◎【85点】スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ【解説・考察:次回作こそ真のブラン・ニュー・デイ?】◎

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』感想:85点。面白い、でも本当にスパイダーマン映画か?

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』をSCREENX版で鑑賞。85点。アクションのキレとドラマの巧さは2026年ベスト級で、MCU面白いじゃん!と思える一本でした。

ただ、見終わって残ったのは「これ、本当にスパイダーマンの映画だったのか?」という複雑さ。MCUキャラや今後への伏線は盛りだくさんですが、ピーターの新章を期待すると弱く感じた部分もあります。良かった点と気になった点、SCREENXでの見え方まで率直に書きます。

※本記事は序盤から、メインヴィランの正体や結末を含む重大なネタバレがあります。未鑑賞の方はご注意ください。

製作

2026年アメリカ映画

監督

デスティン・ダニエル・クレットン
シャン・チー/テン・リングスの伝説
ショート・ターム
・黒い司法 0%からの奇跡
・ガラスの城の約束

キャスト

キャスト一覧
トム・ホランド
インポッシブル
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
・スパイダーマン:ホームカミング
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

ジョン・バーンサル
ウルフ・オブ・ウォールストリート
・ドリームプラン
・ベイビー・ドライバー
ザ・コンサルタント

ゼンデイヤ
・スパイダーマン:ホームカミング
・グレイテスト・ショーマン
・マルコム&マリー
・チャレンジャーズ

トラメル・ティルマン
ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
【海外ドラマ】セヴェランス シーズン1【感想】

フローレンス・ピュー
サンダーボルツ*
デューン 砂の惑星PART2
ミッドサマー
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語

セイディー・シンク
ストレンジャー・シングス 未知の世界

マーク・ラファロ
キッズ・オールライト
フォックスキャッチャー
スポットライト 世紀のスクープ
アベンジャーズ

2026年8月2日SCREENX版鑑賞
2026年26本目

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作品概要:スパイダーマンの新しい日々と修復

ジョン・ワッツ監督が手がけてきたトム・ホランド版スパイダーマン。監督は交代したものの、約5年ぶりとなる4作目が2026年7月31日に日米同時公開された。

主要キャストは続投。2作目でミステリオに正体を暴かれたピーターは、前作で多次元からの侵入を食い止めるため、ドクター・ストレンジの呪文によって、すべての人の記憶から自らの存在を消した。これによりスパイダーマンの正体は再び不明となり、人生ごと再スタートしたピーターの日々が描かれる。

その1年目が描かれるかと思いきやあっという間に4年の月日が経過して、かつての親友のネッドと恋人のMJは大学卒業。どうやら2人とも当面無職っぽいが、心残りありありのピーターは2人の状況をSNSを使って追いながらスパイダーマンとしてニューヨークの平和を守るヴィジランテとして、ニューヨーク警察と協力しながら活動していた模様。

his
『デアデビル:ボーン・アゲイン』にてアンチ・ヴィジランテ・タスクフォースとかできたりキングピンによる支配とかあったと思うけど、それをどう生き残ったのか?そしてニューヨークの治安は戻ったのか???
1作目の『ホームカミング』で逮捕されたマック・ガーガンは、尻尾型の武器を使い、スコーピオンとして活動。ピーターは、ブーメランやサイボーグやらトゥームストーンやらタランチュラやザ・ハンドをボコして、そこまで大変でもない4年間を過ごした。

何をしてお金を稼いでるか不明ですが、自作のハイテクラボでAIオペレーターをスーツに内蔵したり、武器自動生成機を所持したりしていた。

そんなピーターが、うっかりネッドに出会い、ネッドの引っ越しパーティーに参加。そこでMJの彼氏を目撃したことでストレスが爆発!一応、蜘蛛にかまれたことで強大な力を手に入れたピーターでしたが、その蜘蛛のDNAが暴走し、腕から糸が出たり超怪力を発揮できたりする一方、自制心を保てなくなる展開へ。

his
『Marvel’s Spider-Man 2』のヴェノムの力を手に入れたような状態ですね。
力をコントロールできないまま、サイキッカーが引き起こす事件の解決に奮闘するというお話。

監督はMCUにて『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を監督したデスティン・ダニエル・クレットンが務める。シャン・チーでのカンフーアクションの経験がこのシリーズに新たなスパイスを与えてくれたのだろう。

his
『シャン・チー』を監督するまでは『ショート・ターム』のようなドラマ面を重視した監督だったのにね。
脚本はこれまでの3作と変わらずクリス・マッケナとエリック・ソマーズが務めた。

感想:それでいいのか?スパイダーマンというよりMCUの一編って感じ

前作から5年の月日が空いたし、そもそもスパイダーマンといえばSONYの映画だったし、前作の記憶を消されたという点でもMCUと縁が切れそうだと思った。

アメコミでは、瀕死のメイおばさんの命を救う代わりに、ピーターとMJの結婚をなかったことにした『ワン・モア・デイ』後の新章として、2008年に『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』が始まった。今作でついにハリーなども登場して、スパイダーマンの有名エピソードを下地に実写映画化するのかぁ?と期待したものの、相変わらずのMCUの連作で驚いた!!

MCUからはニュー・アベンジャーズのリーダーで2代目ブラック・ウィドウのエレーナと、ハルクことブルースが参戦。ハルクに関しては、2018年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以来なりを潜めていた「凶暴な大男」の形状で参戦。実に8年ぶりか。。

またMCUのテレビシリーズの『デアデビル』からパニッシャーが参戦。
この4年間の中でパニッシャーの危機をピーターが救ったという設定。まぁ活動拠点が一緒だしそれもありうることだろうし。
ちなみに前作『ノー・ウェイ・ホーム』の冒頭にも『デアデビル』の主人公マット・マードックがテレビシリーズ復活前の番宣なのか?それともNetflixでの配信作品が正式にMCU入りしたことを証明するためか、ゲスト出演していたのでそこまで違和感はない。

しかし問題なのは、今作のメインヴィランが伏せられたまま公開になったわけでその正体が、
X-MENの重要キャラであるジーン・グレイだったことについては、本当にこれでよかったのか?と疑問を持つところだ。
単作として確かに面白かったわけだが、MCUファン向けのサプライズ要素を練り込んでくるとは流石に思わなかったし自分もめっちゃ驚いた。
公開時点ではMCU版『X-MEN』の企画も進行中と報じられており、そこに関連しているように感じた。

そのジーンの立ち位置は、ピーターの成長譚としてもうまく機能していた。また、プロフェッサーXに出会えなかったジーンがピーターの思想に触れることで英雄の心に目覚めるというエピソードも素晴らしい。

能力覚醒によって強力なサイキッカーとなり、後続作への伏線や、今後の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』でも活躍が見込まれる存在感を示したのは明白だった。だが、本当に『スパイダーマン』の映画としてこれでよかったのか?
と思うのであった。いや本当に面白かったし感動したんですけどね。MCUのキャラクターを通してピーターの成長を描くのは、なんか期待より弱かったなぁって思いました。
ジーンのおかげで3作目で記憶喪失させた件がなんかまたリセットされた感じで、結局この物語はピーターの変化を実感できたものの、仕切り直しをさらに仕切り直し、次回作こそが真のブランド・ニュー・デイになりそうではあった。。

MCUと原作コミックのネタ満載

単作としてもドラマ面が良かっただけじゃなく上記のMCUキャラが多数登場など、ネタが満載の本作。
原作コミックの表紙を意識した画角のワンショットなども盛り込み、マニア心をくすぐる演出も多い。
その他に、意味深なピーターの新居での蜘蛛の登場や、同じアパートの金髪の印象的な女性。アジア人がシルクと同名。フィスクのチラシ。
などなど見ていてMCU、スパイダーマンどっちのファンも満足いく点はあった。
また作品内でブルースがハルクにならないことを維持している装置をもとに遺伝子の変異を抑えようとするシステムについて、ブルースは作っちゃいけないとアドバイスしてそれを作ってしまったわけだけども、これが後のミュータントたちを苦しめる凶器につながるかもしれないというのも面白いなぁと思った。スパイダーマンが後天的なミュータントだと今作で描かれたのもなんか面白いなぁと思った。一応、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』からクイックシルバーとスカーレット・ウィッチがいたけど、MCUでは当時ミュータントとは明示されていなかったなぁ。
明確にミュータントと示されたのは『ミズ・マーベル』の主人公カマラだけど、映画じゃなくてテレビシリーズなのよね。。。

しかしMCUなんてネタ盛り込みたいだけ盛り込んでちょっとテレビシリーズで取り扱ってそのままバイバイしたり放置したり、企画が頓挫したりとなかなかうまくいってないので盛り上がるだけ盛り上がって消化したらおしまいな感じになりましたね。アベンジャーズの新作にいつかテレビシリーズのキャラ出るんですかね??もう自分は見てないですわ。。

巧みなシナリオ:V-MaxとMJの涙

上映時間2時間25分と長いが、それでも説明を端折ってうまくやってる部分は感じられる。
今作の悪の権化であるダメージコントロール局に関して、何気ないスパイダーマンのスキャンのシーン後に劇中でスパイダーマン対策装備を用意する件があったりとか、最終盤のMJがブラックダリアのネックレスを眺めるシーンと後半のジーンのサイキックパワーで片目から涙を流すシーンがもしかしたらドクター・ストレンジの魔法を解いた?と思わせる演出も深いなぁと思いました。その涙の意味が、中盤でMJがピーターに言い放った言葉との自己の矛盾による葛藤の涙かもと思うと震えますわ。
パニッシャーってこんなキャラだっけと思ったけど終盤の2人の会話でピーターに希望を見出す展開とかすごく良かったし、トニー・スタークのお気に入りだっただけあってと思う普通の人じゃできない勇敢さに感動したし、後進を育てられる存在って感じ、ミョルニルも持てるのでは?
あと物語の重要な要素であるV-Maxの正体が判明する点も、納得できるし、「その文字列なのね」と膝を打った。それを一瞬で描くとこもうまかったし、ある種のホラー要素ではあるものの、その怒りがジーンを覚醒させるのも含めて巧みだなぁと思った。

やや意味深:青年期のメタファー

今作が個人的に鼻についたのが、ピーターが体内から糸を射出できるようになった点。
それを初めて行った際にウェー気持ち悪いって、そうなるのわかるが、これ少年から青年になる精通のメタファーかなぁって思っちゃった。
夜中勝手に糸出しまくって服脱いで移動しちゃうのも夢精のメタファーだったり、作品としても前の3作が高校時代で、今作が社会人って感じだし、そういうメタ的な男性の変化を扱っててちょっと大量のウェブをスローモーションで飛ばすシーンは気持ち悪さもあるなぁって思ってしまった。

『Marvel’s Spider-Man 2』後の実写映画

個人的には神アクションゲーの『Marvel’s Spider-Man 2』ですが、その演出は映画並みに凄まじいです。
その演出も一部取り入れてましたね。力を暴走させるシーンの空からの糸を利用した地面へのキックなどはまさにそれかな?
映画のアクションのキレの良さもゲームの動きをトレースさせたりしている印象も受けたし、いいものを採用してよりいいものにしたような?
過去作よりもウェブスイングのアクロバットさも高まったと思うし、『シャン・チー』での経験が絶対生きた高純度なアクションだったのかな?と思う。

SCREENX初鑑賞:なるべく後ろで見ろ!

今回は史上初の「Shot for SCREENX」作品ということで、一度も体験したことのなかったSCREENXで鑑賞しました。

私、SCREENXのことを勘違いしていて、正面にスクリーンが3つあり、左右はやや角度のついた台形状のスクリーンになるのかな?と勝手に思っていたのですが、正面スクリーンに加えて左右の壁にも映像が投影されるだけでした。

一応中段後方ぐらいで見たんですけど、SCREENXが発動したら画面全部見渡せない。超画面がでかいIMAXを比較的前方で見たときの、包まれてる感覚に近い体験かな。
しかも冒頭からSCREENXが発動して、全体の7割ぐらいはSCREENXが発動してたと思う。何気ない屋内の会話以外はほぼSCREENX。画角サイズとかはよくわからなくて、ニューヨークの背景が右と左の壁に照らされて臨場感がある感じ。でも人物についてはほぼ中央に収まってて中央だけ見るとスマートフォンで映画見てるような変な感覚もある。

SCREENXは正面の映像が白くぼやけて見えた

またがっつり右と左の天井にプロジェクターがぶら下がってそっから映像出てます感あるので、妙にしょぼい。
一番後ろで見ればよりしっかり巨大映像を楽しめたと思うけども中段後方ぐらいだとやや見づらいかなぁと思った。
次回以降は行かなくてもいいかなぁと。でもSCREENXと4DXを組み合わせたULTRA 4DX版もあるので、今後別の映画で一度くらいは味わっておこうかなぁって思ったり。

hisSCORE

・脚本のユニークさ、濃さ、テーマ性 8.4/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8.4/10
・音楽 8.8/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10

85点

まとめ

2026年ベスト級に面白かったし、MCU面白いじゃん!と思ったわけですが、いやでもスパイダーマンの物語だったのか?と腑に落ちないところもあったりして複雑でした。
またチグハグな点もあるにはあって、ジーンのキャラクター描写など、一般人をかなり酷い目に遭わせたり、1人の老人を交通事故に遭わせて殺したかもしれない点とかの腑に落ちなさもあったり、トラメル・ティルマンが相変わらず最高だったりするけど、最後の感じがなんか不穏で中途半端。
なんだかんだ監督はアクションもいけるけど、もともとドラマ映画出身なので、その辺りもうまかった。『シャン・チー』では実感できなかった監督の良さがあったと思う。
またトム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンの3人が共演する展開が何よりも最高だしメイおばさんが最高過ぎて泣いちゃったりしたし、見たいものもしっかりあったと思う。
特にネッドの部屋で帝国の逆襲が流れてるの最高でした。これソニー・ピクチャーズ映画じゃねぇのかよ!!笑
ラストのネッドのタッチの件、解釈は色々あるけど最高でした。肉体に記憶は宿るからの親友だったことの対話があってもいいじゃないですか。新しい友情の始まりでもいいじゃないですか。その後のニューヨーカーたちのちょっとした豊かな時間の切り取り映像もとても良かったです。子供っぽさからの脱却と大人の日常の始まりを感じました。でもピーター!お前お金どうしてんだ!スパイダーマン専属のカメラマンなんか??

エンドロール後の映像は個人的には『シークレット・ウォーズ』への布石かな?って思ってます。

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
2024年、ドクター・スティーヴン・ストレンジの呪文によって、世界中の人々はピーター・パーカー(トム・ホランド)という人物が存在することを忘れてしまった。それから4年後の2028年。
パーカーは正体を明かさないまま、ニューヨークで称賛されるヒーロー、スパイダーマンとしてニューヨーク市を守り続けていた。一方で、かつて恋人だったミシェル・“MJ”・ジョーンズ=ワトソン(ゼンデイヤ)や、かつての親友ネッド・リーズを含む、以前の知人たちとは距離を置いていた。

戦車が街中を暴走し、ダメージ・コントロール局(DODC)の建物
へ突入した際、パーカーは事態に介入する。そこにはパニッシャーとして活動するフランク(ジョン・バーンサル)も介入し、パーカーは彼の行動を妨害した。そして戦車の運転手はテレパシーによって精神を乗っ取られており、そのテレパスは次々と人から人へと肉体を乗り換え、以前パーカーに捕らえられた、身体能力を強化された犯罪者マック・ガーガンの脱走を手助けする。

エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)から呼び出されたパーカーが彼女に事情を尋ねると、何者かが「V-Max」を探し求め、DODCを繰り返し襲撃していると教える。パーカーはDODC長官のビル・メッツガー(トラメル・ティルマン)を問い詰めるが、メッツガーは何も知らないと主張する。

パーカーは、MITを卒業してニューヨークへ戻ってきたネッドとMJに出会うが、2人は彼のことを覚えておらず、MJには新しい彼氏がいた。動揺したパーカーは自宅へ戻り、翌朝目覚めると、感覚が鋭敏になり、手首から体内で生成された蜘蛛糸が出るようになっていたが、その力をコントロールできなかった。

パーカーはガーガンの居場所を突き止めるが、ガーガンはすでにテレパスに乗っ取られ、再びDODCへ侵入しようとしていた。テレパスに嘲笑されたパーカーは、蜘蛛の力の暴走によって理性を失い、普段の彼からは考えられないほど暴力的になり、ガーガンを残忍に殴打したうえ、駆けつけた警察官を意図せず負傷させてしまう。

新たに生じた突然変異を制御しようと考えたパーカーは、ブルース・バナー(マーク・ラファロ)のもとを訪れ、siRNAを用いて彼の別人格であるハルクを抑制する阻害装置について尋ねる。バナーの助言を受け、パーカーは自分の能力を制限するための阻害装置を自作すると同時に、テレパスの強力な能力を抑えるための2つ目の装置にも取りかかる。

しかし、パーカーが装置を完成させる前に、テレパスが彼を発見する。テレパスはMJの存在を知ると、彼女の肉体を乗っ取り、パーカーをだまして素顔をさらさせる。パーカーは間一髪でMJを救い出したあと、敗北を認める。しかしその際、テレパス本人の姿を直接目にしていた。

パーカーはMJの安全を確保するため、彼女をフランク・キャッスルの隠れ家へ連れていく。キャッスルの装備とMJの洞察力を利用して、パーカーは2つの阻害装置を完成させ、テレパスの名前がジーン・グレイ(セイディー・シンク)であることを突き止める。

ジーンは今度は自らDODCを襲撃し、精神を乗っ取ったハルクも利用するが、パーカーは彼女を制圧し、DODCへ引き渡す。意識を失う直前、ジーンはサラという人物の名前を口にする。メッツガーは、サラは最近亡くなった自分の同僚で、ジーンはメッツガーの精神を乗っ取った際に彼女の存在を知ったのだと説明する。

パーカーが戻ると、MJは、かつてパーカーが自分とネッドに向けて書いた手紙を突きつける。それは、2人の記憶を消した呪文について説明するためのものだった。パーカーは事情を説明し、MJへの愛を告白する。しかしMJは、パーカーのことを知らず、彼と同じ気持ちでもないとして謝罪する。それでもMJはパーカーを自分の部屋へ招き、そこでパーカー、MJ、ネッドの3人は一緒に時間を過ごし、親交を深める。

MJから、精神を乗っ取られていた間のことは何も覚えていないと聞いたパーカーは、メッツガーが嘘をついていたことに気づく。パーカーがエレーナに連絡すると、彼女は黒塗りされたDODCの資料から、サラがジーンの妹であり、同じくテレパスの能力を持ち、DODCに誘拐されていたことを突き止める。ジーンが持つ唯一の手がかりは、サラからテレパシーで受け取った「V-Max」というメッセージだった。

メッツガーはジーンの精神に対する実験を開始する。ジーンは、「V-Max」とは、収容房上部の通気口に貼られたラベルに残る、消えかかった文字のことだと気づく。それはサラが死ぬ直前、最後に目にしたものだった。怒りに駆られたジーンは、超能力によって自分の周囲一帯を封鎖する。

依然としてジーンの能力に耐性を持つパーカーは、彼女を止めるためDODC内部へ入る。ジーンはパーカーを退け、DODCのために働いていたザ・ハンド所属の大勢の忍者たちの精神を乗っ取る。パーカーは当初、数に圧倒されるが、自ら阻害装置を外し、自身の突然変異を受け入れる。そして新たな能力を駆使し、ザ・ハンドを倒す。

パーカーはジーンが自分の精神へ入ることを許す。そこでジーンは、パーカーの叔母メイの記憶を目にする。メイはパーカーの能力を受け入れ、ありのままの彼を愛していた。パーカーは、大切な人を失ったジーンの苦しみに理解を示す。そして外からジーンを撃とうとしたキャッスルと彼女の間へ意図的に割って入り、瀕死の重傷を負う。

パーカーが病院で目を覚ますと、そばにはキャッスルがいた。キャッスルは、パーカーが危篤状態に陥っている間、ジーンが彼を生かし続けてくれたのだと説明する。

事件後、罪悪感にさいなまれたジーンは人知れず街を去り、メッツガーは姿を消す。DODCには捜査の手が入り、パーカーは、スパイダーマンでいるために孤独である必要はないと心に誓う。再びネッドと顔を合わせたパーカーは、彼に自己紹介する。

ポストクレジット・シーンでは、ネッドのアプリ「スパイディ・トラッカー」が、スパイダーマンの居場所を宇宙空間のどこかとして表示しているように見える。

最後に:ご訪問ありがとうございます

あとがき
閲覧いただきありがとうございます。本ブログは筆者の鑑賞記録保管を目的としたブログです。本ブログ記事を読むことで私が味わった娯楽作品のカタルシスを追体験できるかもしれません。ですがこの記事を読むことで追体験するのではなく映画を鑑賞して自分自身でカタルシスを味わってください。私以上の発見と出会うことができるのではないかと思います。本日はご訪問いただきありがとうございます。

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30代後半のおっさんです。妻と娘と暮らしながら、映画館で注目作を観たり、家でUHDを見たり、PS5でゲームしたりしています。 このブログでは、映画・アニメ・ゲーム・ガンダム作品を中心に、点数つきの感想やネタバレあり考察を備忘録として書いています。 好きなものはガンダム、洋画、洋楽、バットマン。初めて来た方は、映画おすすめまとめ、ガンダム作品レビュー、Rick and Morty感想まとめからどうぞ。