★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年アメリカ海外ドラマ
クリエイター
ダファー兄弟
監督
ショーン・レヴィ
(合計2話)
・フリー・ガイ
・ナイト ミュージアム
・リアル・スティール
・12人のパパ
ニムロッド・アーントル
(合計2話)
・プレデターズ
・メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー
キャスト
ネタバレ あらすじ
2022年7月5日Netflixにて自宅鑑賞完了
驚異の全9話なのに12時間49分という尺
2年〜1年くらいのスパンでやるかなぁ?
と思ったら
前作からまさかの3年の月日を経て公開!
今回は『ブレイキング・バッド』
の終盤同様
終盤の話数とは期間を開けての配信。
自分は全話が配信開始された
2022年7月1日に遅ればせながら
全話鑑賞開始。
仕事後の帰宅後などを用いて
見てたけどもわずか
4日で見終わって
各回のクリフハンガーは流石だった。
注目すべきは
脅威の12時間越え
まぁ全24話とか12話とかであれば
そこまで注目ではないけど
わざわざ9話の作品を
1話基本1時間越え。
普通のフォーマットなら48分程度で
コマーシャルの時間などを足すと
1時間の枠を考慮すると
毎話1時間半のテレビ映画枠を
意識したともいえるし。
最終話に至っては
2時間19分という
普通の映画よりも少し長いぐらいの尺。
1シーンが結構長いのかな?
オマージュ云々より物語が佳境でやばい
当初子供たちが大きくなり過ぎて
シーズン4で完結と聞いていたけども
シーズン5で完結っぽく
シーズン5はシーズン4完結後
直後からのよう。
今度こそ同時撮影っぽいぞ。
つまるところの
今作はプレファイナルシーズン
流石に各話ごとに過去シーズン同様に
オマージュはあると思われますが
拾わないでもOKな作り。
むしろ4作目とあり敵もついに
人型が登場し
物語の核心にも迫る構造へ。
エルの過去もあり
プロローグの回収や
ヴェクナの誕生秘話も丁寧に描き
そしてクリフハンガーもやめずに
新キャラも複数登場させて
前シーズンの登場キャラも
フォローしたり
そして注目キャラは
シーズン2から登場の女性キャラMAXが
大幅にフューチャー。
前シーズンでの義理の兄喪失を
きっかけに鬱落ちの挙句に
ヴェクナのターゲット
マックスの件は前半の大幅な盛り上がりポイント
個人的には『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』だった
と早速全体のネタバレになるが
ヴェクナの登場やプレファイナルでもあり
一気に物語がダークサイドに
ホーキンス勢の敵対するもの全てが
命の危機レベルだし
エルも力を取り戻すまでに
強大な敵が多数登場。
ギリギリの勝利?かと思いきや
普通に敗北したし
キャラクターもバラバラだったし
マックスも中盤で救われたかと思いきや
最後にはびっくりする展開。
これまでの現代から過去を描いた作品て
結局現代には何も影響がない感じに
なるのが多いけど
今作は完全に現代にも影響のある
裏世界の侵食がアメリカで
起きてしまい現実とはパラレルだし
敗北でシーズンが完結してしまい
2024年までお待ちください状態という
しんどい展開ですわ。
今作で過去を描くものは全て完結?あとはゲースロ最終シーズンのような
戦闘中心とエピローグ構成か?
シーズン3の前半のだるさはないがソ連のシーン・・・
シーズン3は盛り上がりこそ
天元突破でしたが
前半のエルたちのティーン要素が
クソダルでもどかしかったが
今作はその部分が大幅に解消。
キャラクターこそ
ホーキンス、ソ連、カリフォルニア、
研究所と分かれて物語は進みますが
それぞれに見応えがあって
面白かったし
逆にシーズン3でのマックスとエルの
ポリコレ的な女性配慮要素が
エルとマックスの絆として
エル覚醒へのきっかけで最高だった。
テンポを悪くしていた。
そして若い俳優の活躍が見たい。
まぁ製作にも名を連ねてる
ウィノナ・ライダーの登場シーンは
増やさないといけないよなぁ。
終盤のホッパー合流後は派手に
なっていくので面白かったです。
またソ連での裏側の軍勢への攻撃が
ヴェクナ弱体化に繋がるとか
エルの支援を考えずに戦闘挑んで
エルが外部から参戦とか
別舞台の同時攻撃が勝利につながるのは『スター・ウォーズ』ぽくて良い
ここにきて過去作のオマージュとか
年代ネタを露骨にしないで
映画や近年のドラマの良い部分を
利用しているのを感じた。
またヴェクナのアプローチは
『エルム街の悪夢』だと思うが
そこに近代のITの怖さも
内包されてた印象。
それにしても恐ろしいやつだったし
まだ倒してないからほぼラスボスだよな。
ヴェクナが不気味過ぎて普通のホラー作品だった
殺し方も『エクソシスト』だし
マジモンの悪魔だよ。
そして時計職人ネタが
『ウォッチメン』のDr.マンハッタンや
『HEROES』のサイラーを彷彿し
最強で最恐を彷彿。
序盤のエルへのイジメは
『キャリー』オマージュだよな。
エディについてはちょっと可哀想だった。
年代的にどうしても80年代の
パワーロックは必携だったのかな?
そして彼が音楽で立ち向かおうとするのは
とても良かったけどもその後の
無茶苦茶な立ち回りは
生きづらさを感じさせるものだった。
ウィルが心配
今シーズンでウィルが同性愛に
目覚めていることを感じられる
シーンが多数ある。
ウィルの俳優さんに難しいことと
求めすぎだろ。
シーズン1での誘拐および顔色の悪さとか
シーズン2で取り憑かれてしまったりとか
シーズン3でのボッチオタっぷりとか
どんだけウィルを痛めつけるんだ
このドラマは??
そんなウィルが幸せになれる世界なんて
到底思いつかないわけで
挙句にウィルの体内には
ラスボスの霧が入っていた描写もあって
ヴェクナたちとも繋がっていないとも
言えないわけでして。。。
最早呪われた存在
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
のフロドのようにこの長い旅路にて
多くのものを失ってしまった
悲しき存在に成り果ててしまわないか?
そう思ってしまいまいました。
エピローグのフロドのように
みんなとのお別れがあるのではないか?
想像するだけで泣けてくる。
エピローグ長過ぎてやば
と上記のように
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
を彷彿させたのは
そのエピローグの長さ。
最終回の3分の1は
ホーキンスでのその後の物語だったと
思うのです。
再会する面々と
大災害にあったホーキンス。
もう日常には帰れない。
そして待ち受ける最終決戦の時。
海外ドラマもそこまで見れなくなったけど
今作は一気に観れてしまって
凄かったなぁと思う。