★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2019年アメリカ映画
『死霊館』は
1.2見てハマった人の感想です。
キャスト
マッケナ・グレイス
・gifted/ギフテッド
・アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
・キャプテン・マーベル
マディソン・アイズマン
・ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
ヴェラ・ファーミガ
・ベイツ・モーテル
・ディパーテッド
・マイレージ、マイライフ
・ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
パトリック・ウィルソン
・オペラ座の怪人
・ウォッチメン
・インシディアス
・アクアマン
あらすじ
1968年悪魔祓いを営んでいるエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン(ヴェラ・ファーミガ)の夫婦は悪魔が取り憑いている人形アナベルを引き取る。
入念にお祓いをして自宅の保管庫に閉まった。
幾度かアナベルによって危機に陥るが月日は経った。
エドとロレインは仕事で出張をすることになる。
娘のジュディ(マッケナ・グレイス)はベビーシッターのメアリー(マディソン・アイズマン)と
過ごすことになる。
ジュディも母親同様霊感が強く、幽霊や悪魔が見えてしまう。
学校では両親が新聞で取り上げられて詐欺師と思われるような記載があったために、
いじめの対象にあっていた。
メアリーは友人のダニエラがジュディとのお留守番の件にやたら興味を抱いていた。
お泊まりの日にジュディとメアリーがジュディの誕生日お前祝いを始めるとダニエラも合流。
ダニエラはジュディのために以前使っていたローラースケート靴を贈る。
ジュディとメアリーを外に行かせた隙にダニエルは、ジュディの家を物色。
エドとロレインの悪魔祓いの資料を漁り、悪魔に取り憑かれた物の保管室に忍び込む。
ダニエラはそれらのものを全て触り、
またここに霊がいることを確認しようとしていた。
さらにアナベルの封印を解いてしまう。
そしてダニエラは部屋に戻りジュディとメアリーと合流。
夜が更けると解放されたアナベルは暴走をはじめジュディの魂を狙う。
そしてダニエラはある目的を達成するために、
また地下の保管庫へ足を向けるのだった。
2019年9月5日試写会鑑賞 2019年73本目
アナベルスピンオフが本編に復讐
Filmarksの試写会応募したら当たったので一足早く劇場鑑賞してきた。
監督はヒットメジャーホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本家で、
『アナベル』シリーズの脚本家。
今作で映画監督デビューという。
脚本家上がりの監督。
出演には前作までのジュディの俳優さんから、
『gifted/ギフテッド』のマッケナ・グレイスにチェンジ。
大きなお目目の感じがアン・ハサウェイっぽくて魅力的。
大作映画の主人公の過去で幾度か出ている注目の俳優さん。
今作では悪魔や霊が見えるダウナーな役柄。
そういうわけでスピンオフだった『アナベル』だが、死霊館でおなじみの悪魔遺物保管庫がアナベルと連合を組んで観客に襲いかかる!!
ダニエラが不良すぎてきつい
そんなおなじみのウォーレン夫婦の家を荒らすのは、
見ず知らずの少女ダニエラ。
おおよそ高校生ぐらいと思われるダニエラは、
ウォーレン夫妻の娘ジュディのベビー・シッターのメアリーの友達で、
ウォーレン夫婦の心霊パワーの噂を聞きつけ、
自分の目的を達成しようとするなかなかの悪い奴。
しかもびっくりするぐらいもさいファッションと重々しい黒髪と
やたら厚化粧な顔面で、スクリーンで不良っぷりを披露。
普通なら流石に忍び込まない死霊博物館でいたずらしまくった挙句、
アナベルを解放。
ダニエラのせいで地獄の一夜が幕を開ける。
脚本家初監督作品にあるあるの描写が丁寧すぎ問題
まぁ正直言えば本作全然面白くなかったわけ。
死霊館シリーズなので、どこかびっくりジェットコースターのような、
連続びっくり展開を期待していたが、
これが全然起きない。
アナベルの封印を解いてから、徐々に徐々に侵食されていき、現れるアナベル。
別に危害を加えるわけでもなく、彼女らの一夜に死霊博物館の住人たちが徐々に侵食していく。
じわじわじわとキャラクターたちに静かに忍び寄り、
そして驚かすわけでもなく、人物を怯えさせて終了。
それを三人三様で間をとって描くわけで、相当テンポが悪い。
音なども凝ってるのだが、テンポ悪いし、ダニエラが気に入らない。
まぁ諸悪の根源のダニエラが1番ひどい目にあうのですかっとする。
でもそれを補うメアリーがやたら体のラインのでるセーターで童貞を殺そうとしてる感があるが、
妙に真面目ちゃんで純朴で、それでいて猫背という絶妙にエロくないけどエロい感じが癒しへと化学変化していい。
そして将来美人になるだろうなとマッケナ・グレイスを見守る感じがなんかいい。
登場人物が首悪そう
メアリーは猫背だし、ダニエラは顔面のインパクトすごいし、
なんで主要の2人をこうしたのか?
猫背矯正中の自分としては逆に気になってしょうがない。
死霊博覧会始まるよぉ〜
アナベルの力で、ウォーレン夫妻の家も一気にリフォーム。
死霊たちが一気に登場し、個性をちょろっと出して去ってくことを繰り返してくれる。
中高生向けのマイルドホラー映画?
結局のところ全然怖くなかったわけ。
むしろ死霊たちの目的がいまいちわからない。
人を殺したいのか?魂が欲しいのか?
それともちょっと人間を驚かせてやりたいっていう遊び心を披露しているのか?
全然わからない。
ホラー映画ならもっとシンプルに殺しに行く死霊もいるだろうし、
隙を狙ってびっくりさせて殺しにくる奴もいたと思うが、
今作は個性を披露して驚かせて帰って行ったり、
殺そうとするけど事前に技を披露して最後の最後の近づいてくるという
逃げやすい構図ばかり。
肝心のアナベルに取り付いた悪魔に関しては、ジュディの魂を狙っていたようだが、
チャンスは山ほどあったのに、結局最後の最後にそれを実行しようとする始末で、
ジュディたちの友情パワーの前にあっさり封印されてしまって、
脚本のやる気の無さにびっくりする。
悪霊と人間の心理戦からのびっくりジェットコースターが大好きだなと思った。
『IT』のリメイクはそれがあったから好きでした。
まぁ話の設定やシリーズのポジション的に犠牲も出しづらいだろうし、
ティーン3人にはこの程度だろうな。
そんなわけで『死霊館』の入門編としてオススメできるなぁとは思いました。
死霊よりもウォーレン夫婦の方がやばくなってきた
ウォーレン夫婦はパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが演じているが、
『死霊館』ヒット前はそこまで有名ではなかったが、
ヒット後の現在ではパトリック・ウィルソンが『アクアマン』での悪役のオーシャン・マスターを演じ、ヴェラ・ファーミガは近作で『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にて人類滅亡のために、怪獣を目覚めさせるマッドサイエンティストのテロリストを演じたわけ、
そんな2人が夫婦として微笑んだり、ほろりとさせる展開をしたり、
そもそも悪魔祓い師と超霊感の持ち主という相当すごい濃いキャラだけど、
今見るともっと濃いキャラが背景にあって、妙なオーラを出せるようになっているので、
もはや映画どころではない。
そんなわけで2020年公開の『死霊館3』は死霊が勝てる要素ないし、スケール超でかくなきゃだめだ。と勝手に決め込んでる。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 4/10
・映像のアプローチ 6.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 5/10
55点
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