☆バットマン リターンズ 2011年度2本目☆

「バットマン映画を度外視してもティムバートンの歪んだ世界観が境地に達していて、ダークサイドのティムバートンの最高傑作!!」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-バットマン・リターンズ

アメリカ1992年アメリカ制作アメリカ
監督
ティム・バートン
(バットマン)
出演
ダニー・デヴィート
(L.A.コンフィデンシャル)
クリストファー・ウォーケン
(トゥルー・ロマンス)
予告

ペンギンSTORYペンギン
ある夜、資産家の夫婦に子供が生まれるが、その子は奇形児だった。
恐れた彼らは、彼を下水道に投げ捨ててしまう。
その下水道の行き着いた先は、動物園にあるペンギンの飼育小屋だった。赤ちゃんを見つけたペンギンたちは、彼を育てるのであった。
そして月日は、流れた…。
狂った犯罪者が数多く存在するゴッサムシティでの物語。
そのクリスマスに実業家のマックス(クリストファー・ウォーケン)はクリスマスのイベントをするが、そこにペンギンに育てられた地下組織の犯罪グループのリーダーオズワルド(ダニー・デヴィート)通称”ペンギン”率いる犯罪組織が現れる。それに呼応するかのように現れるバットマン。彼はこのゴッサムシティの犯罪者を取り締まっているのだった。
無事に逃げ延びたペンギンは、今度は地下ではなく地上で成功をする為に、マックスに取り入り、自分を成功させることを強要する。
マックスはペンギンを市長にするために奮闘するが、野心家であるマックスは個人的にある計画があるのだが、それを無能な秘書であるセリーナにばれてしまう。密告をするという彼女を殺したマックスだが、セリーナは猫に群がられて復活をするのだが、精神に異常を来たし、彼女は猫の扮装をしキャットウーマンとなり不可解な行動を起こすのだった。
バットマンである大富豪ブルース・ウェインは数々の事象を傍観していた。
2011年3月28日鑑賞
ペンギン感想ペンギン
最近少しずつ、itunesからアフリエイトを頂いてるhisです。時代の進歩と少しだけ光明を感じます。目指せ副業。(苦笑)
そういうわけで、バットマン・リターンズを鑑賞。
最近は、バットマンのアメコミにどっぷり浸かっているわけで、その流れで、まだ見ていないし、出来が良いと小耳に挟んだので、勢いでパソコンでレンタル。(itunes)
前作のバットマンの感想は正直言って、残念極まりなかった。
ゴムで出来た黒いゴミ袋を被ったようなバットマンが、やたら原作に忠実だけどもろジャック・ニコルソンの悪ふざけのジョーカーと女を取り合うという、本当にバットマンのこと考えているのかよ?
と疑いたくなるお話で、ティム・バートン自身はダークナイト・リターンズの無慈悲なバットマンを本作に投影しているとか言ってましたが、それを第一作目で採用するのはどうかと思う。
結果的にバットマンは容赦の無い戦士(黒いゴム手袋を被った。)となり、人を数多く爆死さえ、うっかりジョーカーも死んでくれるという、ティム・バートンの感性は感じられるけど、肝心の物語が酷過ぎるという、この手の世界観の強い監督にありがちな失敗を見事にやってのけてくれた作品です。
ただ支持者も充分にいますので、責めては行けないところなのです。
まぁー新バットマンとしての原作に忠実でその上を行く緻密さがあるのは、イヤーワンを元にして作った、「バットマンビギンズ」なんですが。
まぁーそれはさておき、逆にこのティム・バートンの続編のバットマン・リターンズはというと、前作で微妙だったストーリーを完全にティム・バートンの世界観に合わせた物語に変更。もともと影の薄かったバットマンをより描かなくして、映画を進める為に接着剤化へと割り切り、逆に新登場した悪役の、ペンギンとキャットウーマンに禍々しいスポットライトを当てるという思い切った作品へと変えてくれた!!
その心意気と割り切り感は全てが仕方なく良い方向へ進み、ぶれることなく、彼の持ち味である世界観をより最高値のまま落ちる事無く、楽しむ事が出来る作品へと昇華されている。
それはオープニングから逸脱で、後年にでる、チャーリーとチョコレート工場やスウィーニートッドのオープニングの手法を本作でやってくれている。禍々しい世界観を続々と魅せ、見ている側を彼の世界にトリップさせる最高のオープニングだ。
またそれを描いたのがバットマンでなく、ペンギンというのが逸脱だ。
このペンギンというのが奇形児なのだが、挙げ句にペンギンに育てられるという驚愕のシナリオ。
そんな彼が地上で成功する為に頑張ろうとするのだが、逆にバットマンが邪魔するという、驚愕のストーリーも注目したい。
そう本作はティム・バートンが怪物であるペンギンの哀愁を深く描き。最後の最後まで怪物に愛を込めているのだ。
またその愛情は勿論、キャットウーマンにも注がれている。
突拍子もないアクシデントでキャットウーマンは誕生するが、その時の部屋で暴れるシーンのセットの在り方などが、またティム・バートンの世界観が顕著で、それでいて見事なのだ。
個人的には、世界観もののティム・バートンの映画としては本作が最高かもしれないと思えた。
ちなみに物語としてのマッチは、ビッグ・フィッシュを自分は推している。
またアクション面での評価も忘れちゃ行けない。正確には、アクションも彼の世界観を的確に表していて凄いということだ。
敵がサーカス犯罪グループという、バットマンにいるんだかいないんだかよくわからないのだが、そいつらの動きがまた凄いアホ。
いやひたすら曲芸しながらバットマンの側に来たりと、その歪んだ感性こそが、ティム・バートンの初期の至高の才能だと思う。
キャットウーマンなんて登場する時ひたすらバク転で、退場の時も、バク転だけという驚愕のシーンもあったし。
舞台設定も忘れては行けない。
時期がクリスマスというティム・バートンの得意な時期だ。そこに動物園という名の廃墟。
そこはまさにナイト・メア・ビフォアー・クリスマスのハロイン・タウンだ!!
そんな最高の舞台で最高に歪んだ物語と最高に歪んだキャラクターたちが最高に歪んだアクションを魅せてくれる。
終盤のキャットウーマンの扱いも最高だ。
ただやっぱりバットマンが完全に無個性。しかも残忍だし。そこがまぁーバットマン好きとしては良くないのと、もう既にバットマンでは無くなってしまっているのと。
キャラクターが物語であって、基本的に話は無い。(笑)
これをバットマンと思っては行けない。バットマンはもっと誰にも近寄る事が出来ない、堅い意思を持った狂人なのだから。その要素は多分ティム・バートンには描けないと思うし、ここまで来るとそれも必要ないとも思う。そもそもバットマンの俳優自体今では無名のランクなのだから。
メモ得点メモ
9
最高の暗黒映画です。初期の頃のティム・バートンは凄いなやっぱり。
しかもペンギンのシーンとか全部用意してそうなのが凄い。
あとペンギンを演じた俳優さんは、ホーム・アローンでおなじみの小さいおじさん。
彼の名演は心に残すべきだ。(生魚をかじったりするし。)

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