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◯【69点】BETTER MAN/ベター・マン【解説 考察:狂気狂乱のポップスター】◯

ロビー・ウィリアムズを知らないという罪

はじめに:ご訪問ありがとうございます

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

ちなみに直近のGoogleコアアップデートで
過疎ブログになりました!

製作

2024年オーストラリア・アメリカ映画

猿がアイドルになる映画だと勘違いして見てた

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1980年代イギリス西部、ロビー・ウィリアムズ少年は、運動も苦手だが歌うことが好きだった。貧乏で共働きの家だったがフランク・シナトラファンの父親に影響され将来は大スターになることを夢見ている。高校生になった彼は、その夢を叶えるためにアイドルグループのオーディションに応募し、運良くメンバーに抜擢。しかし父親は自分を見捨てコメディアンになり去っていった。だがロビーは父親を愛しており、父親が出演するショウに手伝いとして参加することもあった。

ポップグループのテイク・ザットの一員になった彼は、飲酒や薬物問題にメンバーから疎まれながらも素行の悪さを利用した野蛮なキャラクター性で女性ファンを魅了し歌も踊りも苦手ながら人気は獲得していたが、メンバーとマネージャーに見捨てられグループを首にされるのであった。消沈する彼だったがオール・セインツのメンバーのニコール・アップルトンとロマンチックな恋に落ち書き溜めていた歌詞が作曲家のガイ・チャンバーに気に入られソロ歌手として大成功するのだが再びアルコールやドラッグ、そして元来の真面目な性格によるスタートしての重圧、更には父との軋轢に苦しみ精神を病み始めるが、彼の人気は収まることがなかったのであった。

2025年3月18日試写会劇場鑑賞
2025年17本目

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概要:知らない歌手がチンパンジーの半自伝映画見た

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北米の映画データベースサイトIMDbにて評判がよかった映画『ベターマン』試写会が当たったので鑑賞しました。監督は『グレイテスト・ショーマン』の人。ややとんちきながら力技で映画を紡ぐタイプの人、前作でも歌唱シーンやらショウシーンやらはあり親和性もあり楽しめると思って鑑賞したが

思った映画と違った

あらすじをそこまで知らずに鑑賞。猿人間がアイドルになって大成功する映画だろうなぁって思って鑑賞したらマジで実在の歌手をチンパンジーに置き換えて普通に彼が大成功するまでの自伝映画でした。

his0809
マジで知らない人だった。きっと海外の人がSMAPが崩壊するまでの映画とか見ても全くわからん!ってなるんだなぁと思った

描かれる主人公のロビー・ウィリアムズは1991年から現在まで活躍するイギリスのミュージシャンで1995年にアイドルグループを脱退し、ソロ活動を開始。2016年以降はテレビのオーディション番組の審査員の1人として活躍しているようです。

同時代に活躍するオアシスや当時イギリスにて支持を得ている女性アイドルグループのオール・セインツなども登場。ただスパイス・ガールズは登場せず。さすがに当時のイギリスのポップミュージック事情を把握してないと厳しい作品だったなぁと自分的には感じました。全米の90年代のビルボードを見ても登場するグループの名前もなく、アメリカはアメリカでMTVの勃興やラップミュージックなどのヒップホップやR&Bやら踊れるマイケル・ジャクソンやらと2020年代でも名を連ねるレジェンドがひしめくチャートだった。おそらくイギリス人じゃないと今作の事情は詳しくないかなぁと。。。しかし映画自体はアメリカ・オーストラリア映画という変な背景。
興行成績を見てみるとびっくりしたがアメリカでは全くヒットしてない。200万ドル未満の興行成績。しかしイギリスでは4倍の800万ドルも稼いでいる。

his0809
なんか納得してしまった

疑問:主役が猿である必要性

主人公をCGのチンパージにするという凄まじい意気込みはわかるが必要性は全然感じない

映画として難しいことをしているのはめちゃくちゃ伝わってくるしチンパンジーは人間そのもの。誰かが作中で彼を猿扱いするわけでもなく猿が普通に服着て人間としてひたすら生きている。

his0809
見ていてずっとなんで猿なんだろう?猿である必要性ってなんかあるのかな?
とう終始混乱する気持ちが蠢いていた
ちなみに主人公であるロビー・ウィリアムズ自身が自分はわーきゃー騒ぐ猿と形容しており、それにより主人公がチンパンジーとして描かれたそうだ。

感想:狂気!重圧に苦しむポップスターホラー

と見ていて困惑したのは彼が猿だからだけでなく、重圧に苦しむ彼が酒やドラッグに溺れてひたすら破滅へと邁進していく中もポップスターとしては成功しそのアドレナリン中毒とも言える煌びやかな世界で輝き続ける。

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それが猿っていうのもなかなかに狂気だが彼の日常合わせて作品そのものが終始狂気に満ちている。
何故か彼はショウの中で過去の自分に未熟さや能力の低さを咎められている。その姿が猿である彼が登場する狂気。
最終盤のネブワースでの37万人を導入した脅威のコンサートでは、過去の自分たちが全員集い最終戦争が勃発、

フルCGの猿の死闘が幕をあける

his0809
猿の惑星の亜種始まった!!
と困惑と狂気が延々と続く狂乱。
そしてネタとして登場するオアシスとその驚愕のオチ。なんじゃこりゃ。
結局最初から最後まで登場しないロビー・ウィリアムズ、やり切ったマイウェイの圧巻と狂気、感情の持ってかれかたもなかなかに独特だった。

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ここがすごい:主人公というCG

さすが『グレーテスト・ショウマン』の監督の作品、狂気を一品のものにしていたがやはり主人公をチンパンジーで描くという頭おかしい要素をしっかり描いているのがすごい。幼少期からずっと猿。

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何故か船上からフラッシュフォワードっぽい未来へのダイジェストを描く人間キャラとのダンスシーンやらグループでのダンスシーンやら対立などなど全てをCGで演出していて、滅茶滅茶すごかった。歌唱シーンももちろんあるし、今まで書き溜めていた歌詞の自傷的で重圧に苦しむ彼の本音といつものチャラい感じのギャップがすごくて涙してしまった。根本的にある父との確執の狂ったドラマ性もしっかり猿が苦しみながら体現してくれる。マジでなんで猿なのかわからないが、内容としては真新しさはなく王道的でもあるところを最大の邪道であるチンパンジーで描くという狂気の玉手箱。やはりすごい映画だったんだが、知らなさすぎる興味ない人の自伝が全然ピンとこなくてやばかった。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.6/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 6.6/10

69点

内容については国内の実話ものの再現ドラマのバラエティー番組で見たことあるのではないか?と思ったので新鮮味は薄かったですが狂気がやばかった。

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his0809
育児の影響で更新頻度落ちてます。

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30代後半のおっさんです。 結婚して3歳の娘を育てて家事手伝ってます。 家でUHD見たり、映画館で注目映画見たり 伝説的な映画を再視聴したりしてます。 自分の備忘録目的でブログやってます。 好きなアニメはガンダムです。 洋画が好きです。洋楽も好きです。PS5でゲームしてます。邦訳アメコミのバットマンを読んでます。バットマンが好きです。