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△【63点】機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション Ⅱ それぞれの剣 HDリマスター【解説 考察:少年少女が中心の戦争ってどうなの?】△

DESTINYのダメなとこ

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年日本製作

子供多すぎ問題と使い回し問題

監督

福田己津央
・機動戦士ガンダムSEED
・GEAR戦士電童
・新世紀GPXサイバーフォーミュラ

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ

人類が遺伝子操作を行い
コーディネイターを作り
遺伝子操作なしの人間こと
ナチュラルと
差別的を含む対立がある世界。

コズミック・イラ70年に
地球を拠点とする
ナチュラルが参加する地球軍は
宇宙に住み自治権を行使する
コーディネイターの
農業コロニーに核攻撃を行い
20万人以上の人々を虐殺した結果
戦争に発展した。

コズミック・イラ71年1月。
中立を宣言したオーブ首長国連邦の
宇宙にあるコロニーにて
秘密裏に地球軍の戦艦と
人型兵器が開発が進行するが
ザフトの若きエースパイロット達により
強奪事件が起きてしまうのであった。

そこの大学に通っていた
キラ・ヤマトは
実は遺伝子操作の極限まで挑戦し
大成功を収めた
スーパー・コーディネーターだった。

彼が戦争に巻き込まれ
強奪を免れた機体、
ストライクガンダムに搭乗したことで
戦局は一変する。

彼は最終的にオーブ側につくことで
地球連合側とザフト側と対立
ザフト側のガンダムに搭乗する
エースパイロット達も寝返り
最新鋭のニュートロンジャマー
キャンセラーという戦争を変えてしまう
ガンダム2体をザフト側から手にした
彼らはその2体を中心に
ザフト軍の最終決戦用要塞の
ジェネシスの破壊や
地球連合軍が大量投入した
核兵器やその中心人物の
反コーディネーターの
活動家のブルーコスモスの
主席の1人であるアズラエルを殺害。

最終戦争とも思える
この戦争は多大なる犠牲の中
終戦するのであった。

しかし戦いはまだ終わらなかった。

コズミック・イラ73年10月
停戦から2年が経った中
世界では軍備縮小の動きがあり
MSの配備に制約が生まれつつある。

プラント国家の軍隊である
ザフト軍は新型戦艦ミネルヴァを開発
その進水式の準備が行われる
コロニーにてオーブの姫であるカガリと
その護衛であるアスランことアーサーは
あらたなるプラント国家の評議会の
最高議長であるデュランダルとの
非公式の会談を行うのだが
その最中ミネルヴァ搭載予定の新型
可変式ガンダムのカオスとガイアとアビスが
地球連合軍でブルーコスモスの指示で動く
特殊部隊のファントムペインに所属する
新型強化人間ことエクステンデッドの
3名に強奪されてしまい
基地は攻撃を受けてしまう
巻き込まれたアスランは
ザク・ウォーリアーに搭乗し
彼らを迎撃するのだが追い詰められる。
しかしミネルヴァに搭載された
インパルスガンダムにより救われる。

強奪されたガンダムを追うことになった
ミネルヴァとインパルスガンダム達。
インパルスガンダムのパイロットは
かつてオーブに住んでいた少年の
シン・アスカだが
地球連合の侵攻を許し徹底抗戦を
したことをきっかけで被害に遭い
シンは家族を失っており
オーブとフリーダムガンダムを
家族を惨殺した対象として
酷く恨んでおりカガリと対立する。

そんな中地球に住むナチュラルたちを
恨むザフト軍の脱走兵が
戦争の引き金となった
核攻撃を受けたユニウスセブンの残骸で
現在は慰霊碑がある宇宙に漂う墓標を
地球へ落下させようと行動を
起こすのであった。

それを止めるべくザフト軍の
イザーク隊とミネルヴァは共同戦線を引き
アスランもまた参戦する。
ユニウスセブンの残骸を破壊することに
成功したが粉々になった大地は
地球に落下してしまい
地球の主要都市を破壊するのであった。

デュランダルはこの事実を
嘘偽りなく発表するが
再びコーディネイターへの怒りを燃やす
ことになった地球。
それを利用するブルーコスモスたちは
再びザフト軍との開戦を望むのであった。

アスランは世界の真理をもう一度
確かめるためにプラント軍に復帰。

そして地球連合は再び
プラントに宣戦布告を行ったのだ。
中立のオーブもまたその対象に
なってしまう。

更に地球連合軍はすぐさま
核攻撃を始めるのであった。

オーブ内では。
代表たるカガリの権限を奪い
自国が攻められることを恐れ
地球連合と同盟を結ぶ。

それはザフト軍の戦艦
ミネルヴァが帰港時に行われた。

発進後すぐさま敵対するオーブを
退けるザフト。

その最中シン・アスカは
SEEDの力を覚醒させ
窮地を救うのであった。
アスランは新型ガンダムを
デュランダルより託され
ミネルヴァに配属され
シンたちの指揮官となるが
シンとは対立するのであった。

ザフトの基地を防衛することになった
ミネルヴァだったが
その攻撃部隊には
オーブ軍もいた。
オーブ軍を撃退せざる負えない
ミネルヴァたちだったが
そこにデュランダルが送った
特殊部隊を退けて
生き残りオーブから脱出した
アークエンジェルと
伝説の最強パイロット
キラヤマトの搭乗する
フリーダムガンダムと
カガリの乗るストライクガンダム
ルージュが現れオーブ軍の攻撃を
中止させようとするが
オーブ軍はカガリを偽物であると
虚偽を伝えカガリ達へも
攻撃を開始する。

地球軍、オーブ軍、アークエンジェル、
ザフトと4つ共えの戦場の中、
フリーダムは見境なく
対面する機体を攻撃不能にするが
その最中シンの仲間の1人が
攻撃不能状態で唖然としている中
地球連合の攻撃により撃墜されてしまう。

混沌とする戦場の最中
地球連合オーブは撤退をする。

アスランは再びキラたちの真理を
探るために
単独でアークエンジェルに向かう。

またシンたちは
エクステンデッド生産施設に遭遇し
地球連合の母体のブルーコスモスの
極悪非道っぷりに怒りを燃やすのであった。

そしてアスランはキラたちにより
カガリが強引に政略結婚されるのを
食い止めてさらったり
ラクスとキラがデュランダルたちの
特殊部隊により殺されそうになった
ことを知り
何をどうすればいいのか
どんどんわからなくなっていく。

2024年1月18日
amazonprimevideo自宅鑑賞
2024年2本目

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概要:問題作の『ガンダムSEED DESTINY』の総集編

2024年1月26日劇場公開予定の
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
に備えて過去作の
スペシャル・エディションのHDリマスター版
を鑑賞しているわけです。

『ガンダムSEED』の続編で
2006年〜07年に地上波にて放送された
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を
4部作の総集編にし
2006年7月に放映された2作目。
14話〜28話の14話分を94分に
まとめている。

また本作は
2013年4月〜2014年3月にMXテレビにて
放映された
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター』
というHDリマスター版という
画面アスペクト比を4:3ノーマル・サイズの
原画から上下部分をカットした
16:9ワイド・サイズに変更され
一部カットは新規カットに大幅に入れ替えられ
総集編にて追加されたシーンなどを
混ぜ込まれた10年の月日を経て
現代の高精細なアニメ作品の数々に
埋もれることなく視聴に耐え
海外勢にも布教のできる
バージョンアップ版から
一部カットを入れ替えたものを
劇場効果に合わせて2023年に製作し
今回初公開。
上記の2024年1月26日劇場公開予定の
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
に先駆けて劇場公開されたものが
VOD配信に追加されたというやつ。

総集編:少年少女の戦争

14話分を94分にまとめた総集編。
1話18分程度と考えると
14話分なので
252分くらいあるが
まぁ前作と同等の短縮具合。

今作では
地上に降りたシンが
強化人間のステラに出会い
亡くなった妹のメタファーで
保護しちゃうことがきっかけで
狂っていくという

Zガンダムのフォウオマージュ

戦争中なのに単騎で駆け出して
保護したり凄まじい。

アスランは本格的にザフト軍に戻るが
キラが戦場に現れた挙句
軍に所属しないで武力介入して
戦力を削いでくる

OOガンダムを先取りした1人ソレスタルビーイングというかテロ行為

流石のスーパーコディネーターなので
マジクソ最強なキラさん。
好きな時にSEED覚醒して
マルチロックを自主的に行う
圧倒的なパワー。
動揺しまくって混沌に飲まれた
アスランさんは全くSEEDできない
くそっぷり。ちょっと仲良くなった
同世代のハイネもボーっとしてたら
殺害されたりとクソっぷりがやばい。

his
しかもシンには上官マウントするパワハラ暴力野郎で毛嫌いされたりするというクソパイセンキャラ
マジで笑える。

そんなキラさんに
直談判しにいくも
デュランダルに丸め込まれたことが
バレた挙句、元婚約者と親友が
暗殺されそこなった事実を知って
更に動揺。

現在の恋人っぽいカガリは
権力を剥奪されながらも
オーブ軍の介入を止めるために
MSでぷかぷか登場し
演説開始。

そんなカガリの号泣っぷりに
お兄ちゃん怒ったぞと
お前おれの妹泣かせんなよ
親友でも許さんぞ!とアスラン
あっさり新型ガンダムをバラバラに
されるというわけ。

20代未満のエースパイロットたちが結構子供の自己主張で戦争するの見てると気持ち悪いですね

また前作では歪んだ存在として
よりハードさを高めた
地球連合のガンダム3人に対して
今作はより無邪気に子供っぽい感じが
とても色濃く出ており
そんな3人がキャッキャしてて
4つどもえの戦場のノイズっぷりがすごい。

ステラに至ってはヤンデレ妹系強化人間で
キャーワーとか幼女系な部分もあって
悪いアニメ感がめちゃめちゃ出てしまっている。

his
シンの今作の原動力である怒りの火を焚べるには素晴らしい要素ですがね。

しかもそのステラを演じるのが前作で
2役もやった桑島さんなわけで
演じ分け方はすごいが
流石に拙い言葉を喋らせられた
挙句絶叫したりするわけで不憫だし
露骨に製作者たちの優遇を感じて
見ててきつかった。

his
おれSEEDは無茶苦茶好きだったけどdestinyは内容がはまらなかったのはこういうことが理由だったんだなぁって
10年近く経ってようやく理解した。

そりゃまぁ宇宙世紀とかの
大人の軍人による戦争とかを見慣れて
その枠組みに子供が入って
現状を打破とか純粋な価値観で悪を
見極めて倒していくという
そういうガンダムの面白さが自分好きなんだけど
今作で少年少女が自分たちの道理で
ロボット使って戦場を悪化させるだけで
一応裏ではデュランダルとジブリールの暗躍とか
あるんだけど
同じく子供っぽいオーブのセーランとかいたりとかで
大人たちが(タリアとかネオとかね)が振り回されてて

終始混沌としているんだよね

おそらく狙ってそういう作品にしたのだと
思うのだけど
それが結果的に自分はダメだったなぁ。
MSデザインとか好きだったんだけんどなぁ。

更にそこから主役交代とも思える
ストーリーラインの変更だったりもあるし。

あと普通に子供多すぎなんだよな。

そして総集編にすることで重要要素はオールカットなのでその苦手なところが濃厚になっている

よりハードにより過酷に

『蒼穹のファフナー』も
苦しいハードな展開に
涙しながらもたどり着いた平和に
心安堵したわけですが。

類似とも言えるSEEDシリーズ、
前作では隕石が地球に落ちて
まぁそりゃあ酷いことになったわけで。

his
その要素全然描いてなくてやばいが

今作のエグぽいんととしては
地球連合側の強化人間製造施設の訪問が
発生するわけです。

プラントは遺伝子操作して
優れた人類になったが
子供を持つことができなくなって
しまったという地獄っぷりがあるが

そんな地球側は
遺伝子操作された人類を殺すべく
どっかから子供を連れてきて
薬漬けにして強化人間にして
MSに載せてるという
鬼畜すぎる所業。

そこが反乱があって
研究員たちもそこにいた子供達も
みんな死んじゃってる施設を
訪問するという

鬼畜過ぎる展開がある

his
本編でそんなのあったの忘れてた

大量の少年少女の死体に
脳みそだけ保存された棚が画面いっぱいに
登場したりと

製作者倫理的におかしいのでは?

となかなか疑いたくなる。

それを見た少年のシンや
同じくクローン人間であるレイなどは
地球連合に怒りを激らせるわけです。

それが展開的に全然結びつかないわけですが

his
放送当時は『メタルギアソリッド2』の雷電と一緒だ!ぐらいにしか思ってなかったが。

SEEDデスティニーのお家芸のバンクや回想がついにきた!

流石に総集編にもなれば
総集編じみた演出を本編で
延々とやっていたが
それはないかな?と思ったらあった。

何気ない会話のシーンで
過去作でのキャラ死亡シーンが
わざわざ出てくるわけで。

それが2、3回30分おきにくる。

そしてあれ?さっきこの移動シーンなかった?
あれルナマリアのザク同じ動きしかしてなくない?

当時の製作が間に合ってなかったのか?
この作品をどう作っていいのかわからなかったのか?
本編の合間に謎の総集編があったり。
そして各キャラが何かあるたび
え?
みたいなリアクションをする
学生が作ったかのようなリアクション
シーンという演出。
本編にて何度も過去のシーンの白黒映像が
流れるサッカーの時間稼ぎのようなのが
延々とあったわけでげんなりしていったが
それがまさか総集編でも
行われてしまうとは。
まぁ基本的には本編の総集編だから
そうなってしまうのは仕方がないか。

いや。短縮版なんだからそこ短縮して違う要素盛り込めよ!

とまぁ問題作は結局問題作なんだよなぁと
改めて思うのであった。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5.8/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 6/10

63点

キャラ多すぎなんだよなぁと思うわけです。
あとキラってSEEDより声低めだったのかと
2023年版で撮り直したりしたのか?
今作では鬱病っぽさは感じなかった。
ハイネが登場した10分後に死んでて笑った。

このガンダムの世界で
起こってる戦争の状況とか
軍に所属している人たちが描かれてるのに
全くわからないのすごい。

あとドラマパートが多めの総集編で
絵的にも古い絵が多かったのも
ちょっときつかったな。

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