【Netflixオリジナル】ストレンジャー・シングス シーズン3【解説 考察:7センチ以上ドアを開けてくれ】

ストレンジャー・シングス シーズン3

製作

2019年アメリカTVシリーズ

出演

フィン・ヴォルフハルト
・IT イット “それ”が見えたら、終わり。
ミリー・ボビー・ブラウン
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
ウィノナ・ライダー
・若草物語
・ヘザース/ベロニカの熱い日
・エイリアン4
・17歳のカルテ
ナタリア・ダイアー
・ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー
ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー
デイカー・モンゴメリー
・パワーレンジャー

あらすじ

1985年アメリカ中西部のインディアナ州の架空の都市ホーキンス。(アメリカでも結構田舎ってことかな)
1983年の11月にホーキンスを悲劇が襲った。
それはアメリカの政府の研究機関がこの世界とは別の世界をつなげてしまい、
怪物たちがホーキンスの人々を殺したりして、やってこようとしている。
1960年代のMKウルトラ計画の被験者を母に持つエル(ミリー・ボビー・ブラウン)は超能力を持っており、念動力で手を触れずに物体を押しつぶしたり、
移動したり、また遠くの人の姿を幻視する力を持っているが、ホーキンスの研究所から脱走して、
ホーキンスに住む少年マイク(フィン・ヴォルフハルト)とダスティンとルーカスと協力して裏側の世界に飛ばされてしまったウィルを探す。
そしてウィルの母ジョイス(ウィノナ・ライダー)とホーキンスの小さな警察署の署長ホッパーの尽力でウィルを取り戻したが、
マイクの姉のナンシー(ナタリア・ダイアー)の親友は帰ってこなかった。
さらに1年後の1984年のハロウィン。
犠牲になったと思われたエルはホッパーの元で暮らしていたが、外出禁止だった。
ホーキンスの研究所は未だ稼働しており、
裏側の世界の門は開けられており、裏側の世界の怪物のリーダーと思えるマインド・フレイヤーはウィルたちホーキンスの人々に取り憑く。
ホーキンスの危機にエルは、隣の州のピッツバーグでの自分とおなじく実験体となった少女と出会い、能力のさらなる力を学び、
マイクたちの危機を察知し、ホーキンスに戻り、研究所の門を閉じることに成功する。
平和になったかに思えたホーキンスだったが、裏側の世界の怪物は復讐の機会を探していた。

1985年7月。
夏休み。
オタク少年だったマイクとルーカスは14歳彼女ができたことでオタク趣味を卒業し、思春期真っ只中。
ウィルは今でもオタク趣味で盛り上がった日々が忘れられないが、2人に相手をされない。
サマーキャンプから帰ってきたダスティンは謎の長距離通信機を発明し、それを丘の上に立てようと皆に協力を仰ぐ。
初めはその気だった仲間たちだったが、各々飽きてしまいバラバラに帰宅してしまう。

ホーキンスにはショッピングモールが新しく完成!
その影響で、商店街は潰れて、街はさびれてしまう。
そこのアイス屋で働くスティーブはマイクやダスティンの特にダスティンの兄貴分。
いいように思春期の悪ガキたちに利用されるスティーブだったがダスティンは違った。
ダスティンは長距離通信機で謎のロシア語を傍受。
ソ連の秘密計画の暗号を傍受したと思いスティーブに相談。
結果的にアイス屋で働くスティーブの同僚のロビンも混じり、暗号を解読することに。

1984年にカリフォルニアから引っ越してきたマックスとその義理の兄ビリー。
ビリーはプールの監視員として働くが、ある晩廃工場の前で交通事故に遭い、
そこで裏側の世界の怪物に体を乗っ取られてしまうのだった。
操られたビリーは怪物の指示のまま人々を誘拐する。

ホッパーはいちゃいちゃするマイクとエルが父親として許せない。
ホッパーはマイクを脅し、翌日マイクはエルからの誘いの電話をビビって断ってしまう。
違和感を感じたエルは、同い年のマックスに相談。
マックスはルーカスと付き合っており、そういう時は女だけで楽しむべきだとショッピングモールに行く。

マックスは怒ったエルに許してもらうべくルーカスとウィルとショッピングモールに行くが、
そこでエルと遭遇、マックスと楽しい時間を過ごしたエルはマックスの助言を受けて、
マイクに別れを告げて、女2人で楽しい時間を過ごす。

しかし街では異変が起きていた。
ホーキンスの停電、謎のロシア人の姿、
そして凶暴化する街のねずみ。

裏側からの怪物の侵略は始まっていた。

エルはマックスと幻視遊びを始め、ビリーの姿を幻視するが、
それはビリーが人をさらっている時だった。。。。

2019年7月7日Netflixにて自宅鑑賞完了



2日でシーズン3全話鑑賞

全8話という短めのシリーズの本シリーズ。
ついにシーズン3!!
シーズン1とシーズン2の間は1年しか開かなかったがシーズン3は2年待たせてくれた。
待ち遠しかったぞ!!

シーズン1の『E.T.』や『グーニーズ』のD.N.A.を感じるジュブナイル田舎SFが2016年の現代に蘇った感がマジで最高だったし、
それがVOD配信限定っていうのも物凄く衝撃的だった。(シーズン1はかなり後から見たが)
オタク少年たちの可愛さがまじで異常。
シーズン2の時には自分の中でVOD配信オリジナルシリーズの存在が大きくなってて、一気に見た記憶がある。
シーズン2のラストが最高すぎて、特にスティーブ周り。

そんなわけでシーズン3!今回は夏が舞台で独立記念日ネタが炸裂???と思っていたわけですが。。。

キッズ大きくなりすぎ

現実世界で15歳以上になった彼ら。
シーズン2から1年後と言われても制作期間が2年も遭いていたので、さすがに違和感。
ものすっごく大きくなっているし、声変わりもしている。
設定では14歳とあるが流石に無理がある。。。
その影響でシーズン4で終了が決定しているらしいし、シーズン3の撮影と同時並行でシーズン4が撮影されたとの話もあり。
一気にティーンへとなってしまった彼ら。。
シーズン1の『E.T.』の感動が現代に蘇った!!とか言ってたのは遠い過去に。
そして1番ショックだったのがマイクとルーカスがオタク趣味を卒業。
少年の心持ち続ける実はガチなイケメンのウィルとダスティンが孤立気味という切ない展開。
でも大丈夫ダスティンには釘バット兄貴のスティーブがいる!

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そのスティーブもなんか痛いやつへとなってて、
本シリーズのキャッチフレーズの「この夏全てが変わってしまった」という
リメイクコーラ以外にも色々と違いを感じたわけ。
まぁ『ハリーポッター』を全作劇場で鑑賞してきた僕らですから、
これぐらいの少年少女たちの変化全然耐えられるますよ。

展開やや遅くね?

前シリーズまでは、疾走するウィル、病気になるウィルと
終始発狂する母のウィノナ・ライダーが見応えたっぷりで、
悲劇的なドラマとしての疾走感が異常にあったが、
今作なんかだらだらしていたなぁと印象。
ショッピングモールの地下にソ連の秘密基地という衝撃的な展開が海外ドラマの枠を超えた
ド派手さにびっくりだが、

全8話構成ながら3話の後半まで物語が動かないのはどうかと思う。

前シーズンで出てきたマインド・フレイヤが今シーズンでついにこちら側の世界へ。
人間とネズミを取り込んで超巨大怪物となりエルたちを苦しめる
凄まじい展開に。

しかしそこまでの道程が長い。
1話まるごと色恋や少年たちの身体的変化や思考の変化、

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そしてショッピングモールの登場や、
ホッパーとジョイスの珍道中や、
探偵ナンシー物語など2時間程度は序章になってしまっているのが惜しい。
だって静かな侵略で動きが全然ないのだもの。

しかしその節々に制作のダファー兄弟の80年代低予算映画への偏愛があったりもするのだ。

伝説の映画へのオマージュの数々がすごい

とりわけシーズン3は
『遊星からの物体X』へのオマージュがすごい。
謎の復活した宇宙人が北極基地に犬に擬態して忍び込み、
人を食べて人と入れ替わって、
基地の人々を疑心暗鬼にして全員を食べて入れ替わろうとするんだけど、
それをさせまいと仲間を追い詰めてまでも宇宙人を探そうとしたりする
疑心暗鬼シチュエーションホラー。
感想リンク
その正体を暴くために熱が弱点の宇宙人の擬態を知るために、
血液を採取して高温にする検査、
これがサウナテストとしてビリーに適応されるが、
そこからビリーとエルの超能力バトルが勃発。

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また遊星からの物体Xの宇宙人と同様に最終盤では人間の死体が合体して異形の存在になるのも、
本作のマインド・フレイヤも一緒。

劇中内で急にテンポを崩して、
ルーカスがニューコークというリメイクされたコーラを飲んで語るシーンで、
リメイクにはリメイクの良さがあると『遊星からの物体X』とそのもとの作品の『遊星よりの物体X』を比喩として、
紹介する。
まさしく本作は『遊星からの物体X』を意識している。

それ以外にも人類入れ替わりものホラーとしての『ゼイリブ』や『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』などの要素を用いて、

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古典的ながらも現代によみがえらせてる。

またソ連軍の士官の凶悪な怪力野郎が追跡者として登場。
彼の動きや筋骨隆々で武骨な顔面が初代『ターミネーター』をオマージュしていると思われる。

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黒い革ジャンで無表情でひたすら追跡してきたりと
めちゃめちゃ怖いし強い、殴ってもひるまない最強っぷりがやばい。

また劇中のバランス的にどうなんだろってのはあったが
『ネバーエンディング・ストーリー』が好きだと最終盤でぶち上がる展開あり。
自分は知らなかったがダスティン周りの展開としてすっごくテンション上がった。
ダスティンは唯一のオタク要素。
まぁ最終盤でそれやるか?というのもあったが。

すっごく面白かったけどちょっと違った感もある

裏側の世界の敵と戦う物語としてどうしてもエルの超能力要素は必要だし、
それがもっとパワフルになっていくのか?
そして85年という時代設定を反映したネタが山ほど出てくるのか?
とか期待していたのですが、(独立記念日とかね)
以外にそっちの大筋よりも少年少女の価値観の変遷のような部分や、
街に潜む陰謀、ソ連の侵略など大筋とはずれたものが多数フューチャーされてしまったと思う。

それはそれで面白かったけど、違和感みたいなのはあった。

せっかくモールが出てきたんだから、『ゾンビ』のような大量の何かとみんなが戦ってというようなノリかなと思いきや、
『遊星からの物体X』愛爆発になるとは思わなかったし、
その描き方の大スケールっぷりには感動したし、
ロケット花火演出と音楽含めて最高だった。

女性を描くのはフィルムコードみたいのあるのか?

序盤のエルとマックスの件や

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中盤のナンシーと母の件など、
これまでになかった展開だが、
これは近年に多い女性の権利とかの問題で映画なども描く時間を長くする必要性が増えているのか??
そこでテンポ悪くしているように思えたが。。。

でも増員キャラのエリカが最高に面白かった。オタクのDNAを継いだキャラで最高。

個人的にすっごく気になったこと

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スティーブとロビンの働くアイス屋マネージャーはどこ行った?
ずっと2人しかいないし、ユニフォームのまま帰宅しているし、
これはちょっと現実味がなさすぎるだろ。

あとモールの地下の基地のアルミっぽい質感の壁などの構造が2000年代っぽい作り、
映画の終盤の門を開く装置の近くの殴り合いもなんか2000年代の映画でよく見た構図。

エピローグの展開も切ない終わり方でホッパーが行方不明というのもあるし、
つづきが妙にきになる終わり方だけど、シーズン4は大丈夫なのか?と不安の残るシーズン3でもあった。
面白かったけどもね。

特に結局スティーブが毎回終盤ボコボコになる件がたまりません。

最後のデモゴルゴンってダート?

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