ガンダムのニュースタンダード完結
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2019年日本製作
駆け足なのが惜しい
監督
福田己津央
・機動戦士ガンダムSEED
・GEAR戦士電童
・新世紀GPXサイバーフォーミュラ
ネタバレ あらすじ
2023年12月17日
amazonprimevideo自宅鑑賞
2023年51本目
▼個人的関連記事
映画感想リンク:○【74点】機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター【解説 考察:リマスター版の総集編へ進化】○
Googleアドセンス広告
概要:濃縮還元した『ガンダムSEED』の完結編
2024年1月26日劇場公開予定の
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
に備えて過去作の
スペシャル・エディションのHDリマスター版
を鑑賞することにしたわけです。
今回は3作目で完結編の
『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター』を鑑賞しました。
鳴動の意味は大きな音を立てて動くこと
2002〜03年に地上波にて放映された
『ガンダムSEED』を3作の総集編にし
2004年10月に発売された3作目で
完結編
。
39話〜48話の10話分を94分にまとめた
総集編。
また本作は
2012年1月〜12月にMXテレビにて
放映された
『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』
というHDリマスター版という
画面アスペクト比を4:3ノーマル・サイズの
原画から上下部分をカットした
16:9ワイド・サイズに変更され
一部カットは新規カットに入れ替えられ
総集編にて追加されたシーンなどを
混ぜ込まれた10年の月日を経て
現代の高精細なアニメ作品の数々に
埋もれることなく視聴に耐え
海外勢にも布教のできる
バージョンアップ版から
一部カットを入れ替えたものを
2019年に製作し
この度2023年9月に
上記の2024年1月26日劇場公開予定の
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
に先駆けて劇場公開されたものが
VOD配信に追加されたというやつ。
作品自体は2019年に完成。
映像は2012年と2002年の映像。
劇場公開は2023年9月。
一応劇場公開したので
映画ということになったと思うので
映画として感想を書いていこうと考える
とここまでは2作目の感想記事の引用。
その後SEEDの凄さについて
記載や時代設定について記載しましたが
スルーして感想へ。
総集編:クライマックスながら駆け足
39話〜41話を94分にまとめた総集編。
前作よりも
1話18分程度と考えると
1話総集編を含めて10話分なので
180分くらいあるが
今回は2分の1ぐらいと
1作目の4分の1
2作目の3分の1
と比較すればかなり余裕がある。
全体の演出を半分にすればいいので
本当に本当に余裕がある。
ただ前作まではエピソードそのものをカットしてたが今作は
網羅されているのでただただ駆け足。
使用しているが
駆け足でなんか印象が薄いのだ。
スペシャルエディションでブーステッドマン雑魚化
2作目で猛威を振るった
エクステンデッドたちが操る
地球連合の新型の狂ったガンダム達ですが
スペシャルエディションでは
大幅に活躍の場が減る。
フリーダムとジャスティスを
2作目で圧倒していたわけですが
フリーダムとジャスティスの
追加装備のミーティアの
ビームソードコンビネーションに
オルガさんは運悪く真っ二つ。
シャニは元気なイザークの
フルアーマー装備の誤爆で
騙されそのあとビームサーベルで
やられてしまい
テレビ版ではジャスティスに対して
大活躍をを見せたクロトは
移動中に本来全然活躍しない
バスターに射撃されて急死。
またカガリとかストライクルージュ
乗ってるけどほぼ活躍なし。
ラクスもなんか種割れしてるけど
何もしてなかった印象。
いっそ終盤3話はテレビ版を見直した方がいいぐらいですね。
ほぼニュータイプのクルーゼさんが強すぎる
と今作でというか
終盤に明かされる
クルーゼさんこと
ガンダム恒例の仮面の人の正体。
実はムウのお父さんが金を払って作った
失敗作のクローン。
その最中で遺伝子操作しているのか?
それともそのままクローンを作ったのか。
おそらく後者だと思うが
クローン技術はそんなに優れてないので
寿命が短いという切なさ。
そのせいで人格が歪み
自分の人生と同じく
世界も短命にしてやると
アズラエルに核攻撃を
再びできるようにする
秘密を漏らすという狂人。
ただムウさんの家系は
先天的に空間認識能力が高く
機動戦士ガンダムでいうところの
ニュータイプ適正が高い家系。
ムウさんもポッド攻撃が得意だったが
クルーゼさんはフリーダム達と
同じ核動力を備えたガンダムに
ドラグーンことファンネルという
無線のビットを採用。
しかもSEEDの世界は
世紀末なのでビットも同時に
太めのビームが3つ出るという
鬼っぷりで回避がまじでしづらいやつ。
ムウ以上にファンネル系の武器を
使いこない。
片腕には専用ビームライフル付きの盾。
片腕にはビームバズーカとも言える
大型ビームライフルを所持する
ラスボスっぷり
しかも放映当時はそのガンダムの情報が
事前に出てなく終盤に急に現れ
無双しまくり。
乗り換え前の主役機である
ストライクガンダムに乗る
ムウをボコボコにしたり
フリーダムを圧倒したりと
マジクソ強くっって当時大興奮でした。
強過ぎてスパロボに登場すると最強でした。
戦闘でも最強のフリダームの
追加装備のミーティアを
破壊しまくる。
ブースターのみのこした
フリーダムもあとちょっとまで
追い詰めるが
ニコルを殺してから
不殺を決めてたキラさんも
殺さなければ殺されると認識したのか
本気で殺しに行って
コックピットをビームサーベルで
貫いてどうにか勝利を掴んだ。
スーパーコーディネイターに匹敵するナチュラルのパイロットでおそらく新人類ですわ
短命である運命に
一番嘆いたであろう存在。
影の主人公として
中盤から暗躍をしていたわけで
その生い立ちをすると
なかなか悲しい。
そして関さんの高い演技力含めて
最高です。
『ガンダムF91』オマージュか
『Vガンダム』ではなく
テレビシリーズ化を狙ったが
頓挫してしまった『ガンダムF91』の
ラストでも
ニュータイプ能力を使って
ガンダムが投げ出されてしまった
パイロットを見つけて
完結するわけですが、
今作でも同様の展開が。
トリィというアスランが作った機械が
キラのもとに移動して
本来だったら見つから
なかったかもしれない
ガンダムから投げ出された主人公を
義理の姉のカガリと親友のアスランが
物語の始まりの機体ストライクガンダムの
兄弟機であるストライクルージュが
迎えに来るという
オマージュや記号を混ぜた展開。
キラにも
「僕にはまだ帰れる場所があるんだ」
と一瞬でわかる展開は見事。
エピローグチックに
中島美嘉のフライアウェイを
流しながらなのもドラマチックで
とても良かったです。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 6/10
71点
絶望的な展開でハードな内容で
めちゃめちゃ面白いが
薄まってしまっている
非常に残念作品。
次回作の
『ガンダムSEEDデスティニー』の
スペシャルエディションは
4部作なのでこうはならないはず。
レンタル
通販
関連記事
映画感想リンク:○【74点】機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター【解説 考察:リマスター版の総集編へ進化】○
映画感想リンク:◎【82点】機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編【解説 考察:撃墜王は新人類の夢を見るのか】◎
映画感想リンク:◎【78点】機動戦士ガンダムII 哀・戦士編【解説 考察:4KUHDで再鑑賞!TV版の方が面白い??】◎
凄まじい衝撃的な展開が複数ありますからね。