7年の月日を経てライアン・レイノルズが
真のデッドプールへ!
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2016年アメリカ映画
気鋭のCGディレクターとソリッドな傭兵グロおしゃべりアクション!
制作
ライアン・レイノルズ
・フリー・ガイ
・ブルー きみは大丈夫
・アダム&アダム
・スピリテッド
キャスト
ネタバレ あらすじ
2016年6月劇場鑑賞2024年8月2日自宅Disney+再鑑賞
2024年35本目
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若手アメコミヒーロー「デッドプール」実写映画化!
マーベルのキャラクターの中でも90年代に
Xメンの悪役として生まれたのが、デッドプール。
そこから一気に人気キャラに登りつめ
他のマーベルのキャラに比べると
歴史の浅い彼だが、
個性はずば抜けて高いデッドプールが
この度実写映画化。
結果的に全米では大ヒットを記録し、
20世紀FOXが権利を持つ
Xメンシリーズの映画化の興行成績を超えて
FOXのアメコミ映画の中では
一番の大ヒットで
『スターウォーズ』に
匹敵するほどの大ヒット。
ちなみにアメコミ映画の中でも
『スパイダーマン3』を超える大ヒット。
日本でも近年になって邦訳コミックが出版され、
そのどれもが個性的で非常に面白く、
売上も結構いいみたい。
性だけならバットマンやスーパーマン、
スパイダーマンに匹敵するぐらい濃い。
ライアン・レイノルズ完全回帰
これまで散々だったライアン・レイノルズも
デッドプールになることで
大スターへと上り詰めた。
今作はライアン・レイノルズの采配がすごく
自ら思い入れのあるキャラクターだったのか
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』では
終盤には酷過ぎる風貌と喋ることもできない
ただのサンドバックとして終盤のラスボス
として登場するが
ライアン・レイノルズの原形がほぼなく
彼の俳優人生を追い詰めた役の一つなはず。
しかし相当ライアン・レイノルズが
デッドプールというキャラクターを
愛していたのか
今作では制作も務めている。
今作前にはサイコキラーで妄想野郎を
『ハッピーボイス・キラー』を演じて
むしろサイコキャラとしての
ステップとしてデッドプールの
準備を行なっていたのではないか?
そして今作では
デッドプールだけど人間、
絶妙なキャラクター構成がお見事。
ライアン・レイノルズのデッドプールであって、
原作のデッドプールが再現されているという印象ではない。
ライアン・レイノルズの大当たりな
キャラクターが創造されている。
映画も原作らしさを爆発して独特
冒頭から強引に奇想天外な世界をぶっこんでくる。
冒頭から変なあだ名をつけた
キャスト紹介が乱舞。
さらには時間軸も飛んで飛んで飛びまくる。
急に観客に話しかけてくると
他の映画では味わえない世界が繰り広げられる。
それこそデッドプールの世界観なわけ。
冗舌な傭兵を地でいくウェイドが、
悲劇に見舞われて幸せを取り戻すというわけ。
でも実は映画は
映画はラブストーリーでした。
それでもまさかのラブストーリー映画
本当にこれ!この映画はラブストーリーなのよ。
ちょっと狂った男とそれにピッタリなセクシーな
お姉さんが不幸に苛まれて、
離れ離れになりながらも
もう一度幸せを取り戻すべく
奮闘するという典型的なラブストーリー。
かなりのギャグセンスと
多数の映画のオマージュが盛り込まれていて、
面白い。
コミックのデッドプールはもっと狂ってる
でもこれはどちらかといえば
デッドプールじゃないわけで、
コミックはもっと狂っていて、
もっと辛い過去があって、
頭の中に自分が何人もいて、
途中でそいつとおしゃべりしちゃうようなそういうやつ。
ナレーションもライアン・レイノルズであれば完璧だったかな?
ただ他のヒーローとコラボしたりは良かったし、
ライアン・レイノルズの自虐ネタの応酬はいい。
ティム・ミラー監督がすごい
アクションもアクロバットが魅力的で良かったしね。
ここは監督でゲームの予告などを
作るSFと現実感を合成させる映像を
得意として
自身でCG映像制作会社を
もっているティム・ミラー監督の技術力の
高さをめちゃめちゃ感じる。
特に冒頭のスローモーションやら
重量感を感じるアクション。
そして人間離れした
デッドプールの
スタイリッシュなアクションなど
キャラクターも全体的に少なめで
アクション焦点もあっていていい。
その他にX-MENキャラ2人の
CGディテールと技の描写など
小規模ながらも映像に見応えがあって
面白かった。
まとめ
あと終盤の舞台がディズニーの
『アベンジャーズ』の戦艦に似ていてびっくり!!
ただひしひしとFOX映画を感じるんだよな。
なんかダイハードの雰囲気を感じた。
普通にハッピーエンドで泣ける。
こんなのデッドプールじゃない!!笑
でもデッドプールがヒットして
ちょっといかれたおしゃべりな人に市民権が
増えて社会が寛容になってくれれば
そう言った人にも市民権が得られるかな??
ギャグセンスの高さと綺麗な映像と素
敵なラブストーリーと
グログロ銃撃戦などなど見所たっぷりで、
お手本のような映画です。
次回作へのリップサービスとか最高。
ヒーロー着地!!とか本当におもしれぇ。
MCUに比べると呑気さが足りないかもしれない。
またヴィランにあたる
エイジャックスが演じた俳優含めて
小物過ぎてやや物足りないが
アクション面では
デッドプールと対等のグロ肉弾戦が
あったので面白かった。
1人の男が悲劇を乗り越えて
復讐するというソリッドな物語に
相応しい復讐とラブストーリーという
絶妙なバランスでMCUのような
畳むことのできない風呂敷のような
ことをしていないは再鑑賞しても
すごく好感触。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.3/10
・映像のアプローチ 8.2/10
・映画の美術面 7.6/10
・キャラクターの魅力 8.4/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.9/10
78点
物語の人体実験のノリが
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を
思い出す。
この展開がむしろFOXマーベルの
X-MENシリーズの毒々しさで
なんかコテコテですね。
個人的にはスーツの出来が
ピカイチで好き。
エンドロール後に
『フェリスはある朝とつぜんに』
をパロる謎の
映画オタIQの高さ。
そして謎の続編発表に
ケーブルも出てくるという
コミックシリーズを彷彿させる
メタリップサービスは
何回見ても最高ですね。
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逆に出演作が途切れなさ過ぎてすごい。