Multiplex広告:記事は下部から

△アメイジング・スパイダーマン 2012年度113本目△「全然アメイジングじゃない。」

ヒロイックの否定のスタンダード

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

アメリカ2012年アメリカ映画アメリカ

今ではアカデミー賞ノミネート俳優
の出世作になりました!

監督

マーク・ウェブ
・(500)日のサマー
・gifted/ギフテッド
アメイジング・スパイダーマン2

キャスト

キャスト一覧
アンドリュー・ガーフィールド
アメイジング・スパイダーマン
・ハクソー・リッジ
・沈黙 -サイレンス-
チック、チック…ブーン!

エマ・ストーン
ラ・ラ・ランド
女王陛下のお気に入り
小悪魔はなぜモテる?!
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

マーティン・シーン
ディパーテッド
・星の旅人たち
地獄の黙示録
・地獄の逃避行

サリー・フィールド
リンカーン
・マグノリアの花たち
・トランザム7000
フォレスト・ガンプ/一期一会

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ

スパイダーマンスパイダーマン
2010年代のアメリカ、NY。
少年のピーターは自宅の父の書斎が
何者かに荒らされているのを気づく。
察知したピーターの父は
即座に荷造りをしてピーターを
ピーターの叔父であるベンの元へ連れて行き
ピーターの父と母は何処かへ
行ってしまうのだった。

その後ピーターの父と母は飛行機事故に
巻き込まれ死んでしまうのだった。

数年後。高校生になったピーター
(アンドリュー・ガーフィールド)は
叔父夫妻の愛を受けながらも
影のある青年に育った。

彼はある日父親の鞄を見つけるのだった。
そこには、家を去る時に見た
研究の資料を発見するのだった。

その資料を調べるうちに
市内にあるオズボーン社の研究所の
コナーズ博士にたどり着き
彼が父と研究していたことを知る。

研究所に潜入したピーターはそこで
同じ高校に通う美少女グウェン
(エマ・ストーン)と会う。

単独で研究所を調べるうちにピーターは
蜘蛛の研究室に忍び込み
そこで一匹の蜘蛛にかまれてしまう。

その後ピーターは自身の体に
異変が起きていることに気づき
自身の体に超人的な身体能力が
備わったことを実感するのだった。

またコナーズ博士が提唱する研究を
天才的頭脳で糸口を発見したピーターは
コナーズ博士と親しくなるのだった。

段々と自身の力をおごるようになった彼は
家への帰りが遅くなり
叔父夫妻への態度も悪くなっていき
学校でも問題を起こすようになる。

更に自身の過ちで叔父が殺されてしまうのだった。
ピーターはその仇を討つべく
真夜中に街に繰り出し
犯人を捕まえようと奔走する。

その最中。
より活動がしやすいように
コスチュームを纏うようになったピーター。
そしてコナーズ博士は
自身の研究をオズボーン社により
取り上げられてしまう危機に瀕してしまい
マウスでの実験で人体の再生に
成功した薬を自身に投与する。

この成功をオズボーンの役員に
披露しようとするのだが
その薬には
トカゲの凶暴性が混ざっており
コナーズ博士は
自身の感情を制御するこができなくなり
また外見もトカゲに
変わってしまうのだった…。

2012年6月24日IMAX3D劇場鑑賞
2012年度37本目
2012年12月19日Blu-ray自宅鑑賞



スパイダーマン感想スパイダーマン

重要事項紹介

・新鋭マーク・ウェブによる『スパイダーマン』のリブート作品。

シリーズ化も勿論込み込みで
14年に続編の公開が決まっている。

まぁー『スパイダーマン4』を作ろうとした
ソニーだったのだけど
監督が降板したりトビーとかも降板したりと
おじゃんになったゆえ
新たな俳優を起用して
新たな作品として再構成させたわけです。

原作も『アメイジング・スパイダーマン』
というわけで
原作コミックそのままの名前に変更。

主人公には同じく
新鋭のアンドリュー・ガーフィールド。

・ヒロインは前回まではMJだったが、『スパイダーマン3』で登場した金髪美人のグウェンに変更。

最初はグウェンと結婚して彼女が
死んでしまってMJとくっつくんだっけ?

そのグウェンを演じたのは
今アメリカで一番ホットな
若手俳優のエマ・ストーン。
人気作目白押し。
アカデミー賞作品賞に
ノミネートした作品にも
出ているわけでして
まじ勢いのある俳優だぜ。

そして今作の敵はリザード
というのが今回の物語。

・『スパイダーマン』同様ピーターがスパイダーマンになる始まりの物語であります。

そんなアメコミ映画再興の火付け役
『スパイダーマン』のリニューアル作品。
流石に映画オタクの自分でも鑑賞に際して
気合い自体は入っていたけど
予告編を見る限りでは
とても面白そうには思えない。

そもそも近年ではアメコミ映画が
乱発されていて昨年では
『マイティー・ソー』
『キャプテンアメリカ』
『グリーンランタン』
と数多くのアメコミ映画が公開され
2012年には
『アベンジャーズ』
『ダークナイトライジング』
という大本命の公開があり。
正直アメコミ映画戦国時代と
でも言えるだろうか?

そんな中日本では最大の知名度を誇る
『アメイジング・スパイダーマン』は
最高の成績を残すと考えられているとか
いないとか。というわけで、感想です。

<うん。微妙。(笑)

多分、新規客層
つまり『スパイダーマン』(1)を
見た事がないなら
それなりに面白いと思う。
ちなみにおれはトビー・マグワイアの
『スパイダーマン』が
ちょうどティーンエイジャーの時に
鑑賞したので、まじダイレクト世代!!

まず初めに言うが
アクション・シーンは非常に優れている
CGも見事だし
スパイダーマンの戦い方は
過去作に比べてもド派でだし
どこかカンフーのよう。
例えるならジェイソン・ボーンの如く
細身の体でありながらも
技巧派でありながらスピーディーに
めまぐるしい肉弾戦が披露される。

しかし肝心のヒーロー映画としての要素が酷い。
見ている最中はかなりイライラした。
アンドリュー・ガーフィールド演じる
ピーターが俺たちの知っている
ピーターとは別物なのだ。

まぁーそれは仕方ない。
同じだったらそれこそリメイクだ。

しかし今作のピーターと言ったら
とても身勝手きわまりない
やりたい放題だし
しゃべることも調子に乗っているし。

また彼がスパイダーマンになったのは
偶然でもなんでもなく
彼が身勝手に研究室に潜入したことが原因。
正直言えばかなり悪い奴だ。

しかもそれでいてイケメンで
金髪美人の彼女も出来て
最後にはNYの市民にヒーローとしての
偶像崇拝を受け彼自身が
ヒーローとして目覚める
というとても嫌な奴だ。

いや映画としては最終的にはかなり成長した。
終盤までまじクソ映画だと思ったけど
映画のやりたいことを感じ取ったら
なるほどと思って終盤はなかなか楽しめた。

『スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン』を比べよう。

しかしだよ。
それを言ったら初代『スパイダーマン』は
なんて素晴らしいんだ!!
ということになってしまう。

あからさまにオタクで
色白できもいトビー・マグワイアは
学校でいじめられ運動神経も最悪。
恋心を抱く相手はお隣のビッチで
幼馴染で不細工な女。
しかも父親と母親は
死んでいるという最高に
不幸でありながら
トビー演じるピーターはやさぐれてもいない。

その時点で『アメイジング・スパイダーマン』の
ピーターはいけすかない。

どちらかと言えばイケメンだし
自ら人を拒まなければ
彼女だって出来ただろう。

そもそもグウェンにキスを
初めてする瞬間も童貞臭さがなく
地で行くプレイボーイだった。

イライラしたから自分を心配していた
いじめっ子をボコしてしまったり
と腹立つし。
運動神経ももともと良さそう。
まさに文武両道というクソ野郎だ。けっ!!

だからこそ『スパイダーマン』の
トビーが超人的な能力を手に入れた瞬間は
負け犬のオレは感動したものだ。

しかしそのトビーも自身の能力に溺れ
隣に住むブサイクな女の子と
デートがしたいから車を買う為に
その超人的な能力でプロレスを
優勝しようとする
(まじで泣ける)のだが
それを叔父に嘘ついて参加して
挙げ句に叔父が殺されてしまうという
マジ身から出た錆状態のトビー。
オタクでクソ野郎だったトビーは
叔父さんに「
大いなる力には大いなる責任が伴う」
という教訓を貰い
そこで自身の立場
自身の力の使い道を考えるという
今思えばなかなか良く
出来たシークエンスだ。

そして『アメイジング・スパイダーマン』でも
勿論ベンおじさんは死亡する。

勿論主人公のせいでだが
そこからの展開に嫌気がさす。
アンドリューは、自分のせいだとか
考えずにとりあえず復讐をすべく
夜な夜な街を放浪するわけだが。
その過程で味をしめ
スパイダーマンの
コスチュームを考えつき
徐々に能力を覚醒させていくのだが
映画の終盤までは自身の
スーパーヒーローとしての使命などは
考えることなどもせずに
己自身の為に能力を使いまくる
やはり嫌な奴なのだ。
その能力のアメイジングな男気で
グウェンとのデートも演出するという
アメイジングなオタクの
ヴィランというわけだ。

しかし以上の違いを考えると
一つの答えが導き出せないだろうか?
『スパイダーマン』は従来のアメコミ映画好き、オタク向け
『アメイジング・スパイダーマン』は、
現代のアメコミ映画を見ない、実際の高校生向け。
または新規客層向け。

確かに思えば
『アメイジング・スパイダーマン』は
見ている最中
学園描写や終盤での戦いが
『アイ・アム・ナンバー4』に
似ているとも感じられた。

また従来のアメコミ映画の展開などは
全てを唾棄して等身大の高校生が自身の
立場などを考慮することなく
調子に乗り続け
可愛い女子とイチャイチャする
という姿こそが等身大の
人間なのかもしれない。

またその高校生さえもが
この一本の映画の経験を通す事により
自身がこの街に必要とされるという状況と
願いにヒーローとして目覚めるのだ
という今作の新たな観点を
丁寧に描いているのではないだろうか?

but
しかしその技巧派に走った本作だが
正直言えば従来のアメコミ映画を
見たのなら非常に冗長でもあることは
忘れては行けない。

『キャプテン・アメリカ』の
詰め込み過ぎたけど異様にテンポが良く
無難に楽しいのに比べたら
本作では主人公がスパイダーマンに
なるまでが異常に長い。
ヒーローとして覚醒するのに
2時間を割くのは
真面目に従来の
アメコミ映画を見てしまえば
反吐が出る程長い
しかも主人公が従来の観点で言えば
非常に魅力と中身がないとくれば
もう本作は酷評でも当然だと思う。
ただただ長過ぎるのだ。

またラストシーンには
続編の敵役のエレクトロがカメオ出演。
誰が演じていたかはわからんが
その内容を含め
ピーターは
スパイダーマンになるべくしてなった
というやらせっぷり。

そのテイストも思えば
『アイ・アム・ナンバー4』に
似ているな。(笑)
そういえば
スパイダーマンの手から出る糸が今作では
主人公が開発したウェポンになっている。
ってことは、『スパイダーマン2』の
ようにヒーローEDに
なるような展開はないわけだ。
てかそう考えると今作のピーターは
蜘蛛の遺伝子が体内に入った
というようりは
ただの筋肉が異常に発達して
壁が登れる超人という感じだね。
個性もさりげなく没している。(笑)
メモ得点メモ
6
映像は凄かったが
中身はそんなに無いし
長かったかな。
IMAXで見たけど3Dは
立体感を強調するぐらいで
飛び出ては来なかったけど
3Dに向いた画作りを終盤だけしていた。

しかし3Dで見る必要性は無いようにも
感じられた。眼鏡が無くとも
気合いがあれば脳内3Dも可能。
予告の『プロメテウス』の方が
アメイジングな3D効果だった。

マーク・ウェブは、どの部分で
活躍したのだろうか?
彼の個性というのが流石に本作と
『(500)日のサマー』では
実感するのは難しい。
そもそも前回の監督作は
私小説のようなものだし。

彼のその男の子イノセンスをピーターに
施したのだとしたら
大失敗だったのではないか?と思う。
グウェンの家に忍び込む件も
ヒーロー映画としては
くだらない要素だったと思う。
うーん。監督の抜擢はやはり失敗か?
リザードというコナーズ博士について
書くのを忘れていた。
リザードというチョイスについては
なんとも言えない、
自分は『スパイダーマン3』の
テレビゲームバージョンをやったのだが
そこで実は出てきたのだ。(笑)
だからだいたいのディテールも
役柄も知っている。
それを映像化したとなったとしたら
手放しで見事とも言えないのが事実。
しかし映画内のキャラクターとしての
悪役の役割はとても良かった。
コナーズ自身の仕事の焦りと
もしかしたら手に入るかもしれない
右手を考慮して、自身に危険な
投薬をしてしまった結果
自制心が崩壊して
凶暴な人格に豹変してしまい
暴走するというキャラクターは
ヒーロー映画としては
嬉しい出来。
『ダークナイト』のジョーカーには
全く歯が立たないとは言え
良心的なキャラクターが
徐々に悪に染まって行く姿は
オタクとして好意的に見えました。

最後でもテンプレート通り
顛末では正しい行いをしますし
ある意味では『スパイダーマン2』の
Dr.オクトパスに似ているけどね。

それでも上映時間が2時間16分もあるのに
博士と部下の関係であるグウェンが
全く絡まなかったり
リザード状態での
アンドリュー・ピーターとの絡みが
一切なかったりと
やはり過去作と比較すると残念過ぎる。

2回目の鑑賞中に書いた感想は次のページ

his
下の方のボタンです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA