◯殺し屋1 2012年度20本目◯

「グロかった。」

製作

日本2001年日本映画日本

監督

三池崇史
十三人の刺客
・オーディション
・極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU

出演

大森南朋
・アウトレイジ 最終章
・R100
・アウトサイダー
・ヴァイブレータ
浅野忠信
マイティ・ソー
47RONIN
バトルシップ
・モンゴル

あらすじ

1990年代後半から2000年代初頭の日本の東京都新宿区の歌舞伎町での物語。
新宿を拠点とする暴力団の安生組の組長と3億円が消えてしまうという事件が起きた。安生組の若頭の垣原(浅野忠信)は、組長が何者かに拉致、または殺害されたと考慮し、関係していそうな他の組の者を手荒な所業を駆使し情報を手に入れようとするのだった。
しかし組長は、既に謎の男たちが手を組んだ新宿に平和をもたらす暴力団撲滅組織により殺害されており、垣原たちもまたそのターゲットになっていたのだった。
垣原の所業は組の中で問題になり垣原は独立し、この事件の真相を追求すべく行動を起こしていた。
そして新宿近郊では謎の猟奇的殺人が続いていた。
その犯人は、ボディーアーマーを来た貧弱そうに見える青年イチ(大森南朋)による狂気的な行いだった。
イチは、暴力団撲滅組織のリーダー通称ジジイ(塚本晋也)により洗脳されたており、精神的に問題を抱えた根暗な青年でしかなかったのだが、彼はまさしく最強の殺し屋だったのだ。
2012年4月26日自宅DVD鑑賞



感想

自分の映画好き、いや映画オタクとしてのルーツをたどれば、洋画が主流であり、いまいち日本映画には、距離もあったのだが、それでも一部の日本の映画製作者や監督に好きな人もおり、その少ない中でも三池崇史監督の映画はいずれも見やすくて、それでいてエンターテイメントとして面白いかネタとして面白いかの振り幅が近年明確になっていて、頻繁に見る機会がある。
それでも彼の映画に関して見ている本数は、三池監督ファンに比べたらとても少ない。
そしてある日、本を読んでいると本作『殺し屋1』が三池崇史の中でもなかなかぶっとんだ映画であり金字塔でもあるという情報を得てレンタル店で見つけたので鑑賞することにした。
そういうわけで、三池崇史監督の作品で、しかも18歳未満レンタル禁止のR18指定の作品だ。
しかもエロいからではなく、あまりにもバイオレンスだからというかなり際物な模様。
元々は週刊ヤングサンデーに98年から01年に連載されていた青年コミックであり、もともとかなり異色な内容を描いた内容で、異常性愛者に焦点を当てた作品であるが、近年では『ホムンクルス』を連載していた山本さんの作品である。
勿論筆者は、いずれも未読である。すみません。
そういうわけで、鑑賞したわけだが、かなりのダークサイドな映画だった。
オープニングから血みどろ。しかもタイトル自体がまさかのイチの精液で描かれるという際物。
しかしそんな異質な役柄を演じる俳優陣は今では大物ばかり、主人公は一応タイトル通りイチだが、まじでやばいイチを演じたのは大森 南朋さん。現在でも映画業界で引っ張りだこの味のある俳優さんだ。
そしてそれに対する、ある種のライバル敵立ち位置にいるのが垣原なのだが、彼を演じたのは、なんと浅野忠信。今では海外で『マイティー・ソー』やら『バトルシップ』に出演しているのに、当時は結構日本映画界のサブカルチャーを牽引していた模様。
しかも彼のキャラクターが顔に無数の切り傷や、ピアスまでしてあるわけ、言ってしまえば『ダークナイト』の和製ジョーカーとも思える風貌。
いやまじで怖いよ。
そんな格好で歌舞伎町を闊歩しているのだから、怖い。
よく自分も新宿にいるけど、あんな怖い街だなんて思いませんでした。
しかも当時は、結構この映画の世界もリアルだったらしいね。
また映画の中身もかなり問題作。
そのやくざだらけの新宿からやくざを撲滅しようと謎の男ジジイ率いる軍団により、謎の最強の戦士イチを使った殺戮の嵐。
その物語もすごいが、行き過ぎた暴力描写も注目、真っ二つにされる男や女、足片方だけちょんぎられたり、寺島進さんは体の中に金具付けられた挙げ句、油ぶっかけられてました。
そして垣原さんの超絶針さばきもまたエグい。18禁だけあって随所に振り切った描写だらけです。
しかし浅野忠信のふざけてんだか真面目何だかわからない演技のせいで、まさに和製ジョーカー。
途中で口が最大まで開く、『ゼブラーマン』もびっくりな宇宙人化もあります。
てかここまでくると、どうやって撮ってんだか気になるぐらいのはっちゃけようでした。
また紹介した俳優意外にもなんと松尾スズキやら映画監督の塚本晋也さんやSABUやらと曲者がぞろぞろ変な役で登場しかも更に面白怖い描写が山ほど登場ということで、映画自体はいまいちまとまりにかける。
ラストシーンも不明確にしていたり、ラストシーンもイチが凄まじいへタレぷりや、浅野忠信の悪ふざけと行き過ぎた行動だったりともう凄いことになっていて、もうとりあえず変な映画です。

得点

7
しかしかなりインパクトも強く、悪ふざけっぽいけど作家性も感じられる意欲作。
まぁー原作ファンには受けは悪そうだが、見た価値はあった。
音楽もぶっとんでたし、内容もエグかった。

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