★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2018年アメリカ映画
監督
出演
ボイド・ホルブルック
・LOGAN/ローガン
・ラン・オールナイト
オリヴィア・マン
・X-MEN: アポカリプス
・クレイジー・パーティー
・ベイビー・メイク 私たちのしあわせ計画
トレヴァンテ・ローズ
・ムーンライト
ジェイコブ・トレンブレイ
・ルーム
・ワンダー 君は太陽
キーガン=マイケル・キー
・キアヌ
トーマス・ジェーン
・ディープ・ブルー
・ドリームキャッチャー
・ミスト
・パニッシャー
アルフィー・アレン
・ジョン・ウィック
・ゲーム・オブ・スローンズ
あらすじ
宇宙空間。逃亡する宇宙船と追跡する宇宙船。逃亡する宇宙船は地球へ大気圏突入する。
南米。犯罪組織の取引現場をスナイパーライフル越しに確認するクインナ。
クインナ・マッケンナ(ボイド・ホルブルック)は米軍の特殊部隊を指揮するスナイパーだ。
南米での暗殺作戦中に逃亡していた宇宙船が墜落。
作戦どころじゃなくなり、仲間の安否を確認しに宇宙船に寄るが、中から現れた宇宙人いわゆるプレデターにより仲間は惨殺される。プレデターの装備を使い何とか命を免れたクインナは、プレデターの装備を盗みアメリカに密輸する。
そんな彼をアメリカ政府は捕縛する。
アメリカ政府はプレデターの存在を知り特殊研究チーム:スターゲイザー(笑)を作り、プレデターの生態系や武器を研究していた。
そこに招かれた生物学者のケイシー(オリヴィア・マン)。そこには先ほど墜落した宇宙船にいたプレデターが捕縛されていた。
クインナはスターゲイザーのチームによりアメリカの施設で抹殺されるはずだったが、
研究の情報収拾のためにケイシーのいる施設へ移送される。
クインナの護送されるバスには、米軍で任務中に精神異常をきたして、職務違反を冒した人が複数いた。
彼らと交流を持ったクインナだった。
クインナの家族が住む家には、クインナの息子のローリーと妻が住んでいる。クインナは何年も家族に連絡を寄越さない。
ローリーの下に荷物が届く。それはクインナの私物だ。郵便局の私書箱の料金を滞納していた為、クインナが密輸したプレデターの装備が息子のローリーのもとに渡ってしまう。
しかしローリーは精神疾患を患い人とやや違うが、記憶力などの分野に置いては人より秀でた存在だった。
彼は、プレデターの装備を弄り回してしまう。
研究所で捕縛されていたプレデターは目覚め、研究所は血の海になる。
脱走したプレデター。それを追うケイシー。脱走する時にちょうど研究所についたクインナは、他の仲間たちと協力して、バスを乗っ取り、プレデターを追いかける。ケイシーと合流し手を組むクインナたち。
プレデターの目的地は、クインナの息子ローリーのとこだ。何とかプレデターの襲撃前にローリーと合流した彼らだったが、
プレデターに襲撃されるが、そこにそのプレデターを追いかけるより強大なプレデターが現れ。。。
2018年9月16日劇場鑑賞 94本目
感想
プレデター8年ぶりの映画化。
あれですか、何年に1回か映画化しないと映画化権が失効してしまうとかそういうやつですか?
『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』は完全になかったことになっていて、前作『プレデターズ』は舞台も宇宙だし、
同様に無かったことになってるようで、1990年の『プレデター2』の続編のような立ち位置の作品のようです。
28年ぶりの続編とか言われても全然ピンとこない。
でもなんだかんだプレデターは2以外は全部見ている。
評判もあまり良くないが、スカッとするぐらい潔く人が死んで、そこそこ面白いらしいので、
連休で時間を持て余していたので鑑賞しました。
シェーン・ブラックのプレデター
この言葉がしっくりくるのだなぁと。
あの『アイアンマン3』『ナイスガイズ!』の監督脚本で、さらには『ラスト・アクション・ヒーロー』『ラスト・ボーイスカウト』の脚本家で、今作ではシェーン・ブラックが出演した『ロボコップ3』の監督兼脚本家と共同で脚本を書いたんだよ。
いい意味でクソボンクラ
ちゃんと少年も出てくる。
それでいてグロい、人体欠損すごいし、人体に止まらずプレデターも欠損する。
それが圧倒的なプレデターの強さに繋がって面白い。
そんな彼らを倒せるやつおるの?
特攻野郎もエクスペンダブルズもびっくりなクレイジー米兵チーム
最強には最狂で戦うしかない。
そんな感じで、米軍内で問題を起こした奴らが、子供を救うお父さんに感銘し、命を賭けてプレデターに挑む。
結果的には人類の未来を左右するというシェーンブラックらしいボンクラ脚本で、安い命を張った攻撃の数々に3m超えの最強プレデターもたじたじという素晴らしい作品。
どっちらかった脚本
シェーン・ブラックの安心できる不安定な映画なわけですが、
もう要素が多すぎる。
強すぎて美しすぎる生物学者をオリヴィア・マンが演じて、
謎の天才少年を演技が達者すぎるジェイコブ・トレンブレイが演じる。
特に美しすぎる生物学者が意味わからんが強くてかっこいいが、映画的に必要だったかは最早謎。
シナリオは最強プレデターを倒す以外にない。
その裏でアメリカは特殊部隊を作ってて、ヘマしたり知っちゃた人は殺す。容赦無く殺す。
という久しぶりに見たボンクラな機関が出てくる。
それとチーム特攻エクスペンダブルス+美し過ぎる生物学者、最強プレデターの三つ巴。
また無駄に可愛いプレデタードッグが生物学者と仲良くして、爆弾ばっか運んできたりと、
終始ご都合主義で半端ない。
面白かったけど、これはちょっと。。。
いやまぁ面白かったんですがね。
子供必要だった?
終盤の編集雑じゃ無かった?
あの黒人どうやって死んだの?暗くてよくわからなかった。
唐突なエピローグ展開さ、続編に続きそうだけど、これ多分作られないやつだよね?
00年代でこういう展開よく見た。
でオリヴィア・マンはどうなったの?
犬は多分死んだと思うけどそのシーンなんでカットしたの?
というかあの犬なんなの?無駄に可愛いけど、その要素必要?
キーガン=マイケル・キーとトーマス・ジェーンの関係、確かにブロマンス要素あって良かったけど、
本当に必要だったの?いや良かったけどさ。
あとキーガン=マイケル・キーの相手役ジョーダン・ピルが良かった。
てかトーマス・ジェーンって00年代の熱い俳優だよな。
と00年代の映画を久しぶりに新作で見たような、
金、キャストの無駄遣い、無駄好景気映画というか、
低予算のボンクラ映画をA級でやっちゃたという、本当に久しぶりに見たよ。
ありがたい。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 6.5/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 5/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
62点
音楽が古くさかったのも熱い。
あと監督のシェーン・ブラックが初代『プレデター』で殺される役とかなんだそりゃ。
まぁ『ロボコップ3』の監督と共作の時点でお察しですが、別に映画のカタルシスは間違ってなかったと思う。
ボンクラでゴアで、エンタメだった。
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