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◎ハッピー・フィート 2011年度122本目◎

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ハッピー・フィート

アメリカ2006年アメリカ制作
予告編

ペンギンあらすじペンギン
南極大陸でのお話、ある所にすっごく歌が上手い皇帝ペンギンのメンフィスがいた。彼の歌声はヒュー・ジャックマンに似ている。彼は、同じく魅力的で歌が上手いメスのノーマと素晴らしく歌のフィーリングが合い二人は恋に落ちる。ノーマの声はニコール・キッドマンの声に似ている。
愛し合った二匹は、卵を授かり、皇帝ペンギンの風習としてメスが狩りに出かけ、オスが卵を暖めるわけだ。しかしうっかりしたメンフィスは卵を落としてしまう。
そして辛い冬が終わりに貼るがやってくる。
数々の卵が孵る中、メンフィスの卵はなかなか反応しない。
お隣さん家のグローリアがやってきて、卵を急かすと、無事に孵るのだが、そのひなは異様に足が大きいのだった。
そして皇帝ペンギンの小学校で魂の象徴である歌を習い始めるわけなのだが、グローリアは素晴らしい歌が出せるのだが、メンフィスたちの息子であるマンブルは、全く歌が唄えないのだった。
変わりに異様に大きい足を小刻みに動かし始め、素晴らしいタップダンスを披露するのだが、学校の先生、はたまた皇帝ペンギンの長老までもがマンブルを否定し、マンブルは異端扱いされて、孤立してしまう。
そして数年後、大人に成ったペンギン達は、初めての狩りに出かけるべく卒業式を迎えていた。
しかしマンブルは姿もまだ産毛が生えており、他のペンギン達とは違い、また卒業も出来ていないのだった…。
邪魔者扱いされて、皆に嫌われたマンブルは偶然違う種類のペンギンに出会うのだった。
そこで自分のダンスを好意的に受け入れられたマンブル。
彼らと協力して、グローリアといい感じになろうとして、皇帝ペンギンもダンスをしだすのだが、それを見た長老が激怒。
魚が捕れなくなった原因をマンブルに押しつけ、マンブルは遂に追放されてしまう。
しかしマンブルは魚が取れない原因を探す為に旅立つことを決意した。
2011年12月19日鑑賞
ペンギン感想ペンギン
ちくしょー。もうなんだか覚えてないよ。
Amazonを検索していたら本作のBlu-rayが1000円程で売られていたので、公開当初に見て多いに感動したので、購入してみた。
本作は2006年のアカデミー賞のアニメ部門を受賞した作品である。
しかしその他のノミネート作品が『カーズ』と誰が見たのか?『モンスター・ハウス』だったわけで、
意欲作であり過ぎた本作が受賞したのは言うまでもない。
まぁー『カーズ』もなかなか面白いわけですがね。
徐々にやる気を出してきた映画。
久しぶりに本作を、しかも高画質であるBlu-rayで見ると、なんだかんだで映像がしょぼいのがよくわかる。特にマンブルの幼年期までのエピソードは妙にちゃっちい映像なのだが、なんだか話が進むに連れて、映像の質が上がってきて、最終的に実写が交じってくるという驚きのアニメーション映画。
いやもうアニメでは無いだろう。(笑)
そういうわけで、この映画マジでな映画だということを兎に角言いたい。
プロット的な主題は『ペンギンミュージカル映画』なのだが。
よくよく話を追うと
環境問題映画。
だったりするわけで、結構驚きの映画だ。(笑)
その異質さは、実際のところ主人公のマンブルにも当てはまる。
実際彼は、言ってしまえば、障害者なわけです。
生まれる前の事故により、皇帝ペンギンの誰もが当然出来る「歌を歌う事」ができなくなってしまい、変わりに「異様にでかい足」を授かってしまう。
そのせいでマンブルは上手く立つこともできず、ぶらぶら足を揺さぶり地面の上をペタペタすることが妙な動きに見え、それがマンブルが成長する上で、タップダンスとして確立されていくというわけだ。
その特徴を「幸せの足」とヒロインが名付けるエピソード巧妙だと自分は思う。
その不幸を背負ったマンブルが健気に生きていくのだが、多くの頭の固い大人達に差別されたりと、どことなく大人向け臭がぷんぷんする。
そういうのを製作背景をリサーチすると監督のジョージ・ミラーが『ベイブ/都会に行く』の監督で、彼がその映画の終盤で歩けない車椅子の犬を車に弾かせて殺すというシークエンスを描いた監督ならよく考えたらやりかねない展開だと思う。
そういうえぐさが薄まるのは、やっぱりミュージカルが非常に素晴らしい出来だということか。
今は亡きブリタニー・マーフィーが本作ではヒロインである歌姫のグローリアを熱演しており、今ではマイケル・ジャクソンの歌声を惜しむような哀しささえも内包しているが、とてもパワフルで心地よい、歌姫にふさわしい歌が聴ける。
その他にもロビン・ウィリアムスがスパニッシュ系のイワトビペンギンを好演していて、力強い歌声を随所に盛り込んでくれて、それでいて彼を取り巻くペンギン達がとてもコミカルで非常に楽しい。
そして物語的には、マンブルが魚が取れない真相を知る為に南極の果てまで行き、南極を襲うエイリアン達との接触を行うという、冒険的要素も盛り込まれている。
話が進むに連れて映像も何故か凝り出し、そしてそのエイリアンとの交流の先には、想像を絶する衝撃の展開が待っていた。
この件は映画館で当時鑑賞した自分にはとても型破りで衝撃的な展開でした。
今見れば、なかなか至極当然なことなわけですが、それでもアニメーションを見たはずなのに…。
しかし終盤の展開はかなり強引。
結婚して子持ちだったグローリアがいきないマンブルと結ばれ、続編では彼らの息子が主役という、かなり謎展開。本作でグローリアはB系のペンギンと結ばれたようだが。
しかし終盤のオール皇帝ペンギンのダンスは見応え十分で、やっぱこの映画凄い。(笑)
メモ得点メモ
8
うん。やっぱりこれはオススメ。大人も楽しめる不思議な映画。
ちなみ続編はクソのようです。こっちは話がぶっ飛んでるけどあっちは「氷の壁をたたき壊す」というビデオ映画で十分の内容のようです。マンブルの息子は踊れるの?唄えるの?

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ハッピー・フィート

ハッピー フィート [Blu-ray]1300円

ハッピー フィート [DVD]918円
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