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【人気記事】『スパイダーマン:ワン・モア・デイ』を読破したので感想を。【コミックレビュー】

スパイダーマン:ワン・モア・デイ

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2007年11月ー2008年1月に連載された
スパイダーマンのコミックの
一部の抜粋された本作。

あらすじ

危篤状態に陥ったメイ。
彼女はスパイダーマンである
ピーター・パーカーの叔母だ。

病院に連れて行ったピーターと
その妻MJだったが、
身分を偽っている彼らは病院に正当な
扱いはされず、保険が効かないので
莫大な費用が払えなければば、
満足な治療が得られない病院へ
移送すると言われる。
ピーターはどうにかすべく奔走する。
金はなんとか用意できたのだが、
メイを治すことができる人間は
この世界にはいなかった。

そんな時、メフィストがピーターに
ある取引を持ち掛ける。



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ネタバレ有りの感想

『スパイダーマン:ブランニューデイ』
が邦訳されてシリーズ化されると聞き、
これまでスパイダーマンのコミックは
まともに手をつけていなかったが
『シビル・ウォー』を読んだことも
あるので購入して読んでみた。

この邦訳版は非常に質が悪い!!

あらすじを読んだ方なら、
「なんだかおかしくないか、
このあらすじ?」と思った方も
いるのではないでしょうか?

それは、全く自分自身知らなかったの
ですが、これが『シビル・ウォー』の
直後の話しではなく、
その後にまた1つ話しがあり、
それは文章としてあらすじとして
書かれており
本作の
あらすじではないのです。

一応自分的な補足ですが、
『シビル・ウォー』で
スパイダーマンは
自らの正体をマスコミに報道します。
これは、スーパーヒーローを政府に
登録する制度が制定され、
その中心人物のアイアンマンこと
トニー・スタークと仲良し
だったからです。
でも結局はトニーのやり方に
納得いかなかったピーターは
トニーを裏切る。
その結果、
スパイダーマンの家族である
メイおばさんとMJが
命の危機に直面します。
そしてその結果、
かつての宿敵に家族の命が狙われ、
メイおばさんが重体になってしまう。
だったらそのあらすじ全部コミックで
読ませろよふざんけんな!!
というのが第一印象。

そもそもその
前日譚があるにも関わらず、
それがコミックで読めなく、
またそこでもピーターが
ブラック・スパイダーマンになって、
宿敵と戦うというのが無い。

『シビル・ウォー』での顛末、
世間に正体がバレたスパイダーマンは
どうなるのか?ということ。

本作はスパイダーマン版の『フラッシュ・ポイント』

『フラッシュ・ポイント』では、
フラッシュが暴走した結果、
DCのキャラクターたちの世界は
おかしくなってしまい、
色々な史実から変化してしまう。
最後の最後で
それを戻したことにより
正史にはなったものの
DCの世界が
リセットされるというお話。

本作もまさにそんな感じ。
しかもそれを『フラッシュ・ポイント』
との変化の戸惑いや大決戦が
あるのとは違いの
ラストシーンの時空改変の
瞬間だけ切り取られている。

その結果、スパイダーマンの世界は
1からリセットされることになり
死んだキャラクターが複数復活し
スパイダーマンの正体は
また秘密に戻り
ピーターとMJはまたお互いに
結ばれない存在へと変わった。

それはまさしく『シビル・ウォー』
という超人登録法案の影響の産物。
あれは本当に問題作だったなぁーと。
しかしスパイダーマンが
リセットされたのは、分かるが、
その他の作品は一体どうなるんだ?

辻褄的にも本作は、
身勝手な作品であり、
ヴィランも登場せず、
いまいちイケメンでもない
ピーターが禁忌へと
奔走する姿が印象的。
でもメイおばさんの方がMJより
重要なのか?
しかしこの世界そのものが
もうどうしようもない
息苦しい展開しか生まれないので
編集の禁じ手か…。

スパイダーマンのコミック初心者には
向いていないことは明白で、
なんでこれ
『アメイジング・スパイダーマン』
の映画化に際して、
こんな中途半端な部分だけ
抜粋して邦訳したんだか。

またこれは本作とは関係ないが
マーベルはちょっと世界観が
広大過ぎて、DCよりも読みづらい。
DCよりオタク的、マニア的な
印象が強く、話しそのものもかなり
オカルトっぽかったり、
中身も薄い気がする。
ただ映画などは、
敷居が逆に低かったりする。

それは映画にある特定の
原作を映画化する
ということはしないからか?
映画版の『アイアンマン』の
トニーとコミックのトニーは
大部キャラクターも違うのが顕著か?
でもせっかく『スパイダーマン』の
世界に触れられたので、
今度は
『ベスト・オブ・スパイダーマン』
を読んでみたいと思う。
またコミックファンからも
本作は不評のようだ。

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