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◯【66点】エターナルズ【解説 考察:どんどんオタク要素が濃くなるMCU】○

収拾がつくのかフェーズ4

製作

2021年アメリカ映画

愛は世界を救う

監督

クロエ・ジャオ
ノマドランド
ザ・ライダー
・兄が教えてくれた歌

キャスト

キャスト一覧
ジェンマ・チャン
クレイジー・リッチ!
・レット・ゼム・オール・トーク
・ヒューマンズ

リチャード・マッデン
ゲーム・オブ・スローンズ
シンデレラ

アンジェリーナ・ジョリー
マレフィセント
・17歳のカルテ
・チェンジリング
ソルト

クメイル・ナンジアニ
・ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ
STUBER/ストゥーバー
・かぞくはじめました
・シリコンバレー

バリー・コーガン
・聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
ダンケルク
・アメリカン・アニマルズ

ローレン・リドロフ
サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜
・ウォーキング・デッド

マ・ドンソク
・新感染 ファイナル・エクスプレス
・グッド・バッド・ウィアード
悪人伝

キット・ハリントン
ゲーム・オブ・スローンズ
・ポンペイ

ゼイン・アル=ラフィーア
存在のない子供たち

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
この世界の宇宙は超巨大生命体の
セレスティアルズによって
生み出されていた。

太陽、星、生物、
全てが彼らの生み出したものだ。

地球。
キリストが誕生する前の
紀元前5000年。
セレスティアルズのエリシェムは
地球の生物の発展のため
地球に潜む強大な敵
ディヴィアンツを駆逐させる為、
惑星オリンピアの特殊能力を持つ
住人を派遣。
治癒能力を持ち
エリシェムと会議ができる
リーダーのエイジャック
空飛んでビーム出して怪力を持つ
最強の戦士イカリス
(リチャード・マッデン)
無機物を作り替える力を持つセルシ
(ジェンマ・チャン)
幻想を作り出せる少女の
スプライト
怪力を使えるギルガメッシュ
光の武器を生み出せるセナ
(アンジェリーナ・ジョリー)
指からエネルギー弾こと
霊ガンを出せるキンゴ
(クメイル・ナンジアニ)
空想したものを作り出せる
ファストス。
超高速移動の力を持つ
耳が聞こえないマッカリ
(ローレン・リドロフ)
そして洗脳できるドルイグ
(バリー・コーガン)
彼らは歳をとることもなく
損傷を受けなければ死なない
永遠の命を持つ。

地球に降り立った彼らは
人類を捕食する
ディヴィアンツを殲滅し、
人類の文明発展に
陰ながら貢献することにする。

だが人間同士の終わらない
武力衝突を見守ることしかできない
彼らは自分たちの存在意味に疑問を
抱き、ディヴィアンツを殲滅した
彼らは使命を終え。
離反とはいかないが
それぞれの自由意志で
生きることを決めるのであった。

そして2020年代。
7000年間人類と共存し、
侵略者からも守護をしなかった。
セルシは歴史の先生として、
イギリスで生活し、
スプライトと一緒に過ごしていた。
ある日地震が起きた。

数日後の夜
ディヴィアンツが現れた。
彼女たちの危機を
セルシの元彼のイカリスが
救援に現れる。

再び復活したディヴィアンツを
倒すためにリーダーの
エイジャックに合流することを
考えるのだが、
エイジャックのもとに
訪れた彼らが見たのは、
ディヴィアンツに殺された
エイジャックの姿だった。

それぞれの仲間の危機を感じた
彼らは残された
エターナルズとの合流を試みる。

そしてセルシはまた
エイジャックより
エリシェムの交流を引き継ぎ、
彼と交信することになるが、
エリシェムは謎の
そろそろ出現する
という謎の言葉を残し、
会議を終えてしまうのであった。

謎が多い状況のまま
エターナルズは
再び合流していくが、
そこにディヴィアンツの
生き残りでエイジャックを取り込み
知性を持ったクロが現れる。

2021年11月13日IMAX版鑑賞
2021年62本目



MCUの世界を0から本作が紹介

アカデミー賞受賞した若手監督
クロエ・ジャオが
マーベルヒーロー映画を監督!!

1940年代から存在の予兆はあり
1976年に『エターナルズ』として連載
2年ほど続き完結。
しかし数十年に1度復活。
2000年代にも2回ほど1年ずつ連載と
マーベルの長い歴史の中でも
着実に存在感を示している
キャラクターたちが、
映像化。

2021年にはVol5が連載され、
人気はピークに達しているのか??

映画の舞台は宇宙と
そして地球の紀元前という
MCUの中では
『マイティティー・ソー』の冒頭
に近い時代まで及んでおり、
人類の文明の発展には
守護者たる
『エターナルズ』という
不死の超人が関わっていたという

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MCUの壮大な設定が本作で明かされる

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
でも地球には
闇の世界の入り口があり
そこが封印されていたりと
『ゴジラvsコング』もびっくりな
地球にはドラゴンもいるし、
巨大な最強の生命体も
眠っているという
無茶苦茶さ。

フェーズ4は世界の再設定か?

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人類はそもそもその巨大生命体の
生贄だったとかいう
怒涛の設定も出てきて、
これまでの人類が、
インフィニティ・ストーンの
争奪戦に巻き込まれて
宇宙から侵略を受けていたが、
そもそも地球の内部にも
やばいものいっぱいという
フェーズ4で世界観が
よりディープになっていき

オタクしか楽しめないのでは?

と不安になっていく。

さらには
吸血鬼もいるし、
呪われた剣もあるし、
魔法使いもいるわで、
一般観客が
耐えうる内容ではなくなってきた。
幼稚といえばそうだなぁ。

クロエ・ジャオの実力とは?

今作はアカデミー賞受賞監督
クロエ・ジャオの初エンタメ映画。

監督曰く、
相当な漫画オタクらしく、
MCUの監督を切望していたとか。

そんなわけで今作だが、

オタク要素の強い超能力アクションの魅力たっぷり!

アクション部分に関してはとても満足。
そして

クロエ・ジャオが『マン・オブ・スティール』好きが露呈

というかDC映画を結構参考にしてそう。
なんか逆輸入。
そして
MCUの世界にはDCコミックスが存在しているっぽい
会話の中で、
ギルガメッシュをアルフレッド呼ばわり
イカリスをスーパーマン呼ばわり。

his
変な感じだ。

そして

イカリスの立ち振舞いが『マン・オブ・スティール』のスーパーマン過ぎ

空を浮遊する感じと
姿勢と髪型がまさに。
そして目からビームも。

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オマージュなのではないか?
と思った。

ただ向こうのジャスティス・リーグ
よりも本作の方が、
チーム技が見事だし、
マッカリの高速アクションの
応用技もフラッシュより良かった。

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むしろ
『ジャスティス・リーグ』より
『ジャスティス・リーグ』していた
気もする。

his
やっぱりDC映画よりMCUの方がアクション面白いなぁ。

あとキンゴの手からビームは
まさかの『幽遊白書』の
溜めレイガンを再現という
クソオタクっぷりに感動。

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次回もこういったアクション映画を
キアヌ・リーブスとかと撮って欲しい。

会話シーンのショットがワンパターンでクソ

アクション面は楽しかったが、
ツーショットの会話シーンがクソ。
監督の前作にて
やたらバストショットが多用されて
俳優の演技を誤魔化していたが、
今作でもそれは健在。

テレビ画面程度なら大丈夫だが、
大画面でそれを多用するのは
まじでしんどいし、
上映時間が2時間半越えなのも
こういう会話が多いのがあれ。

またショット数も多く、
不自然なショットが僅かに
挿入されたりと

映画として楽しめない点もある

アンジェリーナ・ジョリー演技ウマ

と多数の若手俳優が集結している本作。
何故かアンジェリーナ・ジョリーが
脇役で参戦しているわけですが、
1人だけ表情筋の使い方が異常。

アクション映画の経験も豊富だし、
映画ではエネルギーで光の武器を
駆使するとてもカッコいいポジ。

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むしろ彼女以外は、
そこまで演技が上手いわけでもなく、
マ・ドンソクとかは演技が
下手だった気もする。
個性は結構出てて良かった。

演技指導は苦手かな?

ネタバレ:愛は世界を救う

というわけで本作。
MCUの世界設定を
大幅に塗り替えるわけですが、
内容としては
地球終了の危機に
宿敵の復活に内乱というわけ。

そこに対してのエモさがあるわけで、
エターナルは実は
超能力を備えさせたアンドロイド。
でも彼らにはしっかり感情があり、
思いやりがあり、愛がある。

しかし彼らの本当の任務は、
人類をある程度進化させ
その知的エネルギーを
地球のコアに眠る
新たなセレスティアルズの糧とし
大きくなったセレスティアルズは
星を破壊し、
新たな銀河を生み出すという。

宇宙規模の目的

エターナルズは、
記憶こそ消えてしまうが、
任務完了後は
再度別の惑星に派遣され、
一緒に過ごせるというわけ。

でも人類を愛してしまった彼らは、
介入をしてはいけないルールを
破るものも出てきてしまう。

そんな彼らそれぞれに
思い悩むことがあり、
イカリスについては、
任務開始序盤に
その真相を知り、
日々葛藤をしながらも
新たなる宇宙の誕生のため、
仲間さえも手にかける。

しかし自分とは違う世界を見る
慈愛の心に満ちたセルシに
心惹かれ、正義と感情に
揺れた結果、
どちらも全うできず、
何故か全てを終えた彼は
自殺してしまう。。

MCU最強キャラ謎の自殺。

またセルシの相棒だった
スプライトについても
アンドロイドという永遠の命を持つ
彼女は永遠に子供のままで
大人になれないという苦しみを
抱え続けているという
悲しみが最後に爆発。

his
エモいSF要素もいいね。

そして最終的にはそれぞれが、
記憶リセットよりも
成長よりも
それぞれの記憶の中にある
愛する人との交流の記憶に
全てを賭けて、
生きること
生き続けることの素晴らしさを
教示するように
セレスティアルズもまた
何故かそのことを理解し
誕生するのをやめて
自ら命を断つように
セルシに力を貸して
生物から無機質になってしまった。

his
オチについては結構ノリな気が。

ディヴィアンツについては詰め込みすぎたけど
うまく昇華できなかった気も

超ポリコレヒーロー

MCUの最古のヒーローチームだけど、
インド系もいるし
子供もいるし
アジア系もいるし
LGBTもいるという
ヒスパニックもいるし
女性がリーダーだし!
あとアルツハイマーもいるで!
超ポリコレ要素を満たしたキャラ。

his
めっちゃ異色作

まぁ詰め込みすぎなんだよな

それでエターナルズはアベンジャーズに合流するのか?

そしてあの宇宙の創始者
セレスティアルズって倒せるのか?

宇宙の創始者がいたり
時間の分岐の管理者がいたり

惰性で見るのがちょうどよくなってきた!

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 6.5/10
・映画の美術面 6.5/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6.5/10
・上映時間と個人的趣味 6/10

66点

一個島沈んだり
セレスティアルズの骸が若干
地球に存在するようになったけど
どうなるんでしょうか?

his
クロエ・ジャオは第2のザック・スナイダーとして『ジャスティス・リーグ』の続編を監督しましょう!!

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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