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【海外ドラマ】ビッグバン★セオリー シーズン10【感想】

ビッグバン★セオリー シーズン10

製作

2016年〜2017年アメリカ海外ドラマ

出演

ジム・パーソンズ
・ドリーム
ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

あらすじ

大学に勤務する有能な物理学者であるシェルドンとレナードはオタク野郎。
特にアメリカンコミックやSF映画、ゲームが大好物で、2人はルームシェアをしていた。
レナードの友人で彼らと同じ職場のエンジニアのハワード、
同様に友人で同じ職場でインド出身の物理学者のラージ。
4人は平日休日ともにいつも一緒に過ごしオタク趣味に時間を費やしてきた。

しかしレナードの家の隣にアメリカの田舎出身のナイスバディなブロンド美女の
ペニーが引っ越してきたことをきっかけに
レナードはペニーに惹かれていき、2人は恋人関係に。
そしてペニーの元同僚でハワードの恋人になり妻になったバーナデット、
さらにさらにキッカケはちょっとした冗談だったが、
女性版シェルドンとも言えたエイミーとシェルドンが強い信頼関係を結び、
恋人の関係に。

最初はオタク野郎の日々だったが、いつしか変わった趣味のおっさんと美女たちの
日常を描いたラブコメディへ。

そんなわけでシーズン10。
シーズン9にて結婚式のやり直しのため、家族を読んだレナードとペニー、
そしてシェルドン。
レナードの母と父は離婚していて、今でも不仲。
挙句にレナードの父はシェルドンの母と意気投合し最悪の空気が流れる。

そして結婚式当日、シェルドンはレナードと義理の兄弟になってしまうのか?
と悩みながらも長年一緒に過ごしてくれた親友のレナードとペニーの結婚を祝う。

そんな中、エイミーの家の排水管が壊れてしまい部屋が住める状態ではなくなってしまう。
ペニーはエイミーに部屋を貸すことにし、これをきっかけにエイミーとシェルドンで同棲を
してもらうことにし、レナードとペニーは夫婦として一緒に暮らす。
そしてバーナデットは母親になる。

via GIPHY

2020年5月3日Netflixにて自宅鑑賞完了



転機のシーズン10

いよいよアメリカでは完結した『ビッグバン・セオリー』
残すところ日本でもあと3シーズンとなりました。
日本ではHuluにて既に鑑賞が可能でしたが、Huluは嫌いなのでNetflixに入るのを待った。
そしてゴールデンウィーク直前に追加されたので、3日間で24話完走!!

オタクとはモラトリアムだったのか??(涙)

シーズン9にて一気に成長を遂げたシェルドン。

シーズン10では更なる大きな人生の転機が彼らを待ち受けていた。

軍の極秘プロジェクトに参加

チームの研究がアメリカ軍に目をつけられて極秘プロジェクトとして出資される
ことになったシェルドン、レナード、ハワード。
彼らは全力で仕事に取り組むが、ついにシェルドンでも簡単には解けない謎に打ち当たり、
自身の敗北を認め、仲間に告白する。

出産

ついに親になるハワードとバーナデット。
その2人を支えるのはラージだけじゃない、コミックショップオーナーのスチュアートもだ。
2人はどちらがハワードの役に立てるかと競い合い始め、
ハワードの一夫多妻制が実現してしまう(笑)
ラージのライバルでスチュアートという展開は大いに笑えるが、
当初の構図だったシェルドン、レナード、ハワード、ラージというオタク4人の人生が、
ここで明確に分離されていることに気づく。
シェルドンとエイミー、レナードとペニー、
そしてハワードとバーナデット、その下にラージとスチュアート。

当初の構成から拡大した結果の分離。
しかしその構図が崩れることはすなわち、
物語の終焉へとひっそりと歩んでいることに変わりはない。
彼ら各々の幸せというゴールがもう見え始めたのだ。
それをキャラクターたちは自覚せずに、製作陣の暗喩が見え隠れを始めた。

2組の同棲

シーズン9までの構図が完璧に崩れた。
シェルドンはエイミーと暮らすことができるようになってしまった。
シェルドンは愛というものが何なのか理解をし始めた。
それはレナードとペニーの関係を見届けたことで解くことができた数式だったのか?
それともエイミーという人間が自分の中であまりに大きくなりすぎて、
彼は変わってしまったのか?
シェルドンは自身のオタク趣味よりも
大事な豊かな人生とは何か?ということに気づき始める。

これまでがオタクラブコメだった本作品も
このシーズンによってラブコメディへと劣化してしまったことは悲しい

しかし10年間という期間見守っていた彼らの生きる姿は、
私を大いに笑かし、元気をくれた。
そして人間の成長というものを体現してくれた。
だからこそ完結まで見守っていく。

今年はコミコンには行かないよ

悲しすぎる発言だった。
これこそこの作品が変わってしまったということを明確にする表現だと思った。
それぞれの豊かな人生のために、
オタク趣味をやめる。
そもそもかなりハードな儀式的なイベントだったとも思う。
シェルドンは転居したことでオタクグッズをペニーに倉庫送りされているらしいし、
その部屋をゲーム部屋に改造しちゃおう!とか言ってたし、
おいおいオタク趣味って大人になる前のモラトリアムか何か?ってことなんですが、
生涯を通して向き合っていける何かではないのですか???
ウッディはやっぱり大事にしてくれない女の子のもとに行ってしまうのですか?

すっごく悲しくもあり、このドラマの大きな転機だったのかなって思う。

シーズンフィナーレが最高

シーズン8フィナーレのリベンジとも言える展開だが、
最終回の怒涛の展開は凄かった。
シーズン9、シーズン10でのエイミーとの濃い日常と確かな愛の育み。
それがシーズン8では軽薄とも思たショッキングな展開が、
大きな感動を促す。
シェルドンはもう大丈夫だ。

via GIPHY

実際には全くいないのにテレビの中の同胞が成長していく姿が
あまりにも痛快すぎて、本当に大好きだわビッグバン・セオリー

日本で完結がみれるのは多分2年後だろうけど、
その頃には私も大きな転機を迎えているのだろうか?

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