なるほど関ヶ原の戦いですかね?と思ったら
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ海外ドラマ
どうする家康??
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年2月16日Disney+鑑賞完了
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2024年エミー賞・2025年ゴールデングローブ賞受賞作品
2024年のエミー賞
2025年のゴールデングローブ賞受賞作品である
『SHOGUN』をこの度鑑賞しました。
流し見で再開したのだが
言語が日本語だから
さらさらと見れてしまって
2週間ぐらいで完走できた。
見やすいのでとてもおすすめです
作品としては
アメリカで制作されてますが
主要キャストがほぼ日本人。
侍映画に出て高い評価を得た
真田広之もプロデューサーとして
参加して『47RONIN』のような
ファンタジー日本ではなく
日本ではなかなか作れない
ビッグバジェットを活かした
当時の雰囲気に忠実な世界観を
構築し
北米の映画データベースサイトでは
TV作品部門では
TOP250中147位。
10点満点中8.6点という
超高評価を得ている。
おそらく侍や日本の古代の文化に
興味を持った外国人の興奮や
日本人でもそこまで違和感を感じない
丁寧な作品の雰囲気がこの評価に
たどり着いたのではないか?
と考察する。
概要:2度目の小説の映像化
作品としては
ジェームズ・クラベルという
イギリス出身のアメリカ人の
小説が元になっている。
一度1980年に映像化されており
その際は三船敏郎が吉井役を
演じている。
また名前こそ違うが
吉井は徳川家康であり
石堂は石田三成。
鞠子は明智光秀の娘の
ガラシャであり
豊臣秀吉死後の
1600年に起きた
天下分け目の戦い
関ヶ原の戦い直前を
偽名を用いて描く
創作物語である。
また実際に按針という人物も
存在しているので
創作と言っても
一部徳川家康親衛隊たちが
いなかったりという
感じではある。
ここが面白い:安土桃山時代末期を外国人と追体験
オランダから漂流してきた
ブラックソーンを主役にした作品。
海外としてはスペインの
キリスト教のイエズス会により
物資や宗教を独占されている日本。
そこにスペインと対立する
イギリス人が現れ
国内の宗教やら外交バランスが
壊れることを危惧する宣教師なる
特使たち。
豊臣秀吉に代わる時期日本の支配者に
取り入ろうとする彼らですが
徳川の動向も気になるという
絶妙なバランス。
もともとバランスを欠く存在である
家康をどうにか大坂城内の政治的手腕で
排除したい石田勢のいやらしいやり口や
突如始まる武士たちの死闘。
さらには突如現れるくのいちの襲撃など
ゲーム・オブ・スローンズを彷彿させる面白さ
また初めて日本に来て
この末期の後継者争いの地獄のやり取りに
巻き込まれるブラックソーンを持ってして
当時の侍文化、士農工商のおかしな身分格差。
酷いとも言える男女格差。
しかしその中に潜む日本の侘び寂びの素晴らしさ。
時折盛り込まれる
俳句の応酬など雰囲気の面白さが一品。
ここがびっくり:天下人、家康が全然出たとこ勝負
と家康。後の天下統一の中心人物となり
野心家たちの制服合戦を終わらせた家康。
それを真田広之が演じるのだから
どれだけすごいやつなのかと思ったら
家康、何考えてるかわからない
家康さん豊臣政権では日本の半分と
言っても過言ではない後北条家の納めていた
南東部一帯を収めているので
陣地としてはめっちゃ多いわけですが
豊臣秀吉政権では次は
世界進出を目論んでおり
かねてから攻めてきた朝鮮と中国を
攻めに九州地方方面の武人たちを
出兵させまくってる。
逆に東では特に何もなく
中心は大坂なので遠征に
出ては財力を削がれているし
大坂に行けば行ったで
石田三成にいちゃもんつけられて
命狙われるというなかなか微妙な立場。
最大のライバルであった秀吉も死亡し
彼から後の世を任されていた
と思しき部分もあるのだが
副大統領とも言える石田三成は
それを良しとはしていないわけです。
劇中では奇策として
イギリス人の按針を保護。
危機一髪で部下を失いつつも
スペイン人の船で脱出。
静岡に戻ってきた一行は
石田三成との戦いに備えるが
大地震にあって兵力が壊滅。
困った家康は腹違いの弟に
協力を仰いで静岡で接待するも
すでに弟は石田三成に
政府の重大な役職を与えられて
対立で大阪への出頭命令。
ともうこりゃダメだ!!と思ったら
実の息子が家康の弟を
暗殺しようとするが失敗し自滅。

そのまま家康は喪に服す機会を得て
その間に軍備増強。
でも家康は大坂への出頭を決める。
それを鞠子と按針に伝えてもらうように
指示し大坂へ2人は行ってもらう。
一緒に同行し薮茂は石田三成に寝返りを
依頼し最初は断られるが許諾される。
鞠子は突如帰宅を所望。
石田に武力を持って拒否される
鞠子は自殺すると叫ぶが
石田は彼女を許し江戸への帰宅を許すのだが
その夜石田により忍たちによる襲撃を開始
何故か薮茂は見逃される。
忍たちの爆弾攻撃で鞠子は皆の盾になり死亡。
その一部始終を見ていた
当初家康抹殺派の秀吉の妻の1人で
一人息子の親の淀君は石田三成のやり口に
絶望し彼を見限る。
結果親豊臣派は中立の立ち位置へ。
戻ってきた薮茂は全て家康にばれており
処刑が決定。

思ったわけ。
まぁ今作では家康の取り巻きっぽい
本多忠勝とか井伊直虎とか
いなかったし
実際に薮茂のモデルの人は
実話だと死なないし、
ガラシャも彼処では死なないし
家康の息子も本来死なない。
とまぁ実話とは違うというのは
わかりつつも
家康ほぼほぼ周りの人が勝手に奮闘しただけやん
一応どうしたら良いかは考えていた
っぽいけども
それを口に出さず腹心だった
戸田広松と鞠子に察せられた印象。
ここが面白い:和風ゲースロ
急に惨たらしい殺し合いが始まるのも
たまらないし、各話の終盤に急に
暗殺始まるのもたまらない。
静からの動の流れが熱い。
石田の周りの人が病気で
顔歪んでたりする感じも
微ホラーでいい。
大谷吉継さんはハンセン病か
梅毒で奇形してるんよね。。
またすぐに武器取り出して
合間には女体出してくる
完全に和風ゲーム・オブ・スローンズなの
とっても楽しいし
何考えてるかわからない家康が
最後それをものにするかと思ったら。。。
鞠子の呪われた血筋としての
明智光秀の扱いとか
ゲーム・オブ・スローンズの
フォーマットにぴったりだし
やはり最高なのは家康の息子の顛末の
むごたらしさ。
トイレで殺されてしまうあいつを
思い出すよね。
ここが微妙;最終回がエピローグ
正直最終回は関ヶ原の高いが見れると思ったんです。でもそのやり口もゲーム・オブ・スローンズのシーズン2とかと一緒だったんです!!
いやまじでびっくりした。
おお9話で鞠子死んだ!と思って
10話見始めたらフラッシュフォワードで
年老いたブラックソーンの登場です。
そこから回想。
見事に関ヶ原は描かれず
静岡に戻ってきた薮茂の可哀想な顛末。
浅野忠信の終始浅野忠信らしいマイペースさがたまりません
とだらだらと尺の半分ぐらいが過ぎて
あっこれ関ヶ原の戦いないわ!と察する。
と劇中で家康が
彼らの死が後の未来の戦いにつながるのだぁと
関ヶ原にて大軍勢を指揮する家康の
イメージ映像が登場。
いやいやゲーム・オブ・スローンズの
序盤のシーズンの予算がなくて
気絶して戦闘が終わるやつの
オルタナバージョンいらないんですよ。
そういうのDUNE PART1でも
見ましたよ。
正直関ヶ原の戦いあると思って
楽しみにしてたのに
めちゃめちゃ暗躍系の政治ドラマ
に翻弄される外人大喜びドラマ
じゃないかよ。。。。

今作でブラックソーンがそれを指導するシーンがあってその威力の惨たらしさが素晴らしかったです。
あと最終話になって鞠子退場したら
急に日本語わかるようになる
やっつけな
ブラックソーンわろた。
ここが困惑:唐突な二階堂ふみ
6話から登場する二階堂ふみ。
なんと淀君という
かなりの重役。
それからのドヤ顔での登場時間の
長いこと長いこと。
それまで家康VS石田って感じ
だったのが
淀君がめっちゃ家康殺したい
みたいになってややダレる。

これまで無名キャスト多めだったの
急に日本の若手実力派でてくるの
めっちゃ違和感でした。
総評
とりあえずめっちゃ見やすかった。
絵作りも凝ってたし
よくわからない展開とか
やたら広いお城とか
あったけども
リッチで良かった。
ラストが尻すぼみ過ぎて
びっくりしたが
話題作をサクッと見れて
とても良かったです。

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