製作
2018年アメリカ映画
原題のThe Commuterは
通勤の意味
監督
ジャウム・コレット=セラ
・蝋人形の館
・ロスト・バケーション
・アンノウン
・エスター
キャスト
リーアム・ニーソン
・愛についてのキンゼイ・レポート
・シンドラーのリスト
・THE GREY 凍える太陽
・特攻野郎Aチーム THE MOVIE
ヴェラ・ファーミガ
・ディパーテッド
・エスター
・マイレージ、マイライフ
・ベイツ・モーテル
パトリック・ウィルソン
・オペラ座の怪人
・ハードキャンディ
・インシディアス
・死霊館
ジョナサン・バンクス
・マッドバウンド 哀しき友情
・ブレイキング・バッド
・ベター・コール・ソウル
サム・ニール
・ジュラシック・パーク
・イベント・ホライゾン
・ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル
・ジュラシック・パークIII
フローレンス・ピュー
・ミッドサマー
・ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
・女刑事マーチェラ
・ファイティング・ファミリー
あらすじ
現代のアメリカ、北東部のニューヨーク。
元ニューヨーク市警のマイケル(リーアム・ニーソン)は保険の代理店に勤めて10年が経つ。
マイケルは毎日同じ時間帯の特急列車で通勤し、
顔馴染みの乗客のウォルト(ジョナサン・バンクス)とは古い付き合いだ。
しかしある日、保険代理店の経費削減によりマイケルはリストラされてしまう。
あと数年で年金生活だったというのに突然の解雇により月々の住宅ローンや
息子の大学の学費など金銭的問題に直面し失意のどん底に陥る。
またマイケルはそれを家族に告げることができず、
ニューヨーク市警の相棒だったマーフィー(パトリック・ウィルソン)に相談する。
帰りの電車でのこと。
空いてる座席を見つけたマイケル。
そこに見知らぬ女性ジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)が現れる。
彼女は人間の行動に対して研究をしていると告げ、
一方的に持論を話し始め、もしマイケルがこの乗客の中で盗品を持っている人、
通称プリンを見つけることができれば、合計で10万ドルを贈ることを伝える。
この後トイレに行けば前金として2万5000ドルがあることを告げて、
彼女は去っていく。
元警官としてこのことに興味を持ったマイケルは、
早速トイレに行ってみる。
するとトイレの壁の中から2万5000ドルを発見する。
これが何かしらの事件に自分が巻き込まれているのではないか?と疑った彼は、
すぐさま電車を降りようとするが、見ず知らずの女性から封筒を渡され、
その封筒から彼の奥さんの結婚指輪が出てきた。
マイケルは自分が重大な事件に巻き込まれ、また家族が人質に取られ、
そして自分自身が実行犯になる必要があると理解する、
すぐさま交流のある乗客から電話を借りて家に電話をするがつながらない。
友人のマーフィーもつながらなかったが、留守電に協力を求める。
またウォルトと何気ない会話をしながら、警察を呼ぶように助けを求め、
ウォルトは降車するが、そのことに気づいた。
ウォルトの降車後、電車は出発。
借りていた電話から見知らぬ電話があり、でるとジョアンナからだった。
ウォルトに警察を呼ぶように行ったことはバレていた。
この列車はジョアンナにより監視されていた。
そして電車の外を見るように言われたマイケルは、
ウォルトが何者かに殺害されるのを知るのだった。
自分が個人ではなく組織犯罪の重大な陰謀に巻き込まれていることを理解したマイケルは、
盗品も大きな陰謀に関わり、その人の身も危ないのではないかと思いつつも、
家族の身の危険も心配で、がんじがらめの中、大きな悪に立ち向かうことを決める!!
2020年4月11日自宅Netflix鑑賞 2020年 21本目
ニーソおじたん、この監督と4回も一緒に仕事していたのか
地上波で放送というわけで、
見たことない映画だし、ニーソの映画最近見てないけど、
昔は結構見てたので、鑑賞した。
しかし途中でコマーシャルとかが面倒になったので、
Netflixにて追っかけ鑑賞。
監督はジャウム・コレット=セラ。
知る人ぞ知る『エスター』の監督。
『エスター』見たことない。
ネタは知ってるけど。。。。
この監督
『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』と3作もニーソおじたんと
タッグを組んでて、今作で4本目。
『ラン・オールナイト』は劇場で見て結構楽しめた人です。
似ているといえば、似ている作風で、先が読めない展開や、プリンの意外な正体などなど、
見てない『アンノウン』と『フライト・ゲーム』も時間あったら見たいなぁと思うぐらい、
本作も面白かった。
個人的な背景としては『96時間』からずっとニーソおじたんの映画好きだし、
『シンドラーのリスト』が金字塔すぎる。
またこの監督の映画はディズニー映画の『ジャングルクルーズ』も待機、
それ以外もホラー映画もtwitter界隈では評判がいい作品が多いので気になる。
思えば最初期の『GOAL2』も自分は見たことあるぞぉ!
キャラネタ映画
ニーソおじたんは今作でも強いし熱い。
保険代理店勤務のおっさんかと思いきや元警官だぜ!
数々のアクション映画などを経験したニーソの説得力半端ないぜ。
また謎の依頼人というか黒幕のジョアンナをヴェラ・ファーミガが演じるが。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』での悪役?
なエモーショナルなマッドサイエンティスト、
映画『サイコ』の前日譚『ベイツ・モーテル」では、ノーマンを生み出した張本人の母親など
人の精神を脅かす悪役がはまり役ですね。
そのキワモノ感が、『死霊館』での心霊探偵にも説得力を与えてくれる名優!!
さらにさらに、
パトリック・ウィルソンことオーシャンマスターがどうせ一番悪い奴だろーって思ったら。。。
何度も何度も違うかも〜と思わせといてぇー。
もしかしたらサム・ニールかもぉと思わせておいてぇ。。。
また彼の処理方法が、わかっちゃいるけど、絵的には面白かった。
あ。死霊館の夫婦が悪いやつなのか。。。
一番の掘り出し物としては、
2020年のアカデミー賞で助演女優賞にノミネートしたフローレンス・ピューも出演していること
コロナウイルス騒動が無ければMCUの最新作の『ブラック・ウィドウ』で多くの映画ファンが知り、
出世作の『ミッドサマー』を見て、絶望にくれるはずだったのに。。。笑
あと『ブレイキング・バッド』のマイクことジョナサン・バンクスも出演。
もっと濃いポジションかと思いきや、悲惨な目にあう。
この展開は憤り。
電車ものおもしれぇ
そもそもの毎日特急で通勤しているやつなんているのかよ?
と突っ込まざるおえなかったですが、
ニューヨークという大都会だし、そりゃ遠方に家買って通勤する人いるよなぁと、
知られざるアメリカ文化みたいなのを感じたあたりから本作好きだし、
それでも毎日朝早く電車乗るとかしんどそうだなぁと思わざる終えないが、
そういうシステムで座席確保するんだぁと思ったり、
日本ではテレビドラマでよくあると思うけど、
映画だとそこまで見かけないなぁと思ったが、
意外とスケールしょぼくなりがちだもんな。
それでも無駄に犠牲者が出たり、
『アンストッパブル』っていう暴走列車映画あるんだけど、
終盤ではそれに匹敵するぐらい恐ろしいことになってて面白かったし、
黒人の車掌のおじさんかわいそうすぎるけども。。。
列車ものでもこんなにド派手なミステリーアクションにできるんだなぁと関心。
いや現実なら普通に列車事故のシーンでみんな大怪我してると思うんだけども。
ラストのオチ、まさか鉄道警察になったの?
って思ったけど、そりゃ普通に警察になったよなぁとは思うが、
その年齢で再雇用?という疑問はあるけども、
演出の綺麗さを選択したと思えばそこまで突っ込み要素でもないかな。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10
72点
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