわかりませんが。
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は
大好きですよぉ。

映画と音楽は相変わらず相性良過ぎ!

ミュージカル映画が
あるわけで
音楽と映画というのは
本当に相性がいい。

ここぞという時に
素晴らしい音楽、スコア、劇伴が
流れることでそのシーンが意味することは
数倍にも膨れ上がることがある。

例えばハンス・ジマーの
『インターステラー』なんて
先に脚本読んで父と娘の物語として
私情を挟んでその壮大な物語に
愛というものを先行して描き
映画の中身を誇張さえしている。

ジョン・ウィリアムズは言うまでもないか。

そんなわけで音楽を扱った作品。
しかも漫画では音が鳴らないわけで
逆に原作ファンにとっては
自分の思う音と映画の音が
違う可能性もあったと思うわけですが

his0809
『BECK』の実写化の悲劇を忘れてはいけない。

自分としてはアニメ描写が凄まじくて音楽を超越していてとても良かったです

スポ根ジャズアニメ

内容的には
テレビアニメっぽい感じではある。
一つのエピソードが終わるたびに
暗転して次のエピソードが描かれる。

もちろん尺の都合上カットされた
ところもあったと思うが

ジャズ王に俺はなると宣言した青年が
東京で仲間と出会い
夢の舞台ソウルブルーに出る為に
ぽんぽん成功していく。

テレビ化では大事な音に制約が
でてしまう。
鑑賞直後にiTunes配信版を購入したが
HD画質ながら音声はDolby Atmosという
素晴らしさ。

テレビではあり得なかった
音響制作環境が映画だからこそ
実現できたのだろう。

しかし物語としては
ジャズ王になると宣言した少年が
30代ぐらいの風格で
常に威風堂々と
サックスをぶちかます。

高校編ではきっと弱かった部分も
東京編で物語も後半だからか
主人公の思考パターンはやや狂っている。

ライブ以外は工事現場と
サックスの練習というストイックな日常。
正直音楽の才能があるとか
そういのは全然わからんが
ぶちかまし方が素晴らしい。
そこにあるのは努力と
友情と根性だった。

ちょっとダサいくらいにエモい

ドラムを2年ぐらいやるだけで
ブルーノートジャパンで
ドラムソロできるようになるというのが
納得いかない部分もあるが
そんな彼の姿は
逆に一度は楽器に触ってバンドを
組むことを夢見て挫折した
少年少女の成長した体には軋む。

あの時何もかもを封じて
全身全霊で取り組めば
そんなありえないもしもを
玉田さんは体現し
そして彼は涙し
才能の塊たちに追いつこうと
努力をして認められる。
凡人の玉田さんが最後の最後で
ドラムソロをして
泣いてるおっさんと一緒に
泣いたのは秘密にしてくれ。

劇中のライブに至って
個人としては
玉田さんの下手くそな演奏じゃなくて
才能と才能がぶつかり合って
踏み台にするような
そんな理想的な演奏が見たかったが
ドラムが叩けない玉田さんの感じや
だんだん上手くなる感じなど
絶妙に凝っていて
もったいない。

でもだからこそ最後の
玉田さんの演奏は泣ける。

ありきたりかもしれない
才能のある存在が交通事故。
そんな彼がいないながらも
2人で演奏するという
地獄のような状況も
その練習の日々を知っている
観客たちが泣くから
俺も泣かずにはいられない。

外堀から埋めて主役を上げていく『ジョン・ウィック』と一緒だね

そしてオリジナル展開だが
交通事故に遭って重体だった
人が登場し
彼の夢見た聖地での
演奏を実現。
左腕一本でピアノソロまで
披露という凄まじさ。

老若男女楽しめるはず。

アニメ描写が凄過ぎて黄金体験

『モブサイコ100』でも
超能力描写が凄まじく
アニメの演出の洪水のようなのが
わんさかあった。
今作でもその描写力は凄まじい。
ロトスコープとモーションキャプチャーも
あり演奏シーンは合間合間に
この描写も混じり

トリップしているような感覚

言葉での形容が難しい
凄まじい描写がとてもとてもすごくて

アニメーションの無限の力を改めて感じる

his0809
クールジャパン!

マジでびっくりだったのは
三人の演奏でブラックホール
作っちゃうの。
めっちゃ笑えるけども
圧倒的過ぎる。

音楽もいいし最高でした。

帰宅して配信版を購入して再鑑賞。やっぱり映像の演出すごいよ

後日談:音楽については

と後日にサントラを聞いたんですが

綺麗過ぎて微妙だった

え?ジャズってこんな洗練されてるっけ?
荒削りと混沌な感じとか
潰し合いは?
と思って
菊地成孔さんが担当した
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の
サントラを聞いたら
こっちの方が全然ツボだったわけで。

まぁそこは個人の好みだよなぁ。

CGについてはちょっとあれ

劇中ではアニメや
ロトスコープの合間にある分には
そこまで気にならなかったですが
音楽に乗ってキャラクターが
揺れる描写などあるんですが
これがモーションキャプチャーした
3Dに対してテクスチャが
のっぺりし過ぎて
20年くらい前の映像のようでも
あるんですよね。

空気を膨らました
風船人形がぐるんぐるん
揺れてるような。

ロトスコープについても
凄まじくのっぺりしていて
アニメパートとの差が
激し過ぎるんですよね。

これについては
不満を言う人も
レビューサイトでは多かったです。

Blu-ray化に伴って
このあたりは削除や修正が
されたっぽいです。
劇場版はどんなだったのだろうか?
気になるところでした。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.6/10
・映像のアプローチ 8.7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 8.7/10
・上映時間と個人的趣味 9/10

87点

めっちゃ面白くて
パンフ買って
帰り道に画質と音質確認して
配信版購入してしまった。

ちょっと時間置いて
他のJAZZとか聴いて
ちょっと冷めてしまった。
でも内容的に
後半の事故のグロ以外は
子供にも見せられる
前向きな作品で良かったです。

his0809
いや普通はUHD出すやつでしょ。何でBlu-rayなんだよ。
4Kで作ってないからか。
でも4Kの方が圧縮率下がるから
音も良くなるはずですよね。。。

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his0809
育児で更新頻度落ちてます。

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