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【海外ドラマ】マンダロリアン シーズン2 チャプター9:保安官【解説 考察 :ファヴローのマンダロリアン】

ザ・マンダロリアン season2 ep1

製作

2020年TV向けシリーズ

ついにジョン・ファヴローが
監督として参戦!

製作総指揮

ジョン・ファヴロー
アベンジャーズ/エンドゲーム
アベンジャーズ
・アイアンマン

監督

ジョン・ファヴロー
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
・アイアンマン
・ライオン・キング
・ジャングル・ブック

出演

ペドロ・パスカル
ゲーム・オブ・スローンズ
・キングスマン: ゴールデン・サークル
イコライザー2
・グレートウォール

あらすじ

謎の緑の宇宙人、通称ザ・チャイルド。
彼を保護した
賞金稼ぎのマンダロリアン(ペドロ・パスカル)は、
同族のマンダロリアンたちから、
ザ・チャイルドを仲間のもとに返すことが、
我らの道であることを示唆される。

帝国軍の残党への引き渡しを拒否し、
彼らの襲撃を免れた2人は、
ザ・チャイルドの故郷への道を探る。
その情報はマンダロリアンの生き残りが知る。

マンダロリアンことマンドーは、
生き残りの仲間たちを求め、
タトゥーインに向かう。

地図から消えた街モス・ペルゴに来た2人。
そこでマンダロリアンのアーマーを着た
保安官と出会う。

同胞から奪った物と思い激昂を抑えながらも
返却を強引に求めるマンドー。
保安官曰くこのアーマーはジャワから購入した
ものであることをマンドーに告げるが、
マンドーの怒りは収まらない。

しかし街に轟音が響く。
地響きにて緊張の糸は切れる。
その正体はこの街の物資を奪い去るドラゴンだった。
保安官はマンドーにドラゴン退治を依頼し、
報酬としてこのアーマーを渡すことを誓い。
マンドーは承諾する。

2020年10月30日ディズニー+にて観賞




待望のシーズン2配信開始!!

シーズン1は遅れて
ディズニーデラックスに加入したため、
一気見したが、シーズン2は配信追加形式で
追いかけられそうなので、
せっかくなので1話ごとに感想を書くことにする。
正直エピソード8で『スター・ウォーズ』卒業を
促された層なのだが、
『マンダロリアン』を見て、
またも『スター・ウォーズ』への入国を
許可されたように引き戻され、
むしろ毎週こんな素晴らしい作品を視聴することが
できるなんてとどんどん『スター・ウォーズ』熱が
高まる一方です。

そんなわけで待望のシーズン2が配信開始。
コロナの影響で延期かな?と懸念されてたが
普通に配信してありがたい。
自分としてはディズニー+は映画熱を高めてくれて、
Netflix級にありがたい存在です。

前シーズンでザ・チャイルドの故郷を探すことに
なったマンダロリアンの物語が、
どのように描かれるのか?
めちゃめちゃ楽しみです。

監督にジョン・ファヴァロー

シーズン2観賞後のエンドロールで知りましたが、
まさかのジョン・ファヴァローが監督。
メイキングも見ていた自分としては、
プロデューサーの立場で
彼が厳選した監督たちを指導しつつ
情報共有しつつの映像化作品である
マンダロリアンに対して、
遂に彼自身が監督として主体的になることが
めちゃめちゃ衝撃的だったし、
彼の映画的な大画面主義と
大スペクタクル的視点の雄大さを
再認識する回でした。

初代『スター・ウォーズ』が
『隠し砦の三悪人』のハリウッドSF映画化
という逸話があるんですが、
今作は『子連れ狼』をハリウッドSF映画化
したような、
子連れ西部劇、しかもSFのスター・ウォーズ
という構成。
初代『スター・ウォーズ』に対しての
ジョン・ファヴァローのアンサーとも言える
プロローグがむちゃくちゃ濃かった。

映画『モンスターハンター』を先取りか??

ジョン・ファヴァローも映画化したかったのか?
巨大ドラゴンを敵役にした回。

対立する二つの組織の間に入り、
共通の敵を倒す。
前シーズンでも同様の展開があったが、
今回は森ではなく砂漠。
そして原住民で『スター・ウォーズ』における
狂気的な存在でもあったタスケンレイダーとの
共闘というとてもエキセントリックな展開。

対立する間を行き来する感じが、
『夕陽のガンマン』のイーストウッドを
彷彿させてくれて熱いのだが、
見方によっては、
原住民と移民というどこか
アメリカ的構図を共闘させる。
今アメリカ大統領選挙で分断が進むアメリカ、
監督なりに対立する二つが手を取らなくては、
強大な敵に立ち向かうことはできないという
ちょっとしたアメリカの未来へのメタファーを
指し示そうとしたのか?

そういうメタファーも描きながらも、
前話で活躍したジェットパックを
使いこなすマンドーや、
その描写が映える巨大ドラゴンの図など、
映画『モンスターハンター』のワンシーンなのでは
ないかと思ってしまう大迫力。

むしろこれを鑑賞したら『モンスターハンター』を
見ないでもいいんじゃないか?
カタルシスを味わってしまった。

his
映画に対してテレビ配信でもこれできるんだぞどんなもんだ!!
と見せつけるファブローの業務戦略が凄まじい。

『カウボーイVSエイリアン』での失態は取り戻せたか???

『スター・ウォーズ』の遺産は余すところなく使い尽くす

そして前シーズン同様に遺産ことレガシーを
余すことなく使っている点は非常に熱い。

シーズン1で出てきた整備チームとの関係性も変わり、
そして『スター・ウォーズ』劇中での活躍は
とても少ないにも関わらず、マンダロリアンのネタ
元でもあるボバ・フェットがまさかの
『マンダロリアン』で復活。
本人は復活したわけではないが、
彼のベスカーでできたアーマーが登場。
現地の保安官が街の襲撃者を倒した際に
利用した高性能な装備として活躍。

his
レガシーを吸い尽くす姿勢最高。

彼は『ジェダイの帰還』で
あっけなく死んだと思われた。
その暗い歴史をもしかしたら
救済するのかもしれない。

his
製作のデイブ・フローニーはダース・モールを復活させたんだし、
ありえないことではない。

ファブローのMCUとしてユニバースの構築の技術は
『スター・ウォーズ』を救うのか?

またシーズン2のメインシナリオが
プロローグで描かれ、
まさかの
各地に散らばった生き残りの
マンダロリアンを集めろ!!
だったので、
シーズン2は『スター・ウォーズ』レガシーを
追いかけるエピソードになりそうな予感。

音楽もパワーアップ

ルドウィグ・ゴランソンさんは、
『ブラックパンサー』と
『クリード チャンプを継ぐ男』の
民族風とチャンピオンストーリー的な楽曲で
『マンダロリアン』を彩っていたが、
『テネット』でのアナログ音とギターの高音を
混ぜたような落雷のような音を
『マンダロリアン』シーズン2でも利用。
ゴラソンさんの個性がさらに色濃くなった。

通販

シーズン最長の52分だった本話。
ちょっとゆったりとした感じもしたが、
テレビ向けとは思えない映画的演出がすごかった。

またデジタルスクリーンで撮影したと思うが、
どこらへんがそれなのか?
メイキングが配信されるのが非常に楽しみ。

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3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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