★この記事をまとめるとこんな感じ★
2020年12月UHD BDで鑑賞
4DX版の感想を書く上で
思い出すためにも
所持していたUHD Blu-rayでも鑑賞。
解像度と音質はUHD BDの勝ち!しかし発色はBlu-rayの価値
これ『機動戦士ガンダムF91』の時も
そうだったのだけど
○【76点】機動戦士ガンダムF91【解説 考察 :ガンダム入門としておすすめ】○
UHD Blu-rayの特徴として、
HDRという効果があるのだけど、
それがHDRの効果が出る時、
現実で光を見るような
眩しさを感じさせて
くれるこうかがあるのだけど、
アナログのセル画で作られた映像だと、
強引に光源調整するから、
UHD BDには通常の画面に
フィルターを一枚入れたような
暗さがあるんだよな。
まさかの新技術が画面全体の発色や
色濃さという部分を
劣化させるという本末転倒。
同じくバンダイの『AKIRA』では
解消されてたが。
劇場版ガンダムも
UHD BDを購入したが、
そっちはどう処理
されているのだろうか???
年末年始には確認してみたい。
セル画がそのまま動くような映像に感動
Blu-rayの2K解像度では潰れていた
細かな僅かな線の情報が
完全に再現されていて
手書きアニメ感というものが
4K解像度だと感じさせてくれる。
本当の意味でのアナログアニメの味というものを実感できる
これが最上の
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』だ
とは言えないのが非常に惜しく、
また違った体験を私たちに
UHD BDはもたらしてくれるが、
本当にHDRについては1万円もの
金額を払っているので、
熟考して演出してほしかった。
しかし音質については最上で
あることは間違いない、
声の抜け、劇場と同程度の音質の
BGMの素晴らしさなど
ここは現段階では間違いないと思う。
むしろ今回の発売された
Blu-rayでは、
HDR用に調整された光のシーンが
妙に眩しく違和感もある。
2020年4DX版を劇場鑑賞
実際にはこれまでの期間で、
何度も何度も家でNetflixなどで、
部分的には見直したりしていたのだが、
今回0~10をじっくり
見直す機会を得た。
4DX版ってこの映画ぴったりなのでは?
ある日Netflixで本作を流し
見していたのですが、
終盤の2人が
燃え尽きる??シーンでの
コックピット越しの会話のシーンって
ものすごい座席が揺れている
じゃないですか?
終盤のコックピットの揺れ4DXで見たらやばくないですか?
そう思っていたら4DX版が40周年を記念して、
劇場公開していたんですよね。
だから見たいと思ったんですが、
既に終了してて、
またやらないかなぁと思っていたら、
コロナ禍で新作が劇場公開しないので
また再上映してくれたんですよ。
ありがたいです。
以下4DX版鑑賞
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア4DX』最高でした。
期待していた終盤のコックピット揺れの再現!だけじゃない!
核爆発の熱風がすごい。
同じ年頃だから感じられる成熟したアムロの色気そしてシャアの弱さ。
30代ガノタ必見!#映画好きと繋がりたい #逆シャア#4DX pic.twitter.com/FA1smULJiB— his (@his0809rx78) November 21, 2020
以前もMX4D版のガンダムUCは
鑑賞したことがあるのですが、
すっごいよかった。
4DX独特の座席の
上下が宇宙の無重力を
体感させてくれるし、
MSが被弾するたびに
足元から空気が出たり、
背中がボコボコしてくるし。
シャアとアムロが再開する直前では
アロマも香っていました。
まぁ問題点としては、
衝撃を与えるところが
敵味方問わず催されるので、
視点的にはブレている。
今作で驚いたのは核爆発が起きると
首筋から熱い風が出る!!
核の炎に焼かれる!!恐怖が体感できます!
もちろん期待していた終盤の揺れも
再現されていて、臨場感MAXです。
これは今更でしたが、
逆襲のシャアを劇場で初めて見たなぁ。
劇場映えする映像の数々だった!!
最高でした。
30代になって感じる『逆襲のシャア』の奥ゆかしさ
7年ぶりの本気鑑賞。
それまで大人なシャアに
感動していたが。
シャアよりアムロの方が色気たっぷりやん
29歳のアムロと34歳のシャア。
同世代になっての鑑賞ですが、
アムロの色気ムンムンにやられた。
29歳で年下の専属メカニック兼秘書を
艦内で公的に認められた
恋愛関係の女性といつも一緒にいて、
それでいて相当尽くしてくれる。
さらにはそのチェーンが
結構可愛いという、
大人の余裕を僕らに見せつけてくる。
あのじゃじゃ馬だったアムロくんが、
こんなにセクシーで理知的な男になるなんて
私は初めてガンダムを見た時からアムロ派だったのです
信頼関係のある上官の
ブライトとも交流し
その子供のハサウェイにも
優しく対応する。
超人格者に成長。
逆にシャアに対しては、
女性をとことん利用する
ポリコレとしてはギリギリ。
別部署の地位のある
ナナイと恋仲でありながら、
出会った生娘を拐かし、
自分の手駒に変える。
それも全て自分の愛する人で
母のような存在になると
思ったララァを
アムロに奪われたからという、
昔共闘したにも関わらず、
決着をつけようとするシャア。
挙句にそこにロジックを落とし込み、
地球に隕石を落とそうとする超極悪人。
でもさシャアってオリジンの時に
母親を奪われて
ずっと成長の止まった
思春期を拗らせた天才
だったのかもしれないってのも
あるんだよな。
むしろこれまで人々を導いてきた
シャアが弱い人間だった
というその弱さこそが、
本作が富野が描く
アニメという娯楽ではなく、
ヒューマンドラマでもあるという、
そういう側面を30代になって鑑賞し
物凄く実感した。
サイコフレームの輝きは奇跡なのか予定調和を促進させたのか??
前述の2011年の鑑賞でも書いたが、
このサイコフレームは、
チェーンの命を吸って、
多くの人々の意思を変革させていった。
これについてはチェーンの意思だったのか?
それとも製作者の目指すゴールへ
強引に軌道修正する便利なツールだったのか?
それはわからない。
サイコフレームが覚醒したことで、
多くの人々の嗜好が変わった。
チェーンは壊れた
リ・ガズィで戦場に出たし、
ハサウェイも暴走した。
しかしサイコフレームがなければ、
アムロはシャアに殺されていたことは
間違いないさらには
隕石を押し上げようと
連邦軍は援護に来なかったし、
ネオジオン軍の兵士も
隕石を押そうとはしなかったの
ではないかと思うのだ。
大人になるとわかる音楽の素晴らしさ
劇場鑑賞及び
自宅のステレオシステム構築で
ようやく実感したんだけど、
音楽めっちゃいいよね。
劇中のBGMも最高だが、
エンディングのTMネットワークの
ビヨンド・ザ・タイム最高。
カラオケに言ったら絶対歌う。
ガンダムUC後だからわかるスターチャイルドになった2人の理由
ガンダムUCの最終回で、
アムロとシャアがララァと一緒に
ニュータイプの最終型の
物体を持たない思念体として、
宇宙を駆け巡っていたという
真実が明かされ、
フル・フロンタルを
迎えにくるわけですが、
そこがそうなった理由って、
おそらく最終盤の
2人が燃え尽きるんですが、
ここで2人はサイコフレームによって、
超人類ことスターチャイルド及び
思念体になる。
それになれた理由について
考えたのですが、
最後の最後の2人のしょうもない会話で、
アムロがようやくシャアが幼少からずっと成長の止まった
思春期を拗らせた天才だったこと、
成長したアムロがそれをようやく理解できて、
本当の意味で2人はわかり合ったから
スターチャイルドになれたのかなって思いました。
あと書き込みが多くて大スクリーンでみると映えがめちゃめちゃやばい!
冒頭のギュネイの被弾とかの足の描写とか感動する
2013年:Blu-rayで見比べましたの巻
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 9/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 10/10
・キャラクターの魅力 8.8/10
・音楽 9/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
93点
機動戦士ガンダムというコンテンツは、
年齢を重ねるごとに
見えてくるものが変わってくる
そういうことを実感した。
あと序盤のケーラとレズンの戦闘が、
かなり高レベルの
アニメだと気づいた。
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2人はお互いに本当に理解し合えることの力を手に入れたんだよ。