久しぶりのコテコテハリウッド映画に動揺
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ映画
フィクションを気軽に見ることの大切さ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年1月4日自宅Apple TV+鑑賞
2025年2本目
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概要:マーケティング本を含めて宇宙開発映画だ!
スカーレット・ヨハンソンが
プロデューサーで主演も務める
俺様映画。
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監督には
DCコミックスの実写化で
一つの時代を作った
アロウバースのクリエイターの1人で
長年脚本を務めていた
功労者の
グレッグ・バーランティ。
監督は2018年には
『Love, サイモン 17歳の告白』
という彼のマイノリティである
同性愛とティーンを描くことに成功し
本作は高い評価を現在も得ている。
本作の製作はAppleスタジオな為
劇場配給をSONYが行ったものの
公開からすぐに
定額有料配信会社のApple TV+にて
配信された。
年末年始の長期連休で
本作は子供が見ても大丈夫なG指定の
作品でヌードもないので
鑑賞することにした。
本作は明確な原作こそないが
1960年代後半の宇宙開発の
月面着陸が実は嘘で
映画だったという陰謀論を元にした
スカーレット・ヨハンソンと
チャニング・テイタムのラブコメ
脚本家は脚本の執筆の際に
『月をマーケティングする アポロ計画と史上最大の広報作戦』
スカーレット・ヨハンソン演じるケリーの
シークエンス全ての元ネタは
ここから引用されていると考えられる。
しかし根本は宇宙開発とラブロマンスの
ノスタルジー溢れるラブコメで
そもそもケリーなんていうキャラは
実際にはいなくて
創作物なわけです。
久しぶりにめちゃめちゃフィクションの映画を鑑賞しました
混乱:宇宙開発といえば現実を参考にしてるが
と鑑賞中に混乱したのが
2016年の『ドリーム』では
アポロ計画の前段のマーキュリー計画にて
アフリカ系アメリカ人女性が
ロケットの軌道計算に貢献し
アポロ計画の礎を作ったと描かれ。
2018年の『ファースト・マン』では
アポロ計画の中心人物だった
ニール・アームストロングは
娘を失い精神異常をきたしながらも
月面着陸に執着し元軍人として
生真面目に職務を全うする
やばめな人として描かれていた。
その伝記映画たちのトーンに比べると
今作のトーンのゆるさに
全くついていけなかった。
1960年代のニューヨークを描いた
『マッドメン』では女性の地位は低く
ほとんどの女性が専業主婦として
描かれていたが
今作の主役は超凄腕のわけあり
マーケッターの女性。
広告塔を快諾する
アームストロングなどなど
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ギャップに苦しみつつも
そりゃ宇宙開発の気運って
確かに優秀なマーケティングがあって
こそだよなぁと納得してみていたが
それでもなんだかおかしいと思ったら
今作は別に原作もないし
実話を描いているわけでもなく
面白おかしく宇宙開発を描いた
ラブロマンスだったわけ。
納得:楽しい映画も必要だ!
不必要に人が大量に死ぬ
アクション映画ももちろん最高だし!
生真面目に重いトーンで
辛い判断をして歴史を動かす人の
映画も面白いし!
大スケールの重厚なCGのある
アドベンチャーゲーム映画も
最高!
そして勿論何も考えずに
キャラクターの行末を見守る
ラブコメディだった勿論必要!
お金がない中等身大のキャラクターを
描いて感動することも素晴らしいが、
荒唐無稽とも言える男性と女性が
華やかに恋する映画もあっていい。
今作はなんて景気の良い映画なんだ!
全然数学ができそうにない
チャニング・テイタムと
うぶな恋愛に全く向いてない
しゃがれ声のスカーレット・ヨハンソン。
むしろスカーレット・ヨハンソン姉さんが
あなたに会えて私は真面目にもう一度
生きたくなったの!
なんてリチャード・カーティスの映画みたいな
ことを言っちゃてる映画を自分で
プロデュースしちゃってるんだから
なんとも有難い。
ここが良い:映像が意外と凝ってる
とアポロ計画の裏で
フェイク映像が作られていた
というわけでそのスタジオを劇中で
製作して宇宙遊泳ごっこの悪ふざけなど
描かれるわけですが
ロケット自体も普通に発射しているわけで
その映像がしっかり凝っている。
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それ必要だった?と思うような
トム・クルーズのトップガン2のような
空を飛ぶシーンがあったり
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街の電気屋を襲撃するシーンがあったり
無駄に猫ちゃんが登場したりとするが
広角映像は意外と冴えていたし
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エキストラも多数登場したし
管制塔のシーンとかしっかり人が
いっぱいいたが
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説得力が妙にないけども
物量と高解像度で乗り切ったような
力技と愛嬌で映画を素敵にしている。
全く嫌いじゃない!
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 7.6/10
・映画の美術面 7.5/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 6.5/10
67点
無駄にウディ・ハレルソンが素敵で
最後に無駄に踊るのも素敵で
好きな俳優がしっかり活躍する
素敵な映画でした。
強引な彼女が詐欺師の娘として
ここまで流れ着いたという
設定とかもっとどうにかして
欲しいとこもありますが
たまには現実感ないコテコテのハリウッド映画も楽しい!
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