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◎【77点】ゴジラ-1.0【解説 考察:アメリカ高評価も納得の山崎GODZILLA】◎

これはゴジラ映画だったのか?

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2023年日本映画

あくまでも山﨑監督のゴジラ

監督

山崎貴
・永遠の0
ALWAYS 三丁目の夕日
寄生獣

「ゴジラ-1.0」に出演した主な俳優・女優は誰ですか?

キャスト

キャスト一覧
神木隆之介
◎【地獄 映画】TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ【77点】◎
・妖怪大戦争
・3月のライオン
バクマン。

浜辺美波
シン・仮面ライダー
・君の膵臓をたべたい
・約束のネバーランド

佐々木蔵之介
・20世紀少年
・超高速!参勤交代
・空母いぶき

安藤サクラ
百円の恋
・万引き家族
・愛のむきだし

吉岡秀隆
ALWAYS 三丁目の夕日
・Dr.コトー診療所
・北の国から

山田裕貴
・ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
・万引き家族
・東京リベンジャーズ

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1945年の夏。
第二次世界大戦末期の頃。
飛行機にて敵戦艦への自爆攻撃を
課せられていた特攻兵の敷島(神木隆之介)
は自身の機体が故障していると
嘘の報告をして
小笠原諸島に位置する大戸島の
基地へ不時着した。
しかし整備兵の橘達に見抜かれてしまい
詰め寄られる中。
島の伝説で語り継がれる生物の
ゴジラが現れるのであった。
避難し怯える彼ら。
橘は飛行機の機関銃にてゴジラを
攻撃することを敷島に依頼するが
ゴジラの反撃を恐れた敷島は
立ちすくみ橘依頼を無視する。
結果橘同胞達はゴジラに発砲し
怒り狂ったゴジラの攻撃により
立花含むその基地の兵士たちは
負傷しほとんどが死亡してしまう。
生き残った橘は敷島を恨むが
終戦を迎え同じく生き残った
敷島もまた日本に帰還する。

東京に戻った敷島だったが
家族はすでに亡くなっていた。
その後
闇市にて盗人の大石典子(浜辺美波)と
彼女の娘と思われる明子と出会う。
家に戻った敷島だが
ついてきた典子に居座られる。
また明子は見ず知らずの子供で
戦時中の火災の際に
託された子供だった。

隣に住む未亡人で子供も失った
太田澄子(安藤サクラ)に
恨まれる敷島だったが
状況を知った彼女は明子のお世話を
してくれるのであった。

仕方なく敷島は彼女を養う為に
賃金の高い仕事につく。

そこで彼は
秋津(佐々木蔵之介)と
野田(吉岡秀隆)と水島(山田裕貴)と
出会う。

彼らと機雷に反応しない木製の船で
大戦中に巻かれた機雷を
破壊することになる。

それから1年半後。
敷島は典子と結婚しないまま
明子と3人で暮らし続けていた。
敷島は特攻兵ながらも特攻できずに
いたことを悔いており
またゴジラの存在が気がかりで
自分の人生を生きることができなかった。

だがゴジラはついに
日本本州に縄張りを広げる。

アメリカの核実験の影響により
体は急激に成長し
日本近海にて全大戦の戦艦を
破壊できるほどのパワーを
備えるのであった。

敷島達は任務により
ゴジラの本州襲来の足止め依頼を
受けてしまう。
木工船でゴジラに挑むことになった
彼らは機雷を用いて
ゴジラの口元で爆発させる
ことに成功するのだが
ゴジラは驚異的な再生能力を
所持しておりその程度の攻撃では
意味がなかったのだ。

ゴジラの攻撃により
意識を失った敷島は
病院にて目覚める。

家に帰った敷島は
典子が仕事に行ったことを知るが
遂にゴジラが襲来。
ゴジラは典子のいる銀座、
有楽町、日比谷を襲来。

ゴジラは熱戦を吐き
街はまるで核攻撃を
受けたかのようになる。

典子を救う為に銀座に
訪れた敷島は
逃げ惑う典子の手を引くが
ゴジラの熱戦の衝撃波により
典子は建物の瓦礫と一緒に
どこかへ消失してまう。

典子のおかげで助かった敷島は
自身が戦争から逃げたことで
典子や東京の人々を再び
失ったと考え
ゴジラを倒す為に、
野田と元軍人の民間集団で
結成したゴジラ対策チームに
加わり相打ち覚悟で
ゴジラと戦う決意をするのであった。

2023年12月31日劇場鑑賞
2023年52本目

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鑑賞経緯:悩んだけど見てよかったIMDbTOP250入り作品

「ゴジラ-1.0」の公開年はいつですか?

2023年11月3日劇場公開した本作。
実写では2016年に劇場公開した
エヴァの監督の庵野秀明監督が
手がけた『シン・ゴジラ』以来の
邦画版ゴジラ。
今作の監督は日本の実写映像業界では
最前線の高い技術力を持つ白組に
所属する山﨑貴監督。
今作では監督・脚本・VFXを担当。

公開後は評判はまずまずという
印象だったが
批評家評価や一部の映画ファンからは
酷評も見られスルーを検討していたが

2023年12月にて北米公開を行うと
北米批評家から高い評価を得て
観客評価もとても高く

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これはもしやIMDbTOP250に入るのでは?
と思いその動向を確認していたが
やはりランクイン。

his0809
3万票ぐらい入ればTOP250圏内になるんすよね。
それで平均評価点8.4点。
2024年1月6日時点で
170位という超高評価。

他の作品が10万票越えが
当たり前の中で
最低投票数だからか
順位は低めだが70位以内に
入れるぐらいの高い評価。

IMDbTOP250を個人的に
追いかけているので
流石にスルーできないので
2023年の年末に鑑賞してきました。

his0809
ちなみに『用心棒』『羅生門』に次ぐ実写邦画でその次が『東京物語』すごい快挙

概要:山﨑貴監督の領域で描かれるゴジラ

と今作のゴジラなのですが

山﨑監督のゴジラでした。

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『シン・ゴジラ』が庵野秀明監督のゴジラだったし。これはこれでありだよな。

山﨑監督のフィルモグラフィ見ると
・ALWAYS 三丁目の夕日 シリーズ
・SPACE BATTLESHIP ヤマト
・永遠の0
・海賊とよばれた男
・アルキメデスの大戦

と右寄りの

戦艦、SF、昭和を舞台にした映画、海を舞台にした映画、第二次世界大戦の映画

を得意としていることがわかる。

無理に怪獣映画をやろうと
することをせずに
あくまでも山﨑貴監督の
得意な世界観の
マクガフィンとして
ゴジラを利用するという

ある種集大成的な作品にすることができている

自分も
『ALWAYS 三丁目の夕日』 シリーズや
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は
見たことあるし『寄生獣』は楽しめたし
『ジュブナイル』とか好きだったから
監督の領域内で描かれるの
全然いける口だった。

人によっては題材そのものがきついというのもあるかも

と今作は舞台を
第二次世界大戦末期。
主人公を元特攻兵で
自殺の特攻攻撃から逃げて
帰還した帰還兵。

そんな彼が特攻から逃げた直後に
出会ったゴジラが
巨大化して東京に襲来するという
戦争の悪夢が再び続くという
恐ろしい物語。

生き残った帰還兵達が協力して
ゴジラを撃退するというわけ。

駿河湾という日本にある
深海を利用して
一気に沈めた後に
一気に浮上させて
海底と地上付近の気圧差を
利用してゴジラの体を内から
ダメージを与えて殺そうという

圧力実験で戦うという意外と理にかなっているやつ

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ゴジラさんちょっと弱めでは?二重の極みで死ぬみたいなやつ??

また主人公の特攻兵が
ゴジラの恐怖を乗り越え
また特攻兵としての使命を
ゴジラにて果たし
戦争という悪夢にて生まれた
強制された死の使命を
果たし彼自身の戦争を終わらせ
人生を取り戻すまでのお話。

めちゃめちゃ帰還兵の特攻から逃げた人の物語なわけ

北米ウケが良いのは日本視点の特攻兵のその後の物語だからか?

と日本人だとまた戦争映画かよ。
ゴジラ映画見にきたのになんだよ。
と思った人もいるような気がするが
この特異な人物設定といい
右翼っぽい偏った感じが
結構SFしていて自分としては
面白かったわけで。

北米の人もある種のジャンル映画として
特攻という自殺攻撃が賛美ではなく
苦しみとしてしかもそれを
しなかったことを咎める
日本の狂った文化を垣間見れるあたり
新鮮だろうなぁと。
また日本の昭和の銀座という
レアな映像での
大怪獣ゴジラの破壊と殺戮行為と

普通に面白い

特に復興直後の日本に
思い入れもないだろうし
エンタメとして面白いよなぁと。

日本人としてはゴジラもうやめてくれ
って感じではあると思う。
戦争直後の世界と
震災、厄災とも言えるそれらについて
日本という国は現在進行形で
垣間見られる恐怖であるわけですし
ゴジラという恐怖の象徴が
また際立っているというか。

ゴジラ=戦争の悪夢

と過去作のゴジラ単体の
ゴジラそのもののメタファーとしては
核兵器のメタファーであったと
思うわけですが
今作では戦争の悪夢という印象でした。

敷島が戦争から逃げたが
戦争の悪夢の象徴としてゴジラが
現れそれが再び東京に現れ
自分の平穏な日々を奪い去る。

彼自身が戦争から逃げたことで
この物語は続き
彼自身が先頭に立ちゴジラと
戦うことでこの悪夢に打ち勝つという
メタ的な物語が紡がれている。

このメタ的な物語も成立させるには映画作家としてかなりのスキルが必要

とこういう本編の物語と同時並行して
主人公のメタ物語を成立させることが
できるというのは
映像作家としてかなりのスキルがいるのは
数多くの映画を見てるとわかるわけで
アカデミー賞作品賞ノミネート作品とかが
それを行なっている印象が強い。

やはり日本最大の映画会社の東宝の
看板作品であるゴジラ。
そして00年代から映画監督として活動し
20本以上も作品を作っている
映画監督だけあり
脚本も担当しているという圧倒的な
技術力が成就していると思った。

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個人的に日本の実写商業映画でこういうのができるのは三池崇史ぐらいかと思っていた。

日本の実写映画業界は
俳優のプロモーションやら
原作プロモーションやらで
かなり縛りがあると思うが
それを乗り越えら得れる
絶妙なキャスティングの妙が
できているのすごいし。

この辺りも含めて
北米の映画好きに受け入れられて
いるのかなっておもったり。

酷評:それでも演技臭すぎなんだぁ!!

神木くん
インスパイア藤原竜也は良くないよ。

と劇中にて
オーバーアクトの連続。

佐々木蔵之介の謎のガハハキャラ。

ブレない吉岡さん。

若手女優なのに
妙なババくささ。

すごいよ山﨑監督。
演技指導というか造形感が完璧。

映画という異世界感が凄まじい

逆に面白くなってくる。

安藤さくらの初登場シーンは
もう安藤さくらさんが可哀想過ぎて
監督達の演技プラン通りだって
わかるんですけど本当にひどい。
ただそこで一気に
イマジナリーラインみたいなのが
ぶっ壊れてきて
フィクションとして楽しく
見れていくのはあるんですよね。

物語として監督の描きたいことは
しっかりしているけども
これ演技としてはどうなんだろ?と
思わざるおえないわけで。

その他にもゴジラのトサカが
熱線攻撃をする際に
装填のような描写をするんですが
ちょっとくどかったりなど
あったりしますが
ゴジラがかっこいいから
良いかなぁと思ったり

俳優陣としては演技以外は
全然魅力的だったり

台詞回しも昭和中期な
固い感じのセリフ回しなども
よかったり。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8.3/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.8/10

77点

UHDとかでもう一度
見たいくらいには好き。

普通に劇場鑑賞してよかった。
轟音シアターなる場所で見た。

そういえば明子の役の子凄かった。
自分も2歳になった娘いるが
こどもがあんな泣かせたい時に
泣かせるような
演技なんてできるのかって思った。
まんま2歳とかに見えた。

一応3歳のようですが。

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育児で更新頻度落ちてます。

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