△【61点】ラ・ラ・ランド【過大評価された映画な気がする】△

製作

2016年アメリカ映画

監督

デミアン・チャゼル
セッション
・ファースト・マン

出演

エマ・ストーン

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小悪魔はなぜモテる?!
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
ラブ・アゲイン

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ライアン・ゴズリング
ドライヴ
きみに読む物語
ブルーバレンタイン
ナイスガイズ!

あらすじ

現代の冬のアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド近郊。
この場所には、エンタメ業界での成功の夢を見る老若男女が山ほど死んでおり、都市部に向かう高速道路は毎日渋滞している。
この渋滞に巻き込まれた役者志望のミア・ドーラン(エマ・ストーン)はハリウッドの撮影所にあるカフェで働きながら、オーディションに参加し、
女優として成功を夢見るが、役は全くもらえない。
そして同じく渋滞に巻き込まれたセバスチャン・ワイルダー(ライアン・ゴズリング)は、多くの人に本当のジャズの魅力を伝えるジャズマニアのフリーのピアノ奏者で、レストランでの雇われピアニストとして生計を立てながら、ジャズの素晴らしさを体感してもらえるジャズバーを開店することを夢見ているが、資金難だ。

ミアは同じく女優になる夢を見る仲間たちとルームシェアをしている。
夜になると映像関係者たちに顔を売るために彼らの主催するパーティーに出向くが、彼女の感性に会う男性はいなかった。

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パーティーを後にして、1人帰宅しようとしたミアだが、乗ってきた車がレッカー移動されてしまう。
途方にくれた彼女は、心惹かれる音楽に足を向ける。
そこには、気の向くままに音楽を奏でるセバスチャンことセブがいた。
朝彼に車ですれ違い罵倒されたが、彼のピアノを弾く姿に惹かれたミアだが、セブは、ここのオーナー(フレッチャー先生)に勝手な曲を弾くと
クビだと宣告されており、セブはクビになり、ミアを邪険に扱い帰路につく。

それから3ヶ月ぐらいが過ぎ、 季節は春に。
パーティーに参加したミアは、そこでセブと再会する。
セブは雇われパーティーバンドのキーボード。
ミアはセブにポップな曲をリクエストしてセブの嫌いそうな曲をわざと弾かせて屈辱を与える。
パーティーも終盤ミアは、脚本家にしつこく口説かれるが、そこでセブを見かける。
セブを巧みに使い、パーティーから抜け出したミア、2人は歩きながら彼女の車を探すががなかなか見当たらない。
丘の広場に出た2人は、夜景に心奪われ一息入れる。
徐々にお互いに心を通わせあい2人は恋の予感を感じ始める。
2人は、近所の古びた映画館で『理由なき反抗』を見る約束をする。
しかしミアには彼氏がおり、彼の兄とのディナーと日程が被っていた。
彼女の夢見る世界とは遠い、金融の話に飽き飽きのミアは、彼を置いて、セブが待つ映画館へ足を運ぶ。
映画館で再会した2人だったが、映画がトラブルにより終了。
2人はグリフィス天文台へ行き、忍び込み、豊かな時間を過ごし、2人は交際を始めた。

数ヶ月後、季節は夏に。
2人は同棲を始めて最高の日々を過ごす。
しかし2人の仕事の夢はまだ道半ばでかなっていなかった。
2人はお互いに刺激を与え、ミアは人に使ってもらえないなら、自分から芝居を発信しようと独り舞台を計画。
セブは、ミアを支えたいと思い、古い友人の勧誘を承諾し、ポップバンドのキーボードになるが、ミアは夢を諦めたセブを許せなかった。
セブの加入したバンドは大ヒットして、セブはアメリカ各地をツアーで回ることになり、ミアとすれ違いが始まる。
ミアは独り舞台を成功させるために奔走するが、2人のすれ違いはひどくなっていく。

それからまた月日が経ち、季節は秋に。
ミアの舞台の日程が決まり大詰めに。
セブはミアに仕事を諦めて、一緒に過ごすことも提案するが、ミアはそれに腹を立てる。
ミアからすればセブは仕事の夢を諦めお金のために妥協しただけ、それを成功と捉え、ミアに仕事の夢を諦めさせようとすることにとても腹を立て、
ミアは同棲していた家から飛び出す。
ミアに諭されたセブは、仕事に嫌気を感じはめてしまう。

ミアの舞台本番。
客席はガラガラでセブの姿もなかった。
セブは仕事を辞めてミアのもとに向かうが、ミアは舞台が失敗し、夢を諦め実家に帰ることにした。
ミアを止めることのできなかったセブ。

数日後、セブのもとに一本の電話が、舞台を見たプロデューサーのマネージャーが、彼女を映画の撮影に起用するためにオーディションに来てほしいとの連絡が入る。
しかしミアは行方不明。
居ても立っても居られなくなったセブは、勘を頼りにミアの実家へ向かう。。。

というクソな映画。

2018年11月25日 Blu-rayとNetflixで自宅鑑賞 2018年119本目



感想

2016年一番過大評価された映画

エマ・ストーンの主演女優賞は納得。
むしろエマ・ストーンの魅力にフューチャーし過ぎて、魅力的な助演をしているライアン・ゴズリングにカメラが向かな過ぎてる感はある。
それは『セッション』でJ・K・シモンズに助演男優賞を導いたのと似ている。
デミアン・チャゼル監督のなせる技でもあるのかもしれない。
しかしこの映画今見てみるとエマ・ストーンは本当に本当に最高なのだが、なんとも腹の立つ映画だ。

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いや映画オタじゃない女性とかはうっとりするぐらいかっこいいライアン・ゴズリングが何もかも投げ打って彼女の夢を支えた結果、自分の夢は達成するという意味では、白馬に乗った王子様の現代のアップデートされた理想の男性像なのかもしれないが、
それでもまぁなんとも苛だたしい。
それはセブのジャズの趣味が偏っていて、正当性のあるジャズ論を披露していないとかそういう面ではない、
話が普通なのだ。
よくある小話。

夢の街ロサンゼルスで日々繰り返される男と女の仕事と恋の物語

本作がここまで賞レースにノミネートして、2016年のゴールデングローブ賞の主要を総なめ。
ララランド旋風を巻き起こしたが、アカデミー賞では、主演女優賞と作曲賞、撮影賞などにとどまった。
美しきロサンゼルスのハリウッドの古き良き姿をCG無しで再構築し、また往年のミュージカル映画を思わせるクラシカルなダンスシーン。

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映画のざっくりとした話にぴったりなどこかおぼろげで夢見心地なふわっとした映画だ。

むしろ話が全然面白くない。
よくある話すぎる。一級のラブコメ映画に比べればドラマも薄いし、ウイットにも飛んでない。
じゃあなんでここまで評価されたのか?

それはハリウッド関係者たちだからわかる、今一線で活躍する彼らの物語だったからなのではないかと思う。

ハリウッドで日夜繰り返される男と女の出会いの別れ、

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それはあまりにもありきたりだけど、夢のために恋を犠牲にして、
成功をしていく、今の自分がいるのは、あの時出会った誰かと短い間に恋に落ちたからもしれない。

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そんな少女漫画脳全開の内容だが、今ハリウッドで一線で活躍する批評家や会員の人にとっては、自分たちの話すぎて、
評価しちゃうのではないかと。

そして映画ばっかみてる自分としては、話が面白くなくて、過大評価なのでは??と悪態つくことになるわけです。

ミアがなかなか嫌な女

女優になるためにハリウッドに来たわけだが、
彼女の筋の通った性格からは確かに妥当なシナリオだが、それにしてもセブには酷いことしたのではないか。
いやまぁ恋なんてものは、燃え上がり過ぎたらすぐに消えてしまうのかもしれないが、短期間の恋の中で2人は、将来に対して、
恋と仕事、夢との天秤、その未来を選択する。
ミアは夢を叶えずに妥協して成功したセブを非難し、セブはミアとの幸せのために恋を取るのだが、それをミアは許さない。
ある意味ではこのシークエンスでは、自分の仕事がうまくいかないミアのストレスが爆発した形。
結果的に全てを諦めて実家に帰るミアは、セブによってまた夢を叶えることにつながる。

そんな彼と5年なのか、仕事が忙しくなって離れ離れになったのか、破局し、しかも2歳ぐらいの子供を年上の映画プロデューサーと結ばれて、
授かるというなんとも皮肉が効いてる。
結局のところミアの夢とは愛との選択はなんだったのか?
この映画の脚本があくまでも抽象的なハリウッドの恋の一編なのがまぁ本当に残念。

ジャズの話

これは公開当時にも騒がれたが、ジャズの話が深くなくて、キャラクター設定を描く程度のガジェット。
他にもジョン・レジェンドの扱いだったりとなかなかひどい。

『ラ・ラ・ランド』と『アンダー・ザ・シルバーレイク』

エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールド2人は、過去に恋愛関係にあり、現在は別れてしまった。
その別れた直後というかその過程にエマ・ストーンの『ラ・ラ・ランド』の主演女優賞の受賞という、まさにミアのような。
そして近年公開『アンダー・ザ・シルバーレイク』を思いながら、本作をみると、この2つの正反対ぶりは評論されたようにすごい。
グリフィス天文台で天に昇り、お互いに恋に幸せを感じ、仕事に成功する2人、逆に仕事もうまくいかず、失踪した恋した人を探し、
ハリウッドで成功できない人々と交流し、どんどん地下に潜っていき、ハリウッドを蠢く与太話の陰謀論を体感しながら、自分を見つめ直し、
また同じ日々を繰り返していく。
その正反対は、まるで愛し合ったエマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドのその後のフィルモグラフィを知るような。
2人は永遠に結ばれることはないが、2人の幸せな日々から生まれた表情は確かにそれぞれの映画に垣間見て、2人を成長させた。
特に『アンダー・ザ・シルバーレイク』の終盤でグリフィス天文台の地下へ地下とむかう正反対の演出や
元カノにまた会いたいというアンドリュー・ガーフィールドの表情がすっごく悲しくて泣ける。
セブじゃないけど僕はね、いつかエマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィルードが結ばれることをずっと祈っているよ。

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歌にパワーが足りないのでは。

楽曲自体はすっごくいいと思うんだけど、やはりミュージカルだとディズニーとかのアニメの歌や古い往年のミュージカルを思い出してしまう、
キャラクターの心情の変化こそ歌には盛り込まれてるけど、けっしてパワフルな歌声とかではなくて、
また踊りともシンクロしているってわけでもなくて、往年のミュージカル映画のオマージュはあるが、
結局のところ再現ではなくて、現代のやや低予算らしい道を切り開いているのだが、それが個人的には別に。

結局力技映画だった気もする。

終盤のセブの演奏からのIFストーリーの素晴らしさで、映画の不安定さを一気にどうでもよくして、
とてもとてもロマンチックな映画に仕立て上げたのが最高なわけだが、
その力技のようなねじ伏せ具合。
終始、コロコロと表情を変えるエマ・ストーンの魅力いっぱいで、かっこよすぎるライアン・ゴズリングがいいとこ少なめ。

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hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 3/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 4/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

61点

それでもまぁスチールブック持っているんですけどね。笑
gif見てたらエマ・ストーンが最高に可愛い綺麗過ぎて、1発お願いしたいなと切実に思う深夜なのでした。

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