Multiplex広告:記事は下部から

◯【75点】マッドマックス:フュリオサ【解説 考察:『怒りのデスロード』の副読作品】◯

怒りのデスロードの世界を掘り下げる

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2024年オーストラリア・アメリカ映画

ソー参戦

監督

ジョージ・ミラー
マッドマックス
ハッピー フィート
マッドマックス 怒りのデス・ロード
・ベイブ/都会へ行く

キャスト

キャスト一覧
クリス・ヘムズワース
マイティ・ソー
スノーホワイト
スター・トレック
アベンジャーズ

アニャ・テイラー=ジョイ
・ニュー・ミュータント
・ウィッチ
クイーンズ・ギャンビット
・モーガン プロトタイプL-9

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
核戦争が起きてしまった世界のお話。
核爆発により地球の地表と大気は汚染され
気候変動により大地は枯れ果て奇病が蔓延。

健康な人類はごく僅かになってしまった。

オーストラリアも例に漏れず荒廃。
都市や政府自治システムは崩壊し
一部の強力な力を手にした人間により
独裁的な組織を作り
砦などを設けている。

そんな中
緑と水が存在する地域があった。
そこに住んでいた
フュリオサは別の土地からきた
侵入者を発見する。
掟として目撃者は殺害する流儀
挑んだフュリオサは返り討ちにあい
連れ去られてしまう。

助けの笛を吹いた彼女に
彼女の母のマリーは呼応し
馬にて侵入者のバイク軍団を追いかけ
殺害を試みる。

だが彼らは遂に自分たちの所属する
集落に帰還。
機転を効かせたフュリオサによる
寸前のところで殺害に成功する。

マリーは夜間に潜入し
フュリオサを救出するが
1人の女性を見逃したことにより
集団のリーダーである
ディメンタス(クリス・ヘムズ・ワース)
による追跡が始まってしまう。
彼らは改造バイクを愛する集団だ。

逃げきれないと悟ったマリーは
フュリオサを1人逃し立ち向かうが
ディメンタスたちに囚われてしまう。

母を失うことに耐えられなかった
フュリオサは拷問されて
絶命寸前の母のところに戻ってしまい
ディメンタスに囚われれしまう。
ディメンタスは緑の生い茂る
フュリオサの故郷に行こうと考えたが
彼女は一切喋らなくなるのであった。
だがディメンタスはフュリオサを
気に入り自分の娘のように
扱うのであった。

ディメンタスは組織を大きくする中
生き残ったウォーボーイズと出会う。
彼の話を聞き
シタデルという水と食料のある
砦の存在を知った彼は
それを奪うために全員で向かうが
簡単に命を賭けて攻撃を
してくるウォーボーイズに苦戦し
ディメンタスたちは撤退。

だがシタデルの統治者である
イモータン・ジョーの管理している
石油工場と武器工場のうち
石油工場の占拠を試みて成功。

イモータン・ジョーと
会談に成功。
その最中でフュリオサを
渡すことになったディメンタスで
あった。

フュリオサはイモータン・ジョーに
妻の1人として子供を作らされることに
なるのだが、彼女はそれを予期し
髪を切る外見変更により
脱出しメカニックのチームに潜伏する。

数年後、フュリオサは
ウォータンクを作るメンバーに抜擢。

ディメンタスは統治に失敗し
石油工場では反乱があったり
同盟者だったものと仲違いをしたりと
シタデルも迷惑をしていた。

フュリオサはいつか故郷に帰ろうと
考えていたがウォータンクの危機を
救ったことで操縦者のジョーと
親しくなりウォータンクの移送チームの
副指揮官になる。

フュリオサに好意を抱いたジョーは
彼女を故郷に帰すために
脱出計画を練るのだが
フュリオサの幸せをいつだって
ディメンタスが阻むのであった。

2024年5月31日劇場鑑賞
2024年27本目

Googleアドセンス広告




9年の月日を経て続編という前日譚

2015年の映画
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に
登場する女性戦士で準主役のフュリオサが
9年の月日を経て
主役となって彼女がどのようにして
警護隊長になったかが描かれる前日譚が爆誕。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は
2015年の自分の年間ベスト1位になるほど
衝撃的でとても面白かった映画でした。

流石にそれを超えることはないだろうなぁと
思いつつも公開初日に劇場鑑賞しました。

原題はFuriosa: A Mad Max Sagaと
マッドマックスのスピンオフであることを
明確にし邦題にもマッドマックスと記載がある。

これまでの主人公はマックスと名乗る
元警官の時代が一致しないオムニバスの
物語であり、
1人の男が狂気の世界に直面し
困難を乗り越える一つの冒険譚だったと
思うのですが今作は明確に
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の
フュリオサを主役にし
彼女の育った世界、
そして彼女の人格が如何にして成長し
そして戦士として君臨するか。

彼女が何故『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
にて妻たちを解放することをしたのか
彼女が目指した楽園はなんだったのか?

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で
マクガフィンだったそれら全てに
焦点を当てて丁寧に描き、
より『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を
楽しむことができるようになる

濃厚な副読本のような映画だ

ここが凄い:濃厚な世界観

前作では世界観の説明もなく
過去作の世界観と同一で
荒廃した世界でガソリンや車は貴重という
ディストピアとそこを駆け抜ける
人々の姿が描かれたが
今作では逆に
世界観の説明を徹底。
舞台がオーストラリアであることを
明確にしたりだとか
まるで海外ドラマのように
丁寧に世界観やキャラクターを
掘り下げていく。

また幕構成にして
時間軸も前作とは違い
10年単位が過ぎる。

シタデル近隣の世界がどうなっているのか?
とかそういう舞台の
物語等も描き
そこでの戦闘なども
盛りだくさん。
もはや簡単に次回作が作れるほど
濃厚な世界観を丁寧に紡いでいる。

特徴:改造バイクがたくさん

前作では改造車が大量に登場して
根底の『ワイルド・スピード』シリーズ
の映画作品としての人気も相まって
圧倒的な物量の数々や
ダイナミックさもあって最高だった。

今作では前作で少しだけ登場していた
改造バイクを扱う人々に焦点が
与えられている。

武装類のガジェットよりも
デザイン的な面白さや
車よりも優れた軽量性を扱い
空中戦なども取り入れられている。

via GIPHY

ディメンタスの謎のバイク3台
チャリオットの駆動システムの謎
と気になる点はあるが
彼以上の謎バイクがなかったので
ちょっと惜しいわけで
やや低予算な感じもある。

via GIPHY

ここが微妙:絶妙に予算を抑えている

と改造バイクは結構出てくるが
数が多すぎて見切れなかった印象。

前作では車それぞれがインパクト強く
大きく見やすく爆発やクラッシュなど
見応えがすごかった。

だが今作ではバイク同士の戦闘が
危険なのもあってかあんまり集団での
攻撃等は見受けられなかった。

巨大タンクローリーを襲撃するシーンは
もちろんめちゃめちゃ面白かったが
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
よりも登場する数は少なかったり
小さかったりと

世界描写や会話劇は増えてカーアクションの要素はかなり少なくなり
予算を抑えている印象

さらに盛り上がるかもしれない
というショットは
あえて見せてなかった印象。

via GIPHY

銃撃シーン等で誤魔化したり
やたらにCGを多用していた
ようにも見受けられ
絶妙に楽しみきれなかった。

via GIPHY

via GIPHY


この絶妙なクライマックスを
描かないカット手法や
世界観の掘り下げ
地味なドラマの数々が
『ゲーム・オブ・スローンズ』の
初期シーズンの低予算感の
傾向が非常にあり
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の
永遠とアクションシーンが続く
最高の作風を少しでも期待すると
がっかりする。

さらには直近でも
スチームパンク風ディストピアで
奇人やら奇病やらが流行っていて
めちゃめちゃ面白い海外ドラマの
『フォールアウト』が配信
されていることもあり
同じカタルシスを持ってる
『マッドマックス』が映画の枠組みで
海外ドラマのようなテンポとテイストで
やられてしまうと
じゃあ海外ドラマでいいのではないか?

と個人的には思うのであった。

前作で面白いなぁと思った
謎の音楽要素のお祭り感も一切なく
復讐者のフュリオサが絶望の地で
絶望を抱えながら戦い続けるという
物語に終始し過ぎている。

via GIPHY

またフュリオサが腕を切断して
逃げるシーン後に
都合よくシタデルに戻されたり
マックスの亜種によって
救われた模様。

妻にしようとしたフュリオサが
行方不明になっても
なんだか気づかれないで
メカニックになっている。
貴重な健康な女体なのに。。。

などのご都合主義も盛り込まれたり
監督の美学で物語が
強引に進めさせられて
どこかタランティーノ臭もあって
なんだかかったるかった。

his
ただ『マッドマックス・サーガ』という文言に相応しい副読本でありサブストーリーなので名は体を表しているんですよね。
イカれた世界の道先案内人として
やはりこれを見た後の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の宴がより感動的になるんだと思うんです。
世界観も熟知し、そしてマックスの相棒たるフュリオサの苦悩と痛みを共有した上での
行きて帰りし物語とか最高すぎませんか???

ここが微妙:CGが多かった印象

前作ではそんなに気にならなかったんですが
アクションシーンにかなりの特殊効果で
CGが盛り込まれていた。

少女時代のフュリオサの顔面も
アニャさんの顔面を
さりげなく合成されているらしい。

至る所で稚拙なCGが
大画面いっぱいに
写り出されていてゲームっぽさが
強くまさにそれ
海外ドラマの『フォールアウト』で
見たなぁとおもったわけです。

CGを用いてるから
できる凄まじくかっこいいショット
みたいなのはあると思うんですけど

やけに綺麗すぎて逆に安っぽいんですよ

his
ワーナーのブロックバスター系のアクション映画のVFXさDCEUの時も近年のひどくなかった??

まぁでも多分UHDか
デジタル版は購入すると思う。

ここが?:何方かと言えばクリヘム映画

なんだかんだオーストラリア出身の
イケメン俳優のクリス・ヘムズワース。
MCUの『マイティー・ソー』で
名を馳せたがアクション映画にも単独で
多数出演しハリウッドでの盤石な地位を
作っている。
コミコンで一緒に写真撮ったが
とても素敵でした。

via GIPHY

今回はオーストラリア出身繋がりからか
イモータン・ジョーに挑む
空っぽの独裁者という
フュリオサの敵役を演じる。

鼻が変ではあるが
クリヘムやはりイケメン。
しかし『ホテル・エルロワイヤル』でも
同じようなイケメンクズを演じていたので
既視感はあるのと
ギャグ要素もある『マイティー・ソー』にて
お馬鹿キャラも演じているわけで

もはや見慣れたクリヘム

his
『タイラー・レイク』のクリヘムが好きです。

そんで主役のアニャさんですが
序盤は幼少期役で別の人なんですよね。

そんで中盤から出てくるわけですが
それまで絶妙に目をCGで別の俳優に
足したりして整合性とってる。

彼女が何かを成そうとすると
いっつもいっつも
クリヘムが運悪く立ちはだかるし
クリヘムは全然覚えてない。

via GIPHY

彼女を実の娘や妹のように
思っているようなことも
あったような気がするが
彼女以上に大事なものを失いすぎて
瞬間を生きることにしたディメンタス。

フュリオサも彼のように
なってもおかしくない。
覚悟をいつも決められず
寂しさなのか感情に支配されてしまい
1人で逃げればいいのに
母の元に行ってしまい捕まったり
愛する彼氏を置いて1人で
行けばいいのにディメンタスに立ち向かって
しまって彼と片腕を失い。
そしてそして
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では
イモータンの妻たちに情を持ってしまい
故郷に連れていってしまうという
物語の発端はやっぱり彼女の情にもろい
ところなんだよなぁと。

彼女の本当の物語のクライマックスは
もちろん『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
なわけで
逆にディメンタスという新キャラが
如何にイモータン・ジョーに及ばなかったか?
が描かれるづけるわけで
ウォーボーイズの凄さや
彼の側近たちの信頼とその差など
やっぱり『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
の面白さを底上げする副読本として
アニャよりも
クリス・ヘムズワースが立役者として
ほぼほぼ主役だったなぁと
思うのでした。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.6/10
・映像のアプローチ 7.7/10
・映画の美術面 8.6/10
・キャラクターの魅力 7.8/10
・音楽 6.6/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

75点

正直面白さより
長いなぁテンポ悪いなぁと
思うことが多かった。

おそらく9年の月日によって
名作との距離が
生まれてしまったなぁというのも
あるのではないかと思う。

関連記事

通販

his0809
育児の影響で更新頻度落ちてます。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

広告

TVで放映中のアニメも見たい時に見れる!Huluで今すぐ視聴!2週間無料トライアル実施中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA