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○【66点】バンブルビー【トラヴィス・ナイトにはベイヘムが足りない】○

製作

2018年アメリカ映画

監督

トラヴィス・ナイト
・KUBO/クボ 二本の弦の秘密

出演

ヘイリー・スタインフェルド
トゥルー・グリット
・エンダーのゲーム
ピッチ・パーフェクト2
・スウィート17モンスター

あらすじ

1960年代の宇宙の彼方。
サイバトロン星では、星を支配しようとするディセプティコンとそれを阻止しようとする反乱軍のオートボットの戦争が起きている。
オートボットを指揮するオプティマス・プライムは自軍の敗色を感じ。
自分の部下達を宇宙の彼方へ脱出させようと孤軍奮闘する。
その中でも若手のエースB-127は後に反乱軍を再結成するためのオプティマスにより地球に送られる。

1967年地球のアメリカ。
B-127はカリフォルニア州の森の中へ墜落。
しかしそこではアメリカの特殊部隊セクター7が訓練中だった。
襲撃を受けたと感じた彼らはB-127を攻撃。
逃げるB-127だったが彼らに追い詰められてしまうのだった。
交渉を行うB-127だったが、そこにディセプティコンの密偵ブリッツウィングが現れセクター7の部隊を壊滅させ、B-127を追い詰める。
ブリッツウィングにより声が出る部分を破壊されたが、どうにか彼を撃退したB-127だったが、
損傷は大きく、自身の記憶コアも破損してしまい、最後の力を振り絞り、近くにあったフォルクスワーゲンの1967年製のビートルに擬態し、
機能を停止する。

1987年アメリカの夏。
17歳のチャーリー(ヘイリー・スタンフィールド)は、最近父親が急死し、それ以来辛い日々を送っていた。
母親のサリーは無職の恋人ロンと自宅で同棲を始め次の人生を始めて、弟のオーティスもまた楽しい日々を過ごしており、
家族の中でもチャーリーは疎外感を感じ、学校にも友達もいない。
夏休み中なのでチャーリーは遊園地でアルバイトをし、
叔父の中古車工場で毎日スクラップを探し、父親との思い出の故障車を治すのが日課だった。
18歳の誕生日にチャーリーは一大決心をする。
中古車工場で見つけた故障した1967年製の黄色いビートルを買うために、この場所でアルバイトすることを誓うが、
叔父は彼女にそのビートルを誕生日プレゼントして譲るのだった。
チャーリーは蜂の巣にもなってるビートルを自力で治し家に運ぶ。
車の下を覗いたチャーリーは巨大な顔を発見。
それと同時に起動したビートルはロボット型に変形しB−127へと変わる。
驚くチャーリーだったが、声と記憶を失ったB-127は状況不明に怯える。
彼をなだめるチャーリーは彼にバンブルビーという名前を与え1987年の文化を教えるだった。

そして宇宙。
ディセプティコンの追跡者ドロップキックとシャッターがバンブルビーの存在を察知し地球に現れる。
地球でセクター7に存在を察知された彼らは自分らは地球への戦火を防ぐために反乱軍であるバンブルビーを捉えるために飛来し、
彼を始末すれば帰るため、技術提供を依頼する。
セクター7はそれを了承。
しかし裏では彼らが任務を達成したら、彼らを殺し、研究材料にすることを企てる。

隣人のメモくんにバンブルビーの存在がバレたチャーリーだったが、
3人は夏休みを謳歌する。
しかしバンブルビーのミスによりセクター7とディセプティコンに所在地が知れてしまうのだった。

2019年3月23日極上爆音上映劇場鑑賞 2019年29本目



マイケル・ベイのおもちゃはナイキのボンボンに取り上げられました。

ハリウッド実写映画のトランスフォーマーシリーズの第6弾は今流行りの前日譚。
親分であるオプティマスはなりを潜め、
バンブルビーを核として、わーきゃーうるさいサムを彷彿させる17歳の刃を研ぎ澄ませた22歳のヘイリー・スタンフィールドが参上!!
気がつけば14歳の『トゥルー・グリット』から8年。
映画にとどまらず、アイドル歌手としてもエンディングソングを歌い上げる謎のブス可愛演技お姉さん。
きっと目標は映画界のテイラー・スウィフト。

別にヘイリー・スタンフィールドとバンブルビーの青春ドラマにアクション大作が織り交ぜられても全然問題ないのだが、
監督が僕らのマイケル・ベイ鬼軍曹から、ナイキの創業者の息子という超絶ボンボンのストップモーションアニメ映画監督という、
どこからアプローチしたらそんな体育会系アメリカ万歳思考から、ハイソな人連れてくるんだよ!!
しかもナイキの創業者の資産を駆使ししてストップモーションアニメ映画会社のライカを経営して、
毎回5年ぐらいかけて、傑作ストップモーション映画を製作する慈善事業かよ!なライカの社長であり、
トップアニメーターであり、プロデューサーである、映画監督のトラビス・ナイト。
個人的には、この監督は映画監督として有能ってよりプロデュース業の方が向いている気がするわけです。
『KUBO』よりも『コララインとボタンの魔女』と『パラノーマン ブライス・ホローの謎』の方が面白かった。
そんな高級志向な人におもちゃを取られてしまったマイケル・ベイ。

でも流石に題材が題材だけに、アニメ出身の監督との相性は抜群。
というかマイケル・ベイとトランスフォーマーの相性が錬金術していただけで、
ロボットアニメという題材を真っ当に映画化すればそこそこ面白いのは必然だと思われる。

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過去シリーズではロボットというよりも宇宙人感の強かった部分があったが、
今作ではロボットという要素を大事にしており、
冒頭のサイバトロン星でのオートボットとディセプティコンの戦いでのバンブルビーの活躍や、

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オプティマスの片手ショットガンの使いっぷりには痺れたし、
これぐらい毎回観れて当然だと思っていたものが、
本作でようやく拝めたという感じか。
(しかしマイケル・ベイの場合は変態ショットや変態戦闘シーンという鬼才っぷりがあるわけで。。。)

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戦闘シーンよりもちょっとした交流シーンの映像の作り込みがすごい。

シンプルイズベストなロボット

ごちゃごちゃした映像技術の集大成的なのも魅力的だが、
シンプルな石膏風風なロボット感、そもそもトランスフォーマーの変形玩具感も良いもの。

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今作のロボットデザインは全て初期のテレビアニメに近いごちゃごちゃ感は排除された人型ロボット感が強くて素敵。
全体的なロボットバトルもプロレスとして観やすく収まっており、こういうのを欲してた感は強い。
またバンブルビーのデザインも変形元がレトロなフォルクスワーゲンのビートルで、
変形後もうまくまとまっている。
またバトル時のマスクのテッカマン顔、Zガンダム顔、鉄仮面顔が素敵なのと、

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機能性の高いブレードでの格闘など、ロジックに落とし込まれた機能性の高さが魅力的。

音楽は響かず

80年代後半を舞台にし、主人公をロック好きの孤独な17歳に設定。
劇中を彼女の好きなロックミュージックで彩られるが、
個人的に響かず。
近年の映画ないでのロックミュージックリバイバル感の先駆けは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』なのかなと思うし、
やはりそれを超えるものはないなぁと。
さらにネタで『ブレックファスト・クラブ』を使ったりしているが、映画全体をジョン・ヒューズ感を出してくるの露骨だったなぁと。
ジュブナイル要素いらね。

夢の三段変形!!

おー。ついに夢の三段変形。車から人型で飛行機orヘリ!!
でもね。玩具だとね。車か飛行機にしかならないんですよ。

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過去作よりも歯車感よりもおもちゃ感がいい。

ベイヘムが足りないので印象が薄い

ジョン・ヒューズ感、

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ジュブナイル感をサンプリングしロボットアクション映画に盛り込み、

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ごちゃごちゃ感を排除し、ロボットの数を減らしたりしてシンプルにしたことはいいのだが、
ベイヘムが全然足りてない。
脚本が思ったよりも平凡で、全然盛り上がらない。
普通すぎる。『KUBO』の時そうだったけど普通だったんだよな。
彼女が父の死を乗り越えるためにバンブルビーのために飛び込みをするくだりなどはまぁ良かったとして、
家族が『E.T.』的に終盤の騒動で一致団結して和解するのもよしとしよう。
しかしジョン・シナ必要だった?
観たことある映画の焼き直しのような映画だったので、
もっとマイケル・ベイから混沌の方法を学んでベイヘムを高めてほしいと思いました。

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あと批評家受けがシリーズ最高だったために、
本作がシリーズのリブート1作目に変更。
『最後の騎士王』のラストに出てきた謎の生命体や地球に埋まっていた謎の宇宙船の数々の伏線は全て未回収で終了か。。。
それにしてもオプティマス!地球に潜伏していたのが最後に発覚し、
最後の最後でバンブルビーに偉そうな態度をとる姿は、シリーズリブートでもかわらず。
とりあえずお前のせいでもめたんだから、途中で助っ人に来いよ。

極上爆音上映鑑賞

立川のシネマシティにて鑑賞。
狙いはその後の『ロボコップ』4K上映なのですが、
こちらも爆音上映。
過去には『バーフバリ』と『ターミネーター2』を鑑賞。核爆発のシーンの音の響きでスピーカーが揺れるぐらいの爆音と洗練された音がたまらなかった。
あとバーフバリの歌全般の魅力アップしてた。
今作としてはやはり劇中で流れる楽曲の良さが高まった印象。
映画音楽としては物足りないが、
楽曲一曲一曲が高音質に感じ取れた。
やはり映画音楽が魅力的な映画に対しては、
この劇場はぴったり!

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 6.5/10

66点

面白くはないができがいい映画でむしろ腹が立った。
いや本当にナイキのボンボンが作った上質な映画だった。
おれみたいな生まれも育ちも悪くて、趣味で映画の感想ブログなんかやってる
底辺の趣味ブロガーなんかには、辟易ですよ。

そんなことよりもですよ。

トランスフォーマーのフィギュアにハマる

子供の頃には貧乏で買えなかったおもちゃが大人になってお金ができたので買っているわけです。

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トランスフォーマーはシリーズが多すぎるのと、映画版のフィギュアもできがいいのか悪いのか判断つけづらかったが、
金字塔になりうるスタジオシリーズなるものが発売開始。
とりあえず1シリーズ目のリベンジのオプティマスとバンブルビーを購入し、変形フィギュアながらも動かしてポーズを決められることに感動。

2シリーズ目のメガトロンも購入したが、未開封。
そんな中評判のいいスタースクリームの廉価版が半額以下だったのでリベンジバージョンを購入して、初めて変形させてみたが、そん収納っぷりにびっくり。
これは面白い。
飛行機がこんな変な形のロボットになるとは!なんて面白いんだ。

そんなわけで映画鑑賞後に評判の悪かったバンブルビーを購入。
変形に難ありで評判悪かったのですが、それもそのはず。
これ変形すると1/2ぐらいのサイズになる。
もともと足の形が変だなと思ったが、これが足が半分に折りたたまれてビートルの中に収納されるわけですから、
そのコンパクトな感じがとても衝撃的。
またそれがおさまりずらいというのが難点。
しかし変形させた時の感動はひとしお。

ややプラスチック系の質感が映画のメタリック感などを損なわせるが、おもちゃとしてのコスパは非常に高く、
映画の感動を自宅にお持ち帰りできるので、最高。
時たま触って遊べるのもいい。
映画云々よりも玩具ですよ玩具。

バンブルビーカフェに行った

バンブルビーカフェにも行きました。
事前に『トランスフォーマー』観てるぐらいだから相当なファンですよ。
初めてIMAXで『トランスフォーマー リベンジ』を観たときは「初めて映画館で映画見た感動をまた味わえた!!」ってぐらいですからね。
本当にトランスフォーマー様様。でもガンダムが一番好き。



いいなと思った場所には座らせてもらえない。

パフェ食った。バンブルビーの顔が再現されていて嬉しい。うまうま。

卵のソムリエなる人が考案したメニューがいっぱい。
卵料理は苦手ですが、このオムライスは美味しかったです。
上の階で開催しているトランスフォーマー展も行きました。

設定画の原画ちらほらありましたが、誰が書いたか?などは全然わらかないようになっていて残念。アートとして堪能したかった。
その他トランスフォーマーのアニメ版のパネルや玩具が飾ってありました。
名前が除光液で消されていたおもちゃもあったりと、コレクターからの貸し出し品なのかな?
東京コミコンにもあった玩具をつかった映画シリーズの再現ジオラマなど複数。
またバンブルビーとコラボした展示が複数。
ヘイリー・スタインフェルドのようにバンブルビーに頭をなでなでされることも可能。

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動画を撮影したが、顔面出したくないので割愛。
また扉を開けるとバンブルビーが隠れたりするのもあったりと
狭い展示ながらネタはあるある。
しかしグッズなどがしょぼく、お土産はなし。
もっとトランスフォーマーを玩具アートとしてとらえたようなキュレーションが欲しかったが、
とても中途半端な感じだった。
多数の原画があったにも関わらず、作者などが不明だったりと残念。

あとこの前バンブルビー版のオプティマスを購入。これが初代アニメ版のオプティマスに近いデザインでとてもかっこいい。
あとで開封して変形させようっと!!

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