「ライリー、ライリー、こっちを向いいて」の悪夢を超えて
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ映画
感情が人格を作るのか??
ネタバレ あらすじ
2024年8月11日吹替版劇場鑑賞
2024年38本目
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9年の月日を経てまさかの続編
2015年にて公開された
『インサイド・ヘッド』
原題『Inside Out』。
邦題はまんま
頭の中って意味ですが
原題だと裏返しという意味で
ヨロコビの裏にはカナシミが
あったりとか全ての感情は
表裏一体で全てが結びつき
心はできているという
説教臭いテーマ
を表している。
本編前の短編のさらに前に
謎の電通チルドレンなのか?
全く知らない子供たちの
楽しそうな家族写真を
延々に見せ
ドリカムの謎のテーマソング
ライリーライリーこっちを向いて!
という地獄の体験をすることになり
その印象が強すぎて
映画をそこまで楽しめなかった
記憶がめちゃめちゃ強い。
なんでぼっちでリア充アピール喰らわないといけないんだよ!
と前作の復習も特にせず
2024年8月15日時点で
北米にて批評家評価を集めた
Metascore 73/100とまぁまぁ高く
IMDbでも7.8/10と結構高いので
鑑賞することにしたわけです。
監督はピクサーの短編を1本
監督した無名の人。
前作から9年ぶりの続編だが
前作の世界から2年後の
13歳になって高校に進学する
ことになったライリーは
思春期に突入。
新メンバーも登場し
再びチーム内で不和が。。。。
現実ではライリーに親友が2名
できたものの進学先が違うことが判明。
事前部活体験キャンプに親友たちと
参加をするが
脳内では友人より部活体験を
重視すべきと考え親友と対立し
部活の先輩達に媚びを売る。
というお話でした。
吹替版の質が高い
英語版では
ビビリとムカムカを演じた
ビル・ヘイダーと
ミンディ・カリングが降板。
吹替版では前作で
主役のヨロコビを演じた
竹内結子さんが産後うつ?により
亡くなってしまい、今作では
実力派声優の小清水亜美さんに
バトンタッチ。
新キャラで準主役とも言える
シンパイを演じるのは
多部未華子さん。
多部未華子さんがまじですげぇ気合い
普通に声優っぽいアニメ声で
少年とも少女とも言えない
オタクっぽい感じの作り込みすっご。
同じく新キャラで実力派の花澤香菜さんや
坂本真綾さんにも全く劣らない。
前作の芸能人多めの起用からいっぺん
実力派美人声優を脇に固めながらも
多部未華子さんのハイレベルな演技も
あるしヨロコビの安定感も凄まじく
品質の高い吹替版に感動しました。
皮肉的で鬼のピクサーが帰ってきた?
と今作、結構しんどかった。
面白かったんですが
物語がしんどい。
前作のあらすじも書く前に
再度確認したけど
そっちもだいぶしんどいですね。
ライリー秀才で運動神経も抜群という
わけわからん設定盛り込ませた挙句
思春期突入という地獄の展開。
過去のデータやらを利用して
人生の最適解を導こうとして
チーム感情を追いやる。
新メンバーの新しい感情達が
ライリーを支配する中
ヨロコビたちが元のライリーの
良さを取り戻すために
変わり果てたライリーの
心の中を冒険する。
あれ?これって前作の焼き直しでは???
シンパイ演じる多部未華子さんの
頑張りも凄まじいが
暴走するシンパイが最終的に
DCヒーローのフラッシュの若く
高速で移動して竜巻を起こしちゃう
怒涛の展開!
そんな感情に振り回されまくって
またも倫理的に悪いことに
手を染めてしまうライリーだったり
親友をぼこしてしまったりと
見てて胸が苦しい
しかも一児の父となった身として
自分の思春期を思い返したり
もしも娘こうなったらと
2倍の辛苦です
クライマックスらしい
シンパイタイフーンによる
見応えある映像と
それを止めるために
奮闘しさらに成長するヨロコビなど
感動的でどんどん堕ちていく
ライリーの可哀想だったり
それを支える親友の愛に
涙が出たりと
暖かい涙がめっちゃ出ました
しかしエピローグでの
シンパイの対処方は
本当に良かったのか??
そしてなぜ大人達は
この感情がいなかったのか?
エピローグで唐突に
出てきてはいたが
最初からいるべきでは???
と思うわけで
なんだかツッコミどころは
多めだなぁと思うのでした。
おそらく色のバランス的に
複数の感情の関係性が
色々あるとは思うが
そこの言及や
その描写もなかったのは
ちょっと物足りなかった。
もしかしたら今後の
アニメシリーズとかで
補足をするのかもなぁ??と
思うところはある。
インサイド・アウトな部分が
描かれていないのはなぁ??
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8.6/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 7.7/10
76点
見ている最中はかなり楽しめたが
前作と比較すると
ほぼほぼ同じことやってるような?
ネタ枠でゲームキャラを
中村悠一さんが演じたりして
めっちゃ笑えたが
そのドリームワークスらしさ
まじで賛否両論と毎回思うのです。
直近のピクサー作品に比べたら
見応えあったのかな?と思ったりするが
そもそも今更続編必要なの?とか思うが
物語が扱うテーマは
やはり普遍的に大事なことだと思うので
今作は
アカデミー賞受賞候補かな?と
個人的には感じてます。
そう言えば音楽はマイケル・ジアッキーノ
じゃなくなってしまったんですね。
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